299.《ネタバレ》 戦争、というものを別の意味で考えさせられました。”ドンパチではなく、ひらすら逃げまくる...”そこには真実があるような気がしました。 【杜子春】さん 9点(2004-06-12 16:36:18) |
298.許せない。こんなに重い実話を扱っているのに、言葉は英語。全てが嘘臭くなり、これはお話ですよ、ドラマですよ、と説得力ゼロ、ひたすら軽くなってしまう。いかにもハリウッドが創る映画。ロシアの艦隊が英語喋っていたりもう滅茶苦茶だから。ただ、あの瓦礫の山を背景にショパンの名曲が流れるシーンは秀逸。監督はあのシーンを撮りたいがために、この映画を創ったんじゃないかと、思ったほど。 【大木眠魚】さん 5点(2004-06-10 02:05:31) |
297.《ネタバレ》 ユダヤ人の虐殺を綴った映画は結構有りますが、この映画はかなりリアルに表現されていて、行くも地獄、残るも地獄という表現があり、感動と言うよりも、恐ろしささえ感じます。ドイツ将校に見つかったときはもう駄目か、とおもいましたが、彼のピアノの腕が彼の命を救ったのでしょう。おそらくドイツ将校も荒れ果てた戦場下でピアノの曲により救われた部分があったのでしょう。 【みんてん】さん 7点(2004-06-10 01:04:52) |
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295.《ネタバレ》 ナチスにも良い人がいたんだね。 【ゲソ】さん 7点(2004-06-04 02:32:38) |
294.本作は戦争と人種迫害を俯瞰で描かこうとせず、一人の普通の人間の目の届く範囲だけから描いていく。しかし、その一人の人間の目線から戦争の全体像から細部までが明瞭に炙り出されていく(手抜かり無いディティールが見事)。日々のごく普通の営みが、ある日を境に死と隣り合わせの日常へと変化し、死が当たり前となった数年間はシュピルマンにとって生きることが全て。そこに余計な怒りや悲しみ、ましてや名誉や諦念など存在しない。地獄の中でのサバイバルは全てが余りにも幸運な、文字通りの奇跡でしかなかった。あと、ロマン・ポランスキーがここまで堂々とした演出をしていたことにも驚きました。劇的効果を極力抑えてありながら劇的な作品となって結実しています。これも一つの奇跡でしょうか、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-06-03 15:22:12) |
293.《ネタバレ》 戦争の悲惨さ、非情さをよく描いてる。ストーリーは占領下におけるサバイバルだね。 【くうふく】さん 7点(2004-06-02 12:57:09) |
292.ユダヤ人であるが故、自分の全てともいえるピアノを弾くことも、音楽を聴くことも、楽譜を読むことさえできない、逃げて隠れてただ生きのびるためだけの年月・・・ドイツ人将校のためとはいえ、何年かぶりで弾いたピアノは主人公にとってどんなものだっただろう!戦争とか虐殺とかいろいろあったけど、音楽家にとっての戦争という視点で見ていたので素直に感動することができました。 【まちゃぽこ】さん 8点(2004-05-31 16:13:37) |
291.《ネタバレ》 普通に感動しました。戦争のそして人間の愚かさを強く感じた映画です。 【もりまりも】さん 8点(2004-05-29 00:53:45) |
290.超一流の再現VTR。しかし、映画としては二流。 【永遠】さん 4点(2004-05-25 16:10:57) (笑:1票) |
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289.《ネタバレ》 長い映画だけど薄いというわけでもなく、珍しく途中で眠くなりませんでした(笑)。「シンドラーのリスト」よりも楽しめた。 ドイツ人将校は救ってあげて欲しかった。 【ヤス】さん 8点(2004-05-24 06:48:41) |
288.皆さんのレビューを見てこの映画の色々な考え方がわかりました。文字で語ることは、難しいです。皆さんすごいです。 この映画は、死者に贈る映画じゃなくて生きた者に贈る映画。まさにそのとおりだと思いました。 【はりマン】さん 7点(2004-05-17 23:37:47) |
287.…フムフム、なるほど。原作を読むと何故ドイツ人の将校がピアニストを助けたか分かるのか………ふざけるな!文句があったのはこれだけかな。 【魚弱】さん 7点(2004-05-16 16:49:51) |
286.現在にもホロコーストは、チベットや朝鮮半島やパレスチナで行われている。 【Waffe】さん 10点(2004-05-10 20:04:59) (良:1票) |
285.事実を未来に伝えるとか、こういう映画を作る意義はあるんだろうけど見ていると辛くなる。実話だからしょうがないのだろうけどもう少し感動するエピソードとかを盛り込んで欲しかった。娯楽としての映画としては、お金を払ってまで映画館では見たくない。 【miso】さん 6点(2004-05-06 16:18:43) |
284.財産も家族も、誇りをも奪われ、(こういう言い方はすごく失礼だけど)ほとんどいやしいまでに生に執着する人間が奏でる音楽が、あんなにも澄んだ音で響く。ドイツ人将校の前で弾いたあの曲を聴いたときの気持ちは、とても言葉にはできないです。 【no one】さん 9点(2004-05-02 12:50:33) |
283.ポランスキーの傑作。おそらく、シュピルマンの実際の体験に基づく歴史の一こまを切り取って見せたら、このとおりだろうと感じた。まったく、演出自体を、現実の出来事に忠実に従った形(と思われる)にして仕上げている。シンドラーのリストは、監督の意図が反映された演出を感じたが、ポランスキー監督は、事実をそのまま見せることに執着している。こういうことが、歴史のある時期に起こった、ということだけの表現。そこに関わった人達の様々な思いや感情を置き去りにし、無常に歴史が動いていく映像。それが、見る者の胸を打つ。 【パセリセージ】さん 10点(2004-04-27 18:42:54) (良:1票) |
282.ホロコーストの話なんてありふれてますし、それほど突出した何かは感じられませんでしたが。そこにピアノというギミックが載せられた、ただそれだけという感じがしますが。 【K】さん 6点(2004-04-22 13:05:12) |
281.一言で言うとすごく突き放されたような感じのする映画です。自分もそこで疑似体験している気さえするのに、彼の心情や周囲の人々の心情には一切入り込めない。ドキュメンタリーですらレンズを通してメッセージ性が見えるのに、この映画は限りなくメッセージ性を消し、戦争という現実をあるがままに映していました。非現実的な目を背けられない現実と廃墟の中で呆然と立ち尽くすしかない彼の後姿を見て、被災した時を思い出しました。動物のような生活をしていた彼がピアノを弾いているときだけ人間に戻るのにはただただ圧倒されます。決して感動というような映画ではないけれど、見てよかったなと思いました。 【ぺこ】さん 8点(2004-04-22 00:47:23) |
280.これはドキュメントに近い。ありのままを観て、体で感じろというのだろうか。何にしろ、なかなかこの世界に溶け込めず、ただ傍観者に徹することしかできなかった。躍起になって文句を言うような作品ではないが、あえて言うならバラードを端折らないでほしかった。 【ぷりんぐるしゅ】さん 4点(2004-04-17 16:44:52) |