29.《ネタバレ》 確かに飽きずに一気に観ることができたのですが、少年が実際に殺人を犯していたかどうかものすごく気になってしまい、どうもすっきりしないのです。実際に真実を知っているのは少年と殺された人だけなんですよね。現実でも、やったかやってないか本人は確実に分かっていることを何十年もかけて裁判をしているんですよね。こんなすっきりしない気持ちになるなら裁判員制度(でしたっけ?)で選ばれたくないな~ 【たけよし】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-08-26 23:14:12) |
28.2度目。面白いし、あっと言う間にエンドマークというのも確かなのですが・・・。突っ込みどころがないかと言うと、そうでもないかな、と。でも、まあ、あまり深く考える必要もないので。・・・というわけで、7点としました。 【すねこすり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-11 21:42:15) |
27.《ネタバレ》 一人の人間の真実を追究する姿勢や証拠の再検討によって、最初ははなから 審議をする気のなかった他の陪審員の心が動いていく…。私も途中からあの 議論の中に引き込まれてしまいました。 劇中、陪審員の誰かが、民主主義の素晴らしさについて何か触れていたと思います。 しかしながら、一人の(おそらく)無実だったであろう少年が 陪審員達の非真摯な対応で危うく死刑になりそうになっていた過程を見て、 民主主義の構成員である私たちの意識次第では、素晴らしい どころか恐ろしい社会にもなり得るのだな、とひしひしと感じました。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-12 01:06:55) |
26.法学部の授業で観た。陪審員制が導入されるといかに大変かを感じさせてくれる映画でした。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-07 12:26:46) (良:1票) |
25.ふつうにおもしろい作品でした。密室で、少人数で、激しい動きもほとんどなし。ほぼ会話だけで成り立たせるという手法は斬新でした。といっても古典映画ですが。いちばん最後に名前を言い合い、そのまま別れていくシーンが印象的です。ただ、本編とはまったく関係ないところで苦情を一つ。字幕が読みにくい! 暑い日の白昼の設定で、登場人物たちは続々と上着を脱ぎはじめます。モノクロ映画で白いワイシャツ姿が多いのですから、画面全体が白っぽくなります。それなのに、字幕の文字も白。ワイシャツと重なると、色覚検査状態でした。「お前、どけよ」と絶望的なツッコミを入れたくなったのは私だけしょうか。後半、夜になって多少は改善されたのですが…。 【眉山】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-17 00:09:47) |
24.1対11が12対0へと進んでいくまでの工程には「その推理の積み重ねは本当に正しいのか」と疑問を持つ事象も一つ二つ存在するし、脚本的にうまく強引に進めすぎる嫌いも強いのだが・・・。 反対の意見を持つ人間が多数だとしても自分の考えをしっかりと持ち、如何に正確にかつ簡潔な言葉で示して見せて相手を納得させていくか。この主人公の知に満ちた話術に魅力を感じると同時に家庭内でまた社会の中において人前で話をするときの自分に置き換えてみればこれほど勉強になる映画は他に無い。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-09 17:42:35) |
23.この映画は大学の講義で法律をやっていたときに、こういう映画があるから一度見てみるといいと言われ、その日のうちにレンタルした作品です。見たときは驚きました。半世紀前の映画で、白黒で、場所も変化なしだけど引き込まれました。お金をかければいいものが作れるんじゃないっていうのが凄く分かりやすいですね。演技とストーリーさえよければ面白いものが作れるという代表です。 【赤紫】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-20 23:24:01) |
22.あっという間の1時間半でした。傑作ではあるけれども、何回も見たいとは思わないかな。 【リン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-25 15:51:37) |
21.ドラマとしては十分引きつけられました.でもこの映画の最大の疑問は,あそこで議論されている程度の内容が法廷の最初の段階で検証されないはずはないという点です.最後の最後でこんな議論をしなければならない裁判なんて現実的にはあり得ないのでは. 【マー君】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-25 14:55:31) |
20.《ネタバレ》 やはり最後のシーンにつきると思います。名前を聞いたとき、改めて感動しました。でも何かものたりなかった。それでこの点数。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-27 17:35:23) |
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19.最後まで見れたけど、映画を見たっていう気分よりTV見た気分。 でも、よくできてて面白かった。 【アオイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-04 20:59:53) |
【たま】さん 7点(2005-01-12 21:44:54) |
【B.Rabbit】さん 7点(2004-10-19 11:41:20) (笑:1票) |
16.この時代に見ればおもしろいんでしょうが、映画のほとんどの時間が一部屋でしたのでちょっと物足りない感じがありました。 |
15.この映画を見た後に思い出したのが、何故か「サイコ(60)」のマーティン・バルサム演じる私立探偵アーボガストの「我々の仕事は、世間で評判の善人を疑うこと。」というセリフ。この作品にも通じるところがあるなぁと余計なことを考えてしまいました。 それはこの映画で、誰が見ても明らかに有罪であるというこの事件を疑うことから出発した第8陪審員ヘンリー・フォンダの勇気ある態度からこのセリフを思い出すに至りました(笑)。そのマーティン・バルサムはこういう役(議長役)がすごく合ってると思う。「サイコ」の私立探偵役も良かったがこの作品でも見られるまじめな態度が好印象だった。 さて、肝腎のこのストーリーもなかなかのもの。すべての議論にこじつけがましい点も矛盾点も一切なく、見る側の人間のほとんどが完全に論破されたに違いない。やはり多くの方が仰る通り、それは脚本が優れているからなのだと思う。また、登場人物の一人一人においてもうまく個性が出されており、これもまた優れた脚本によるものである。 ひとつ不可解な点があるのだが、後半部分でエド・ベグリー演じる第10陪審員が議論を展開しているときにみんながそっぽを向いてしまったところがどうしても理解できない。リー・J・コッブだって有罪派のはずなのになんであのような態度をとったんだろうか。議長までもが無視してたのは過剰な演出では?それと、後ろに流れる音楽もいまいちだと思う。もっと重厚な音楽を使うべき。ラストシーンには合っているかもしれないが、2回目の投票のときにあの曲が流れたときは、ちょっとシラけた。 ヘンリー・フォンダは、自分は先に「未知への飛行」を先に見てしまったため、この映画でのヘンリーはこれ以降の作品よりも若いためか貫禄がなく、この映画の衣装も庶民的だったため今ひとつの印象を受けた。ヘンリー・フォンダのファンは「未知への飛行」を見るべし。 【もっつぁれら】さん 7点(2004-09-06 19:19:07) |
14.多少、退屈になってしまう場面もありましたが密室劇の映画でここまで見せるとは。しかも12人の陪審員、ひとりひとりの個性も画面を通して伝わってくるので、そこら辺かなり作り込まれてます。今の時代、こういうシンプルに見せれる映画って作れないのでしょうか。 |
13.事件のあらましというか裁判内容も見たかった。そうでないと陪審員同士の論争シーンで,その程度の理屈で「白」かよって思うシーンがあったりしてちょっと残念。総じて面白い作品ではあったけが物足りない面もあった。 【北狐】さん 7点(2004-05-17 11:59:34) |
12.映画としては、低予算で作られたと思われる作品。映画の中で一つの部屋以外でてこない、その中で12人の男たちがむさ苦しい暑さの中轟々坦々と一人の少年の死刑判決について話合う。1人の男がちょっと疑問に思ったことから、次々から真実が出てくる。展開のすごさがこの作品を支えている 【ZVo】さん 7点(2004-04-24 13:01:11) |
11.とにかくヘンリー・フォンダが気に食わないし、とってつけたような民主主義礼賛も気に食わない。が、どんでんがえしを陪審員たちの討論でおこなうという発想とその展開はやっぱり素晴らしい。そのおもしろさは216さんのおっしゃるような「アクション活劇のおもしろさ」こそがそもそも法廷物のおもしろさなのだ、という確信が監督にもあったからかも知れない。ドラマとしてはリメイク版のほうが現代的な複雑さと繊細さを持っているので、オリジナルよりも好ましい。だが、それもオリジナルの極端なトレースの成果であるということは、残念ながら否定できない。 【h.】さん 7点(2004-03-16 05:08:39) (笑:1票) |
10.《ネタバレ》 月に1、2回この作品の陪審室のようなシチュエーションで会議をする機会があるのだが、議事によってはコレと同じように一人づつ意見を伺うことがある。熱くなればなるほどそれぞれの性格や概念というのが見てとれて十人十色だなあとつくづく思う。この作品はその十人十色改め十二人十二色が解かりやすく描かれており、また一人たりともお飾りにはせずに描ききっているところが素晴らしい。ひとつ難を言えば弱冠2名の無罪転換がどうも納得いかない。メガネの人は理論派なので有罪の確固たる証拠に疑念があれば当然無罪に、というのは解かるが一番最後まで有罪を主張していた人と、偏見に満ちた発言により皆から総スカンをくらった人は感情論で語っておりそういう人は例え間違いに気づいても1時間や2時間程度では主張を曲げることは無いと思う。もちろん陪審員たる者がそんなことではいけないのですが。ラストの屋外のシーンは十二人が特別な人ではなくどこにでもいる普通の人たちなんだと改めて思わせるのに的確な描写だと思う。 【R&A】さん 7点(2003-12-03 17:52:46) |