6.戦闘場面は全く描いてないのに、深く戦争の悲しみを感じる。いつでも真っ先に犠牲になるのは子供をはじめ弱いもの。静かに無言で抗議する監督の声なき声が聞こえてくるような気がする。戦争孤児になってしまった子供たちの哀れを一層誘うのが繰り返し流れる「禁じられた遊び」のイエペスのギター。あのメロディを聴くたびに条件反射で泣けてしまう。ラストの雑踏で迷子になって「ミッシェール、ミシェール・・」と呼ぶ女の子の姿がかわいそうでまた涙。 【キリコ】さん 10点(2003-02-27 23:54:53) (良:2票) |
5. 禁じられた遊びは、世の中の不条理を描いた作品の中で最もドキュメント性が高いと思います。一人を殺せば犯罪人、多くを殺せば英雄、どちらも最後に十字を切ってノーサイド、これって命の尊厳はどこに有るのかということを問い掛ける映画ですね。最近はこういう映画は無いですね,今の若い世代の人に観ていただきたい映画ですね平和ボケした日本に生きる若い世代に。 |
4.とても、やるせない。最後のシーンは流石に胸が詰まった。単純に人が次々死んでいって悲しいっていう内容ではないし、戦争反対と声高に叫ぶ映画でもないが、悲しい感動がいつまでも胸に残る。 【POS】さん 10点(2002-06-29 03:43:36) |
3.映画好きになったきっかけがこの映画なんです。あまりにも悲しく、あまりにも素晴らしい作品に当時の私は言葉を失いました。 【まき】さん 10点(2001-09-24 17:07:22) |
2.よく「反戦映画」って云われるこの作品、確かにその通りなんだけど、それよりも2人の子役の振る舞い、表情が素晴らしい。終盤、ミッシェルがふくろうの巣に鎖(みたいなの)を入れる場面が好きです。だいたい戦争シーンは最初だけであとは南仏(?)の戦火の及ばない農村が舞台なので見ていて戦争のことなんてほとんど忘れていたのだ。イエペスのギター、簡単な曲だけど最高に物語に合っていた。 【dawa】さん 10点(2001-05-04 13:53:40) |
【佳恵】さん 10点(2001-04-07 12:10:23) |