【すごろく】さん 6点(2004-02-21 12:41:27) |
19.死刑を望む被害者側の親族、受け入れる加害者側の親族、そしてその当事者と、命の尊厳の名の元に当事者を擁護する者それぞれの中には、現実的にはもっと凄まじい痛みや苦しみや心の葛藤があるはずだと思った。 ラストの被害者側の親族のとった行動も分からなくはないが、実際はもっとシビアだろう。 この手の作品は淡々とした静けさと、想像を絶する壮絶さの両極端を描ききってこそ観る者を動かす傑作となりうると思うが、そのどちらにも届いていなかった。 スーザン・サランドンはいつもの敏腕弁護士役の油っけをそぎ落とし、静かな尼僧侶役をうまく演じていた。 【Beretta】さん 6点(2004-02-09 12:57:19) |
18.これはキリスト教の思想に馴染みの無い人種には、本当の意味での理解は難しい映画です。表向きは、死刑制度の肯定or反対、また1人の死刑囚にスポットを当ててシスターとの触れ合いを通しての心の開放を描いた社会的なテーマになっていますが、ラストに近づけば近づくほどキリスト教観念が入り込んできて、理解の難しい映画になっていました。それにしても、ショーン・ペンとスーザン・サランドンの演技は真に迫っていました。その意味では、観て損は無かった作品でしたが。 |
【ボバン】さん 6点(2004-01-16 00:43:38) |
16.製作側は、死刑制度について中立の立場からこの作品を撮っていると言い切っている。受け取り方はあくまでも個人個人に委ねられているのであって、人によって鑑賞後の感想は全く異なるのだろう。この作品は「問題提起」であって、「思想強要」ではないのです。何を考えるかが大切。「考えることを考えること」が大切。総じて私はそう思った。 【ひのと】さん 6点(2004-01-10 14:02:46) |
15.「デッドマン・ウォーキング」って言葉「グリーンマイル」でも看守が言ってたけど、何かの慣用句なんですかねえ。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2003-12-12 13:16:57) |
14.正直言って、宗教というもので戦争が起こるくらいの宗教心をもっていない人にとって、捉え方に差のでる映画だと思う。題材は死刑で、こんなに重いテーマだからそりゃ考える。でも背景にあるのはやっぱキリスト教で、多くのアメリカ人が持っているキリスト教に対する考えみたいなものが完璧にわかってない限り、要所要所わからない部分や腑に落ちない部分が出てきてしまう。乱暴に言ってしまえば、キリスト教ですべてを解決しようとしているように見える。そういう私たちが観るとゆうのも大事なんだろうけど。そしてこの映画じゃなくても、そういう映画たくさんあるだろうけど。書いててよくわからないしかなしくなってきた。 【らいぜん】さん 6点(2003-11-28 20:42:05) |
13.暗くて重くてつまんない、死刑制度を容認しているように見える、というのが見た直後の感想でしたが、今は、主役2人の演技が凄いなぁというのが率直な感想です。映画としての味みたいなものはあまり感じられないけれど、すごく注意深く死刑制度をとりあげていると思いました。被害者の家族、加害者の家族、殺害状況がこれだけ丁寧に描かれている映画はないのでは?執行場面はつらかったけれど、私は死刑は妥当だと思いました。「アイ・アム・サム」を見たあとにこの映画を見たので、ショーン・ペンがこんな感じの人だったとは驚き! 【るいるい】さん 6点(2003-11-18 16:46:56) |
12.《ネタバレ》 被害者家族が見守る中で死刑執行っていうのはかなり衝撃。お国柄が違うというか・・・被害者側の気持ちを考えるといたたまれなくなった。 【mimi】さん 6点(2003-11-08 21:15:35) |
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10.《ネタバレ》 ショーンペンの家族が暖かかったのが救われた気がする。でも、やっぱしょうもない理由で人を殺すのは良くない。あんな死刑の執行の仕方があるんだと思いました。 【しずく】さん 6点(2003-09-29 21:40:23) |
9.重いテーマ。映画として面白く仕上がっていたと思う。でも結局ショーン・ペンは犯罪を起こしていたんですね。感情移入が出来なかった。入り込めなかった。このモチーフなら、もっと他の描き方があるのでは?と思ってしまいました。 【もちもちば】さん 6点(2003-07-25 02:35:50) |
8.主役の2人、スーザン・サランドンとショーン・ペンは流石です!最高の演技だと思います。テーマは重く、登場人物に特別感情移入した訳ではないのに、時間が経つのを忘れて観ることができました。 【クロマス】さん 6点(2003-01-29 22:39:11) |
7.なんかワイドショーやドキュメンタリー番組でよくある被害者の親と加害者のその後、みたいな感じ。それにしても最後に「愛してる」って・・・。ほんとにそんなオバハンでいいのか、と問い詰めたい。 【kett】さん 6点(2002-12-30 02:19:15) |
6.死刑というテーマでいろいろ考えさせられました。人が人を裁くということの難しさ、、うーん、、でも最後に愛してるよって言われて私もと言ったシスターに納得がいきません。 【NIN】さん 6点(2002-01-30 03:31:42) |
5.脚本が秀逸だとは思えない。2人の演技力がこの映画を救っている。まず何よりもサラがこの一件に嵌まっていく蓋然性が弱過ぎる。心が広いって説明されてもな~。そんなにいいですか、この映画? 【ヒロポン】さん 6点(2002-01-23 12:43:12) |
4.夫婦コンビ(サランドン&ロビンス)でアカデミー賞を思いっきり狙い行った作品ですね~。その気合があんまり強すぎて、逆に引いてしまった。たしかに殺した方にもやさしさをってありますけど、殺された家族はそうは行きませんもんね。なんだか複雑な心境でした。 【ポンコ】さん 6点(2001-11-06 21:31:30) |
3.う~ん。最後は悲しい感じでしたが、それまでがあんまりな感じでした。でも友達ですっごいイイっていってる人もいるので もしかしたらいいのかもしれませんね。 【もっち】さん 6点(2001-10-06 13:26:51) (良:1票) |
2.この映画は死刑反対の立場が色濃いが、凶悪殺人事件が益々増えつつある現在、犯罪の抑止そして被害者の家族の心の救済をどうするのだ、という重い問い掛けにどう答えるのだろう? 【向日葵】さん 6点(2001-06-29 08:48:19) |
1.主人公の女性の内的相克をもっと打ち出してもらいたかったです。主人公の前向きさ加減、ストーリーの都合のよさが少女漫画みたいで、「こういう【おおらか】な人が周囲にいたら不快だな。」などと余計なことを考えてしまいました。最後のシーンで子どもたちがドアのところにカードを貼っていたところはほっとしたけれど。 【マニ】さん 6点(2001-06-13 11:29:23) |