36.このレビュー見て期待しすぎたせいかはっきり言って期待はずれ。すごいのはCGと撮影だけで出演者の演技にまったく緊張感が感じられなかった。CGと人間のバランスが悪すぎるのだ。あとこの手の映画で3時間は長すぎる。もっとタイトにまとめるべきでしょう。オリジナルと同じストーリーでリメイクするのは能がないよ。最後のシーンはエンパイアステートでまたかという感じであくびが出そうになった。あと何なんだこのキャスティングは。ナオミ・ワッツじゃ演技が平たすぎてコングとの愛情は表現しきれないでしょう。エイドリアン・ブロディももっとしっかり演技しろよ。アカデミー賞が泣いちゃうよ。 【CHIROUくん】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-12-29 03:43:37) |
35.《ネタバレ》 映画館出た後「つまんねー」とか言ってるやつにムカついた。俺的にはロード・オブ・ザ・リングの二倍おもしろっかたと思う。てか、ナオミ・ワッツ置いてから戦えよ!!!!! 【Pepe】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-28 22:33:02) (笑:4票) |
34.《ネタバレ》 大満足の3時間でした。確かにキングコングが登場するまでの1時間はじれったいですが、その後はエンドロールまであっという間の凄まじい映像の洪水。しかし1930年代のNY、髑髏島、恐竜や巨大昆虫達、どんな些細なシーンでも全く隙が無い豪華絢爛な映像です。映画だから、きっと予算が・・・などと想像させるカットがただのひとつも無い。完璧に世界を作り上げています。監督が痩せるのもわかる。大変な労力だったでしょう。しかしこの映画はそれだけのCGアトラクション映画では終わらない。この物語の肝であるアンとコングの「愛」も大変美しく描かれていました。ナオミ・ワッツはこの映画で本物のスーパースターになったと思いました。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-28 08:34:41) (良:1票) |
《改行表示》33.ロード・オブ・ザ・リングのPJ監督が三時間半の超超超大作『キングコング』を撮り上げたというだけで、期待は膨らむ。オリジナル版を未見の者としては、キングコング自体と初遭遇なのだが、そんな不安は必要無かったようだ。まず全編見せ場といっていい、アクションの連続。まさにそれはUSJのアトラクションの如し。コング対恐竜のバーリトゥードは吉田対小川も吃驚の映画史に刻まれるであろう名シーン。ナオミ・ワッツもコング相手に会心の演技を披露。しいて文句を挙げれば、長すぎ!あと30分削ってほしかった。 【カイル・枕クラン】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-27 14:56:17) |
32.絶対に映画館で観ましょう! 家のちっこいテレビ画面で観て、ストーリーをどうこう言うような映画じゃないです。 まずプロット自体はオリジナルで既に素晴らしいわけで、リメイクで変にいじられるときっとムカつくはず(笑)。 であれば、あとはどう見せるかだけなんです。 キングコングってな映画は、単純に「超スペクタクル娯楽活劇」なわけで、小難しいこと抜きでいかに観客を楽しませるかがメイン。 ピーター=ジャクソン監督はよくわかってらっしゃる。 もちろんツッコミたい部分は多々あるけれど、変に説教くさくなったりしないで、ただただ驚嘆の映像をストレートに見せてくれるのがいい。 もう、物凄い映像のオンパレード! オリジナルを観ると、当時としてはもちろん素晴らしかった映像も、やっぱり自分の中で補完してやらないといけなかったんですが、その部分を全部キッチリ(ギッチリ)見せてくれる。 「過去の名作SFX映画を最新の映像技術でリメイクしたらどうなるか」に挑んだ映画は数々あれど、ほんとにスカばっかりだ。 その中で、こいつはホントに素晴らしい。 もう一度言います。 絶対に映画館で観ましょう! ただし、開演直前に、オシッコしぼり出してからネ でないと、チビるよ? 【とっすぃ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-26 21:33:58) (良:1票)(笑:1票) |
31.1933年のオリジナルにとても忠実に描かれていてとてもよかったです。ジャングルでの恐竜や巨大な虫、ブロードウェイの街を暴れまくる姿やエンパイヤステイトビルによじ登る姿、どれも忠実でオリジナルで興奮した僕の心としてはとても嬉しかったです。オリジナルの良さをそのままに、現代のVFXを駆使し、リアルに再現する。どれも観てみたいと思っていたものばかりでした。ピーターのオリジナルへの愛情や尊敬を見て取ることが出来ました。全てがリアルで、キングコングのサイズを等身大で感じることが出来たのもとても大きかったです。キングコングの感情やアンの想いをストレートに表現し、キングコングにさえも感情移入してしまいました。映像の素晴らしさだけでなく、ストーリーの面でもとてもリアルで、世界恐慌の時代の映写までもリアルで、とにかくリアリティーを追求したのが素晴らしかったです。本当にピーターのリアルを追求し、求める姿勢に心を強く打たれました。そして、ラストでキングコングが胸に手を当てた姿には、思わず込み上げてくるものありました。個人的にはオリジナルと同じくらいの評価と点をつけたいと思います。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-25 23:39:37) (良:1票) |
《改行表示》30.《ネタバレ》 タイタニックとジュラシックパーク2とエイリアンとインディジョーンズを足して4で割って、ぐじゃぐじゃにしてスパイダーマンを混ぜたみたいなカンジ?昆虫嫌いで怖いシーン駄目な私は終始びくびくしっぱなしで見終わった後も放心状態でしたよ。ええ!でも高いところは大好きなので◎。しかし!どなたかも書かれてたけど、真冬のクソ寒いなかアノ格好で良くいられるよね!?それから、座礁した船って自力で脱出できるの?ましてや浸水してなかったっけ?そんな状態の船であんなどでかいモノ運べるの?疑問点噴出しちゃったけど、キングコングとアンの心の触れ合いと別れのシーンに涙出ちゃったので、7点献上!最後の台詞は違和感大であります!(@ケロロ風) 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-24 23:25:22) |
《改行表示》29.一緒に行った子はつまんないと言っていましたが、 コングが登場してからの2時間はおもしろかったですよ。 しかし、アンもジャックもすごい。 私だったらとてもあんな高いとこ登ったり、 ジャングルを裸足で走り回ったりできない。。 |
28.《ネタバレ》 え?ヒロインにナオミ・ワッツ…?彼女がジェシカ・ラングのようにお色気攻撃をするのか!!??あの地味さで…などと心配していましたが、彼女の地味さが逆に時代背景の雰囲気にマッチしておりました。 あまりに有名な作品をあのPJがリメイクということで楽しみにしていたのですが、案の定バクハツしちゃってますね。「ROTR」ではえらく優等生ぶっていたPJ監督ですが、今回は莫大な制作費ももらって好き勝手やり放題、大暴走のハチャメチャ映画になっております。もう「ハムナプトラ」も顔負けの好き勝手CGてんこ盛りでお腹いっぱいになりますね。 こういう映画は突っ込んじゃいけません。素直に監督のオタクぶりと映画に対する「偏愛」を楽しむべきでしょう。髑髏島のオークそのまんまの原住民はホラー全開!徐々に盛り上げていきます。そして中盤の山場のコングVS恐竜戦は早すぎるカット割でもはや状況把握不能。勢いで突っ走りますが気づいたら17人もご臨終されてました(T_T)/~おそろしや。 全体的にリアルよりは雰囲気を重視した特撮映像は地味ですが、よくこれだけの長時間映画をデジタル処理したなって思います。それだけに、クオリティの劣る場面はとても目立ちます(笑)。もはやスタッフもやっつけ仕事だったのでしょうか。 クライマックスお約束、あのエンパイアステートビルで孤高の雄叫びをあげるシーンを見ると、「ああ、キングコングを見てるんだ」とようやく実感しました。 ドリスコルとよりも、もう少しアンがコングに話しかけるシーンがあったら良いなって思いましたが、充分に感情移入できるコングに仕上がっていると思います。セントラルパークで遊ぶ最後のひとときのコングに胸が熱くなりました。PJにはぜひ「GODZILLA」を製作していただきたいなって日本人として思います。偉大なるオタク監督PJに7点。減点したのはちょっと長すぎたのと、あまりにはっちゃけすぎたことに対してです(笑)。 【トト】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-23 23:29:12) (笑:1票) |
27.《ネタバレ》 大猿出るまで長いよ!でも出てからはグイグイと引き込まれました。キングコングの話は多分見てない人でも知っているはずで、私も大まかには理解していました。「金髪美女に恋するゴリラの話」だと。「はぁ?ゴリラが白人男と同じ美的感覚かよ、アホか」と思っていました、ずっと。でも実際観た印象は全く違いました。アレはアンが金髪美人だから好きになったのではなくて、心が通い合う瞬間があったから手放せなくなってしまったのかなと。だってメスゴリラは?メスゴリラいないの?もし自分一匹だけだったら、きっとすごく寂しいはずです、ゴリラくらいの知能があったら。そんなわけで恥ずかしながらコングが捕まるシーンくらいから涙が・・・。特に氷の上で無邪気に遊ぶシーンは泣けて仕方なかった。その後悲しいラストなのは分かってますからね。すっかり猿に感情移入です。PJの思うままの私。てことで、最後のカールの台詞「美女に殺されたんだ」はすっごく的外れな感じがしました。いやいやお前が連れてきた所為で死んだんだろ! 【なみこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-23 20:11:11) |
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《改行表示》26.《ネタバレ》 映画館に行く前に、ここのレビューを見たら、10点をつけている人がいっぱいいるじゃないですか! これは期待できる!と喜び勇んでいったのがいけなかったのか、観終わった後の感想は正直”?”でした。 それでも点数が高めなのは、ここまでやりたい放題の映画を創ったピーター・ジャクソン監督への敬意と、 キング・コングが愛らしかったので・・・この手の映画には、どうしても目新しいものを期待してしまうので すが、今回は恐竜にしても、巨大な昆虫類にしても、谷の池の中にいた、エイリアンの卵とドリーム・キャッチャーを足した様な生物も、目新しい感がなかったので、裏切られた感じがしたのかな? だいたい、私なら、ニューヨークへ巨大ゴリラではなく、恐竜つれて帰ります。 その方がお金になりそうでしょ? 【しま】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-23 00:34:10) (良:1票)(笑:2票) |
《改行表示》25.この映画は紛れもなく1933年の「キング・コング」のリメイクなわけだが、実のところ肝心な部分が大いに違う。それは、劇中の登場人物、そして映画を観る観客の“コング”に対する感情の相違だ。1933年版には、コングに対する“情”はほとんどない。終始「空想冒険活劇」が貫かれ、それが結果として製作者らも含めた人間の素のエゴイズムを表現している。 逆に今作には、コングに対する情が溢れている。いやむしろそれメインに描いていると言っていいだろう。そのこと自体は別に良いと思う。現代の時代性を考えても、コングをただの“怪物”として描くことは、良識的に不可能であろう。 ただしかし、あれほどまでにコングが、動物的な愛らしさを携えているのはどうなのだろう?あそこまで感情豊かに描かれては、そりゃどうやったって感情移入するし、悲劇を迎えればジワリと涙腺はゆるむ……。 果たしてそれでいいのか?やはりもう少し、“キング・コング”という“怪物”に何故か生まれてくる“情”を巧く描き出してほしかったように思う。 まあそれでも、これだけの容量で大スペクタクルを見せられては、娯楽映画として満足するしかない。ただ、ある種仕方のないことかもしれないが、全体的に“大味”な感が残ってしまったことは否めないだろう。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-22 19:05:10) |
24.《ネタバレ》 29年前、渋谷のガラガラな劇場の最終回でラウレンティス版の「キングコング」を見たその場所(劇場は新しく建て替えられましたが)で、同じくガラガラな劇場の最終回を見てきましたが、見終わった後の印象まで同じよーなカンジで昔を思い出させてくれてありがとーPJ(もちろん皮肉)。なんだ、ラウレンティス版のリメイクじゃん、可哀想なコングちゃんですかそーですか。長々ダレダレ~っと見せられるワリに登場人物あちこち追いすぎてドラマが迫ってこないし、何かを凝視している登場人物のアップをスローで描いて、それが感情表現でござい、ってのを多用し過ぎててシロート臭くなってるし、コングはただの偏執狂みたいだし、なんつってもよーく知ってる物語以外に見せられるモノはゲームのデモ画面みたいなモンだし。つーか、アニメCG描き割りCG大乱舞、やたら細かいカット割りな状態は、もーアニメ。劇場のCMタイムに見せられた「ファイナルファンタジー12」の映像と同じ感覚で見ている私がいる、と。PJが描きたかったモノって、結局のところ、焼き直しやスピルバーグ作品の模倣だったの? もっともっと違ったオリジナルなセンスを見せてくれるんだろうと期待してたのに、所詮この程度だったのかなぁ。「マトリックス」の2本の続編同様、オタクに大金持たせるとロクな事にならない、って実例を更に重ねただけ、という印象でございました。ちゅー事で点数はラウレンティス版と一緒。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-12-21 23:55:11) (良:2票) |
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22.《ネタバレ》 「・・・・なんなんだ、これは。」 これが観終わってからの率直な感想です。 P・ジャクソンやりたい放題の大暴走。 まさに「キング・コング」。 ユー・アー・ザ・チャンピオン。 どちらかと言うとCG肯定派のほうですが、これはカナリの重症です。 まあいいのは島に行き着くまでで、そこから先は何とも凄まじいシーケンスが繰り広げられるわけですが、とてもスペクタクルなどと呼べる代物ではなく、いわば、「鍋に菜ばし突っ込んで引っ掻き回した」ような無意味で品の無い大騒ぎで、必要以上に動き回るカメラアングルもCGの粗をごまかす為のものにしか見えず、演出、脚本、編集までもがカナリ強引でした。 だいたい蟲や恐竜、自然そのものの野生というものをナメ過ぎでしょう。 ・・どう考えてもやり過ぎです。 ニューヨークでキングの手錠がはずれたのを意外な顔して呆然と見上げるJ・ブラックのシーンでは、変な笑いがこみ上げてしまいました。 「大きくて悲しい愛の物語」というきらびやかな衣を纏ってはいるものの、刹那的な好きか嫌いかで評価が分かれる、トイレの震えをこらえながら見た冬の花火のような、ただ々長く派手なだけの作品でした。 【Beretta】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-12-21 02:16:16) (良:1票) |
21.まず最初に警告! この映画、絶対家族連れで観に行ってはいけません! 3時間もある超大作ですよ、子供の膀胱が持ちませんて(実際、そういう光景が多々ありました)。かくいうオイラも、舞台がNYに戻る後半戦では漏れそうな膀胱との戦いでした。大抵はドルビーマークが出るあたりまでエンドクレジットに付き合うオイラが、お約束の台詞「いや、美女が野獣を殺したんだ」が出たとたんに席を立ってましたわ(笑)。…余談はさておき。以前からジャック・ブラックの演じるデナムに不安があったんですが、見事的中しちゃってるー。元版のデナムの、あの強烈なマシンガントークが出ないと『キング・コング』って感じがしないんですよね。勢いに巻かれて、船に乗った全員が怪しい島に連れて行かれるという、あの人的迫力に圧倒されるシチュエーションが欲しかったんだよオイラは~(そうすっと30分以上は縮められたと思うし)。でも、他の人物はすごかったです。総じて人物描写が練り込まれ過ぎていて、オリジナルを知ってる観客には掘り下げ方がたまらないです。人物以外にも、元版ではインチキ感丸出しだった原住民の踊りがNYで再現されてるあたり、クーパー監督とオリジナル版の揶揄にもなってますね(ちなみに最初の代役探しのシーン、「フェイ・レイはRKOの映画に出演中です」「クーパー監督の?」の台詞で爆笑したの館内でオイラだけ…寂しかった…)。「オリジナル版っても所詮は見世物映画よ」なんて思ってるオイラとしては、ここまで掘り下げて描写してくれるのが嬉しいし、感動でもあります…オープニングに流れる曲の歌詞で、いやおうなく監督のコング映画への愛がわかってしまいますな。一瞬ではあるけれど、コングは世界のてっぺんに立つんですよね…。コングとアンの二者の愛情が、様々なシチュエーションを重ねるうち、徐々に深まっていくのも見事。「野獣と餌」から「王と道化」へ、そして対等の関係へ、それ以上の悲しい絆へ。アンを被弾させまいとして自分を盾にし、エンパイアステートビルの展望台をグルグルと回り続けるシーンでは涙が止まりませんでした。あれは、それまでの丁寧な描写が焦点を結んでオリジナルを超えた、素晴らしい瞬間だったかもしれない。映画そのものより、オリジナルへの溢れる愛/コングへの深い理解が素晴らしかった。そこにヤラレてしまったのかな。多少の不満は目を瞑り、9点で行きます。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-20 17:26:15) (良:5票) |
《改行表示》20.思い入れの強い作品のリメイクは、得てして残念な感想が多い私です。 本作もそうでした。 私も1933年版「キングコング」のファンなので、ミスター・グレイさんのご意見、ごもっともと感じています。 「ロード・オブ・ザ・リング」は複雑なお話しなのであの長さが必要でしたが、本作は短くさっぱりとしたほうが向くお話しでは?と思います。 登場人物の背景などは雰囲気から、イマジネーションを働かせて推測する、思いを巡らす。 お話しに語られない部分も楽しむのは、私だけでしょうか? 2005年版はあまりにも微にいり細にいり語られるので、観客のほうは受け手になってしまう。 観たそのままではなく、自分の心を使って作品を消化し、うるうるとした気持ちになりたかったです。 しかし同時に、これだけの作品を作ったキャストやスタッフを高く評価しています。 裸足、薄物であれだけのアクションを見せたナオミ・ワッツさんに拍手! 日本の女優さんも綺麗ばかりに拘らないで、ナオミさんの女優根性を見習って欲しいと思いました。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-20 16:24:46) (良:1票) |
19.島に行くまでが長いのだが、そこからがイッキにいったね。まさにジェットコースタームービー、って感じです。で、面白い、確かに面白いのだが、76年リメイクを観ているので、若干評価が低めです(俺は、オリジナルの方が好きなんだよー)。でもまぁ、映像や音は、凄いやね。ストーリーもチープかもしれんが、いいと思うよ。俺は、目頭が熱くなってしまったよ(登る前からさ)。映画館で、なるべく観て欲しい作品だね。 【瑞鶴】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-20 00:16:10) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 最初に言っておきますが、私は33年のオリジナル版の大ファンです。ですから純粋にではなくどうしても比較しての観点になってしまいます。まず何より一番気になるのは、アンがコングに情を通わせることです。これは過去のリメイク作から始まったことですが、オリジナル版ではアンはコングを終始恐怖の対象としてしか見ず叫び続けます。つまりコングの味方は誰もいないのです。それが孤高の王者コングの怖さや悲しさを際立たせていたのです。次に、やはり長い。オリジナル版はそれこそドリスコルが最初に書いた15ページの脚本のようにセリフが少ないのです。でもそこには無駄を省いた簡潔さが存在するのです。まさに言葉なんていりません。それからいわゆるオマージュが逆に気になりました。例えば倒したティラノサウルスの口をパクパクさせるシーン、オリジナル版では倒す度に敵の死を確認します。それがコングの用心深さや執拗さの表われとなる訳ですが、本作ではただのワンシーンにしか見えません。また「美女に殺された」という最後のセリフもオリジナル版と所々違うので、重みが感じられなく取って付けたような感じがしてしまいました。なんか文句ばっかりになってしまいましたが、もちろん良くなったところもあります。それはストップモーションより自然な迫力満点のコングや恐竜たちです(欲を言えばコングとティラノのバトルはアクロバティクではなくオリジナル版同様、差しの勝負が見たかった)。 最後に、ピーター・ジャクソン監督は33年のオリジナル版が大好きだと聞きました。確か劇中にカール・デナム監督を称して「愛するものを破壊せずにはいられない男」というセリフがありました。これはジャクソン監督が自身に向けたものではないでしょうか。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-12-20 00:10:54) (良:2票) |
17.絶叫マシーンに乗せられたまま3時間すぎました、という感じ。みなさんの仰るとおり、いろいろ細かいことを気にするときりがないかもしれませんが、実によくできたファンタジー。私も76年版をリアルタイムで、しかも生まれて初めて観た洋画がそれだったもので、P.ジャクソン監督同様、結構思い入れが深いのですが、こんなにコングを愛してくれてありがとうと言いたいです。この季節にいいクリスマスプレゼントをいただきました! |