5.劇の冒頭でニックが「マスター・マインド」をカウンターに置くとマーゴはそれを棚に仕舞うがカメラは執拗にゲームのタイトルを映し続ける。
次のシーンで二人は「人生ゲーム」をやっている。 こんなゲームのどこが面白いのかねぇ?とボヤきながら。
プロットの肝を開始数分でネタバレする監督はお茶目です、が… やっぱしエピローグ部分は長くてダルい。 作り込みたかった気持ちは良く判る、でも僕には饒舌すぎた。 余談ではございますが某映画評論家が言っている、フィンチャー自身が手がけた(らしい)トレーラーで割愛された歌詞は以下の通り (意訳ご容赦)
She, May be the beauty or the beast
May be the famine or the feast
May turn each day into a heaven or a hell
She, May be the mirror of my dreams
The smile reflected in a stream
She may not be what she may seem Inside her shell
She, Who always seems so happy in a crowd
Whose eyes can be so private and so proud
No one's allowed to see them when they cry
She, May be the love that cannot hope to last
May come to me from shadows of the past
That I'll remember till the day I die
彼女 それは女神かケダモノ
彼女 それは飢えか飽食
日々は天国にも地獄にもなる
彼女 それは夢の映し鏡
せせらぎに映る微笑み
目に映る姿と彼女と内側は
違うかも知れないけど…
彼女 取り巻きのなかで何時も幸せ
その眼差しは、とても気高く孤独
その泪を眼にする者は決してない
彼女 それは必ず醒める愛なのかも知れない
過去の闇からやってきたのか
覚えていよう、死を迎えるその日まで…。