2.《ネタバレ》 まず宗吉がいい加減でとても腹が立ったし、実母が我が子を置いて行くのには信じられない気がした。手のかかる子が三人も、まして血の繋がってない女のとこへ行けばどうなるか、、岩下さんの演技は本当に凄まじく背筋がゾッとするくらいのものであった。子供を育てるのはとても大変だ。それは自分も日々実感することである。子育てでイライラする事も多い。宗吉は子供が懐いているのに、抱いていた手を離すなんて、、と涙がでた。緒形さんは子供を殺すのを躊躇う父親の複雑な思いを熱演。子供ってそんな親でも庇おうとするんですよね、、。子役の子もうまかった。それにしても、子供は親の事をよく見ている。それも日々実感することである。子は親を選べないのだから、責任持って育てていかなければと、虐待が多くとりあげられる今だからこそ、身が引き締まる気持ちになった。だけど心にズシリとくる重たい映画だった。