58.《ネタバレ》 大スペクトラムとでも言いましょうか。しかし、CGがないことが、こんなにも心地よいことなのか、と。 【なたね】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-02-08 09:53:43) |
【ファンオブ吹石】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-12-28 03:08:46) |
56.《ネタバレ》 気に入った登場人物が皆死んでしまった(T_T)設定やストーリーから言って人死にが出ないのもおかしいけど寂しい…。あと、勝四郎と志乃の恋が「女っ気やロマンスも必要でしょ」くらいの理由で入れてある感じで、見ていても別に和みもときめきもしなかったのは残念。でも、全体的にはさすが傑作と言われる作品だと思いましたね。面白かったです。 【しぎこ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-09-07 20:39:09) |
55.映画の見方を変えてみました。ストーリーではなく雰囲気を楽しむのなら、この映画は戦国の泥臭さと血なまぐささを感じられる白黒映画とは思えない傑作だと思う。江戸時代の時代劇は何か綺麗になって匂いが消えてしまっているものが多いしね。 【はち-ご=】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-04-29 01:11:00) |
54.《ネタバレ》 質も量も極上の一品だが、あの時代に加東大介のようなぽっちゃり2重あごの侍がいたのかが気になったのでマイナス1。あの服装では体格が丸わかりなので、その点不運? 【臥龍岡権之丞】さん [映画館(吹替)] 9点(2008-04-16 07:51:44) |
53.《ネタバレ》 5年くらい前、1回目に見たときは韓国版の激安輸入DVDだったからか、 劣悪な画質と異国語字幕のためかあまりいい印象ではなかった。 その上で少々背伸びをしたのであまりに酷い感想文になった。 それを少し改めたい。 まずこの映画は 農民たちの貧窮を見事に描いている。 ここまで絶望的に弱者を描ききった映画もなかなかないと思う。 戦のシーンは圧倒的だった。 この映画ほど臨場感のある戦のシーンは他に見ない。 ここまで徹底して戦を描いた映画は知らない。 たぶん映画におけるリアリティとはこういうことをいうんだろうと思った。 実は自分が1回目に見て一番印象に残っている場面は仲間集めの場面でも戦場面でもなかった。 最年少の勝四郎が森に入って行き、まるで少年のようにはしゃいでいる場面。 川のせせらぐ静かな森。 祠の辺に咲いている花を摘んだ後のことだ。 奇妙な音楽が流れだして花の咲き乱れる不思議な世界に迷い込む。 花の上に寝転んでボーっとしていると川のせせらぐ向こう側に 花を摘む不思議な服装をした若い女性が現れるという場面。 まるで桃源郷か竜宮城かわからないが不思議な世界。 この幻想的な場面が忘れられずにいた。 もうひとつ、菊千代 (三船)の演技は愉快であるが常軌を逸していて狂気ともいえる。 この七人の侍は正統派映画ど真ん中でありながら物語の中に神秘性や狂気を盛り込むことをも忘れていないところが個人的に素晴らしいと思う。 キャラクター性が素晴らしいのに”キャラクターもの”に成り下がらないのはそれだけ物語が強いからだろうか。 ちなみに自分はキャラクターの中では久蔵が好きだ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-04 02:28:15) |
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51.七人の侍なんてメジャーすぎて白黒で長そうで…と思ってる未見の方は結構いると思います。特に若い方達は。そんな先入観すてて、まぁ見てみてくださいよ。三船敏郎に惚れますから。 【norainu】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-12 18:36:04) |
50.《ネタバレ》 勘兵衛のような心を持った人間として年を重ねて生きたい。あ、髪の毛はできるだけ多いままが良いです。 【ちゃりお】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-05-16 11:41:19) |
49.「 珠玉ゆえ 巷にあふれる 類似作 ヒーロー物さえ これのパクリだ 」 詠み人 素来夢無人・朝 |
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48.《ネタバレ》 菊千代、最高でした。最後は死んでしまい残念だが、これで本物の侍になれた気がする。黒澤映画は初めて観たけど、50年以上も前の映画なのに迫力があり凄いと思った。音質が悪いのと、火縄で撃たれ倒れるシーンがズレているのが残念。今回レンタルで観たが、また観たいと思った。これは名作。 【まさきち】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-04 01:15:14) |
47.この映画を観るのは2度目でした。一部声が聞き取りにくい事を考慮して、日本語字幕を入れながら観ました(DVDならではの計らいですね)。やっぱり台詞の全てを咀嚼しながらこの作品を味わうと、極上の世界観が堪能できます。207分といえば3時間半近いんですが、全くその長さを感じさせません、映画の世界に入り込むというのはこういう事を言うのでしょうね。シナリオも侍のメンバーを集める1部、侍と村の人間との交流と作戦立ての2部、野武士との決戦を描く3部とその全てにムダがなく、しかもアクションシーンは大迫力で心からワクワクさせてくれます。侍7人だけでなく、村の人間にも個性的な人物が多く、それを描き切ってしまってるのが本当に凄い。本当に今更なんですが、技術も音楽もカット割りも文句のつけようが無いですね。侍は全員カッコいいけど、リーダー役の志村さんの照れた時や考え事をする時の頭を撫でる仕草から、三船さん演じる菊千代の型破りな侍のサマと豪快な殺陣にバカ笑いとその存在全てが至宝ですね。名作名作とマスコミが煽って実はクソみたいな作品も多い中、観客から支持され、世界の映画ファンにも支持され、名実共に日本の伝説的代表作となったのはダテじゃないですね。極上のエンタテイメントってのはこういうものを指すんだな~と誰しも納得できる世界的大傑作だなと思います。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-17 18:41:04) (良:1票) |
46.僕も映画を300本ほど観てきて、遂にクロサワです。というのも……、怖かったんです。黒澤作品を観るのが。これだけ評価されてるじゃないですか? 「全然わからなかったらどうしよう……」って。結局、「smaステーション」きっかけで鑑賞することに。きっかけって大事です。この映画、「王道」といわずに何と言えばいいのでしょう。いつかどこかで見たモノが凝縮されているように思いました。スマステで言ってましたが、当時120円で何億か稼いで、それを今のお金に換算したら日本記録だそうです。納得。※侍ももちろんカッコイイのですが、東宝特撮で育った僕としては土屋嘉男が非常に気になって気になってしかたがなかった(笑)。これがデビュー作なんですね! 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 00:15:30) |
45.これが邦画の最高峰かどうかはともかく、確かにもの凄い映画であることは間違いない。七人の侍はもちろん、百姓の一人一人までもが生き生きとしてよい(逆に、野武士に全く個性がなかったのも◎)。最後の豪雨の中の戦いはものすごいインパクトがあるんだけど、実際に戦ってる時間でせいぜい5分程度だったりする。200分強のなかでたった5分。それでもあれだけの印象をもたらすのだからやはり黒澤明は凄い御方です。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2005-11-20 18:02:49) |
44.《ネタバレ》 す、すごい! さすが世界のクロサワ! これぞ日本映画史上、最高傑作!「真剣ならば、おぬしは倒れておる」こんなクサイ台詞で登場する久蔵がカッコ良すぎる!おそらく本当は一番強いのにまっさきに死んだ朗らかな性格の薪割りの平八!新米侍として武勲を上げることしか頭になかったが、久蔵に出逢い、憧れ、志乃を守るために一戦に交わりたいという気持に変化していく勝四郎!菊千代の粗野な振る舞いを、暴力的ではなくコミカルに演じ、かつ強烈なインパクトを残してくれた三船敏郎さん!中心的なリーダー・勘兵衛として、野武士に対する憎しみ・高揚感をもった百姓と侍を上手く動かし、人を束ねることの難しさを演じきった志村喬さん!あえてBGMを流さずに殺陣のシーンに引き込む撮影テクニック!不自然なく、かつ豪快なカメラワーク!一番弱かった百姓たちが結局は全員生き残る皮肉ったラスト!この映画が作られたことを日本人として誇りに思います! |
43.洋画に溺れてはいるものの、やっぱりクロサワはスゴイ。こんな昔にこんな面白い映画があったんですね。 【★ピカリン★】さん 9点(2004-06-19 10:28:55) |
42.皆さんには関係の無いことですが、『七人の侍』とは幸運な出会い方をした。まだビデオが存在しない1970年代半ば、近所のマーケットの2階にあった汚い名画座で、土曜オールナイトの黒澤特集があった。「名物にうまいもん無し。クロサワってのもどうせ**みたいに評判倒れなんだろな。でも、暇だし観るか」と思って、観てビックリ。お も し ろ い じゃないの。古典的名画は、もう無理なのといつまでも面白いのとはっきり分かれる。これはいつまでも面白い方の代表格。 【哲学者】さん 9点(2004-06-17 13:48:20) |
【aksweet】さん 9点(2004-04-28 01:43:15) |
40.素晴らしい映画だと思う。モノクロという事も画像の汚さも見ているうちに関係なくなる。菊千代の最後のシーンのカメラワークに鳥肌が立った。 【高級つぶあん】さん 9点(2004-04-08 23:38:58) |
39.ようやく、ようやく観ることができたっ!レンタルビデオ屋で常に貸し出し中の本作品。でも、それも観て納得っ!リピーターも多いのでしょうね。現状では間違いなくチャンバラ映画ナンバーワンです。50年前の映画がナンバーワンというのもどうかと思うのですが・・・。「かっこいい!」「シブイ!(特に久蔵)」とか言いながら観てました。自分が特に好きなのは侍達が走るシーンですかね。殺陣がしっかりしているせいか走る姿も良いし疾走感があるし。ただ、ボロいテレビで観たためか、セリフが聞き取りづらかったの難点でした。 【中岩無洋】さん 9点(2004-03-08 11:15:47) |