10.とても心に染み渡る映画でした。カセットテープでのやりとりは時代を彷彿させられしみじみとさせられつつ、白血病の彼女との恋愛で愛する人が先に逝ってしまうことのどうにもならない悲しみも感じさせられた。額縁に残る、ツーショットを思い出すだけで涙がでそうです。。 【アンリ】さん 9点(2004-05-15 00:14:08) |
9.《ネタバレ》 どんだけ時間がたっても森山未来(&大沢たかお)と長澤まさみはサクとアキとして頭ん中に絶対残るんやろなぁ、と。一番泣けるシーンじゃ無いけどお気に入りの印象深いシーンは「ロミオ参上」のセリフの所、サクも絶対に苦しいのにコノセリフ、、、涙。。考えれば考えるほど、深く色々感じられました。柴崎コウとダンディはもひとついらん、、、それでも、悲しくも美しい思い出のような映画です。 【ヒロヒロ】さん 9点(2004-05-14 00:20:44) |
8.《ネタバレ》 美少女が白血病で死ぬなら赤いシリーズじゃないのなんて事思いつつ、多少泣いてもいいかなと思って観に行ったんですが、泣かせのトラップに引っかかりまくり、涙のジェットコースタームービーでした。これは男の方が泣ける映画なのではと思いましたよ。私は大沢”朔太郎”の言葉にやられましたよ。淡くまぶしい大切な恋も痛くツライ重たい恋も忘れてしまう訳無いじゃないですか。みんな心の底に沈めて気が付かないフリしてるだけ、どこかで引きずりながら生きてるからオリも溜まるんだよ。大沢”朔太郎”の亜紀への想いは心の中でワインの如く熟成されているのに、テープの中の亜紀はストレートでフレッシュなままで戸惑い、苦悩する。長い時間と婚約者がいてやっと整理のつく事かもしれない。死に行く亜紀に何も出来ない無力感を味わった朔太郎だが、死んだ人間に対して何か出来るのは生きている人間だけなのだ。地球の中心って生きている人間の数だけあるんだなんて感激してしまった。ただ婚約者のビッコ、カラミ方や行動などに不自然さが拭えない。あと散骨シーンはどの映画で出てきても「ビック・リボウスキ」を思い出して笑ってしまう。一緒に観に行ったXイチネエちゃんの新婚旅行先はオーストラリア、エアーズロックで、離婚理由はダンナさんがある病気を隠していたからなんですよ、このオンナに愛をさけぶヤツはいないと確信した。 【亜流派 十五郎】さん 9点(2004-05-11 23:09:20) |
7.うーん、なぜだろう、心が動かなかったなー。周りから聞こえるグスグスに反比例するように心は乾きっぱなし。監督の前作『きょうのできごと』は行定色たっぷりで満点を献上しましたが、今作は『ひまわり』の延長上にある死生観、残された者のけじめというテーマが、なんかあっさりし過ぎていて肩透かし。最初は監督を断ったのもわかるような気がしました。『花とアリス』(同カメラマン)では気にならなかったカメラの揺れもこの作品では、テーマの重みからか「頼むからもっとどっしりしてくれー、止まってくれー」とさけび続けました。愛をさけばしてはくれず、残念無念の一本。 実際に頭を丸めた長澤まさみの役者根性に+1点。 【彦馬】さん 5点(2004-05-11 17:36:37) |
6.《ネタバレ》 「ロミオ参上」。劇中、不治の病で入院する最愛の彼女を見舞う主人公の少年の台詞である。250万部を越えた大ベストセラーの原作を映画化した今作の最高のファインプレーは、この台詞だと個人的に思う。原作を読んで号泣してしまった者にとっては、映画化によってどれだけこの世界観を表現できるかということが最大の興味であり、期待であり、不安であっただろう。その思惑を制作スタッフは見事に独立した映画として昇華してみせたと思う。その顕著な結果が「ロミオ参上」という原作にはない一つの台詞に表れている。確実な死に向かう恋人に対する少年の心情は、どうしようもなく混乱しているはずである。その思いを覆い隠すように、少年は、病室にたたずむ恋人に対してこの何気ない台詞でおどけ登場してみせる。この物語は、眩い青春時代に愛し合った恋人たちの片方が死んでしまうから泣けるのではない。目の前で「生の時間」を終えようとしている恋人を前に、自分は何をすべきか、何ができるかを思い悩み、限りある時間の中で奔走する少年の姿に涙が溢れるのだと思う。劇中、山崎努が言うように「人が死ぬということはえらいことだ」。でもそれがどうやっても避けられないものであるのならば、いつか僕も、誰かのためにさけびたい。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-05-11 00:07:54) (良:2票) |
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5.「なんであんなに大事なこと、僕らは忘れちゃうんだろう」とか言いながら、途中で「あのときからずっと忘れられなかったんだ」とか言い始めちゃって、なのにたった1日彼女との思い出をさまよっただけで「これで僕は新しく歩き出せる」みたいな結果になっちゃって、なんだこりゃ??、って感じだった。話が古臭く、さらに映像や音楽(メロドラマみたい)まで古臭いのは、とても意図的な演出だと好意的に解釈できる代物ではない。エンディングの平井堅の歌も浮いていたが、むしろ浮いていた分、歌のよさが耳に届いた。映画見ずに、この歌だけCDで聞けばよかった・・・。 【ぽん太】さん 1点(2004-05-10 01:08:02) (良:2票) |
4.これが“奇跡の純愛”らしい。どのあたりが奇跡なのかさっぱり分からんけど。後ろ向きな言動ばかりが目につく成人のサク(大沢たかお)に腹が立った。長澤まさみの魅力だけで成立してる映画。ただ、それだけ。 【Minato】さん [映画館(字幕)] 4点(2004-05-09 23:03:47) |
【紅蓮天国】さん 3点(2004-05-09 16:16:50) (良:3票)(笑:8票) |
2.泣き過ぎました。泣き疲れました。泣き倒しでした。「こんな感動系ベタベタの映画で泣くなんて・・・」と辛口レビューも出できそうですが、感動しちゃうもんは仕方ないです!(開き直り)私も高校生とは同世代だし、共感しちゃいますもん^^映画館でここまで泣いた映画は初めてです。予告編を見た時点で感動して絶対に見に行こうと決めていきました。かなりワクワクして見に行ったため、期待ハズレだったらどうしようかと不安でしたが、期待は裏切られませんでした。大大大感動です。慣れない忙しい大学生活に心身共に疲れていた私にとってこの映画はオアシスのようなものになりました・・・心が洗われたぁ~。私は原作を読んでいませんが、かなり楽しめました。朔と亜紀、律子にシゲ爺、亜紀の父親・・・いろんな登場人物に感情移入してしまって、それぞれが抱える辛さや悲しみが真っ直ぐ伝わってくるから本当に切ない。。思い出すだけで泣きそう・・・。朔と亜紀の高校生の頃の時代設計が昭和なので、時代を感じる小道具がおもしろいし、使い方もうまいし、ちょっとした演出も楽しめます。話が出来すぎと言われたらそうとしか言えないけれど、その点で私は目をつむれました。固く考えずリラックスして見ていただきたいです。長澤まさみちゃん。本当に可愛い。彼女の将来がとても楽しみです。そして森山未來。かなり演技うまいです。この2人に心から拍手を送りたい。平井堅の主題歌も最高でこれまた涙を誘うんだよな~・・・映画が終わった後も私は泣き止めなくて、友達にからかわれました。純愛って素晴らしい。行定監督に今後も目が離せないですね。 【未歩】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-05-08 17:50:39) (良:2票) |
1.《ネタバレ》 女ならなく映画かなと思ったけど、男だったので涙は流さなかった。小説でこの設定があったかわからないけど サクが結婚をしようとしている律子が実は過去にアキとのカセット交換でカセットを運んでいた小学生だったという設定に少し無理を感じた。前編としては少し長めだけど、原作がベストセラーなだけに心に残る作品でした 【ALEC】さん 7点(2004-04-28 19:32:23) |