41.数回鑑賞。最初観た時は駄作だと思ったが、回数重ねると実は・・・奥が深い映画 【N.Y.L.L】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-22 16:48:49) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 なんか昔社会の授業で習った様な関係を人間同士で無く『人間とエイリアン』に変えたのは『エイリアンが当り前に存在する世界』と言う設定と合わせ中々斬新に感じられた。 『エイリアンにあんなひどい事するなんてあの兵隊や科学者最低だな→いや、あんたら同じこと人間にやってたから』と言った皮肉なのでしょうか?ただそうやってエイリアンに同情が集まり過ぎない用気色悪いデザインにしてあったり、人間とエイリアンから観た世界を説明し不運に見舞われる主人公もやたらヒステリックかつ自己中心的な性格にする等、誰かやどこかに好感を持たすこと無く、一歩離れた所から中立的な視点で観賞させようとしている演出が施されている。結果本作に含まれている皮肉(ブラックユーモア)やメッセージの様なものを気付きやすくしているのも上手い。 所々にグログロなアクションを入れることで変に説教臭くなることもなく、かつダレそうな内容に刺激を与えるスパイスとしてしっかり機能している。 『メッセージ性』『ドラマ性』『娯楽性』と言ったまとめ難い要素が上手に料理されている良作。ただ全体的に視覚的嫌悪感を覚えるデザインやシーンがあるので苦手な方はご注意を。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-02 01:07:47) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 前半の似非ドキュメンタリータッチな導入といい、宇宙人と喋れたり、 これマジで作ってんのか???と、センスを疑ったが、 主人公が感染してからは、とても低予算で作り上げたとは思えない怒涛の展開。 導入部分は結局ラストで「続編あるかもよ」的な伏線として使っていたとはいえ、けっこう前半で損をしている作品ではあると思う。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-03-18 23:33:52) |
38.予備知識無しで観たので、斬新でしたね~ 結末(親子で去って行くところ)が、よく理解出来なかったけど..B級映画としては、楽しめたかな... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-12 13:00:41) |
37.《ネタバレ》 有識者のコメントで展開する報道のような手触りの導入部といい、おおこれは異性人との共生を描いてゆくのだな、新しい!と期待してしまった。中盤以降はランボーなみの銃撃戦が繰り広げられてちょっとがっかり。ヒューマニズムという言葉はどこへやら、人間てヒキョーだなあ。私がエビさんならほんと即行で帰りたいと思うね。空にどーんと浮かぶ巨大宇宙船とか、パワードスーツ等の美術センスが素晴らしい。かっちょいいです。よく似たナントカDAYより、ずっと渋くて見惚れます。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-20 15:40:22) |
36.《ネタバレ》 予備知識0で視聴。エイリアン侵略ものを期待してたら、な~んだ、公務員の対エイリアン仕事はきついよ映画か~、と最初の1時間くらい見てたらなんだかアクション映画になってきてビックリです。しまいにゃロボ出てくるし!この映画はお役所仕事や主人公の人間臭さ、とくに自己中なずるがしこさが良いですね。もうファンタジーな設定のアクション映画に現実味を取り入れたというか。親子は助かってよかったですが、「3年も待てるかYO!」とパパをぶん殴ったりせずに一緒についていけば良かったんじゃないかなぁとか思うのだがこれは無粋だろうか。しかし「異星人と性交渉したから」とか報道されるのはきっついわー。ホントきっついわー。人間に戻れても社会復帰無理すぎるぜ…… せめて「スペースヴァンパイア」みたいのならヒャッホーイ!てなもんですが。 【まるにゃ~ん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-09-29 02:36:18) |
《改行表示》35.《ネタバレ》 映画「ミスト」でも感じたことですが、この世で最も恐ろしいのはジェイソンでもプレデターでもなく、人間なんですよね。 この作品では、人間は武力と権力を持って、宇宙人を迫害しています。 主人公も当たり前のように宇宙人を迫害し、時には違法だとして、宇宙人の卵を処分しています。 笑いながら。 ところが、そんな主人公。 うっかり被った謎の液体のせいで、徐々に体が宇宙人へと変化を始めます。 そうです。 主人公は迫害する側から、迫害される側へなってしまいます。 地味なSF映画ですが、主人公の心情の変化が上手く描かれていて、最初は本当に嫌な奴だった主人公に、最後は「頑張れ!」とエールを送っている自分がいました。 ただ、本当に地味! SF映画として観るよりも、迫害される立場の人間の苦悩を描いた作品として観る方がいいかもしれません。 あえてハッピーエンドではない終わり方も良かったと思います。 ただ、もう1度は・・・観たくないなあ・・・。 観ていてツライです。 【ななのじ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-26 22:12:49) |
34.娯楽SFです。単純に面白かったですし、2作目でればきっと見ると思います。 【doncdonk】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-14 12:27:02) |
33.《ネタバレ》 有名な役者は登場せず、いかにも現実世界の人間のようでありながらも、その顔は記憶し易いような役者の選考はバッチリですし、人間よりも微妙にデカくて微妙に反抗しないながら親しみは全く持てないグロテスクなエイリアン像も良いと思うのですが・・・前半部のインタビュー形式でリアルさを求める安易さはいただけませんし、揺れまくる手ぶれカメラに素早くカットが変わる画面の目まぐるしさは私の動体視力では付いてゆけません。目を背けたくなるような衝撃的シーンもあったはずですが、まるで目撃しなかったとすら思えます。・・・ただ、それでも後半に人間とエイリアンが互いの目的を果たすために協力し合い戦い始めてからは一転して段々と面白くなってきます。ロボットでの銃撃戦は良く出来ていますし、実に軽薄そうだった主人公が片目エイリアンになりながら宇宙船を見上げる最後の表情こそが、人間の尊厳に満ち清々しいものなっているのもどこか感動的です。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-12 18:26:44) |
32.《ネタバレ》 「3年後・・・」って邦題で次作を持ってきたら許そうと思う。冗談はさておき、初っ端からドキュメンタリータッチなのでRECやらそっち系かと思ったけど、実際はそうでもなくSFアクションでした。ラストはいい話ダナーなんですが、まぁやっぱり3年後に治しに来るでしょうね。問題はそこで戦争にならないかどうかですが。 【悲喜こもごも】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-03-20 23:47:36) |
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31.南アフリカ・ヨハネスブルクの空に突然現れた巨大宇宙船。中に居たのはエビのような形をしたグロな異性人。飛来してから一向に動かない宇宙船を地球人類は「第9地区」と定め管理をはじめる。第9地区ではエビ異性人がコミュニティを作っており、悪夢のようなスラム街を形成している。人類は更にエビ異星人を僻地に追いやるため、第9地区からの立ち退きを敢行する。異性人立ち退き管理を任された中年おじさん(一応、主人公)が作業中に謎の液体を浴びた事から、物語は大変な状況に転がって行きます。南アという場所、隔離政策、完全にアパルトヘイトを意識しており、とても政治的なメッセージ性が強い映画。そのクセ、普通にSFアクションモノとしては、手に汗ドキドキしながら観れる映画なのだから文句なし。「娯楽」と「メッセージ性」の融合バランスが最高。開始10分は異性人に吐き気を催しますが、最後にはその異性人が愛しく見れてしまいます。そうであれば映画にハマった証拠です。 【カイル・枕クラン】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-13 23:31:04) |
30.人間と非人間の境での主人公の心境の変化は平凡だが、パニックホラーでないエイリアンもので、植民地主義下の差別・暴力を想像させる構造が面白い 【楊秀清】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-19 16:41:05) |
29.最後の戦いがちょっと長いかな~とは思ったが、全体としてはまずまず楽しめた。ただ、これはエイリアンに職を与えていれば万事うまく行った話じゃないかな?。エイリアンの身体能力は人間の比ではないので(しかも報酬はキャットフードでOK)彼らを労働力と考える企業は多々あったと思う。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-14 20:09:37) |
28.《ネタバレ》 期待値が高すぎたか・・・というのが正直な印象です。エイリアンを「難民」として描くアイデアはすばらしい。ただ、そのアイデアがうまく生かしきれていない。この設定で、しかも「南アフリカ」が舞台とあれば、もうちょっと「共生」への方向性が描かれてもよかったように思いました。実は、エイリアンの故郷の星は、戦争か環境破壊か何らかの事情で帰れないという設定なんだと思い込んでいました(親子の「帰れない」という会話もそんな風に解釈してた)。そんな設定のほうが、彼らがなぜあれだけの兵器と技術を持ちながら、地球での「隔離」や「差別」を受け入れてしまっていたのかが説得力あった気がするのですが・・。そう思ってたので、ラストにさっそうと帰って行く親子に拍子抜けしてしまいました(実はまだ帰ったと決まったわけではないのですが・・・)。また、ナイジェリア人たちの位置づけも、もう少し複雑な立ち位置になるのかなと思ったが、単なる悪役に終わってしまった。そんなわけで、設定やら予告編やらを見て、私自身が勝手に期待して、勝手にずっこけたわけで、この映画が悪いのではないと思います。要するに、新しい視点でよくできたB級SFでした。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-17 00:52:16) |
27.《ネタバレ》 前情報無しで観ましたがこんな展開になっていくとはと意外性がとてもありました。観ていて先が気になるストーリー。ただ主人公が結構自分勝手っぽいので好感は得られませんでした。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-10 13:09:52) |
26.《ネタバレ》 新しい視点から、エイリアンを見つめなおした映画。エイリアンにも感情があるという点で、ほかの単なる地球征服を狙うエイリアンが登場する映画と一線をかくしていた。エイリアンに変身しつつあるヴィカスが、ラボでエイリアンの仲間が実験に使われ愕然としているクリストファーを見て、自分の置かれた状況と重ね合わせ、人類の邪魔者としてのはかない存在というものに気づく。最初、エイリアンに対して無慈悲であった彼の心情の変化を見ていくのもおもしろい。しかし、人類はヴィカスの臓器を商品としての価値としか思わない。なんとも、人間というのは愚かで単純な生き物なのだなと感じた。そんな感じでなかなかおもしろかったと思う。映画的には8点。ただ、ナイジェリア人の悪役を「肉を食べたら最強になれる」と考える野蛮人扱いしているような気がしてならず、そこに黒人への差別を感じたので、人道的にマイナス1点。 【SkyLight】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-12-24 02:40:32) |
《改行表示》25.大雑把に言うと様々なショートストーリーのぎゅうぎゅう詰めのような感覚。 しかし、それが不自然でないのが不思議。やっぱり監督の力量ですね。 ニール・ブロムカンプ監督、今後を期待したい監督の一人です。 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:11:07) |
《改行表示》24.《ネタバレ》 ヨハネスブルク上空にあらわれた巨大宇宙船が居座って数十年、故郷に帰れない宇宙人と人間達の奇妙な共生という斬新なテーマで公開前から注目していた。 監督は南ア出身で無名だがプロデューサーはP・ジャクソンということで一定以上のクオリティを期待した。 製作者はそれを否定していると言うことだが、ヨハネスブルクのスラムに隔離された宇宙人と立ち退きを迫る地球人。姿形はグロテスクでエビのようなのだがヒューマニズム?あふれる彼らに対して官僚的で冷淡な地球人の対比が、南アという舞台と現状を皮肉っているように思えてならない。 謎の気体を吸い込んだ主人公が「エビ化」をはじめてしまい、様々な思惑から捕らえようとする地球人との間での死闘が始まるのだが、ここからのヒト型ロボットが登場したりの凄まじい戦闘シーンと血しぶき飛ぶ残酷描写がB級SF然としてきて頭がボーッとしてくる(劇場ではここで何人か途中退場しでいた(笑))。 日本アニメのファンであるらしい監督が本当にやりたかったのはこういう部分か?とも思えるほどの力の入れ様だ。 あまり社会派作品として解釈しようと観ていると戸惑うことになる。ちょっと変わった設定のB級SFアクションと捉えた方が良さそうだ。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-09 14:13:13) |
【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-11-15 20:35:42) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 ……グロいっすね。出てくるのは従来の悪役虫型エイリアン。しかし徹底的弱者として描かれている点が従来のものと一線を画している。これがイウォークもしくはギリギリの線でETみたいに愛すべき形態をしていたら全く別の作品となったのでしょうが。 映画の中で潰されるように殺されていくエイリアンたちはまさに虫けらのような存在でなんだか複雑な気分になりました。毎日何匹も潰しているしなぁ、私……ってかんじで。 そういう点も含めていろいろ考え抜かれた意欲的な作品だと思います。 でも、唯一つだけ気になる点が…… エイリアンはともかく、ナイジェリアの人たち、これ見て怒んないかな? 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-12 17:58:08) |