【ゆきむら】さん 6点(2004-04-01 23:52:26) |
134.なんといってもデブの子が切れて暴走するのが印象深い。やっぱりキューブリックは最高にクールですね。 【モチキチ】さん 9点(2004-03-16 11:59:22) |
133.『突撃』『博士の異常な愛情』を撮った彼が、今さらなぜこの作品を…今でも疑問。ただ、「戦場」「戦争」「軍隊」という似て非なるものをキッチリ区別した点は流石、かな? 主人公が「殺人」を犯してから、あと30分くらい欲しかったような気がします。狂気の外観と入口までは見えたけど、我々観客に「これ以上は見るモンじゃないよ」とピシャリと扉を閉められてしまった感じ。キューブリックもこの時には老いてしまってたんだろうか…残念でならない作品です。 【エスねこ】さん 3点(2004-03-07 23:34:25) |
132.前半、下品な字幕のオンパレードで閉口した。何で、ベトナムの女の子が射撃うまいのかわからないし…。 【T橋.COM】さん 4点(2004-03-07 22:38:31) |
131.戦争の真実が判る。ビン・ラディンもアメリカに作られた殺人マシーンだという事ですな。 【ボバン】さん 8点(2004-03-07 01:54:37) |
130.万人に分かり易くという意図があるのか、キューブリックの作品にしては少々物足りない。映画は二部構成となっており、前半は新兵訓練所で若者が戦闘マシーンへと完成されるまでの過程がしっかりと描かれている。そんな中、鬼教官に執拗なまでに罵倒され、いじめ抜かれた「ほほえみデブ」の精神が崩壊し、鬼教官を射殺して、銃口をくわえて自決するシーンは鬼気迫るものがある。後半は戦場での生死のはざまを描いており、おおよそ思わぬ出来事で命を落とすものだという事を見せつけてくれた。とくに、凄腕スナイパーの正体がベトコン少女だったとは驚きで、悪夢的な彼女の表情は生涯脳裡に焼付きそう。 【光りやまねこ】さん 9点(2004-03-03 23:06:12) |
129.戦争映画をただぶっ放して殺して殺されて、それでいて無駄に感情的ってのが嫌いな自分にとってはこれは良かった。キューブリックらしく美しく本物に限りなく近く客観的に撮れているので臨場感が他の戦争映画とは違うと思った。何でも悪いとか良いとかを率先させてるのでは無く、その場ってのを最も大事にしてるキューブリックならではの作品。 【taron】さん 9点(2004-02-29 03:03:38) (良:1票) |
128.ベトナム戦争なんてありきたりなテーマをなぜキューブリックがわざわざ映画化したのか? → 【答え】これはベトナム戦争をテーマにした映画ではないし、そもそも戦争映画ですらないのかも知れない。「人間の本質とは快楽を求める悪ではないのか?」というキューブリック終生のテーマが、たまたまベトナム戦争をネタにして展開されただけと言える。理性が、すなわち人間の精神がいかにもろく、簡単に壊れてしまうものかを描く前半の海兵隊の新兵訓練は、「時計仕掛け」のアレックスの洗脳に通じるテーマ。そして後半のあまりにも美しい戦場の炎は、誰も見たことがない映像を作りあげる映像作家キューブリックの真骨頂。見る者の心理を「道徳的・理性的嫌悪感」と「感覚的・肉体的悦楽」に引き裂くのがキューブリック映画の魅力だと再確認する代表作。ただし「2001年」や「時計仕掛け」と較べてしまうと、何か“マジック”が足りない気もする。そのぶん分かりやすく、人気も高いわけだが。 【眠い悪魔】さん 8点(2004-02-25 22:24:21) |
【ソウ】さん 5点(2004-02-25 03:20:26) |
126.ベトナム戦争を扱った映画で、戦地に赴く前の様子から描いた作品はこれくらいだろう。う~ん・・・こんななのか・・・って感じ。教官がターミネーターとかぶった。 【仮面の男】さん 8点(2004-02-25 00:05:19) |
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125.前半はもう他の方が語り尽くしているから特に言うことはありません。ただ、私は「Born to Kill(殺すために産まれてきた)」&ピースシンボルバッジに絶頂を感じました。こんなアイディアはそうそうお目にかかれるものではありません。最高です。 |
124.前半と後半はまったくの別物といっていい映画。この映画はなんといっても前半の訓練所での一人の訓練生を通しての描写がすべてだよ思う。下ネタ連発の鬼教官(←この映画一番の見所)とイジメにも似た訓練。十分戦争の凶器みたいのが伝わってきた。そりゃ頭もおかしくなるは・・・。ただ後半はつまらないが正直な感想であまり感じるものがなかった。 【daipitz】さん 6点(2004-02-15 12:14:51) |
123.前半はやばいですね。おっぱいでるとかそんな次元じゃない。戦争映画でレンタル店に出てるのが罪な映画。 【ノマド】さん 7点(2004-02-10 11:33:51) |
122.キューブリック流の戦争映画、メッセージ色が強くイイ映画でした、戦争とは何を生み出すのか?どういうものかを訴えた作品。 前半の訓練の所は日本でもCMに使われたり、色々しましたね~~ただガツンとはこなかった… |
121.ハートマン軍曹の暴言はもっと評価されてもいいと思う。日本語字幕を読めば何とも下品なだけだけど、英語で聞けばむしろすがすがしく感じる。まさに洗脳。「ジジイのFuckの方がまだ気合い入ってるぞ!」笑えるし、そして怖い。この毒舌を映画の中に、違和感無く組み込んでしまった手腕に拍手。 【むぎごはん】さん 9点(2004-02-04 21:57:48) |
120.翻訳が男性だからか知らんが、あの放送禁止用語は度を超している。私がアメリカが嫌いな理由の一つとして、ワンパターンな下品な言葉使いがあるのだが、前半の教官をみて”戦争の狂気”以前に、その戦争を起こす何かがアメリカの本質にあると感じた。ストーリーはキューブリックらしい皮肉全開といった感じで、どこかの宣伝映画とは一味も二味も違う内容であった。1人の女狙撃兵に翻弄される主人公達、銃弾を詰まらせるシーン、そして最後のミッキーマウスの歌と、どれも忘れられない強烈なものであった。 【まさサイトー】さん 7点(2004-02-02 14:00:30) |
119.キューブリックらしい戦争映画。特に訓練の場面と夕陽の中の戦闘シーンが印象的。 【カイザー・ソゼ】さん 8点(2004-01-28 20:25:22) |
118.前半だけでも充分価値があったように思えました。 【亜空間】さん 8点(2004-01-26 23:19:27) |
117.脚本、演技、技術が非常によく吟味されてしっかりと構築されている。隙が無い。 でも非常に憂鬱になる映画。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2004-01-25 23:36:30) |
116.《ネタバレ》 戦争(戦場)の残虐さや恐怖感をあまり描かず、人間が壊れていく様を描いているこの作品によりいっそう戦争に対する恐怖を感じました。前半の海兵のマインド・コントロールとも言っても過言ではない訓練模様、その訓練で壊れていく海兵隊。銃に名前を付け褒め称えながら銃を磨くパイルの姿、そして前半のラスト。後半は戦場に移り、ベトナムの悲惨な状況を描いている。ヘリから逃げ回る村人にひたすら銃を撃ち続け誇らしげに語る兵士やその他の兵士の奇怪とも言える行動(戦場ではこれが当たり前なのだろうが・・・)そして、後半のラストに銃撃兵を殺してしまうジョーカー・・・。誰もが戦争に関わってしまうと、自我を失ってしまうのであろうか・・・。以前にTVでベトナム戦争に関わらず戦場へ行った兵士の多くがその後精神的異常を持ち、自殺する者が多くいるといった放送を観たことがある。キューブリックはこの作品で戦争を繰り返す人類のバカさを描きたかったのだと思う。 |