67.《ネタバレ》 まずは今回のジョーカーだが、ボロボロメイクや口裂けっぷりもさることながら、ヒース・レジャーの熱演(狂演?)っぷりもすごかった。やはり、かなり精神的に追い込んでの撮影だったのかなあ、最期を知っているだけにいろいろ想像してしまった。しかし、デントの焼けただれた顔はやり過ぎでしょう、怖くて台詞が入ってこなかったです。レイチェルもちょっと。。個人的にはも少しきれいな人が良かった。ただ全体的には、少し長かったが劇場で観て満足な作品です。重厚なトーン、迫力のアクションは観終わったあと暫く立つ気になれないほどでした。タイトル通り、ダークな意図をもって創られたのでしょう。 【ポテサラ頂戴】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-09-11 10:54:41) |
【osamurai】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-09 00:38:26) |
65.超かっこよかった。続編はあるのか?これを超えるのは難しいと思う。 【がみがみ】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-09-08 22:47:21) |
64.はためくマント、ぶっといタイヤのバイクのバックショット。 ボロボロのメイクのジョーカーがカッコよかった。 現実世界でのラストを知っているだけに、ジョーカーが出ているシーンの緊張感と凄味が身につまった。 【キッド】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-08 21:16:52) |
63.《ネタバレ》 メイクしてるせいもありますが、とてもヒース・レジャーとは思えない快演です。緊張感のある演出でよかったですが、ラストのビルでの格闘は展開が速過ぎてややついていけませんでした。デントのケロイドメイクはちょっとやりすぎだと思います。アクションシーンはスピード感と迫力あります。 【puta-pp】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-07 21:26:27) |
62.《ネタバレ》 前作ビギンズの高い完成度を保ちつつ“敵がしょぼい”という唯一の欠点を圧倒的に補った堂々たる作品。今シリーズはアメコミ原作にありがちな“てきとー”さがなく、実に完成度の高い作品に仕上がっている。一方でリアルさを追求したあまりか、バットマンの世界であるゴッサム感が全くなく、普通のアメリカの都市になってしまっているのは残念。 2時間半の間、全く間延びせず次から次へと話が進む展開はお見事。そしてラストにバットマンが悪役をかぶり、“ダークナイト”のタイトル。鳥肌もんでした。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-06 12:25:44) |
61.《ネタバレ》 あのね・・・長すぎ・・・あまりに骨太過ぎたのと、ヒースのジョーカーの圧倒的な存在感にのされて集中力途切れた。 丁度途切れたのがジョーカーと検事のやりとりのところで、会話が頭に入らなかった、その後何で検事がああなったのかわからなくて困った。 そこだけ、そこだけ以外は最高に面白かったんだ。 嗚呼、走り去っていくバットマン。誰か説明してくれ… 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-04 12:10:55) |
60.★みなさん書かれてる通り、人間の心に潜む善悪の葛藤や自己犠牲の精神などドラマ部分や、アクションなど全体的にレベル高く、 噂のヒース・レジャーのジョーカーもなかなか熱演だった。2時間を越す長尺も終わってみれば満足のボリューム。 ★けど、やっぱりよく考えれば、自分には初期のバットマンの方が好みかな。例えばスーパーマンが「明の様式美」とすれば、バットマンは「暗の様式美」。ダークな画面に、ややレトロなビル群とレトロなスーパーマシン。いちいち見えを切ってるようなやや緩いテンポの悪役達。 ★対してC・ノーランのバットマンは現代を舞台にハイテク装備をしたコスプレ正義の味方。まじめに悪を語っちゃってるジョーカーも、あれじゃなんか、ただのはやりのミステリホラーに出てくるサイコ野郎みたい。ちょっと違うんだよね。 ★意地悪な言いかたすれば、わざわざバットマンっていう作品でなくても成立しちゃう話と演出。うーん、古風なマイケル・キートンのバットマンと ジャック・ニコルソンのジョーカーの第1作が懐かしい。ちょっと見直してみようかな・・・ 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-09-03 23:12:14) |
59.《ネタバレ》 バットマンが善悪の葛藤に悩む話と聞いていたが、結局のところやはりバットマンは絶対善であり、ジョーカーは絶対悪であった。 自分(=バットマン)がいなくなるとマフィアたちがはびこり社会が腐敗してしまうのに、市民は分かってくれない。間違いなく自分が正義なのになぜ?もう正義の味方なんてやめちゃおうかなー、てな葛藤だ。大雑把に言えば。 もちろん、このような状況になった原因はバットマンの身から出たサビなどではなく、イカレジョーカーが100%悪いのだから、反省のし様も無い。 米国人がそんなバットマンの姿をイラク戦争に突っ走る自分達と重ね合わせて熱狂しているかも知れないと思うと、うすら気持ち悪いと思えなくもないが、ラストシーンの「たとえ世界中を敵にまわすことになっても、俺は俺の正義を貫くぜ!」と颯爽とマシンで駆け抜け去っていくダークナイトは確かに最高にかっこいい。米国のヒロイズムに毒されそうだ(苦笑) |
58.《ネタバレ》 2020/7/14追記 IMAX版を劇場で再鑑賞。12年の歳月は初見時とはまた違った感想をもたらしてくれた。 ヒース・レジャーの演技は背筋が寒くなるほどに凄い。 パトカー箱乗りのシーンは映画史に残る名場面だと言える。 凄い映画だ。 --------- 「重厚」「骨太」。 娯楽作では無いので観ていて疲れるが、入場料以上の満足感を与えてくれる事は保証したい。 私は囚人が起爆装置を棄てるシーンに、本作に込める監督の想いがかなり凝縮されているのでは?と思うがどうだろうか。 ヒース・レジャー、合掌。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-02 13:05:48) |
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57.《ネタバレ》 いやー、ジョーカー凄かったっす。やっぱり悪役の圧倒的な存在感と非道さ、 そして強さが際だってこそのヒーロー物です。強大な悪の前に窮地に陥っていくバットマンと、志を同じくし、ゴッサムシティの救世主になるはずだった検事デントが私怨からジョーカーの側へ落ちてしまう絶望感がたまりません。そして街に希望を残すためにデントの罪を被り、闇の騎士になることを選ぶエンディングは日本人には共感できるオチなのでは無いでしょうか? とにかく、突き抜けた悪役を観ることができて大満足の一本でした。 【おなや】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-02 00:49:32) |
56.《ネタバレ》 前作「バットマン ビギンズ」で、“バットマン”という周知のヒーローを、全く新たな「黒色」で塗り替えたクリストファー・ノーラン。 同監督が引き続き指揮を執った新シリーズの続編は、バットマンというヒーロー像に留まらず、“ヒーロー映画”そのものを洗練された「黒色」で塗りつぶし、新たな造形を浮き上がらせてみせたと思う。 バットマンというヒーローの誕生秘話を、決して派手な娯楽性に走らず、ビジュアルとインサイドの両面で濃密に描き出した「ビギンズ」は、見事な映画だった。 バットマンというと、大富豪が自らの莫大な資産を使って夜な夜なコウモリ男のコスチュームでヒーロー業を繰り広げるというどこか安直な印象がかつてはあったが、同作の誕生によりそのイメージは一新され、悲哀に溢れたダークヒーローへと進化したと思う。 今作では、このヒーロー特有の“ダークさ”を、更に進化させ、ついにはヒーローのレッテルすら剥奪されてしまう。ヒーロー映画としては、もはや「斬新」と言わざるを得ない。 その映画としての衝撃を成功へと至らしめた最大の要因は、悪役を演じた俳優の功績に他ならない。 ヒーロー映画においては、悪役を演じる俳優の重要性は、主演俳優のそれを遥かに凌ぐ。 かつての「バットマン(1989)」で、悪役ジョーカーを演じたジャック・ニコルソンが、主演のマイケル・キートンを抑え付けたように、今作は、同じくジョーカーを演じたヒース・レジャーの存在なしには考えられない。 そして、このジョーカーという役に限れば、ヒース・レジャーのパフォーマンスは、ジャック・ニコルソンの比ではなく、遥かに凌ぐ。 バットマンの存在性と表裏一体に描かれるジョーカーの異常性は、今作のまさに核心であり、それを120%表現したヒース・レジャーは圧倒的だった。 文字通りのマッドピエロの狂言回しによって、極限まで追いつめられたヒーローの選んだ宿命。 この顛末を、「娯楽」が最優先されるべきヒーロー映画でやり遂げられたのは、クリストファー・ノーランという鬼才監督と、早過ぎる死によって伝説と化した若き名優ヒース・レジャーの奇跡的なコラボレーションに他ならないと思う。 これから先、ジョーカーという役に限られることなく、映画俳優としての功績で、大名優ジャック・ニコルソンを超える可能性を秘めていた俳優の死は、あまりに残念だ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-01 14:13:30) |
55.タイツをはいたコウモリなんぼのもんじゃワレ! ヒース・レジャー一世一代の名演がみもの。 【みたらい】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-31 19:25:49) |
54.《ネタバレ》 疲れた・・ジョーカーの毒気にヤラれっぱなしの二時間半でした。 ヒース・レージャーのジョーカーは評判以上の素晴らしさ、 彼の存在感あっての映画とも言えます。 彼の起こす犯罪で事態が悪化し、終盤近くでレイチェルの身に最悪の悲劇が起こりますが 不謹慎ながら『うわぁここまで悪化してどう収拾が付くのか』とジョーカーの行動にハラハラ興奮してしまいました。 気になった点は、検事デントがジョーカーの策略で顔半分焼かれツーフェイスになり 悪に染まるという流れですけど、彼は悪に染まったと言うより、 ただ自分達をハメた裏切り者を復讐してるだけで 彼の本質はあまり変貌してないように思いました(ジョーカーばりに狂気に目覚めていればさらに救いがなく良かったと思いました。) 最後にバットマンはジョーカーを殺さず明確な決着は付けられてません。 ジョーカーは生き残り、バットマン側は検事デント偽りの『正義』の看板を掲げ バットマン自ら罪を被り、辛うじてゴッサムシティが保たれる結末ですが そこはジョーカーに試合で勝って勝負に負けた感が強く、後味はあまりいいものではないので、もしかしてジョーカーとの完全決着の続編とか見越しての結末だったのかなぁと少し考えました(ヒース亡き後、それは不可能でしょうが・・ 冷静に考えれば8点あたりかなぁと思ったのですがヒースのあの素晴らしい存在感に 興奮し、なかなか収まらないのでもう彼の名演にプラス1点の9点にします。 【まりん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-31 19:15:02) |
53.《ネタバレ》 やはりこの作品はジョーカーに尽きる。長い上にちょっと説教臭くて、まだまだ改善の余地はあったと思うが、ジョーカーだけはどうしたって賞賛せざるを得ない。あれほど魅力的な悪役はそうはいない。彼を生み出しただけでもこの映画は価値あるものだと思う。ただ、どうせここまで作り込んだならジョーカーの暴力描写をしっかり見せつけるべき。少なくとも黒人ギャングの口を裂くシーンは、直接見せろとは言わないまでももっと苦しむ描写は必要。切る瞬間だけカメラ外して死んじゃいました、では全く怖くない。あの1シーンだけでもあれば、後々の暴力描写は見せなくたって効果出るんだから。 まぁ何はともあれこの役の為に命を落としたと言ってもいいヒース。全身全霊を懸けて演じたヒース。あなたは本当に素晴らしい役者です。 【Sgt.Angel】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-31 00:31:17) |
52.ヒーローものなのにスカッとしない。僕には期待ハズレでした。。。 【AKi】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-08-29 23:19:28) |
51.《ネタバレ》 ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーには多少のユーモア的な部分があったが、今回のジョーカーには遊びが無いというか何をするか判らない的な恐ろしさがある。警察に捕まったジョーカーを見ていてもその存在感だけで何かをやらかすのではないか?と思わせる緊迫感があった。あまりの狂気ぶりに戦慄が走った。ヒース・レジャー最高でした。さらにトゥー・フェースのオリジナルとは違う誕生秘話もなかなかの見ごたえでした。逆に主役で有るはずのバットマンが食われる形になってしまった事が少々残念かもしれません。 【みんてん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-29 12:30:04) |
50.ああ・・・なんとこわい160分だったことか・・・。びくっびくっと座席から飛び上がり、かつ、もぞもぞと背筋がなんとも不快な160分。目をそらせたいのに、画面に釘付けになりました。完璧にイカれたジョーカーが最悪で最高です。 今回は9点にしましたが、数年後もう一度観たあと10点になるかもしれない。観たいけどこわいなぁ。 |
49.すごい迫力。思わず目をつぶって耳をふさいだシーンもありました。 【リブロース】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-28 19:24:48) |
48.《ネタバレ》 「ジョーカー」という存在には、クリエイターの創作意欲をかきたてる何かがあるのか。 バットマンシリーズの2つの傑作、「バットマン」1と「ダークナイト」の二つとも、バットマンではなくジョーカーが軸。違うのは、「ダークナイト」のジョーカーが生み出す強烈な緊張感。ジョーカーが画面にいるだけで観客を硬直させるような、強烈な緊張感。 ジョーカーとバットマンの割と単純な対決である前半部分だけでも、充分おもしろい。しかし後半、ジョーカーはただの馬鹿ではなく狡猾な策士として暗躍し、人々の悪意を引き出していく。それがまさか、登場人物中もっとも高潔であると観客の誰もが思っていたであろう、ハービー・デントの転落という形で結実するとは……。腹を切り裂き、臓物をぶちまけるかのごとき醜悪さ。この絶望感。 デントが狂気に陥ることは、原作を読んだ人なら知っている。だからやや衝撃度が小さいだろう。それにしても、ジョーカーの策略によってそうなることは、原作には無い。僕自身は、このことについては一切知らないかった。 バットマンを悩める存在にしたのも、上手い。バットマンのような超法規的存在が実在すれば、同じような状況に陥るはずだ。恨み、恨まれ、際限のない報復合戦になっていく。我々は映画で事態の裏まで見ているから、バットマンが正しいということを知っている。だが市民はそれを知らない。バットマンは法的手続きを経ていない。だから市民からも警察からも、おもてだった援助を受けることができない。 このことを描くことによりダークナイトは原作から独立し、一つのリアルな映画として成立した。 個人的に特に賞賛したいのは、CGらしさをまったく感じさせないアクションシーン。実際にCGが使われていないのかどうかは、僕には分からない。だがCGのあふれる現代の映画界において「どうせCGか」と思われないということは、それだけで大きな意味がある。 クリストファー・ノーランに喝采。ヒース・レジャーに、ひたすら拍手。そして合掌。 【佐吉】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-27 17:53:08) |