61.見た後のあの何ともいえないホットな気持ち最高でした。まず目に飛び込んでくる世界観ですかねぇ、こってりした感じが良かったです。千尋の強さ、やさしさ、千尋の周りをつつむやさしさっていうのがMY胸の中をHOTにしてくれました。思わず映画館で拍手してしまいそうになったです。 【PPOSSTU】さん 10点(2004-07-03 23:23:26) |
60.《ネタバレ》 両親を救おうとする千尋の勇気に感動した。 カオナシは今の若者そのものである。 【哀しみの王】さん 10点(2004-03-30 12:32:49) (良:2票)(笑:1票) |
59.文句なく満点。世界観が最高にいいですね。話も面白いしキャラも個性的で魅力的な人(?)ばかり。こんなに完璧にハマった宮崎作品はラピュタ以来かな。宮崎監督の底知れぬ才能にただただ頭が下がる思いですね。最初から最後まで目がもう釘付けでした。そして見終えた後は相変わらずの名残り惜しさが残ります。最高の映画です。 【ゆうしゃ】さん 10点(2004-03-09 10:31:06) |
58.敵も味方も正義も悪もなく、萬の神宿る温泉は今日もにぎやか、一元論の西洋概念に対比して、無限の価値観を認める東洋概念を表した最高傑作! 「一つにならなくっていいよ~認め合えばそれでいいよ~」って感じかな? 【N列23番】さん 10点(2004-01-30 21:37:05) |
57.《ネタバレ》 多くの宮崎作品を子供時代に観ていたので、 ”他の映画と比べて~”とか、”この部分は~”とか 純粋にこの映画の評価をすることができない。 「宮崎さん大好きーわーっ」となってしまう。 あたしにとってのピーターパンはこの人です。 【侍ジェット】さん 10点(2004-01-23 23:05:06) |
56.何回も見るとやっぱり面白い!いやぁオスカー獲るだけのことはあるわ!見た後かなり爽快になる。 【自由人】さん 10点(2004-01-21 13:53:27) |
55.空想世界から現実にもどるパターンは見終わったあとホワ~ンとしますね。私はこういうの好きです。 【 バース】さん 10点(2004-01-01 01:12:12) |
54.《ネタバレ》 「4駆だから大丈夫」と静かな森を外車で暴走したり、「クレジットカードがあるから大丈夫」と勝手に上がりこんだ店で食い散らかす父親。そして、所詮はどこかから借りてきた知識の詰め合わせでしかないカオナシ(最期は吐き出してまた無口になる)。滑稽なキャラクターたちが、自分にそういう部分がなかったか、こうはなりたくないなぁ、と“社会人”の自分らに考えさせてくれる。それだけでもスゴイ。そして、最後トンネルを振り返る千尋。現実だったのか夢だったのかはわからないが、少女があんなに変わった、本当の意味で大人になった・・・。(トンネルに入ってから)時間が経過したのかどうかもわからないが、そのわずかな時間に人間が変わる―――――。オーソドックスだけれども、すごくいいですね。ちなみに、長いこと日本に帰っていないのですが、この映画ほど日本の美しさを感じさせてくれる映像と音楽の組み合わせ、ほかにありません。観るたびに涙ぐんでしまいます。日本がもっと世界に誇るべき映画だと思います。 【九寨溝】さん 10点(2003-12-25 23:48:17) (良:6票) |
53.「やっぱりナウシカやラピュタだね」。この映画を観た多くの方がそう思っただろう。この作品には一個の確固としたストーリー運びの方向性が見えない。あまりにも完成されたナウシカやラピュタとは決定的に違い、この物語では作り手が手探りで取捨選択をしながら(悪く言えば行き当たりばったりに)製作していったような印象を受ける。観客の想像と微妙にズレる展開は監督の意図でなく、むしろ監督自身、この物語が最終的にどこに漂着するのかは分かっていなかったのではないかと思う。事実、もともと橋の上のシーンだけの捨てキャラだったカオナシが、製作途中の流れで、物語の重要なシーンを担う存在になって来たりしている。だから作品のそこここに綻びがある。でも、だからこそ私はこの作品が好きだ。よく分からない話、と片付けてしまうのは簡単だけれども、それこそが監督の意図なのだから。よく分かる映画なんて、ディズニーがいくらでも作ってくれる。監督の言う「間口も広ければ、出口も広い」、つまり万人が気軽に観れ、その万人全てが同じような感想を抱くという、ディズニー映画。その対極にこの映画はある。「間口は広いけれど、出口は狭い」そういう意図の下で製作されたのなら、それは見事に成功している。シーン1つ1つが隠喩に溢れ、何気ない描写に深遠な哲学性すら感じさせる。私は千尋が電車に乗っていくシーンがたまらなく好きだ。この映画の中で、あのシーンは比類なく完成度が高い。物凄く静かでありながら、映画の最高潮としてきちんと機能している。今まで観て来た映画の中で、最も静謐なクライマックスシーンだと思う。監督にとっても、「とにかく電車に乗っていくんだ」と、このシーンが、この映画の制作の上で目指した1つの到達点であったという。静かでありながら、思いに溢れている。ミニマムでありながら、恐ろしく深い。それは本来、小津監督などに代表される、日本映画が最も得意とした描写だ。アニメーションでそういう表現が出来、観客がそれを受け取れるのは、やはり日本だけなのだと思う。言葉でなく、行間を読む。それは本来、日本人が最も得意とするものではなかっただろうか。それを放棄し、「こんな映画訳分からねえ」と吐き捨てることだけは、私は絶対にしたくない。タイトルも本当にいい。千は多くの数、千尋は深遠と悠久、神隠しはその欠如。1つ1つが隠喩。日本人への警鐘。 【ひのと】さん 10点(2003-12-17 16:51:29) (良:11票) |
52.宮崎アニメでは一番好きです。映画観ながら泣いちゃいました。感動!カオナシが千尋といることによって少しずつ心が変化し始めるのがいいです。そしてかわいい! 【ピコポン】さん 10点(2003-07-28 01:46:00) |
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51.大当たりぃー!!って感じで、すっごい面白かったから、なんと5回も映画館に足を運んでしまった。友達全員にその事で非難されまくった。いいじゃんさー、面白いんだから! 【ちゃむ】さん 10点(2003-07-09 02:35:55) |
50.どうして千尋やハクがあのお湯やに行くことになったのか考えてみると、ただの少女の成長という内容だけではないように思えます。カオナシ、おくされさま、そして電車から見えた多くの影・・・みんなあのお湯やにいやされに行っているのでは・・・。ラピュタが最高と思っていますが、これもかなり良いと思いました。泣けました。 【ひなた】さん 10点(2003-06-22 12:00:22) |
49.評価低いなー。僕なんか観終わった後、しばらく言葉がなかったです。余韻だけでお酒がイケました。何が面白いって理屈じゃないっしょ。めちゃ高い階段とか、めちゃ労働してる黒いちっちゃいやつとか、名前が忘れそうになっちゃったりとか、顔ナシはほとぼりの冷めたヤンキーみたいだし、海みたいなのに浅くて電車が走るし、、そりゃガイジンだってビックリするでしょ。目から鱗でしょ。ファンタジーとリアリティーのさじ加減が絶妙なんだと思う。宮崎作品はほとんどそうですよね。 |
48.色彩、エンターテインメント性、メッセージ性全て私の中では「さすが宮崎アニメ」と言う感じ。文句タラタラだった千尋が、親元を離れて一生懸命働いて成長し、心身共に強くなっていく姿も可愛かったし、きちんと大切な物を見極める目を持っているところがヒロインとして合格!自然を汚している人間達への警告も重くなりすぎずアニメならではの描かれ方をしている。そして人によっては「何者?」でしかないらしいカオナシが実は大事な役割を果たしていると思う。自分の居場所がわからず、周りの者をお金や物で取り込む事でしか自己主張ができない「自分」という色のないカメレオンのような存在・・・だから「カオナシ」。その「カオナシ」が最後銭婆のところで「仕事兼居場所」をもらった時、初めて嬉しそうな顔をする。(ように私には見えた)あの時カオナシはカオナシではなくなったのだと思う。「子供にしか良さがわからないのでは」という意見を読むと、それは宮崎監督の狙い通りだったんだなと嬉しくもなった。子供達に是非観て欲しい。そして「働くと言う事」「全ての物(質)に神様(心)が実は宿っているという事」「忘れている出会い(ハク:白龍川)がこの先出てくるけれど、全ての出会いに意味があると言う事」「相手の心を自分に向けるに必要なのは、物やお金ではないという事」「大切な物は心で見分けるのだと言う事」など色々な事を感じて欲しい。私にとってはトトロの次に大好きな作品。 【えりっぺ】さん 10点(2003-06-03 04:55:11) (良:2票) |
47.生きること、成長すること、大人になること。色んな意味で凄い泣けました。自分の中の大人になりきれない部分や、寂しくて誰かに見つけて欲しいと願う人としてのありふれた哀しい欲求等を超越した感動作だと想います 【saki】さん 10点(2003-04-28 13:05:09) |
46.ノルシュテインを除けば、アニメがすべての映画芸術を凌駕したと言えそうなのは、この「千と千尋」だと思う。(これを酷評したがる奴がいるなどとは、ここに来るまで、夢にも思わなかった) 【青人】さん 10点(2003-04-27 04:37:27) (良:1票) |
45.ナウシカ、やラピュタの方が、普通の人には分かりやすいだろう。この映画は冒険アクションではない、視覚効果を楽しむものでもない。実を言うと、最初は自分もあまり期待していなかった。最初の45分くらいは、醜くて、わがままな奇妙な生き物達がたくさん出てきて、「変な映画だな」くらいにしか思わなかった。千尋の声優までも大根役者に見えた。物語が進む、臭い者は嫌がられる、金持ちはちやほやされる。千尋の欲しかったものは、お金でも、おいしい食べ物でもない。自分の両親を救いたい心が全て者への、愛へと変わっていく。映画が終わりにさしかかり、怖いばばあが優しく見え、わがままで、デブは赤ん坊は一人で立って歩き、金持ちの化け物は安らぎをとりもどした。そして、千尋の口からでる言葉の一つ一つが、奇麗に響いていた。千尋の全ての者への愛は、全てのものによって、帰された。これは愛情の物語である。数々の賞を取れたのは、それを理解できる人がたくさんいたからだろう。映画が終わる頃、涙が止まらなかった。初めての体験だった。 |
【じょん】さん 10点(2003-04-07 10:27:27) |
43.【だいこん】さんのコメントをみて、肌が粟立ちました。たしかに切ないです。 【羊男】さん 10点(2003-04-03 13:42:08) |
42.宮崎映画の最高傑作ではないが、 美しい映画であることは確か。海のシ-ンが良い。 まあアカデミ-賞は今までのご褒美か? 【ぞぞ】さん 10点(2003-03-25 20:01:15) |