51.まず台詞。ともすると一瞬、何を言ったのか聞き取れないシーンもあって、わざわざ観客に分かるよう”今の標準語クサいゴザる言葉”でなかったのは、”日アカの賞を総ナメ”に関係なく良かった。(若くてイキのいいクリエイターはあんなもん貰っても心底喜ばないだろう)薄暗い庭で型をとる主人公、狭い屋内での太刀・・・不自然な光を極力、排除した映像。子供たちのお行儀、宮沢りえ扮するともえの立ち居振舞いは時代考証に五月蝿いハズのNHK大河でもここまで魅力的に再現できない。振り向いた彼女の背後に映える松は当時の絵画に描かれているそれそのもので、本物の風景で時代劇が見たいという欲求に答えてくれました。それだけ誉めておきながら・・・10点をつけなかったのはやはり、みなさんと同じく岸けい(自粛) |
50.評判良かったので見ました。そこまでと言う感じでしたがまあよかったです。宮沢リエも真田広之もよかった。山田洋二ってあんなかっこいい殺陣シーン撮れるんですね。最後ほんとかっこよかったよ。 【MxX】さん 6点(2003-05-25 01:05:30) |
49.DVDを店頭で衝動買いして観ました。予備知識としては、真田広之と宮沢りえが出てる時代劇ということしか知らず、あまり期待していなかったのですが、なかなかよかったです。傑作とまでは思いませんが、いい映画であることは間違いありません。 【ジム】さん 8点(2003-05-24 22:27:21) |
48.久々に期待しすぎて肩透かしを喰らった映画。悪くはないんです。ただ、思っていた以上にストーリーが単調。もっと深みのある内容を期待してただけに少々残念。どうもここ数十年の日本の映画は、TVドラマの延長のようでどうにも物足りない。もう日本映画には何も期待できないのか・・・。今度こそこの作品はひと味もふた味も違うものだと期待していたのだが。 【はむじん】さん 6点(2003-05-22 02:31:57) |
47.じんわり感動です。泣けなかったけど、まあイイ映画でしたー☆ 【ろん】さん 8点(2003-05-14 15:18:53) |
46.時代劇はTVでしか観ないのですが、色々と評判だったので気なってた映画でした。・・が、時代背景に疎い私にはちょっとわからない点があり、内容も淡々とした感じで、なんだかいまいちでした。最後も「あれ、終わっちゃった」って感じでしたし。ここの評価が高いのは正直わかりませんでした・・・。また、否定してる方の意見もありますが意味不明。ちなみに私は20代後半ですが、もっと時代劇観て、あらためてこの映画に会う機会があったら、その時は評価が変わっているのでしょうか・・?私にとって評価が難しい映画でした。 |
45.いいお話でした。でもTVの2時間ドラマで十分なスケール。 【TAK】さん 6点(2003-05-11 02:26:32) |
44.邦画、洋画問わずに観ますが、この作品は邦画マニアの誉め過ぎによる高評価な気が・・・。面白かったですが、邦画特有の、まるでDVD写真集のような退屈なカメラワークが少し・・・。↓「STING大好き」さんのコメントにかなり賛成です。 【LED】さん 7点(2003-05-08 14:37:38) |
43.多分、はじめて時代劇をまじめに観た映画だったと思う。幕末の難しい話はよくわからないが、そんな難しいことを考えなくても十分にたのしめて感動できる作品だった。自分も二人の子供の親として子供達に対する愛情がストレートに表現されているのにまた感動。不格好な殺陣がよかったな。 【ひろ】さん 9点(2003-05-06 16:33:23) |
42.何か淡々と始めは進むが、いつの間にかのめりこんでいた映画です。役者の演技力がもろに出る作品ですね、いい映画です 【日本刀】さん 8点(2003-05-04 08:24:18) |
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41.ハンドルネームの通り幕末好きの俺としてはこの映画はかなりよかった。藩主の顔がもう悪人日本代表って感じにメイクされてて受けた(笑)とりあえずわかりやすいストーリーで面白い。画もきれい。 【幕末魂】さん 9点(2003-05-03 23:20:43) |
40.間違いなく上質の作品。藤沢周平の原作だから、描写が誠実で丁寧なのは当然と言えば当然。そうでなければ藤沢氏に申し訳ない。ただ、ラストシーンが取ってつけたようでいただけない。観客は安心できるということもあるが・・・。プライベート・ライアンを思い出した。あれも蛇足だった。何か別の表現方法があるような気がする。 【大木眠魚】さん 8点(2003-05-01 01:11:50) |
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38.真田広之のドッキドキ想ってるシーンが最高。やっぱせくしぃ~。あとはおばあさんと、召使と、果し合いした男の死に様が良かった。 【kaneko】さん 8点(2003-04-26 01:51:23) |
37.邦画は余り見ないのですが、今話題の「たそがれ清兵衛」を見ました。さすがは各種映画賞を独占しただけあって、見応えのある素晴らしい映画でした。切腹を拒む男を藩命により一人で討ち取りに行く所、清兵衛としては五分五分、いや六分までは死を覚悟していたはずだ。そういう状況で、これまでの恋心を初めて打ち明けます。何か切なくて、胸が詰まって、泣けてきます。幕末のわずか50石取りの下級武士、内職しなければ生活できません。籠城した男も、浪人になって食うや食わずの極貧生活、やっと就職でき藩のため一生尽くすぞと誓ったのもつかの間、今度は上役がたまたま反主流派だったために切腹を命令される。そんな理不尽さを清兵衛に語る。自分ではどうしようもない事情で人生が翻弄される時代、そんな時代に生きた貧乏下級武士の心情を映画に写し取りました。 【野ばら】さん 9点(2003-04-11 12:55:32) |
36.とても感動しました。時代考証がしっかりしていましたし、今までの映画では、このような下級武士の貧しく慎ましやかな生活を描いた作品はほとんどなかったと思います。貧しい生活をしながらもそこにささやかな幸せを感じている清兵衛に藩からの命令が下り、やりきれない思いを抱きながら刀を抜く・・・。美化された「武士道」ではなかったので、リアルな葛藤・心情がストレートに私にも伝わってきました。現代社会にも企業のため、家族のために時には矛盾や理不尽さを感じる不合理な事が多くあると思います。だからこそ清兵衛に感情移入できたんだと思います。それと宮沢りえも良かったです。わざとらしいラブ・ストリーは大嫌いなので、シンプルに相手を愛しく思う姿が日本的で良かったです。それと殺陣シーンもリアルでよかったです。最後の岸恵子のシーンは要らなかったですね。プライベート・ライアンみたいに映画の最初にも出てきて、そこからの回想として本編に入っていくなら分かるのですが、最後にいきなり出てこられてもなんだかな~って感じでした。まあそんな事を差し引いても本当にいい映画でした。 |
35.清貧。いや正貧?愚痴を言わず、人のせいにせず、くさらず、へこまない生き方に感銘。なかなか出来ないよ。「ギルバートグレイプ」をちょっと思い出してしまった。もう少し子供へ対する愛情が描けていたら、清兵衛の潔い生き方がいきてきたと思います。山田洋次だけにもう少し会話の面白さを期待していました。数々の賞も含め評判が良かったからもう少し盛りあがるかなと思ったのですが、そこそこ面白かったです。「決められたリズム」いい歌~。 【チューン】さん 7点(2003-04-07 20:46:35) |
34.感動しました。これを観るちょっと前に『壬生義士伝』を観ました。どっちも好きですが殺陣はこっちが好きですね、同じ時代劇って事で・・・。私も山形の庄内のものですが、庄内弁ちょっとわかんないところがありました、はやくて・・・。 【cocooon】さん 9点(2003-03-25 22:21:20) |
33.時代が求める傑作でしょう。剣の腕を持ちながら夢や希望だけを追い求めることなく、日々の生活にささやかな喜びを見い出す、まさに「知足」の心が随所に描かれています。茶碗に白湯とたくあんなど禅の精神が生活の隅々に感じられました。自分の生きざまを重ねた人は11点の評価をつけるのでは?。私は車寅次郎のように朋江(と清兵衛)の幸せを祈っておりました。 【天地 司】さん 9点(2003-03-23 18:51:22) |
32.果し合いが終わった後、家にもどった清兵衛が、ともえの手をとって「あなたが待っていてくれて・・・」というところに感動しました。その前にも結婚を申し込むところ、素直な男の気持ちを伝えていて、決して「男のおれについてこい」という感じじゃない言い方、女を一人の人間として大切にしてくれるという気持ちのある男として描かれていたところがよかった。あの時代、男性上位が当たり前であったと思われるが、清兵衛は、誠実な男として今の時代にも通じる生き方や考え方を持った人です。こんな人がいたら私も何を捨てても一緒になりたい! 【ふみりん】さん 9点(2003-03-02 12:41:13) |