3.《ネタバレ》 前半、驚いたのは
小学生~中学生くらいの女の子が何も隠さず、スッポンポンで出てくる。
もちろんぼかしもなにもない。
この英断は素晴らしい。
この全裸シーンはのちのち重要な意味を持つのだ。
シリーズに共通する素晴らしいところは
例えばドラゴンボールのように、強敵には超サイヤ人1.2.3.4・・と無節操に
パワーアップして勝つなどという単純な図式ではないところだ。
様々な能力があるが、必ず長所短所がある。万能な能力者などいない。
つまり、寝首をかけば、クリリンでさえ、フリーザや
魔神ブウに勝てちゃうというところが
リアルでいい。
今回も様々な能力を持つ者が出てくる。
特に、今回の敵ボスは銃でも爆弾でも
カメハメ波でもなんでも相手の攻撃を全て吸収し、
それをエネルギー変換して溜められ、相手に一気に返せるというとんでもない敵。
こんなんどうやってやつけるの?
そのすげえ奴がまず、すさまじい環境適応能力をもつ能力者と対戦。
つまり溶岩に落とされれば、瞬時に溶岩に耐えられるように、
放射能には耐放射能、
カメハメ波には耐カメハメ波の体になってしまうという能力者
とぶつかりあう。
盾と矛みたいな感じだが、このようにおもしろい対戦がいっぱいです。
監督はあの名作キックアス(レンタルはツタヤのみ)の人。 よって戦闘シーンは安心して見てられるが、
問題は、それ以外の物語シーン。
ちょっと、もたついてる感じもあります。
「スタートレック」などのような手際の良さとワクワクドキドキ感に ちょっと乏しい。
またキックアスの過激さ、毒はないです。
大作シリーズをけがさないよう、きわめてお偉いさんからの文句がないように作りましたという感じ。
つまらなくはないが、いまいち、すんげええええええ!みんな見に行け~~!という感じにはなりません。
1は導入部で、2.3で爆裂させようという魂胆かもしれない。
あ。そうそう。若き日のチャールズ=プロフェッサーXが
さかんに頭を気にするのがウケました(笑)