74.《ネタバレ》 世界への疑い、自分への疑い。この世に蔓延する物質主義への抵抗、そして管理からの逃走、という形での管理。まさにこの世の矛盾を象徴するような内容。そしてブラピとノートンがこの映画をきちっと締めている。 【θ】さん [DVD(吹替)] 9点(2006-12-18 19:26:13) |
73.《ネタバレ》 「ゲーム」は好きだけど、「セブン」は嫌いだ。そして、これは好き。 なんだか「アメリカンサイコ」を思わせる雰囲気。オチが分かっていたら、絶対楽しめない。 しかし、情報なしで見たので楽しめてよかった。ブラピは軽ーく楽しんでやってる感じ。セブンの時の力みがだいぶとれたようだ。「スパイゲーム」のリラックスぶりといい、やっぱり主役じゃないほうがいいのかも。ブラピ、今からでも脇役へ転向して助演男優賞を狙え! 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-13 20:53:51) |
72.《ネタバレ》 ブラッド・ピット、エドワード・ノートン共に良いです。初見の時は二重人格というオチに気付かず終始楽しい感じで鑑賞できました。タイラーが出した宿題で、ファイトクラブ会員がバカをやるシーンや痩身クリニックから脂肪を盗み出すシーンがコメディータッチで描かれていて面白かったです。フィンチャー監督作品で一番笑える作品だと思います。 【プロシュート】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-27 05:28:11) |
71.よく考えてください。 銃を使わずにしっかりと暴力というかバイオレンスを表しています。 原始に戻った肉弾戦もかっこいい! しかし、君たちは一体何をやってるんだね? 【やぶ】さん 9点(2004-10-11 19:48:11) |
70.全ての男共は野生に餓えていた。そして、何かを壊したがっていた。 存在する総てを。築いてきたものを。 そして己自身をも。 只一人、それさえも利用し、己を破壊するための目的として蔑む奴がいる。 それは、俺なのか、奴なのか、 答えは己を破壊したときに解るだろう。 そして、俺は目を、見開いた。 その答えを、俺のものとするために。 全編に渡り、二人の男の壮絶な生き様が展開されていく、 これは男のドキュメント・ムービーといっても過言はないだろう。 絶えず主人公の視点から指示される演出と構図。 逃げ惑う自身の影をあざ笑い、そして奮い立たせる男。 自身からの脱出。一歩先を行く男。 これは男を破壊するに足る、十分な映画だ。 |
69.《ネタバレ》 劇場で鑑賞中はあっけにとられていました。タイラーの生活風景が、アメリカに長期滞在していた経験のせいか匂いまで伝わってきそうで不快で、わけの分からない暴動には「なんだこれ?狂ってるだけじゃん!」って思っていました。ただの不快映画と思い不快指数が上昇しつつあったときに、二重人格の物語だということが分かって、ナレーションの如く飛行機急降下の気分。そして鑑賞後なぜかスッキリしていました。そして今でもDVDで見る度に色んな見方が出来て面白い。不快な気持ちも残っていますが、暴力描写は今では見ると気分解消できる。やりすぎだけど病みつきになる不思議な社会批判映画です。こんなハッピーエンドもあるんですね。 |
68.ブラピはいい男だけどなぜかちょっとキレた役のほうが似合いますね。 原作も読みましたが、これは映画の方が良かった。(映画館) 【なみこ】さん 9点(2004-08-15 13:32:35) |
67.ブラピもノートンも好演。見終わった後、なんとなく早足で洗面所を歩き回りました。 【キュウリと蜂蜜】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-07-19 22:57:26) |
【ゲソ】さん 9点(2004-06-10 03:13:23) |
65.自分を奮い立たせるのにとてもいい映画だと思いました。 衝撃をかっくらいました。 自分がこの映画の冒頭のノートンみたいになりかかったとき、 時々思い出したように見ては自分を奮起させてます。 【コチョレ】さん 9点(2004-03-13 05:37:11) |
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64.これかなり面白いんじゃないの!?天才的な奇抜な脚本だと思う。中盤から終盤にかけての事実が明らかになっていくところは目を離せなかった。映写機のくだりの話の部分の前に実際にこの作品でピット(だよね?)の映像を1フレーム挿入してる遊び感覚とかは素敵(DVD) 【ワトソン君】さん 9点(2004-01-14 15:31:16) |
63.《ネタバレ》 セブン、ファイトクラブでフィンチャーの虜になりました!めっちゃカッコいいです。ブラピ、ノートンの演技も迫真に迫っていてグイグイ引き込まれました。オチもなるほどなぁ、って感じ。そういえばマーラは2人を同時に見てないなぁ☆ 【グングニル】さん 9点(2004-01-11 16:00:48) |
62.見る前はただスタイリッシュなだけかと思っていたけどぜんぜん違った。そう思い込んでいた自分に腹が立った。申し訳ない!僕はこの作品がみんなの言っているように二重人格の話だとは思わなかった。人というのは自分のいい部分、ダメな部分、嫌いな部分、好きな部分。そういうものと向き合っていない。もしくは自分はそういう人間だと思っていても自分はそういう人間なんだと擁護するだけで、変えようとは、変わろうとはしない。また簡単に変えることなどできない。この作品はそういうことを言いたいのだと思う。ラスト、結局かっこいいと思っていたもう1人の自分を殺す。しかし自分は死なない。そこで初めてダメな自分と向き合ったのだろう。外見だけ作り、中身は何も無い偽者のかっこいい自分を殺して。自分と向き合ったとき、自分とはなんとくだらないか、自分というものを何も確立できていないかがわかり、何も無い、一から歩き出すと言うことをビルが崩れることによって言いたかったのかな・・・。最後にあの映像にはものすごい意味が含まれていると思う 【野次られLOW】さん 9点(2003-12-31 18:55:53) (良:4票) |
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60.フィンチャー&ノートン好きなので言う事無いくらい好きな映画です。 |
59.なんの予備知識もなしに観ました。タイトルからして、ただのバイオレンス映画かと思ってたので、いやー、おもしろかったです。ラストはちょっと強引だったような気がしますが・・・。 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2003-12-12 22:49:55) |
58.ブラッド・ピットの正真正銘のクセ者ぶりが素晴らしかった。並んで、精神を支配されたエドワード・ノートンの演技も抜群だったと思う。強烈な映像世界と確信犯的なストーリーが顕著な映画ではあるが、それらを裏付けしたのはさらに強烈な主演俳優二人の個性だったと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-11-28 18:25:14) |
57.ハリウッドでこんな映画がつくられたこと自体が驚き。物欲主義への世の中への痛烈な批判、作品そのものはむしろブラックコメディーに近い。自分の病んだ心が病人達と泣くことで癒されるあたり、この作品は人の心の弱い部分の芯、本質を実によく取らえていると思う。舞台はアメリカなのにブラピ演じるタイラーの思想はどこか東洋的。まるで自分の弱い心を覗かれてるようでドキリとさせられた。ファイトクラブの連中がやっていることは無論メチャクチャだけれど、単なる世の中への甘えた反抗ではなく、なにか納得できるものがあるのは何故だろうと考えてしまう。 【six-coin】さん 9点(2003-11-11 00:10:44) (良:1票) |
56.おいおい路上でケンカかよ、つまんねー映画だなって最初は思ってた。まーブラピがいかしてるじゃんってくらいの感覚でみてた。 けど違った…なんてクールなストーリーなんだこいつあ。 ブラピがもう一人の自分だったって所でめちゃ目が覚めた。 うおこりゃすげーーーー、すげー展開!!!そのあとの丸坊主のブラピが主人公ボコるシーンは、うおすげーバイオレンス、けどかっけーよこれまじで!!!ってびびびっときたね。 映画なんて終わりよければすべてよしだな、おれはそう思った 【アルカポネ】さん 9点(2003-11-10 23:37:43) (笑:1票) |
55.《ネタバレ》 でっか~いおと~こ~がいた~もんだ~ ホテ~ルでばった~リ出会ぁたらぁ~ ス~プにしょんべ~ん仕込んでたぁ~ こ~ぶ~しをあ~げろぉ~ 朝までや~ろ~う~ あ~んたがタイラぁ~ わ~たしもタイラぁ~ あっど~んどん(火暴) 恐ろしく魅力的なアジテーションであったものが、真相が知れるやブラックコメディへと一転し、最後にはありきたりだがこの上なく美しい世界の終わりが訪れる。傑作。これをロードショウで見たあと、結婚披露宴の短期バイトに応募しましたよ、ええ。 【葛原葛原】さん 9点(2003-11-10 14:53:50) |