2.巷の評判は耳にしていたが
自主映画レベルで、都内単館では観れないな~と思い放置
しかし、評判は大評判になり私の近くの劇場にも来たので鑑賞
これだけハードルが上がった今では
期待を超える程では無い、というのが素直な感想
散々聞かされていたネタバレ禁止というのが
どの部分を言うのか理解に苦しんだ
まさか、37分ワンカットのゾンビ映画を観るつもりで
劇場に来ないとダメだったのか、いやいや予告編時点でそれはもう無理
今となっては、内容をバラしたほうが集客可能な気がするが
脚本は役者が無名(いい意味です)な分、冴えているように見えるが
もう1捻りあっても良い気がする
同じシーンを違う視点で複数回見せる演出は
「桐島・・・」や「21グラム」などもっと凄い映画が多々ある
その部分やショボイ親子の絆演出が全てでは食い足りない
光ったのは、イケメンプロデューサーとカメラ助手の子
この2人が映画にメリハリをつけた
それでも、この監督の才能は今の日本映画にとって大事なもの
思いがけずハードルが上がったようだが、次回作は楽しみだ
昨年の「君の名は。」(観ていないので大きなことは言えないが)
といい今作といい、どうにも仕掛け人がいる気がしてならないのは
穿った見方だろうか