10.夏休みに見に行きました。癒し系の映画ですね。方言が心地いいし、主題歌もかなりマッチしてます。DVD買いました。 【ポドルスキ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-17 20:20:55) |
9.しげちゃんがいい。あの目がいい。あのしゃべり方がいい。映画の中だけなら。 【こんた】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-07 01:38:44) |
8.寡聞にして、ここ25年ほどは少女漫画の世界については何の知識もないわけですが、原作くらもちふさこの代表作【おしゃべり階段】や【いつもポケットにショパン】なんかは姉貴の別マをこっそり読んでて大好きでした。いっちゃん好きだったのは短編の【マジパンデイト】。この人の漫画に出てくる男の子っていうのは、普段何考えてるかよくわかんないけど、捉えどころのない魅力に溢れているっていう傾向があったような記憶が。その作風はこの映画の大沢君を観る限りでは変わってないようですね。『松ヶ根乱射事件』でもこの監督の、田舎の淡々とした日常生活の描写が巧いって思ったけどこの作品でも決してダサくない、田圃の中の一本道や海岸風景の中での初々しい初恋物語が綴られています。二人っきりの修学旅行でのヒロインの言動も、上京した頃神宮外苑絵画館を国会議事堂だと先輩にだまくらかされ、ずっと信用していた自分には非常にリアルに共感出来ました。もちろん何も起こらないのがこの作品の何よりの良さだけれど、スレてしまった私のような腹黒い人間は、何かちょっとしたトラブルでも早く起きないかと中盤焦れてしまったのも事実。そよの父親=佐藤浩市と大沢君の母親との関係等、そこかしこにトラブルの種は幾らでも転がっていたのに。そよ役=夏帆ちゃんにはこのまま真っ直ぐ伸びていって欲しいと思う。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-04 11:24:31) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 東京へ修学旅行へ行き、都会の喧騒にアテられていた夏帆が「あんたたちともうまくやっていけそう」というくだりは素晴らしい。田舎と都会を単純に比較し、どちらが良いと結論づけるのではなく、少しだけ自分から歩み寄る。そういう優しさが作品全体を包んでいる。それは他の登場人物や島根の自然の美しさにも表れている。年少の女の子の純粋で可愛いこと。みんなで泳ぎに行った海の綺麗なこと。中身カラッポな映画が多い中で、この作品は非常に「豊かな」映画だと思う。祭りで涙を流す夏帆に不覚にもドキリとしてしまった。彼女はいい女優さんになると思う。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-31 21:51:05) |
6.小さな田舎町の6人しかいない分校での何でもない話なんだけど、相変わらず人の微妙に揺れ動く心理を表現するのがうまいな~。例えば、膀胱炎になったさっちゃんのエピソード 。主人公の葛藤と後悔から更に、いつもと様子の違ったお姉ちゃんがまた会いにきてくれたと言わんばかりの先手を打ったさっちゃんのきつ~い抱擁のシーン。主人公の感情だけではなく小さな女の子が抱いたであろう感情までをも表現しているところが凄いです。弟や友人への想いもそう。主人公の想いやりはあるが天然なところもよく表現されている。こういった誰しも心の中にある家族や身近なものへの想いと葛藤が、とてもリアルに描き出されている。もうこの監督の作品ならどんなに地味な題材で作っても、その美しい映像も相まって飽きることなく楽しめる気がします。 【カリプソ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-23 02:44:36) |
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5.《ネタバレ》 面白かった。夏帆がとてもかわいく、絶妙の演技をしていた。ちょっとどんくさい感じがいかにもリアルな田舎の高校生だったし、「あんたと一緒に歩きたかったけえ、一緒に歩いてくれる?」とボタンつけながら頼むシーンは正直やばいと思った。なにそのいじらしさ。そりゃ大沢くんも高校変えるわ。これはしょうがない決断。やむなし。基本的に冗長なくらいドラマは起きないので、おだやかな気持ちになりたい時にゆっくりと行くのがいいかも。そういう、「ぼくのなつやすみ」的な映画です。最後のくるりの歌もいいんだよな。映画館でたあとずっと歌っちゃう。ただ、もうちょっとギュッと凝縮したバージョンも見てみたかったのが正直なところ。お父さんがかつての恋人と抱き合ってるシーンとか、いらなかったんじゃないかなあと思う。伏線放置だし。 【コダマ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-09-11 02:41:03) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 映画的な躍動感みたいなものはなく、田舎の掘り下げれば深刻そうな出来事を少女の目を通してさらりと流す。ここが素晴らしいとかはあまりない映画だったが、いつまでもこの映画に浸っていたい、そんな気持ちになる。終わるのがちょっと早く感じた。もっと子供達の成長を見てみたかった。 【やぶからスティック】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-09-04 23:17:38) |
3.日本映画ですねえ。田舎の自然、四季が、村が、海が美しい。夏帆がかわいい。「しまった」「困った」という表情がよかったです。脇役がみんな達者でした。子供達も良かった。優しい映画でいて、ずっと最後まで心地よい緊張感がありました。「思春期映画」という分類があってもいいですね。 |
2.数年前に原作マンガを読んでいて、予告でみるかぎりイメージを壊していないので期待して観にいきました。登場人物はマンガから飛び出してきたよう。音楽もいいなあ、と思ったらレイハラカミでしたか。猫も幸せそうでかわいい。テンポがいいとはいえないし、エピソード型の映画なので観る人を選ぶと思うけど、ていねいに作られた佳作でした。もう一度原作を読みたくなった。 【まれみ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-08-15 21:26:28) (良:1票) |
1.映画化に伴い、原作も読んでいたのですが、そちらではより多くのエピソードを絡めることで異分子である大沢が田舎に溶け込みすぎになってしまい、如何なものだろうかと思っていました。しかし、映画版では大沢を常にある程度浮いた存在に位置付け、そよにさざ波を立て続ける役目を十分に果たしてくれていたので大成功。 エピソードの積み重ねでしかない構成に退屈する人もいるかもしれませんが、ジュブナイル性の高いほのぼのエピソードはどれも秀逸。 良質の低空低速ジュブナイルを堪能しました。 それにしても、何故高校生となった夏帆の制服をあんなコスプレのような嘘っぽい感じのものにしたんだろ? 【カラバ侯爵】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-07-28 14:31:22) (良:1票) |