ハウルの動く城のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。19ページ目

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ハウルの動く城

[ハウルノウゴクシロ]
Howl's Moving Castle
2004年上映時間:119分
平均点:5.65 / 10(Review 384人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-11-20)
アドベンチャーファンタジー戦争ものアニメロマンス小説の映画化
新規登録(2004-03-07)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
倍賞千恵子ソフィー
木村拓哉ハウル
美輪明宏荒地の魔女
我修院達也カルシファー
神木隆之介マルクル
伊崎充則小姓
大泉洋かかしのカブ
大塚明夫国王
原田大二郎ヒン
加藤治子サリマン
保村真小姓
佐々木誠二港町の魚屋
菅野莉央マッジ
安田顕兵士
森崎博之ケーキ屋店員
戸次重幸橋の上の男
音尾琢真城の門番
塚本景子
村治学
松岡依都美
ジーン・シモンズ[女優]老齢時のソフィー(英語吹替版)
エミリー・モーティマー若い時のソフィー(英語吹替版)
クリスチャン・ベールハウル(英語吹替版)
ローレン・バコール荒地の魔女(英語吹替版)
ビリー・クリスタルカルシファー(英語吹替版)
ジェナ・マローンレティー(英語吹替版)
ジョエル・マクラリー補足音声(英語吹替版)
ブライス・ダナーサリマン(英語吹替版)
原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『魔法使いハウルと火の悪魔』(徳間書店刊)
脚本宮崎駿
音楽久石譲
新日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
作詞谷川俊太郎「世界の約束」
作曲木村弓「世界の約束」
編曲久石譲「世界の約束」
主題歌倍賞千恵子「世界の約束」
撮影奥井敦(映像演出)
製作奥田誠治(製作担当)
島谷能成(「ハウルの動く城」製作委員会)
徳間書店(「ハウルの動く城」製作委員会)
日本テレビ(「ハウルの動く城」製作委員会)
ブエナビスタ(「ハウルの動く城」製作委員会)
東宝(「ハウルの動く城」製作委員会)
電通(「ハウルの動く城」製作委員会)
高井英幸(「ハウルの動く城」製作委員会)
星野康二(「ハウルの動く城」製作委員会)
市川南〔製作〕(「ハウルの動く城」製作委員会)
製作総指揮ジョン・ラセター(英語吹替版)
プロデューサー鈴木敏夫
制作スタジオジブリ
西村義明(制作業務)
配給東宝
作画高坂希太郎(作画監督)
マッドハウス(作画協力)
Production I.G(作画協力)
高橋賢太郎(デジタル作画)
T2 Studio(デジタル作画)
GONZO(デジタル作画)
近藤勝也(原画)
米林宏昌(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
小西賢一(原画)
大杉宜弘(原画)
山下明彦(作画監督)
橋本敬史(原画)
渡辺歩(原画)
美術武重洋二(美術監督)
真野薫(タイトル)
男鹿和雄(背景)
保田道世(色彩設計)
高屋法子(ハーモニー処理)
編集瀬山武司
録音若林和弘(録音演出)
北田雅也(フォーリー)
東京テレビセンター
井上秀司(整音)
上田太士(光学録音)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
その他久石譲(指揮・ピアノ)
IMAGICA(現像)
糸井重里(キャッチコピー【ノンクレジット】)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
戦時中の国。ある日19歳の少女ソフィーは荒地の魔女の呪いで90歳のおばあちゃんにさせられてしまう。おばあちゃんソフィーは一人、荒野で四足で動き回っている城(だかなんだかよくわからない塊魂)に住んでいるハウルに会いに行く。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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24.筋金入りの宮崎駿ファンです!待ちきれず、初日に観に行ってしまいました..観終わった感想は、「だからどうした!?」 です..理屈抜きで楽しめる訳でもなく、強いメッセージ性、感動、がある訳でもなく..今回はすべりそうな予感がしていただけに、予感的中!悲しい..脚本が頂けません..ちまたにあふれているどうでもいいアニメやTVの2時間もので十分!って程度のストーリー.. “動く城” (動くガラクタ?) もほとんど登場する意味がないし(監督の自己満足か?)..反戦?かなんだかよく分からない、無意味な戦争シーン(戦時中という設定)..主要人物以外のキャラクターやメカは、斬新さに欠け..今までの作品の寄せ集めみたいなものばかり.. とにかく 「コナン」 や 「カリ城」 「ホームズ」 で見せた、あの脚本、演出の “キレ” が全く陰を潜めてしまっています.. ナウシカ以降(千と千尋除く)の劇場用宮崎駿作品の特徴なのですが、作品の中盤を過ぎたあたりから終盤にかけていつも “尻窄み” ..さらにラストが “ビシッ!” っと決まらない..そういう悪い癖が出てしまってます..って言うか、本作の場合、中盤からすでにストーリーが壊れてる..終盤は盛り上がるどころか、盛り下がり、失速..支離滅裂ぎみに慌てるように結末を迎え..そして “ハッピーエンド!” ..(なんじゃそりゃ!ラブストーリーとはほど遠い出来..) これは、脚本が完成していないまま製作に入ってしまうという、アニメ製作上の手法が故の弊害!ではないでしょうか..監督は、製作に追われ、時間に追われ.. “結末” を考えているうちに訳が分からなくなってしまうのでは..映画は「脚本が命!」と言った黒澤明監督の言葉を思い出します!..長編アニメの場合も、脚本を練りに練って全て完成させてから製作に取り掛かるべきなのでは..さらに脚本を1人で書くのではなく、複数人で案を持ち寄って書き上げる(かつて黒澤監督もやっていました)、といったことも考えなければ、偏った思考のまま創り込んでしまうことになります..(本作のように..) “巨匠” と言われる監督が “ワンマン” で、思い通りに創り上げた映画が、“駄作!” と酷評されることが多いのは “公然の事実!” ..宮崎監督がそうならないことを願って、次回作に期待します...
コナンが一番さん [映画館(邦画)] 6点(2004-11-22 14:42:17)
23.ナウシカやラピュタといった偉大過ぎる兄がいたために過度な期待をかけられ、険しい運命を余儀なくされた数々の作品達。彼らの弟がまた一人増えようとしている。老若男女大勢の注目が集まる中、宮崎駿監督最新作「ハウルの動く城」の誕生だ。しかし大きな産声と共に姿を現したのは、美しい外見とは裏腹に人間らしい感情を全く持ち合わせていない――まるで『彼』のような――それはそれは奇妙な映画だった。そう、外見は美しいのだ。それこそ震え上がるような美しさである。表情豊かなキャラクター。卓越した映像美。宮崎節全開のファンタジックな世界観と、胸を躍らせる粋な演出。否応無しに涙腺を刺激するワルツのメインテーマ。公開前は不安材料だとばかり思われていたが、見終わってみれば拍手を贈らずにはいられない見事な声優キャスティング。どれもこれも満点だ。これだけ良い素材が揃っていたのに、なぜこうなってしまうんだろう?中身が破綻している。登場人物の行動理念や感情の動き、そしてストーリー展開が余りに荒唐無稽で理解不能なのだ。これは「説明をあまりしない映画」「観客に考えさせる余地を残している映画」という表現で許されるレベルであろうか?俺はこの点において0点を付けざるを得ない。だから俺のこの7点という結論は10点と0点が複雑に入り混じった結果としての7点であり、なかなか良いという意味の7点とは明らかに異なる。よって他のどの7点よりも見る価値のある7点だということは主張しておこう。さて上述した通り、美しい外見を持ちながら心をなくしてしまったこの映画は、自身の登場人物「ハウル」とそっくりだ。俺は彼にどんな態度で接すれば良いのだろう?ソフィーのように理由もなくいつの間にかこの映画を好きになっているなんてことは、俺には有り得ない。ただ、映画の中のハウルは不思議な魅力に溢れ、多くの人々に愛されていた。ならばこの映画もまた多くの人々に愛される存在へと成長するのでは、と考えたくなってしまうのは果たして単なる酔狂なのか?俺はそれを確かめるため、彼の成長をゆっくり見守ろうと思う。そしてこの映画が90歳になる頃、人々の記憶にハウルは残っているのか、それとも忘れ去られているのか。生きている限り、あのカカシのようにずっとこの映画の後を追いかけて行ってみようじゃないか。そんな決心をしてしまう俺は、きっともうハウルの魅力に取り憑かれてしまったのかも知れない。
コバ香具師さん 7点(2004-11-22 10:02:57)(良:3票)
22.これは宮崎アニメの集大成かもしれない。場面や構成やキャスト、これまでの宮崎アニメをうまく吸収していると思う。そしてこの映画には、普段見ている映画とは大きく違うところがいくつかある。まず、明確な答えが用意されてないこと。魔法の事や周りで起きている事など、普通の人から見たら世の中はわからない事だらけ。自分の頭で補完していくしかない。見ている自分もソフィーも同じ一般人。だから彼女に感情移入する事ができる。そしてストーリー構成も明らかに違う。大きなどんでん返しや伏線、そんなのを期待してると肩透かしを食らうだろう。私にとってこれは、頭で考える映画ではなかった。感動の仕方も、他の映画のそれとは明らかに違う。見終わった後の衝撃。この映画を見て感じた事を友人と話す―また感動できる。サウンドトラックを聞く―そこでまた感動できる。時々ふとこの映画を思い出す―何度でも、感動できる。自然に。物語が頭に染み込んでいる様だ。
じゃじゃ丸さん 9点(2004-11-22 03:32:14)
21.《ネタバレ》 この作品を見て、ピカソのゲルニカを思い出しました。えらく抽象的だなぁーと思いました。テーマは戦争であり、要するに文明は戦争の火(犠牲)によって発展しているという皮肉を歌い、正しい火の使い方を訴えたかったのだと思うが、映画全体を通して表現が中途半端になってしまっているのが残念でならない。
青sさん 6点(2004-11-22 00:30:46)
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20.やっぱり賛否分かれるようですね、この映画。私個人としてはとても楽しめましたです、はい。宮崎映画特有のあの映像美、そして久石譲の音楽にのっけからやられてしまいました。『♪人生のメリーゴーランド』でしたか、あれは名曲ですね~vvでも倍賞千恵子の歌はあんまり合ってないように思えてしまいました(すいません…)。  さて、内容ですが、私もやはり「んんっ?」と思う場面は多々ありました。ソフィーのお母さんが何故あんな行動をとったのかがいまいち分からなかったし、ソフィーも何故あんなにちょくちょく老けたり若返ったりするのかもよく分からなかったです(私がバカなだけなのかな…)。原作もあんなカンジなんでしょうか?さらにあのカカシのカブにいたっては、ラストで思わずコケそうになりました。。。  しかし、全体を評価するとなると、やはりこれは素晴らしい、という結果にいたります。だって私泣きましたもん…!それに階段のシーンでは爆笑させていただきました。これでいいんじゃないでしょうか。笑って泣けて、感動して、それがジブリ映画の魅力なんですから。  で!!!ハウルですよ…!!!もうめっちゃツボです!!ハウル素敵すぎっ!!何ですかあの美しさは!!犯罪だ!しばらくハウル熱が下がりそうにありません。木村の声も凄くマッチしていて、本当もう最高でした…。仕方がないので待受画像探しに逝ってきます(死)
Ronnyさん 9点(2004-11-21 23:31:51)(良:1票)
19.ジブリ映画=絶対面白い!というわけではないということが、よくわかりました。いかんせんストーリー展開が…。でも売れるんだろうなあ。
tonaoさん [映画館(邦画)] 5点(2004-11-21 21:00:51)(良:1票)
18.私にとってはキセル映画のようでした。素敵な最初と強引な最後をつなぐ管の中は・・?????・・、疑問や眠気を誘う煙がモヤモヤモヤ。観たい観たい、とせがんでたうちの子どもたちも「まだぁ?」、隣席のアベックはイチャイチャし始め、非常ぉ~に長く感じてしまいました。画と音楽は(しつこいほど)とても美しかったので、声優吹き替え版DVD(!)が出れば観たいです(えらいすんません)。場内のお子様観客が「ヨイショ!」と声をかけた階段シーンに+1点。連れてこられて泣き叫んでいたベビーちゃんたちは可哀想だったけど、最近あまりない「満員御礼映画館」の雰囲気を味わえたのは良かったです。混んでる映画、もっと増えればいいよねぇ。
かーすけさん 6点(2004-11-21 20:57:19)
17.《ネタバレ》 映像美は申し分ない。期待以上の出来である。声優陣も少女時代の倍賞千恵子以外は適役だった。久石譲の音楽も相変わらず期待を裏切らない。技術面だけでいえば10点満点である。だが問題はストーリーにある。全てが結果の羅列でしかなく、そこに至るまでの理由が存在していない。まず連帯感が生まれた理由が不明。ソフィーは魔女によって呪いをかけられ老女にされてしまう。それなのに彼女は魔力を失った魔女を迎え入れる。戸惑いも憎しみも憐れみも描かれずに、いつのまにか仲良くなっていたという結果しか表現されていないのである。少年マルクルとソフィーも同様。マルクルはソフィーを慕うようになるが、なぜそうなったのか、理由が見当たらない。最大の謎はソフィーとハウルの恋愛模様である。ソフィーはなぜハウルを愛したのか?その過程が書かれていないのに、突然彼女はハウルを愛していると叫ぶ。最後、仲睦まじい彼らの姿をみた女王がどういうわけか、仕方がないから戦争をやめましょうなどとのたまう。なんという強引な展開であろうか。推測するに、この映画は原作をかなり端折っているのではないだろうか。個性的なキャラクターは魅力的だが、ストーリーは全く楽しめなかった。声優陣の貢献と技術の高さに2点献上するがこれが限界。宮崎アニメというだけで興行成績はトップを維持すると思われるが、それはただのネームバリューであって作品の質を証明するものではない。宮崎アニメでここまで失望したのは初めてだ。次回作は是非とも名誉挽回に挑んでもらいたい、と願わずにはいられない。
HARVESTさん 2点(2004-11-21 19:52:39)
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16.話がわけわからん。ストーリー展開に脈絡というものが存在しない。キャラクターは魅力的だった。あれだけ心配された木村拓哉は映画の中には存在しなかった。というより今回のキャスティングは大成功だったように思う。問題はそこじゃない。キャラたちはよくわかんないままに仲良くなって、泣いて、悩んで、お互いを好きになってる。なんか長い時間をかけて出来ていくものがあっという間に出来上がっていって、それが当たり前のように振舞う姿は疑問符の嵐だった。そこが最大の問題だった。 何度もスクリーンから目を離し、その脇に消火器が置いてあることに気づき、早く終わらないかな~なんて宮崎作品では一度も抱いたことのない感想がわいてきた。これ、「戦争」をテーマに加えてしまったことに原因があるんじゃないか。悲惨な状況を描いておきながら、なぜハウルとソフィーだけが嘆き、憤るのか。なぜあんなにも簡単に終わらせられる戦争だったのか。今の世界を見れば冗談で済まされないことは一目瞭然じゃないか。いままで人の力でどうにも出来ないテーマを選んで、あえて完璧な解法を示さず観客に問題提起してきたんじゃないのか。悲しくて仕方なかった。 そんな中で救われたのは、主役二人が抱き合うなか、ながれはじめた 主題歌。ものすごく感動した。谷川俊太郎はやはり偉大だった。♪涙の奥に ゆらぐ・・・
池田屋DIYさん 3点(2004-11-21 19:03:10)(良:1票)
《改行表示》
15.カカシの正体は、何か伏線があるのかと思っていろいろ注意してみていたのにまったく関係がなかったのには「なんじゃそりゃ」って感じでした。 ベネチア映画祭では金獅子賞ではなくオゼッラ賞(技術貢献賞)でしたが、なんとなく分かるような気がします。期待が大きすぎたのかなぁ。
_| ̄|○さん 7点(2004-11-21 16:59:03)
14.木村拓哉のハウルは上手かった。物語が説明不足すぎてわかりにくい。
アオイさん [映画館(字幕)] 3点(2004-11-21 16:40:37)
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13.エンドロールが流れ始めた瞬間、すべての思考が止まってしまった。  これが、あの宮崎映画なのか…。  渦巻く困惑と落胆。脳裏を振り絞って、映画を振り返り、納得のいく“感想”を導き出そうとしたけれど、結局何処にも辿り着けない。 「まさか、そんなことが…」と疑いを消し去れないが、一個人の結論とするならば、“この映画は成立していない”。  はっきり言って、支離滅裂も甚だしい。 圧倒的なビジュアル、美しくファンタジックな空気感、しかし、あるのはただそれだけだ。  それらしい雰囲気とイメージを幾重にも折り重ねただけに終始する。 一見魅力的なキャラクターは、躍動的に動き発言する。 しかし、その言動のあちこちで“根拠”と“理由”が欠如し、人格そのものが最終的に軽薄になってくる。つまりは、物語になっていないのである。  木村拓哉が声優をやることの是非、倍賞千恵子が少女の声を演じることの違和感、どうにも内容が伝わってこない予告編、公開前の不安要素はいろいろあった。  しかし本当の問題はそんなことではなかった。  「千と千尋の神隠し」で抱いた一寸の不審がいよいよ増幅する。 “もう宮崎駿に想像性に溢れた「物語」を紡ぎ構築する創造力は無いのではないか?””テーマ性のみをただ広げる「内容」を展開するだけで精一杯なのではないか?”  ………………いや信じない。 なぜなら、宮崎映画によって映画を観るということの“快感”を育んだと言って過言でない者にとって、それ以上の悲劇は無いからだ。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 1点(2004-11-21 02:42:44)(良:2票)
12.ハウルのあまりのかっこ良さにうっかりときめいてしまいました。声もばっちり。キムタクじゃなくてちゃんとハウルでした。倍賞さんも私は違和感全然感じなかったです。ただ映画としてはどうかな・・・最後のまとめとか強引だったような。月9の最終回みたいに慌てて収束させた感じです。あと、ハウルはかっこいいんですが、最後までどんなヤツなのか掴みきれませんでした。ソフィも突然若さを奪われたのに大して悩んでいないし。今までの宮崎作品と比べると、何とも中途半端な話でした。
なみこさん [映画館(邦画)] 4点(2004-11-21 00:36:03)
《改行表示》
11.声優さんは良かったですよ。木村さんを含めて。 しかし、肝心の 「話」 が、あれでは・・。 まったく全てのエピソードが唐突でした。 
斜心01さん 5点(2004-11-21 00:23:08)(良:1票)
10.やっぱみんなキムタクの声の話ばっか先行しちゃうんですね、どうしても。それだけで映画としては損してるなぁと思う。それはさておき、見た感想としては、構造として千と千尋の神隠しのまんまかな、と。女の子が不思議な場所へ行って、怪物に変身する美少年に出会って、魔女に困らされて、最後はハッピーエンド、と。これが前作の場合は、「千尋の成長」という流れで物語がくくられてたわけだけど、今回は「ハウルの謎の解明と恋愛」で一応くくってある。だけれども、そのわりには軸がぶれまくってるので、見た後、物語的なカタルシスがあるかといえば、ないわけで。いろいろ詰め込んだせいで、メインテーマが描ききれてなかったように思いました。でも。でもまあそんなこと最近の宮崎アニメにはもうどうでもいいことかもしれない。もう、物語の主軸を通すとかどうでもいいのかも。キャラクター、音楽、小道具、相変わらずすべて一級品です。見てる間、普通に楽しめる。それを素直に受け取って、余計な感動を期待しないのが、いい観方なのかもしれない。やっぱり、次の作品が見たいなぁ、と思わされたもんなぁ。ほんとにたくさんの、最高の素材を使っている映画でした。それゆえにこの作品は、ラストよりも、序盤の「おい、これどうやって収拾するんだよ」と思わされてる時が一番面白かったです。
コダマさん 8点(2004-11-20 23:30:43)
9.見る前はキムタクが声優かよ~と思ってましたが、割と良かったですね。まぁたまにあ、キムタクが出てきたってとこもありましたが・・・。しかしハウルかっこよすぎですよ。今までの宮崎アニメのキャラで一番の美形だと思います。映画の中身はちょっと期待しすぎました。よくわからない所もあったし。わくわく感が足りんかったかな。
ぼんてんさん 7点(2004-11-20 23:28:11)
8.取り敢えず、ハッピーエンドだということは分かった。それと、ストーリーがいまいち消化不良でも、幻想的でカラフルでロマンティックな映像と、久石譲の音楽があれば、それなりに感動できることも分かった。これこそがジブリの魔法でしょう。
紅蓮天国さん 5点(2004-11-20 22:44:53)(良:2票)
7.《ネタバレ》 初期に物語の着地点ってモノを提示するモンなのですよ、多くの映画は。物語が目指すところって何処で、どうやってそこまで導いてゆくか、って。この映画、早々に当初見えていたハズの着地点が消失します(ソフィーが元の姿に戻る、荒地の魔女と対決する)。以降、この映画は一体何処へ向うんだろう?とこちらは途方に暮れるばかり。もちろん、それが提示されない映画だっていっぱいあります。そして、それを行うには人を惹き込むだけの自信に裏打ちされたエピソード、映像の積み重ねを求められます。この映画は果たしてそこを自覚してたのでしょうか? 繰り広げられるのは、安定しているけれどサプライズのない毎度の宮崎節。散漫な人称によって視点は定まらず、結局のところの着地点は納得できず。既存のスタイルからの脱却を目指すのであるならば、まずは自身のスタイルそのものの破壊から始めるべきだったのではないでしょうか? 大ヒットを命題に掲げた映画の限界、とでも言うのかな?
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2004-11-20 20:27:25)
6.04年11月20日、息子と一緒に見に行った。木村拓哉が声役ということでずいぶんとたたかれていたが私は木村はうまくやるのではないかと思っていた。実際に見て想像以上にうまくやっていたので驚いた。全く木村拓哉がやっているという感じがしないのだ。ハウルという人物が魅力たっぷりに声を出している。そんな感じを受けたのが正直な感想。途中でこれは本当に木村拓哉なのかと思ったくらいだ。木村はうまい。魅力的な声を出すと改めて思う。前日に見た「もののけ姫」。あらためて思うにアシタカの声は失礼ながら木村の自然な演技力の前にはしらじらしく思えてしまうほどであった。一方、ソフィーの声役の倍賞千恵子も臭さがなくて実に上手だった。荒野の魔女の美輪明宏もさすがで、非常に感じが出ていたと思う。声について今回は全く違和感なく見られたのがこの映画を見て非常に良かったと思う点であった。/さて、この作品はハウルとソフィーのキャラが大変魅力的でそれで見せているという感じの映画だったと思う。ハウルが足長~、カッコイイ、声最高、で千と千尋でのハクどころではない人気が出るのじゃあないかと。特に木村の熱烈な女性ファンはもう心の底から満足したのではないかと思う。/笑えるシーンあり、戦争批判あり、キスシーン有り、魔法いっぱい、いろんな場面いっぱい。小1のうちの息子が面白かった~と大喜び。私も大いに楽しめた映画だった。
なかがわさん [映画館(字幕)] 8点(2004-11-20 17:24:09)
《改行表示》
5.久しぶりに素晴らしい映画を見ました。 戦争シーンを中心に描く映画、必死に戦おうとする人々の映画はこの世に山ほどありますが。今回の映画は戦争の中で戦わない人々の映画です。 そして、主人公のハウルは魅力的ではありますが、勇気を持ったヒーローではなく、魔法の力を持った普通の人間です。 しかし、彼が持っているある秘密、最終的にはそれがソフィーによって明らかになりますが、そこに至るまでの流れるような物語展開が素晴らしいです。 そして、ラストによって今までの物語の意味が再認識できます。 さらに、その世界を取り囲む魔法、その描写もまた素晴らしいです。 原作では悪の親玉であった荒地の魔女も、今回の映画では一人の老人として、我々に時には怒りを与え、時には哀れみを与え、最終的には彼女自身も救われていきます。 全てのキャラクターが魅力的であり、素晴らしいストーリー 恋愛、老化、戦争、人生、その全てがこの映画のテーマとなりえます。 日本映画でこれほど素晴らしい物語を作れたという事が、私にとっては最大の驚きであり、幸せでした。
トリックスターさん 10点(2004-11-20 15:57:23)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 384人
平均点数 5.65点
051.30%
161.56%
2133.39%
3307.81%
45514.32%
56817.71%
66917.97%
76717.45%
84411.46%
9174.43%
10102.60%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.73点 Review34人
2 ストーリー評価 4.75点 Review58人
3 鑑賞後の後味 5.88点 Review53人
4 音楽評価 7.90点 Review61人
5 感泣評価 4.39点 Review46人
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【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
長編アニメーション賞宮崎駿候補(ノミネート) 
長編アニメーション賞鈴木敏夫候補(ノミネート) 

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