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ハウルの動く城

[ハウルノウゴクシロ]
Howl's Moving Castle
2004年上映時間:119分
平均点:5.65 / 10(Review 384人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-11-20)
アドベンチャーファンタジー戦争ものアニメロマンス小説の映画化
新規登録(2004-03-07)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
倍賞千恵子ソフィー
木村拓哉ハウル
美輪明宏荒地の魔女
我修院達也カルシファー
神木隆之介マルクル
伊崎充則小姓
大泉洋かかしのカブ
大塚明夫国王
原田大二郎ヒン
加藤治子サリマン
保村真小姓
佐々木誠二港町の魚屋
菅野莉央マッジ
安田顕兵士
森崎博之ケーキ屋店員
戸次重幸橋の上の男
音尾琢真城の門番
塚本景子
村治学
松岡依都美
ジーン・シモンズ[女優]老齢時のソフィー(英語吹替版)
エミリー・モーティマー若い時のソフィー(英語吹替版)
クリスチャン・ベールハウル(英語吹替版)
ローレン・バコール荒地の魔女(英語吹替版)
ビリー・クリスタルカルシファー(英語吹替版)
ジェナ・マローンレティー(英語吹替版)
ジョエル・マクラリー補足音声(英語吹替版)
ブライス・ダナーサリマン(英語吹替版)
原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『魔法使いハウルと火の悪魔』(徳間書店刊)
脚本宮崎駿
音楽久石譲
新日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
作詞谷川俊太郎「世界の約束」
作曲木村弓「世界の約束」
編曲久石譲「世界の約束」
主題歌倍賞千恵子「世界の約束」
撮影奥井敦(映像演出)
製作奥田誠治(製作担当)
島谷能成(「ハウルの動く城」製作委員会)
徳間書店(「ハウルの動く城」製作委員会)
日本テレビ(「ハウルの動く城」製作委員会)
ブエナビスタ(「ハウルの動く城」製作委員会)
東宝(「ハウルの動く城」製作委員会)
電通(「ハウルの動く城」製作委員会)
高井英幸(「ハウルの動く城」製作委員会)
星野康二(「ハウルの動く城」製作委員会)
市川南〔製作〕(「ハウルの動く城」製作委員会)
製作総指揮ジョン・ラセター(英語吹替版)
プロデューサー鈴木敏夫
制作スタジオジブリ
西村義明(制作業務)
配給東宝
作画高坂希太郎(作画監督)
マッドハウス(作画協力)
Production I.G(作画協力)
高橋賢太郎(デジタル作画)
T2 Studio(デジタル作画)
GONZO(デジタル作画)
近藤勝也(原画)
米林宏昌(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
小西賢一(原画)
大杉宜弘(原画)
山下明彦(作画監督)
橋本敬史(原画)
渡辺歩(原画)
美術武重洋二(美術監督)
真野薫(タイトル)
男鹿和雄(背景)
保田道世(色彩設計)
高屋法子(ハーモニー処理)
編集瀬山武司
録音若林和弘(録音演出)
北田雅也(フォーリー)
東京テレビセンター
井上秀司(整音)
上田太士(光学録音)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
その他久石譲(指揮・ピアノ)
IMAGICA(現像)
糸井重里(キャッチコピー【ノンクレジット】)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
戦時中の国。ある日19歳の少女ソフィーは荒地の魔女の呪いで90歳のおばあちゃんにさせられてしまう。おばあちゃんソフィーは一人、荒野で四足で動き回っている城(だかなんだかよくわからない塊魂)に住んでいるハウルに会いに行く。
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12
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10.映像表現技術のレベルの高さやセンスなど、肯定的に受け取れる部分も多いが、それらを全て相殺してしまうほど、今作はあまりにも脚本構成が雑すぎる。既に言い尽くされているが、登場人物の言動やストーリー展開に意味不明&説明不足な部分が多すぎて、そこに何か訴えかけたいものがあっても、伝わるだけの説得力に欠けている。

魔法やファンタジーの支配する世界だからといって、話に整合性が無くても良いはずがない。原作の問題ではなく、今回に限って言えば、描けるはずのテーマの一つひとつを丁寧に描き込む手間を面倒くさがっているような、監督の映画作りに対するいい加減な態度にこそ問題がある。

「馬鹿げた戦争」と連呼しながら、何がどう「馬鹿げて」いるかの説明もない、薄っぺらな左翼的反戦思想。そのくせ、ソフィーを守るためとは言え、敵を攻撃しまくるハウルの行動についてはヒーロー的な側面ばかりが強調され、そこに罪悪感や戦いに対する葛藤が描かれる事もない。

本来あるべき魔力を使う事で人の心を失うハウルの葛藤や、老いに対するソフィーの絶望感もほとんど描かれる事がなく、妙にケロっとしているから、切迫感も感じられない。

また、登場人物同士の触れ合いや心を通じさせるだけのイベントも無いのに、「愛してる」だの「みんなは家族」だの奇麗事を並べられても、見ている側にしてみたら「ハァ?」と言うしかない。「なし崩し的にみんな良いヤツ」パターンも、今回はあまりにも必然性に欠けている。あんたら知り合ってどれだけ経ってんの?作品内時間で見たら、長くても一週間くらい?その程度の付き合いで相手の何が分かるの?そんなものは分かった気になっているだけじゃないの?

すべてが行き当たりばったりな結果の羅列であり、その過程が描かれる事がないまま映画は終了。後半に行くにつれて、明らかに館内にシラけた空気が漂うのをヒシヒシと肌で感じた。

その他、「ファンタジー的演出以外で城が動く必然性がない」とか、「荒地の魔女が宮殿に出向いた理由が不明」とか、「偶然落ちた崖下に、何で過去への扉があるのか」とか、突っ込み所やその改案などは数え切れないほどあるが、容量不足なので書きたくても書けません(w。
FSSさん 3点(2004-12-15 00:59:16)(良:2票)
9.見ているこちら側まで迷宮入りしてしまうような不思議な展開と、キャラクター達の心情に、やや理解出来ない部分もありました。
映像はジブリ作品らしく美しく見応えはありますが、往年の楽しさや感動が感じられなかった事が残念でした。
sirou92さん [映画館(邦画)] 3点(2004-12-15 00:19:30)
8.展開、感情、言動、すべてが唐突すぎて苦痛さえ感じました。ジブリ作品で「あーもういいから早く終わってくれ…!」と思ったのは初めてです。ナウシカレベルのものを期待するのはもうやめた方がいいみたいですね…。私は千と千尋をそれほど評価してませんが、それでも海を走る列車での静かな描写などは卓越だと感じました。しかしながら今回は、宮崎作品に必ずあったそういう心に染み入る叙情的なシーンすらない。寂しい限りです。でも金髪のハウルにはときめきました。(面食いなので)
はるふさん 3点(2004-12-08 21:50:53)(良:1票)
7.あ~~~ん~~~、見るんじゃなかったと思っちゃったので。なんだかんだ言って期待していた部分もあったのにな。キャラクターが媚売ってるように感じるんですよね、どうしてもな(商魂っていう意味でもね)。
ジマイマさん 3点(2004-12-08 20:34:56)
6.城と同じように崩壊してましたね、脚本。
parabenさん 3点(2004-11-28 00:37:14)(良:1票)(笑:1票)
5.さっぱり意味が分かりません。 ここはこうかな・・って補完作業があまりに多くて、それってつまり消化不良ってことでしょ。あたしジブリ大好きですよ。でもこの点。
ネフェルタリさん 3点(2004-11-26 13:33:47)
4.《ネタバレ》 私が理解力がないかもしれませんが、ストーリーがいまいちわかりませんでした。なぜ戦争がおきたのか?サリマンはなぜああも簡単に戦争を終わらせてしまうのか?観終わった後考えてもどうしても理解はできません。
OKEさん 3点(2004-11-23 17:09:03)
3.《ネタバレ》 相当の期待感を胸に映画館に足を運んだが、見終わった後の率直な感想は何を伝えたかったのかが全く分からなかったという思いしか残らなかった。特に強いメッセージ性を要求しているのではない、単純なものでいい、何かを伝えて欲しかった。もっとも全編を通して伝えたかったのは「愛」だろう。それは理解できる。しかしそれを伝える手段としては疑問を感じざるを得ない。ハウルへの想いの強さによってソフィーは少女のようにも、老婆のようにも姿が変わる。この描き方は面白いと感じた。かけられていた呪いも二人の愛の力によって解いたのだと思う。その点も本来は感動的なはずだが大事なのは過程だろう。個人的には、もっと自分の身を犠牲にしてでも相手を守りたいという点を強調しても良かったと思う。「守りたいものが出来た。それは君だ。」ということを、もっとはっきりと大きなテーマにすべきではなかっただろうか。確かに、ハウルはソフィーのために身を呈して爆弾を防いだりしていたが、あれでは盛り上がりに欠ける。一方、ソフィーもハウルのために、火を恐れずに荒地の魔女から心臓を取り戻した。しかし、もっとドラマティックに演出することはいくらでも可能だっただろう。そもそも荒地の魔女とのやり取りをあんなにあっさりと終わらせるのはもったいなさすぎる。あそこは最大のクライマックスしても良かった。チカラを失っていたと思われた荒地の魔女が、我を忘れて異形に近いような姿になるのを、ソフィーが愛の力で取り返すという展開にした方がまだ面白い。荒地の魔女も本来の人間の心がまだ片隅にあり、ソフィーに親切にしてもらった気持ちやソフィーのハウルに対する愛情を感じていて、改心するという方が良かっただろう。そうすれば、荒地の魔女の存在意義も大きなものになってくる。はっきり言って荒地の魔女だけでなく、ハウル、ソフィー、師匠、ソフィー母等、キャラクターの描き方・存在理由に違和感も覚えざるを得ない。
そしてもう一点、戦争の描き方に対しても疑問を持つ。あそこまで不明確に描く理由があるのだろうか。大体は流れでなんとなく分かるが、誰が何のために争っていて、解決策があるのか、ハウルがその戦争にどのように関与しているのかは少なくても明瞭にすべきだったと思われる。そうしないと「かかし」の存在も意味がなく、「こんなくだらない戦争終わらせないと」のようなラストのセリフも生きようもない。
六本木ソルジャーさん 3点(2004-11-22 22:39:45)(良:2票)
2.話がわけわからん。ストーリー展開に脈絡というものが存在しない。キャラクターは魅力的だった。あれだけ心配された木村拓哉は映画の中には存在しなかった。というより今回のキャスティングは大成功だったように思う。問題はそこじゃない。キャラたちはよくわかんないままに仲良くなって、泣いて、悩んで、お互いを好きになってる。なんか長い時間をかけて出来ていくものがあっという間に出来上がっていって、それが当たり前のように振舞う姿は疑問符の嵐だった。そこが最大の問題だった。 何度もスクリーンから目を離し、その脇に消火器が置いてあることに気づき、早く終わらないかな~なんて宮崎作品では一度も抱いたことのない感想がわいてきた。これ、「戦争」をテーマに加えてしまったことに原因があるんじゃないか。悲惨な状況を描いておきながら、なぜハウルとソフィーだけが嘆き、憤るのか。なぜあんなにも簡単に終わらせられる戦争だったのか。今の世界を見れば冗談で済まされないことは一目瞭然じゃないか。いままで人の力でどうにも出来ないテーマを選んで、あえて完璧な解法を示さず観客に問題提起してきたんじゃないのか。悲しくて仕方なかった。 そんな中で救われたのは、主役二人が抱き合うなか、ながれはじめた
主題歌。ものすごく感動した。谷川俊太郎はやはり偉大だった。♪涙の奥に ゆらぐ・・・
池田屋DIYさん 3点(2004-11-21 19:03:10)(良:1票)
1.木村拓哉のハウルは上手かった。物語が説明不足すぎてわかりにくい。
アオイさん [映画館(字幕)] 3点(2004-11-21 16:40:37)
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【点数情報】

Review人数 384人
平均点数 5.65点
051.30%
161.56%
2133.39%
3307.81%
45514.32%
56817.71%
66917.97%
76717.45%
84411.46%
9174.43%
10102.60%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.73点 Review34人
2 ストーリー評価 4.75点 Review58人
3 鑑賞後の後味 5.88点 Review53人
4 音楽評価 7.90点 Review61人
5 感泣評価 4.39点 Review46人
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【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
長編アニメーション賞宮崎駿候補(ノミネート) 
長編アニメーション賞鈴木敏夫候補(ノミネート) 

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