21.お金かけなくても(ギャラ以外)いい映画は撮れる。 【たま】さん 7点(2004-01-20 08:12:13) |
20.予備知識なく見た。デッドマンウォーキングという言葉を知らなかったので、予想外にたんたんと進行する映画だった。それでも飽きずに見た。ショーンペンとサランドンの絶妙な演技が素晴らしかった。 |
19.死刑肯定派の自分にも、被害者の悲しみだけでなく、加害者の悲しみも伝わった。冤罪でもないし、感情移入をさせない設定は、バランスがいい。自分は無宗教なので、宗教的な考えはせず、社会、制度、人間のことを考えて見てたけど、安易に泣くことさえ許さない重さで、うまくテーマを扱っていて考えさせられた。 【ウメキチ】さん 7点(2003-11-12 17:13:31) |
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17.《ネタバレ》 死刑についてすごく考えさせられる。 最後マシューの死刑執行のシーンとカップル殺害のシーンを交互に映していたのが良かった。この死刑シーンがいかに残酷であっても、こいつは人を殺したんだということを忘れさせない。それと同時に命の重さが伝わってきた。でもこの映画、こんなに宗教色の強いものとは思わなかったなぁ。キリスト教になじみがないからちょっと理解しがたい所があって残念。 【ヒョー$】さん 7点(2003-10-23 11:39:28) |
16.安易に感動を強調するテイストに仕上げてはいないので、むやみに心が揺さぶられるということはなかったけど、心の奥にずうんと響くものはあった。死刑判決が下るほどの犯罪を犯した死刑囚が主役なわけだから、手放しに主人公に同調することは出来ない。作り手としては非常に難しい題材であったはずであるが、見事に上質なドラマとして仕上げたティム・ロビンス、ショーン・ペン、スーザン・サランドンに拍手。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-10-14 14:55:20) |
15.《ネタバレ》 ドラマに引込まれていた分、ラストは正直言って残念。死刑賛成とも反対とも明確な立場を示さず、ただその実態と、死刑の抱える矛盾を示すのみなんですが、死刑を前にしてようやく改心するなんて、「賛成論への反対」と「反対論への反対」のオイシイところ取りみたい。一種の予定調和じゃないの。まあでも、これ意外にどんな結末が有り得たかと言われると、これまた難しいんですけど。 【鱗歌】さん 7点(2003-08-14 20:57:29) |
14.最近の死刑の裏側をこの映画で初めて知りました。電気椅子しか頭になかったもので。内容のほうは考えるに値するもので、是非はノープロブレム。ただ、聖書を読みきってないので、少し分かりづらいと言えば分かりづらい。でもそれはこちら側の都合にすぎないと思う。最後に、当事者達が自分の正義を信じ込み、自分の立場を譲らないっていうのが人間らしくてよかったです。 |
13.一本の映画を観る。その映画がどれだけすばらしいとしてもそれだけではっきりした意見を持てるほど死刑制度は軽いものではないと思う。 この映画は死刑の是非より神について、考え、表現したかったのではないかと思う。ショーン・ペンの演技が最高。 【ロック】さん 7点(2003-06-10 23:46:34) |
12.確かに死刑制度の是非を問うた映画ではないと思う。制度があることを前提に聖職者でありながらその前にひとりの人間であるシスターの心の葛藤と成長、そしてシスターの立場からみた罪人の話。ただ罪人=人間を強調している点とショーン・ペンの演技力によって、観る側としては死刑制度というものを考えざるをえなくなることも事実。自分の場合はそれ以上にこれから死刑を執行される罪人を人間として死なせることになんの意味があるのだろうと考えてしまった。無宗派の日本人ゆえの疑問なのだが...。別に否定しているわけではなく、劇中のシスターがそこまでしなければいけないほどにキリスト教(キリスト教に限りませんが)のなかでは重要な事なんだとある意味感心したし考えさせられた。どちらにしても考えさせられる映画というのも、たまにはいいものです。 【R&A】さん 7点(2003-06-07 16:36:27) |
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11.泣くまでの感動はなかったけど、映画としてはとても質の高い作品に仕上がっている。ほとんどはスーザン・サランドンとショーン・ペンの演技で成り立っているのだけれど、2人ともアメリカを代表する偉大な俳優だけに両者の掛け合いだけで充分見せてくれる。 【スマイル・ペコ】さん 7点(2003-06-02 20:12:06) |
10.重いテーマの内容ですが、いい映画だと思います。死刑賛成派・反対派の両方が偏ることなく描かれていて、観る人に死刑制度の是非を決めてもらおうとする作り手側の意図がうかがえます。それにしても役者さんたち、いい演技してますね。私は特にスーザン・サランドンの、心の隅に迷いを抱えつつショーン・ペンを救おうとするひたむきなシスターの姿に感動しました。 【ぷっちょ】さん 7点(2003-05-26 17:10:09) |
9.最後の処刑のプロセスを順追って、緊迫感あふれる空気が漂う中で行われる場面が衝撃的であった。罪とは何か? 死刑は必要か? 被害者遺族の心境は、どんなものか?を問いかけながら、終結を迎える。地味な映画ながら、意味深いメッセージは非常に鮮明な印象を残す。製作者側の意図したことが、鑑賞者に見事に焼き付けることに成功した好例と言える。 【叫真】さん 7点(2003-05-21 20:11:29) |
8.死刑制度を真面目に考える映画として見るのもいいが、スーザン・サランドンとショーン・ペンの演技力のみに注目して見るのもよし。死刑という極めて重いテーマがクローズアップされる事が多い作品だが、単純に映画として良く出来ている。 【GC】さん 7点(2003-05-20 11:55:54) |
7.罪を犯したのだから罰を受けるのは当然だと思います。でも、見ていて悲しくなったのは、何故なんでしょうね。被害者の家族も加害者の家族も永遠に救われることのない悲しみを背負って生きていくんでしょうね。悲しい・・・。 【はがっち】さん 7点(2003-05-10 22:03:08) |
6.自分の家族が殺されたら・・・と考えると、やっぱり犯人を殺したい。でもあの死刑執行シーンは、いまだに死刑のニュースなどを見ると思い出します。一番泣いたのは、ラストのドアに貼ってあるメッセージだったような気がします。ちょっとだけ救われました。 【鉄男】さん 7点(2003-02-06 22:29:51) |
5.罪を犯したんだから、罰を受けて当然なんだけど、やっぱ死刑は考えますね。罪人と思ってても最後は泣けた。 【たりー】さん 7点(2003-01-06 05:09:06) (良:1票) |
4.この死刑囚の場合だと確かに考えさせられました。でもまあ、どう考えても被害者の方拠りかな、私としては。冤罪じゃなければ死刑は大いに結構だと思います。個人的には殺人を犯した妹の父親も極刑を希望していますし。死んだ方が良いという人間は確実に存在すると私は思っています。 【あっちゃん】さん 7点(2002-01-28 00:07:54) |
3.結局、犯した罪は償わなければならないということ。確かに執行されるシーンは哀し過ぎますが、被害者や家族のことを考えると、死刑は当然だと思う。でも、共犯の男(主犯格)は助かっちゃうんですよね。これって現実には結構あるんじゃないですか?とても心にひっかかります。 【i borg】さん 7点(2001-11-05 23:29:30) |
2.加害者に宗教的救済を与えようと尽力するシスター、被害者やその家族の救済はどうなるのだと見ていて少し腹立たしく思いました。死刑制度反対の色が濃すぎるのが残念ですね。もっと公平に描かれていれば観る側も客観的に考えやすいのに。 【雪うさぎ】さん 7点(2001-07-01 23:06:03) |