65.《ネタバレ》 原作を読んではいないが設定が滅茶苦茶(異次元からのモンスター?せめて宇宙からの方がまだ納得できるぞ)まさにご都合主義だが、人間ドラマ的に観ると狂気で気が滅入るほどでている、善くも悪くも印象強い1本でしたね。 【月読】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-30 11:03:56) |
64.《ネタバレ》 賛否の映画。私は、賛にも否にもなれず、中途半端な点数です。。。人間模様は非常に面白かったが、化け物のグロテスクさが物足りない。そしてラストシーン。後味が悪すぎます。悪いだけに、余韻は強く、1日経った今でも、胸が悪いです。 【ドクターペッパー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-29 11:08:19) |
63.《ネタバレ》 霧の向こう側に潜む得体の知れない怪物は一体何なのか?どこから来たのか?その疑問の答えは分からない。テーマは怪物ではなく、暗黒のラストシーンへ向けての人間の心理描写なんですね。やたら宗教かぶれの女性が出てきてから、徐々に狂っていく、、、そして親子の愛情、、、もしやと思ったらスティーブン・キング原作だったんですね。納得です。中途半端に希望を見せず、その世界の恐怖を演出しています。嫌悪感のある悲惨なシーンも要所で出てきます。最近のホラー映画/パニック映画の中ではかなり良く出来てる映画だと思います。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-26 20:06:13) |
62.原作も読んでいましたのでやはりエンディングにはかなりの衝撃を受けました。「原作のセリフは忠実に再現した」とダラボンは言ってますが、けっこう設定やストーリーの枝葉は変えてますので、観た後にすぐ原作を読むとなかなか楽しめますよ。 【あおみじゅん】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-26 19:30:18) |
61.《ネタバレ》 「キングのファンとしては、割と原作のイメージに忠実であるというだけで嬉しかった。タコ足の登場シーンでは普通なら失笑してると思うけど、「うわ、懐かしー」と喜んでしまった。そうそう、数あるキングの小説のなかでも『霧』は飛び抜けてB級風味が強いんだよね。 ラストの賛否が分かれるのは当たり前。ただ正直な話、原作のぼやけた幕切れよりは数段ましだと思う。微かな希望を暗示する結末ではあったが、はっきりいってお茶を濁して終わった印象だった。キング本人が映画版の結末を認めたのも、あの中篇の最大の欠点がそこにあると自覚していたからじゃないだろうか。 このラストはあざといといえばそれまでだが、作品のコンセプトが明快になったのも確かだと思う。つまりは、ときには災難それ自体よりも人の恐怖心やパニック、絶望のほうが命取りになり得る、ということ。誰も指摘しないのが不思議だけれど、この作品の状況設定はスーパーマーケットに閉じ込められる『ゾンビ』によく似ている。『ゾンビ』の方は人間同士の悪意によって自滅するのに対し、こちらは精神的な脆さに焦点がある。仮に異次元の怪物ではなく大規模な自然災害を題材に選んだとしても、似たようなストーリーが成立したはずだ。 冷静に振り返れば、実は人々が冷静、かつ用心深くさえいれば、死傷者は半減しただろう。怪我人が霧中に危険があると証言した時点で、そこに留まって警察や軍隊の救援を待つというごく当たり前の判断をしていればよかったのだ。遭難したときに下手に動かずレスキューを待つのが賢いのと一緒で。ところが恐怖という感情は厄介なことに、伝染する。スーパーから逃げ出すはめになったのは恐怖心に支配された群衆のせいだが、逃避行に最悪の形で終止符を打ったのは、自分たちの恐怖心のせいだ。そもそも冷静に考えれば、工夫次第でさらに生き延びることができたはずではないか? 最後に再登場するあの母親が、もう一歩で助かり得たのだという冷厳な事実を突きつける。 ところでこの狂信者の女、アメリカ人からするとどれだけリアリティが感じられるキャラクターなのか、気になるところだ。日本人からすればこいつに惑わされるなんて絶対ありえないように思うが……いや、細木数子みたいなのがいれば数人は騙されるのか? 【no one】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-26 12:00:15) (良:1票) |
60.なんだかな..「クローバーフィールド」を観た後だったので..タイミングが悪かったかも..斬新さに欠けました..映画としては、心理描写を上手く描いているのだけれど、少し“くどい”ところも..ラストは、ねらい過ぎかな... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-26 10:39:33) |
59.《ネタバレ》 もしこの映画のラストが拳銃を頭に突きつけた瞬間に霧が晴れて軍がやってきたら「結局主人公達が助かるハリウッドラストだな」と鼻で笑っていたかもしれない。でも息子までも手にかけてしまうラストを見ると物凄く後味が悪い、今まで「ハッピーエンドにするのはハリウッドの金儲けの計算」と思っていた自分が間違っていました、映画です、娯楽なんです、霧(恐怖や信仰)に包まれても「自分を見失わない」というメッセージであれば、その深い霧の向こうに希望がある終わり方でもいいじゃないか。改めてハッピーエンドの大切さを教えてくれた映画なので8点。 【かのっさ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-24 01:04:59) |
58.《ネタバレ》 ええと、全然意味が分からないです。ダメなバッドエンド。ラストの大量の人間は一体どこに隠れていたの?何皆モンスターなんか全然いませんでしたよ的な感じでふるまってんの?衝撃のラスト15分?あれが? 無意味なバッドエンドは認めません。 モンスター映画にありがちな、化け物よりも人間の方がずっと怖いんだぜ!をテーマにした映画でした。はいはいワロスワロス。もう、そういうのいらないから。ホラー映画とかモンスター映画にそんなものは必要ない、いらない。なんで未だにこういうテーマの映画をやるんでしょうね。やるなとは言いませんがホラーとかモンスター映画にはそんなもん必要ないです。残念ながらこの手のホラー映画は物凄く嫌いなんですよね。知っていれば観なかったのになぁ。 物凄い悪意を感じるんですよね「ほらほらバッドエンドだよ~かわいそうでしょ?残酷でしょ?www」「ほぅら人間って醜いだろう? 嫌だねぇwww汚いねぇwww」って言われてるような気分になる。不愉快。人間全滅EDだったらもうちょっと評価上げました。 あの女を撃ち殺すシーンがとてつもなく快感でしたけど、そんなところを1番快感と思わせるような映画はもう駄目だろ。根っからの日本人の自分は宗教と神を小馬鹿にした感じも好きですね。 前半・・・薬局のシーンまではモンスター映画として普通に楽しめましたが、その後からは上記のような理由でイライラさせられました。前半に3点。 同時期に公開されてたクローバー・フィールドはまさに自分の求めるモンスター映画でした。あっちを映画館で観ておいて良かった・・・。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-09-23 14:56:55) (良:2票) |
57.最後のオチはともかくとして、モンスターパニックとしてはそれほど目新しいものはなかったように思う。あえて言えば、他の作品に比べ、人間の内面をより深く描いているくらいかなあ。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-23 01:37:02) |
56.《ネタバレ》 形をかえた「クローバーフィールド」と言えるんじゃないでしょうか。 霧に潜む何かはそんな時間をかけずに姿を現します。しかしこの映画の 見所はスーパーに閉じ込められた集団の狂気!そしてそこから続くラスト! 6点つけましたが、もっと点を上げてもいいような下げてもいいような。 もう少し時間を削れるはずだから、この点数でいいでしょう。人の感想が これほど気になる映画は最近ではありませんでした。 【hiko】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-09-22 20:58:27) |
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55.《ネタバレ》 ハンマーで殴られた感が強く、悲壮感が漂うラストはコメントを差し控えたくなるほどの出来です。まさかそんな分けないだろうという感じ。えーと、余談ですがガンスリンガーを見つけたような気もしましたが、まさかねぇ。。。 【成田とうこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-22 20:33:56) |
54.《ネタバレ》 化物に襲われてもう他の選択肢が無いギリギリの状況までなぜ生きようとしないのか。あそこまで行ったらなおのことだ。もう疲れきってしまって?そうは見えなかったがね。あの後味悪く救いのない結末が最初からありき、とういう気がしてならない。 |
53.《ネタバレ》 子役が可愛く健気だったので「なんとか生き延びてくれ~!」と祈りながら観てましたが結局・・・。後味は最悪な映画でしたが全体的には楽しめました(「〇ローバー・~」や「〇プニ〇グ」よりは)。「人間、何事も早まってはいけない」と改めて思いました。 【より】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-20 23:21:10) |
52.《ネタバレ》 凄いつまらなかった。人間の本質を衝いてる気なんだろうけど、スーパーに取り残された人達の行動は、あまりにもリアリティに欠けるんじゃないかと想像する。ほとんどギャグじゃん。キング作品に毎回感じるこの古臭さと違和感はなんなんだろう?人種や世代の違いからだろうか?それにしてもなんだかな~。感覚が全く合わない。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-20 10:40:35) |
51.《ネタバレ》 いかんよ、殺しちゃあ。 なんとか、なるかも知れないジャン。 化け物に殺されるとは、限らんジャン。 自分も息子がいるから、こんな行動は考えられんよ。 絶対、考えられんよ。 やめてよ、こんなオチは。 「驚愕のラスト」って言うから、 霧の正体の事で、何か物凄い事が判明するのかと思ってたので、 まさか主人公が集団心中するとは思いもよらんかったよ。 どんでん返しは、大好きだけど、こんな背負い投げは、いかんよ。 映画は娯楽なんだから。 子を持つ親としたら、絶対ありえん。 【こまわり】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-09-18 16:36:11) (良:2票) |
50.《ネタバレ》 キングのB級ホラーの空気感が好きじゃないと見れないかな・・ 霧の中は異空間からやってきた化け物っていうのはキング作品ではよくある手だから驚きはない。 もちろん化け物はCGだからそれなりにちゃちい。 いつものキング作品を少し金かけましたって感じ。 それにラストは原作と全く違います。 映画では宗教に狂い暴れた人々から逃げる為、5人が車で走っていたらガソリンが無くなり絶望に落ちて自殺するという話。 ただ弾が4発しかなく、主人公は仲間と息子4人を殺し自分は化け物に食われて死ぬ予定だったが、仲間達を殺し化け物に食われようと外に出たら霧は晴れて解決、1人だけ残され対立した人々は生き残るっていう何とも救いようがない物語。 しかしだね、このラストは読めます。しかも自殺シーンは衝撃よりも笑える。 原作では逃げた主人公と女性が恋人になるんだよね。少なくとも死にはしない! ラストを変えすぎてこういうのにするのは許せん。 ただ、霧に包まれおかしくなっていく人間の様はさすがキング。 そこだけかな。 |
49.《ネタバレ》 宗教おばさんが半主役なのだとは思わなかった。恐怖につつまれる中で、あんなに喋り続けられたら、たしかに盲信してしまう人はいるかもしれない。が、それを話の中心にもってこられると辛いなあ。ああなる前に何とでも対処しようはあった気がするのだが。ニューヨークの弁護士は、あっさりいなくなってしまった。それにしても最後、なんでいきなり心中しちゃうのさ。「怪物に殺させないで」って、「その前に殺してね」という意味じゃないだろう。最後まで守ってくれって話じゃなかったのか。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-17 03:44:49) |
48.ただストレスが溜まっただけの映画。 特にラストはいただけない。 ドリームキャッチャーと何ら変わらない仕上がり具合。 監督だけに質の高い映画を期待してしまったのが間違い。 これは薦められません。 【ナラタージュ】さん [DVD(吹替)] 3点(2008-09-16 16:28:21) |
47.《ネタバレ》 オチがダメなんじゃなくて、オチが許せない。観た直後なら0点付けてた。一面が見渡せるガラス張りのスーパーマーケットに閉じ込められるという展開が絶妙なシチュエーションで、映画という異次元の世界のポスターを描いてる主人公がまさに異次元の住人たちをガラス越しに見ることになるのだが、蛸の足のような、または食指のようなものをいきなり見せられた時点でちょっとガッカリ。それでもその後のイケイケなモンスターパニック路線に興奮。異次元の住人たちってただデカイだけかよ!とか思ったりもしながら、そのいかにもB級なノリも悪くない。ダラボンやるじゃん。と思ってたらこのオチ。最悪。原作は違う結末らしいが、仮に書籍でこの映画の結末をするならべつにいいです。問題なしです。たぶんこの後味の悪さを堪能できる。でも映画ではできない。映画と書籍の違いがここにある。ストーリーをひたすら追いかけてゆくという鑑賞ができる人なら問題無いかもしれないし、むしろ急転直下ともいえるこのオチこそを堪能できるだろう。でも映画は、映像は、本来、文字ほどストーリーを明確には語れないゆえに常に観る者の(それこそ十人十色の)想像力との共同作業で「世界」を作り上げてゆく。それゆえに疑似体験度は大きい。私の場合は子供がいるので特に後味最悪に感じたのかもしれない。でもたんに後味が悪いからダメってことだけじゃなく(後味の悪い映画は山ほどある)、その後味の悪さが、現実を、あるいは本質を描くための必然としての後味の悪さなんかじゃなく、たんに後味の悪さを狙ったものでしかないという悪意にも似た戦略からくるものだから許せないのだ。 ちなみに超ネタバレだが、自らの子を殺すから最悪なのではなく、そのあまりにも悲しい結末をチャンチャン♪的な結末にしてしまうから最悪なのだ。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 1点(2008-08-18 17:03:03) (良:2票) |
46.《ネタバレ》 のっけからB級オーラとニオイがぷんぷんで、なんとも身震いするほどうれしい映画である。怪物の造型もOK。教(狂)祖と化したオバちゃんを「バン!」もOK。なんかスカッとしちゃったけど、きっとこの監督も昔からこの手の映画に出てくるこういう輩を何とかしたいと思っていたに違いない。ただ、それが行き過ぎて主人公たちまで「バン!バン!バン!バン!」。。。これはいけない。気前よく映画化はさせるくせに、すぐケチをつけるキング氏は、このラストを相当気に入ったそうだが、今回こそ違うだろう!!と思うのだが。せっかくいい感じで観てたのに、後味悪い点は大きなマイナスである。ただ、子供が親父に「奴らに僕を殺させないでね」という何とも違和感のある日本語訳は、このラストのためだったのかと、なんとなく納得しながらも、このDVDを購入するかはいまだに悩んでいる。もう一つ気に入らないのは、最後に勝ち誇った顔でトラックの荷台に乗っかって登場した母親・・・自分の子供のために人を巻き込もうとしたあなたは、ハッキリ言って自己中です。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-16 11:51:59) (良:1票) |