159.自分からは何もしないくせに、人に頼り助けられ、たまたま生きてこられたという、運のいい人の話。街並みとか美術、音楽は素晴らしかった。 【ロカホリ】さん 5点(2003-10-12 22:57:00) |
158.《ネタバレ》 確か試写会で観た気がする。最前列で。罪の無いユダヤ人が次々と殺されていくシーンはどれも観ていて心が痛んだ。戦争に全く触れていない私には、言い方はおかしいけれど良い教訓になったような気がする。ポランスキー監督の実体験をもとにしたもので、あの映像の凄まじさ、惨たらしさは、戦争を経験している者だからこそのものなのだと後々感じた。ラストでシュピルマンがピアノを弾くシーンを観て、ほっとしたのをよく覚えている。 【SAEKO】さん 9点(2003-10-11 21:17:26) |
157.《ネタバレ》 生前のシュピルマンがインタビューに答えていた。『そのハンサムなドイツ人将校は私に敬語を使い~中略~どうぞ弾いて下さい。人がきたら私が弾いていたことに~略』ってのをTVで見て、これは観たい!と思った。そのシーンはなかなか中々やってこない。「なんか弾いてみれ」やっときたー!(何を弾くのだろう?)この瞬間が一番集中しました。いざ弾き始めると、(久しぶりでミスらないかな?)と余計な心配をしてしまった。大好きなバラード第1番を選曲したシュピルマンに+4点。 【コジコジ】さん 6点(2003-10-10 10:13:07) |
156.《ネタバレ》 これが実話ってすごい。主人公は運がよかった。あんだけユダヤ人が適当に殺されてる中本当に運がよかった。最後にあったドイツ兵もいい人だったし、とにかくいい人に恵まれてて。ピアノを弾いてるシーンはおもったよりも少なかったです。 【しずく】さん 7点(2003-10-06 20:51:37) |
155.只の再現ドラマだっ、文句あるかっっ!って言っちゃえば良かったんじゃん? 【ぽろぽろ】さん 8点(2003-10-03 09:46:54) |
154.他の映画と比べて特別残酷だとも思わなかったし、特に感動するようなところもなかった。主人公がココリコの人に似てると思った。 |
153.《ネタバレ》 大まかな内容は、観る前から想像がつく。それでも引き込まれるのは、誰もが状況次第で、とてつもなく非情になりうるという現実の重さ故でしょうか。爆撃を受けたときのリアルな耳鳴り、そして緊張の果てのユーモアが秀逸です。 【coco2】さん 8点(2003-09-23 13:36:04) |
152.《ネタバレ》 な、長すぎる…。見ていて疲れました。おすぎがCMで「50年分の涙を流した映画」だとか言ってたから期待してたんですけど、ただの重い戦争映画でした。前半のユダヤ人虐殺シーンはめちゃめちゃリアルで目を覆いたくなるほどです。銃やマシンガンの音、爆発音、人の叫び声、赤ちゃんの泣き声、血、死体、本当に戦争は怖い。で、肝心のシュピルマンですが、滅多にピアノ弾きません。最初と最後の方だけですね。てっきり、ピアノの才能を活かして戦争時代を生き抜いてきた人だと思っていたのですが、とんでもない!人に助けられてばかりで、戦争が終わってからも助けてくれた人たちに恩返しすることもなく、ピアニストとして復活して終わり。人としてそれってちょっとどうなの?特にあのドイツ人将校は結局戦犯として収容所で死んだっていうから、シュピルマンは助けなかったってことでしょ?自分は食べ物を恵んでもらって見逃してもらったのに…。感動シーンがあまりなくて、期待していた分ガッカリしちゃいました。でも映像のリアルさと、音楽が美しかったので、5点差し上げます。 【みさえ】さん 5点(2003-09-22 10:20:01) |
151.私は戦争映画は苦手で、普段はあまりすすんで観ないのですが、ピアノ関連の映画は好きなので、どうしても観たくて観ました。確かに内容としては、想像以上にまっすぐに表現されていて重かったですが、その重さとピアノのメロディの美しさと…混ざり合わさって、今まで味わったことのない気持ちになりました。あと、ピアノを弾くふりをするシーンはとても素敵でした。 【ckeru】さん 8点(2003-09-21 21:19:38) |
150.ユダヤ人迫害のシーンが連続する前半は見ているのがつらかったけど、対照的に後半は素晴らしいシーンの連続で、極限の中にしか生まれない美しさを見ました。最後のピアノの演奏には思わず拍手したくなってしまいました。 【KARIN】さん 10点(2003-09-19 20:56:59) |
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149.重いテーマでしたが、私は最後まで飽きずに見ることができました。ホロコーストや戦争を題材にした映画が好きなこともありますが、こんな残虐なことが実際にあったなんて・・・平和な時代・国に生まれた私には映画の中でしか見ることのできない世界です。主人公が最初から最後まで難しい顔をしているのも真実味があってよかったと思います。 【ゆり】さん 8点(2003-09-15 23:30:33) |
148.《ネタバレ》 これがポランスキーではなくて、カンヌで賞もとってなくて、何にも期待していなければ、ポーランド人が英語をしゃべってるところで見るのをやめたかもしれない。(でもドイツ人はドイツ語をしゃべってるんだ、これが。)あるいは、すでに誰もが知ってるワルシャワのユダヤ人の歴史を、ポーランド分割からナチ崩壊までの5年間を、これからまた例のごとくの演出で三時間見せられるのだと覚悟を決めさせられるところで。ピアノを滅多に弾かないピアニストの映画だけど、その数少ないピアノのシーンのうちの一つは、逃亡生活の果てにたどりついた隠れ家にとうとう見つけたピアノを、命が惜しいために弾くふりですませてしまう。ピアノを愛するものなら、死んでも弾いてしまうところなんだろうが、そういうひとは実際死んでしまって手記も残せなかったのだろう。また、あの場面。やせほそり、筋肉の削げ落ちた指がたたき出す不自然に華麗な旋律。ピアノを弾く全ての人が、毎日の練習をさぼったとたんに訪れる「ああ指が動かない!」という思いを主人公は決して感じたりはしない。その間にあった5年間のブランクは彼の指にはおこりえない。妻いわく、この映画の教訓は「芸は身を助く」なのだそうだが、彼が自分から行動するのは、たった一度だけ。武装蜂起にいよいよ立ち上がらんとする友人に、唯一人自分勝手に逃亡の手助けをさせるその瞬間のみだった。あとはただ流されるまま、感謝もなく他者の好意に甘え、自分の食欲を満たすことのみにわずかながらの執着をみせていた。ピアニストとしての才能以外には、たしかにどこにでもいそうな人間のリアルな姿かもしれないが、そこにたとえば芸術家としての誇りなり、こだわりなり、生きがいなりといったものは見つけられなかった。あの戦争の前後において、彼は同じショパンの作品(これは僕のもっとも愛した作品でもあるが)を弾いてみせるが、ホロコーストの経験をその後者に聴く事ができるという人がいれば、お目にかかりたいものだ。 【小原一馬】さん 0点(2003-09-12 00:22:57) (良:2票) |
147.《ネタバレ》 戦争の怖さと生きていく事の大変さがわかりました。ドイツ兵のユダヤ人殺戮のシーンはかなり残酷で見るのが辛かったです。でも映画を見た後に「面白かったなぁ」とか「もう一度あそこの場面見てみよう」とかは思わなかったので^^; 【meg】さん 6点(2003-09-08 19:22:27) |
146.観終わった後に、感動したとか面白かったという気持ちは残りませんでした。ですが、この映画は素晴らしく、一生心に残ると思います。人を人と思わず簡単に殺してしまう残虐性がとても鮮明に映し出されていました。戦争は絶対にあってはならないものだと再認識させられました。 【銀次】さん 8点(2003-09-08 16:02:32) |
145.よくある戦争映画なら主人公は敵に立ち向かい、勝利するか敗北するかというところを、シュピルマンはあちこちで助けられ、自分は仲間の反乱にも参加せず、実話じゃなければこういう行動はどうかと批判してしまいがちだが、この時代の状況やシュピルマンのその後の生き方を考えると、彼の行動は正しく、意味のあることだと思います。どうしても生き延びたいがための行動、考えさせられました。 【スリーオー】さん 8点(2003-09-07 12:55:21) |
144.シュピルマンの生への執着というか、必死さにはただ圧倒された。しかし、特技って大事ですよね。彼はピアノの才能があったからこそ戦乱の中を生き延びる事ができた。もし、自分があんな状況に陥ったら、果たして生き残れるだろうか。いや、無理っぽい・・・。 しかし、シュピルマンのように最後まで諦めないで生き続ける事がなにより肝心だと思った。 【きのすけ】さん 8点(2003-08-30 22:57:21) |
143.ホロコーストとは、決して映像によって描き得ない。だから私は当事者たちの”証言(声)”によってホロコーストを記録したのだ、とは『ショアー』を撮ったクロード・ランズマン。必ずしも彼のあの作品に対して全面的に賛同するものじゃないけど、確かにアメリカ映画なんかでナチによるユダヤ人虐殺ものを見て、シリアスな問題提起のようでいて、結局は怖いもの見たさの観客の好奇心に訴える「殺人ショー(!)」でしかなかったりして(『シンドラーのリスト』…)、暗たんたる気持ちになるしなあ…。ジャック・リヴェット監督が批評家時代に言った、ほとんどすべてのホロコーストものの劇映画はポルノグラフィーであるという言葉は、まさしく真実だ。もちろん、ロマン・ポランスキーだってそんなことは百も承知だったろう。だから『シンドラーのリスト』の監督オファーも断ったんだろう。それが、本作を手掛ける気になったのは、この映画があくまで「生き残った者(たち)」に捧げられたものだったからに他ならない。ほとんどすべてのホロコースト映画が、殺戮を、つまりは「死んでいった者たち」を対象にしていたのに対し、ここでは、運と成りゆきに救われながら生き延びていく主人公こそを徹底して肯定する。たとえどんなにぶざまで、ひとりよがりであろうと、そんな主人公が生き延びた、ただその一点だけで肯定する本作は、逆説的にホロコーストの核心を照射してみせたといえるだろう。…正直、ポランスキーの最高傑作とは言えないかもしれないけれど、一世一代の代表作であることは間違いない。拍手(ブラボー)! 【やましんの巻】さん 9点(2003-08-27 13:58:47) (良:4票) |
142.正直目を背けたくなるぐらい残酷で冷酷な虐殺シーン。重いです。なのに、淡々と進んでいく。すごいですね、これが実話なんて。ところで、彼はナチスの将校に見つかった時に絶対缶詰を放さなかったですよね。多分、誰しもそうなるように思います。やはり、戦争は嫌です。でも、過去の歴史を直視しないことには戦争はなくならないのではないでしょうか。そう、考えさせる、映画です。 |
141.ドキュメンタリーであるがため、感動作というよりは、ナチの残虐性ひいては戦争の悲惨さの方がクローズアップされている。ちょっと重いね。 【tantan】さん 7点(2003-08-24 19:29:31) |
140.ただただ、記録映像のように残虐行為が繰り広げられる。その背景の中でストーリーが進む感じ。その切り口は私は好きでした。映画館では気が滅入るくらいの体験でした。 |