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アイ・アム・レジェンド

[アイアムレジェンド]
I Am Legend
2007年上映時間:100分
平均点:5.28 / 10(Review 241人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-12-14)
アクションドラマサスペンスSFシリーズもの小説の映画化
新規登録(2007-11-06)【ポール婆宝勉(わいけー)】さん
タイトル情報更新(2023-12-07)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督フランシス・ローレンス〔監督〕
助監督ヴィク・アームストロング(第二班監督)
演出ヴィク・アームストロング(スタント・コーディネーター)
ジョーイ・ボックス(アシスタント・スタント・コーディネーター)
伊達康将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストウィル・スミス(男優)ロバート・ネビル
サリー・リチャードソン=ホイットフィールド(女優)ゾーイ・ネビル
アリシー・ブラガ(女優)アナ
ウィロウ・スミス(女優)マリー・ネビル
ダッシュ・ミホク(男優)アルファ・メイル
エマ・トンプソン(女優)アリス・クルピン博士(ノンクレジット)
江原正士ロバート・ネビル(日本語吹き替え版【DVD】)
込山順子ゾーイ・ネビル(日本語吹き替え版【DVD】)
小桜エツ子マリー・ネビル(日本語吹き替え版【DVD】)
落合弘治(日本語吹き替え版【DVD】)
石住昭彦(日本語吹き替え版【DVD】)
山寺宏一ロバート・ネビル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林由美子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横尾まり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐藤しのぶ【声優】アリス・クルピン博士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
桐本琢也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作リチャード・マシスン『地球最後の男』
脚本マーク・プロトセヴィッチ
アキヴァ・ゴールズマン
ジョン・ウィリアム・コリントン(オリジナル脚本)
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲ジョン・キュール
ピート・アンソニー
ジェフ・アトマジアン
ブラッド・デクター
撮影アンドリュー・レスニー
製作ニール・H・モリッツ
アキヴァ・ゴールズマン
ジェームズ・ラシター
製作総指揮アーウィン・ストフ
マイケル・タドロス[製作]
ブルース・バーマン
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクグレッグ・ソロモン
ヴィンセント・J・ガスティーニ(ノンクレジット)
ステファン・デュプイ(ノンクレジット)
特撮パトリック・タトポロス(クリーチャー効果)
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
美術ジョージ・デ・ティッタ・Jr(セット装飾)
パトリック・タトポロス(クリーチャー・デザイン)
デヴィッド・レイザン(ノンクレジット)
衣装マイケル・カプラン〔衣装〕
編集ウェイン・ワーマン
動物サム
その他ビル・ドレイパー〔その他〕(プロダクション総指揮)
ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
非常に感染力の強い病気にひとびとは感染し、人類はほぼ絶滅。 たったひとりNYに生き残ったネビルは、荒れ果て、野生動物が走り抜けるNYで愛犬サムと病気の研究に励む、ラジオで他の生き残りに呼びかけながら・・・・。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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21.《ネタバレ》 ホラー好きとしてはかなり楽しめました。ウィル・スミス、はまり役でしょう。最初に鹿とサムを追いかけてビルの中に入っていくシーンはゾクゾクものでしたな。テンポもよい。主人公の生き様をボブ・マーリーに絡めて語るのもよしで、エンディングでRedemption songが流れてきた日にゃジンときてしまいましたわ。原作も読んでみたくなりました。
JUKEさん [映画館(字幕)] 8点(2007-12-25 18:54:34)
20.《ネタバレ》 なんだろう…想像していたものと反してビックリしてしまったのですが、よくよく考えてみれば〝地球最後の男〟で〝オレが伝説〟って、ちょっと宗教っぽいですね…と思ったらこの監督さんはキアヌの「コンスタンティン」を撮った人で、この手の世界が好きなんでしょう。蝶の啓示とかおそらくアメリカ人自体もこういうのが好きなんでしょうし。まぁでも、この類の映画で説明台詞が極力削られているのは好感が持てますし、〝ウィル・地球を救う男・スミス〟が頼りなげでいつもより魅力的に見えましたし、前半の方はけっこう良かったです。大都会を鹿の群れが駆け抜け車飛ばしてハンティングするシュールな画や、暗がりのビル中を明かり一つで進むところの緊張感など面白かったです。ただ、感染者に露骨に襲われるようになったあたりからは急激につまらなくなります。遊んで散らかしたオモチャを片付けなくちゃいけないみたいに退屈なのです。せっかく光に弱いという単純で使い易い弱点を持っているのに、〝これだっ〟と言う見せ場に乏しかったのはちょっと寂しいですね。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-25 18:09:21)
19.《ネタバレ》 ホラーだったの?予告に騙された。観終わった直後は興奮してたけど、しばらく経つと何も残らない感じ。まず一人じゃないし、ウィルスの原因やワクチンの経緯も中途半端でした。そこを掘り下げるサスペンスを期待したんだけど。でも犬は最高だった。
ラグさん [映画館(字幕)] 4点(2007-12-24 21:46:15)
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18.《ネタバレ》 個人的に「近未来SFモノ」は大好きだったので大きな期待をもって鑑賞してきました。ウィルスにより人類が死滅した世界を素晴らしいCG技術によって映像化した点は見る価値アリです。 廃墟と化したニューヨークを鹿やライオンが闊歩する様は素晴らしいものがあります。 ただし、「なぜウィルスが発生し人類が死滅したか」「なぜ主人公だけが生き残ったのか」「なぜクリーチャー達が凶暴化し紫外線に弱いのか」「なぜAM放送を聴いてかけつけたのがあの親子だけなのか」「なぜ生き残った人達のコミュニティがあるのがわかったのか」「なぜクリーチャーたちの統制が取れているのか」と「なぜ」がとっても多い映画です。 もう少しウィルスが発生した経緯と人類が死滅した過程。 主人公が生き残った原因を説明できていればもっと楽しめたんだろうなと思います。 ラストでクリーチャーのリーダーが叫びながらガラスに頭を打ち付ける姿と、それを黙って見る主人公の表情がなんとも切ない感じを受けました。
ゆたさんさん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-24 10:23:31)(良:2票)
17.《ネタバレ》 ★前半の雰囲気はとてもいいと思います。つい最近まで人の営みがあったのが、そのままゴーストタウンになってしまったニューヨークの静かな風景は新鮮。大音響でクリーチャーに襲われるシーンよりよほど怖い。CGもこんな風に使われるならOK。 ★べらべらしゃべらない主人公もグッド。その愛犬とのコミュニケーションもなごみます。時々フラッシュバックされる、崩壊前の混乱のニューヨーク、その中での家族との別れなどの回想シーンも情感を誘います。 ★それだけにあのラストは・・・力づくすぎ&ひねらなさすぎじゃないですかい?「コンスタンティン」で、ばかばかしくもサプライズなオチ(結構好き)を見せてくれたF・ローレンス監督なだけに、ひどく肩透かしを食った気分です。 ★ウィル・スミスもだ!あんなタイトル恥ずかしいと思わんのか!・・・思わないか、ウィル・スミスだからなあ(笑)クリスマスに見る映画じゃないけど、結構いいなあと思ってただけに残念・・・ ★余談ですが、あの犬○○だったんですね。途中でわかった。最初はハリウッド映画でもそこまで大雑把じゃないだろうに変だなあと思ってたんですがね。
wagasiさん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-22 23:12:02)(良:1票)
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16. SFだと思ってみたらホラーでした。ストーリーはキライではないけれど、ちょっと驚かそうとしすぎのような気がしました。 
海牛大夫さん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-22 17:49:01)
15.《ネタバレ》 あの廃墟はCGなんですね。見とれてしまいました。とはいえ、結末が「いかにもありそう」という展開なのは、ちょっと興ざめでした。脚本も、ちょっとお粗末。低温で感染しないなら山奥以外にも生存者がいるはずだろうし、全滅しそうになる前に気がつきそうなもの。最後も自爆で道ずれにできるのはあの部屋の中にいたゾンビだけでしょう。地下室ですから、ほかのゾンビが後から部屋に入り込んできていたら、朝が訪れても、あの親子はずっと出られません。そもそも、効きそうなワクチンが見つかりかけていたところで、自暴自棄になったりしなければ、大勢のゾンビを回復させられたかもしれないわけですね。(DVDで視聴したので追記)廃墟はCGじゃないんですね。使っているところはあるんでしょうけど。それより特典映像だった別エンディング版で、回収されていなかった伏線の謎が解けました。いや、たしかに、あのエンディングはちょっと“ない”かもしれないけれど。
mohnoさん [映画館(字幕)] 5点(2007-12-22 02:02:02)
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14.《ネタバレ》 出し尽くされた感はあるけど、何故だか見てしまう魅力を持つ「人類最後」系の映画。 でもこれまでのそんな映画と比べると構成が若干変わっており、時間軸が並行ではないです。個人的にこれが結構好きです。 でも盛り上がりにかけるのが残念。人がいないんだから、もっと派手なアクションがあっても不自然にはならないので、時間を増やしてでも見たかったかな。 それと、原作は未読なんでこちらの見当違いかもしれませんが、題名が、結末を見る限り「アイ・アム・レジェンド」ではなく「ヒー・イズ・レジェンド」だったような・・・。
みどりいろさん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-21 04:53:22)
13.《ネタバレ》 まったく予備知識なしで観ました。ちらっと見たCMの感じではSFかなと・・・イヤイヤ全然違うやんコレ!!確かにストーリーは古臭いし、生き残りも一人じゃないけど、予想を完全に裏切られたもんだから怖い怖い! 注※この映画はちょっとしたホラーです。(すいません独断と偏見です)怖がりの彼女と一緒に見る映画ではないので注意しましょう。夜が怖くなります。
レッドホークさん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-20 23:52:09)
12.《ネタバレ》 誰もいない廃墟になったニューヨークで愛犬一匹と暮らす独りぼっちの主人公。大都市で人が生活している音が全くしないというのは怖いし緊張感があった。このくらい巨大なゴーストタウンを誕生させたのは凄い努力が合ったと思う。孤独でいつも見慣れた日常に発生したイレギュラー(マネキンを動かした感染者の罠)に動揺し自分を見失い愛犬を失い、自暴的になり死にかけるが、母子に助けられる中盤まではかなり良くできていたが、突っ込みどころが多いかな。主人公は街に残るにしても護衛を何人か付けたりとか出来なかったのか?食事は自給自足しているようだが、装備や施設を見る限り外と繋がってないと無理がある。それは人類の残り1千万が免疫を持ち生きていると分かっているところからもわかりますけどね。感染者は知能が無いと言いつつ統率がとれ罠も仕掛けられるほど知能がある。まぁ言い出したらキリが無いですね。完全版DVD未公開映像30分収録、とかで補完してくれりゃ好いんですけども。 細かいところも良く出来ているだけに粗が目立つというか気になった。雰囲気はかなり良かっただけに残念かな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 4点(2007-12-20 20:09:35)
11.この手の映画はゾンビ物とかでやりつくされた感があるのですけど、CGにお金かけてるせいかそれなりに斬新な映像でした。街が無人なのをいいことに盗んだ高級スポーツカーを乗り回したり、空母の甲板の上でゴルフしたり、「俺もやりてー」というツボを押さえてあって良かったです。犬の名演技に+1点。けなげで泣けます。
4吉さん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-19 19:21:48)
10.《ネタバレ》 平日、六本木のガラガラなシネコン、日本人の方が少ないよ!って状況で見ましたが、エンドクレジットが始まった瞬間に外国人の皆様、一斉に笑い出しまして、それが「あーあ」って笑いで妙に連帯感を抱いたりして。なんと言うか『復活の日』ミーツ『続・猿の惑星』みたいな。穴だらけの腑抜けた脚本で、中学生が書いたような代物。ウィルスが低温では感染しませんって、そんなのシロウトだって考え付く事でしょ。そこに3年間、全く考えが至らない主人公は一体何者なの?と。「たまたま免疫体質」という都合のいい設定の彼の行動は全てにおいて浅はかで、共感できません。大体、太陽光、特に紫外線に弱い人達を相手にするのならば、ピカピカ紫外線マンとして武装できるでしょ? なんでしないのよ? 人類の存亡を賭けた、って映画のクライマックスの舞台が一軒家。ラストにかけての投槍な展開には呆然だわよ。どこかで見た映画を寄せ集めて、お金かけて外観はそれなりに仕上がったけれど、中身は酷く空疎な映画に仕上がったって感じ。映画を作る人達にディティールに対する拘りがないようで、それが反映されて主人公の見せる拘りが効果薄くて、終わってみれば非常に淡白な印象なのでした。人類イムホテップ化計画の映画が見たい人にお薦め。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2007-12-18 16:49:55)
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9.《ネタバレ》 うーん。地球最後の一人って設定をもうちょっとうまく使えないのかなぁ。 ウィルス感染による・・・っていうのもやり尽くした感があるので、 何か新しいものが観たかったなぁ。 一番感心したのは犬の演技!! この犬にはとっても感情移入できるのだが、ウィル・スミスに関しては シリアスな場面で変なギャグを入れるのが興ざめだった。 人のいないNYの映像も、28日後で初めて見た 人のいないロンドンの方がインパクトが有った気がする。 生存者の女が途中で「神のお告げを聞いた」とか言い出すし、 スティーブン・キングの「ザ・スタンド」か? オチも自爆で終了って、キリスト教では自殺は御法度なのでは?  犬の演技とCGに4点です。
おなやさん [映画館(字幕)] 4点(2007-12-18 01:38:11)
8.《ネタバレ》 まあまあ面白かった。ハラハラ感は楽しめる。人類最後の男といいながら、他に生きている人間が途中から出てきたりしたあたりからあまり面白くなくなる。ずっと最後まで孤独を描いている映画だと思ったのに。伝説になる理由も分からなくもないが、少し説得不足。こんなんで終わってしまうのかい?と突っ込みたくなる。途中までは独自の世界観でよかったのに。残念。
やぶからスティックさん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-17 22:13:06)
7.《ネタバレ》 「人類は死滅し、たった一人の男が生き残った…」ってうそつきーーーー!!いるじゃん!しかもゾンビみたいなのがいっぱい!!もう少し淡々と事が進んでいくと思っていたので、段々ポップコーン食べる食欲が失せて気分悪くなってしまいました。それに最後はカミカゼアタックかよ。そりゃ伝説にもなるわさ。ロバートを含むハッピーエンドを期待していたので残念です。設定の穴も気になる。感染者は理性がなくなるっていっても、ワイヤートラップを作れるくらいだから全く獣ってわけでもないのでは?そこからもう少しまともなラストを作っていただきたかったです。
稲荷寿司さん [映画館(字幕)] 4点(2007-12-16 14:52:21)
6.《ネタバレ》 まず一言。ロケーションは素晴らしかった。崩壊からまだ3年しか経っていないという文明の名残を感じさせつつも、とてもCGとは思えない出来栄えに驚きました。「28日後・・・」と設定はかなり被っているのですが、本編では、人間の孤独感、絶望感、そして希望を描いている。そして極力無駄を削ぎ落とした展開は、観客の想像力をかきたててくれる。ただのSFアクションに終わっていない点については賞賛できます。
シネマブルクさん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-16 08:45:27)
5.『キャストアウェイ』のような一人で生きる人間のドラマを期待していた。前半はそういう話だったのが日暮れに厳重に戸締りしたりしていたあたりからどんどん変わってしまっていって残念だった。SFとしてはそれなりには筋は通っているとは思うが、ホラーは苦手で心臓に悪かった。最後にもっとひねりがあるかと期待していたのに意外にあっさりしていて時間は短く感じた。予告から期待していたものと悪い意味でかなり違っていたのでがっかりしたところは多い。
HKさん [映画館(字幕)] 5点(2007-12-16 00:15:28)
4.《ネタバレ》 内容は想像していた通りの内容で、新鮮味がなかったと言えた。しかし、アメリカの映画なのにとっても静けさを味わえる映画となっている。今、読んでいる本がアメリカと日本の常識の違いを書いている本だが、特に会話で、アメリカ人は沈黙が入ることをとても嫌うと書いてあった。そういう意味では、沈黙がけっこうあるこの映画は、画期的ともいえる。この映画は、ニューヨークがもしゴーストタウンになったらという発想で作られたような映画だと思う。(ナイトミュージーアムもそんな映画だったなあ。)伝説となった男という題名だが、それほど伝説となるべき内容ではないと思う。ただし、ゴーストタウンとなったニューヨークの町の描写はすばらしく、暗闇に入る場面は臨場感があってよかった。(ちなみに、DVDで昔の椿三十郎を見たが、最後の、沈黙が続く決闘シーンはやっぱりすごかった。)
matanさん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-15 16:54:55)(良:1票)
3.《ネタバレ》 いやー、ウィル・スミスかっこよかった。途中まですごく面白かったけども、オチは、「地球最後の男」の方がよかったと思う。六本木ヒルズの初日に、10人で「さむ」というシールを貼ったヘリウムで浮く風船の犬をそれぞれ同伴して入場したのだけれども、見終わって出てきた人には大いに受けた。これから見る人は何のことかわからなかったみたいだけど、映画を見て合点がいったはずだ。しかし、「サム」が「サマンサ」だったとは知らなかった。全員、オスの「さむ」を連れているつもりで映画を見ていたので、事実を知ったときはかなり噴出した。お祭り気分でとても楽しかった。映画という娯楽がこの世にあることを心から感謝したい。
センブリーヌさん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-15 02:19:15)
2.《ネタバレ》 「動」を紡ぎだすべきCGで、完全な「静」を描くという発想の転換が面白いが、その匙加減がまた秀逸。文明の崩壊から3年しか経過していないという設定にもよるが、ビルが大袈裟に倒壊しているわけでもなく、まだそこかしこに人間の生活感が残されている描写が、文明の恩恵をうけて育った観客の背中をうすら寒くさせる。文明崩壊の詳しい経緯は描かれないが、それはネヴィルという男の行動を観察すれば必要ないことに気付く。相棒を追って暗闇のビルに飛び込んだ主人公の呼吸の乱れは、人類がどういう終末を辿り、その過程で彼が何を見てきたのか、そして様変わりした街で生き抜いた3年がいかに困難なものであったのかを如実に感じさせる。また彼は、もう一つの敵と戦わなくてはならない。孤独と絶望という、自分との戦いである。精神的にも肉体的にも、常人よりかは格段にタフと思われる彼でさえ、自らの狂気に蝕まれるまいと、規則正しい生活をおくり、録画ではあるがニュースを見ながら食事を取り、無人のビデオ店へ律儀に返却に行く。以前の日常を絶やさないことで、ぎりぎりの精神を保っている。漂流映画ではないが、現代人が突然孤独な空間に叩き落されれば、錯乱するなと言うほうが無理がある。取り乱せば自滅し、待つものは死である。ネヴィルにしても、たった一度の錯乱が普段の用心を消し去り、敵の幼稚な罠を見落としてしまう。そしてそれが致命的な結果を招き、彼を支えていた最後の柱が折れてしまう。相棒との絆、主人公の孤独な戦いを緻密に描いた本作の最大の見せどころである。また、世界が崩壊の兆しを見せ始めた時に、妻に誓った言葉を後半に繰り返すシーンも印象的である。目の前で家族を奪い、自分に人類の終焉を見せた「神の意志」とやらに強い疑問を抱く男が自殺を選ばなかった理由は、空虚な「生」の中で無意識に何百万回も呟いたであろうその言葉であり、その言葉が現実となったことこそが「神の意志」だったことに気付くのである。彼はそれを未来に託し救済される。すこし駆け足だったようにも思えるが、実に巧いラストだったように思う。ノベライズをじっくり読みたい気分。ウィル・スミス、いい仕事しました。
はたらきばちさん [映画館(字幕)] 8点(2007-12-13 04:59:29)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 241人
平均点数 5.28点
031.24%
120.83%
241.66%
3229.13%
43715.35%
55221.58%
66928.63%
74117.01%
8114.56%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.96点 Review27人
2 ストーリー評価 4.81点 Review38人
3 鑑賞後の後味 4.74点 Review39人
4 音楽評価 5.38点 Review26人
5 感泣評価 4.20点 Review30人
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