9.良い映画と思う(さすがの演技、樹木、風吹、加藤、大竹・・)。あえてストーリーに注文。 長女はアメリカに行くこと(すず、他のシガラミで日本に残って、それでは「すず」が可哀相)。 アメリカ同行を断わられて、その場(海岸)でバイバイって、邦画ならデタラメが許されるのか。 デタラメな脚本、映画(ここ20年の邦画によく観られるデタラメ)をいいかげんやめないか。 超一級シナリオ。長女はアメリカへ、家は売られ、各々独立していく様、その中で母(大竹)の死、 葬式で皆が集まり(マンション)、皆で以前住んでいた家を見に行くシーンでエンディングにする。 そんな小津監督クラスの映画を観たい。 【cogito】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-05-22 00:08:55) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 原作のもつ女性漫画家らしいみずみずしさが、是枝演出にぴったりはまって、心地いい映画でした。もともと自然な語り口で、まるでドキュメンタリーのような会話を好む是枝演出ですが、この映画では自分を持ってる乙女たちの、自然な語り口は、とても気持ちよく、観ている自分にすっと入ってきて、やさしい音楽と重なり合い、とても心の癒される2時間でした。休みの日に観たのですが、休日にはこのような映画が似合うなぁと思います。是枝監督作品は好きです。「歩いても歩いても」もそうですが、これもDVDを買って手元において、疲れたときに観たい作品です。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-05-21 11:44:51) |
7.<原作未読>数々の賞に輝いただけあって高いクオリティであることは間違いないと思いますが、合う合わないはまた別で…。私は少々あざとい感じがして、変な話ちょっと照れ臭かったんですね。「歩いても、歩いても」は妙に居心地が悪かったりで、これはもう監督との相性の問題と言えるかもしれない。といっても7点は付けます。4姉妹を演じた女優陣が良かった。長澤まさみなんてロボコンの頃から見てきてるから、当たり前だけど、この10年で演じる役どころも変わってきて、しみじみ思うところがある。逆に広瀬すずのようなキラキラした新星を目にするのも楽しい。10年後、どんな女優さんになってるんだろうな~ 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-05-11 22:00:24) |
6.からっとしていて安心して観られる映画でした。美人四姉妹のほのぼのとした日常を、ドロドロさせず鑑賞後なんとなく観て良かった気持ちにさせる演出は見事だと思います。お金や恋愛絡みの醜い部分はサラッと流し、四姉妹の絆や取り巻く人々とのふれあいや交流に焦点をあててスッキリ描いているのが良いです。鎌倉の風景も素敵です。あとは好みの問題。妻は10点、私は7点です。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-04-10 08:51:20) |
5.《ネタバレ》 前作「そして父になる」が素晴らしかったので鑑賞いたしました。前作ほどではなかったですが、やはり良かったですね。 役者さんと、素人さんがちゃんと一体になっていて、そしてすごく自然体なんですよね、みんな。演技っぽくないというのかな。 素人さんをどうやってあんなに自然体に引き出すのか。その演出力に再び感心してしまいました。 印象的なシーンはいくつかあります。冒頭の長澤まさみのブラジャーシーンだったり、すずが裸で扇風機に当たるシーンだっり、、、(笑)。 でも一番良かったのは、すずが自転車に乗ってる時の彼女の顔のどアップでしょうか。すごく美しいシーンだった。 家族は、何かと言い争ったりする時もあるんですが、そのすべてが愛おしい。やっぱり家族はいいものですね。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-02-11 23:42:05) |
4.《ネタバレ》 奇跡の四姉妹! フツーここまで何も起こらないと『長げぇぇ』って思うんですが、いつまででも観てられます(笑) もちろん是枝監督の撮り方が良かったからこそですが。 四姉妹だけじゃなく、その他出演者もわたしの好きな人ばっかり。 ここまで揃っちゃうとガチャガチャしそうなもんですが、誰もでしゃばらずに四姉妹を温かく見守る展開に癒されました。 特にリリー・フランキーさんの脱力感はたまりませんね。 たまに怖い役をなさったりもしますので、妙な緊張感を覚えたりもしましたが(笑)、今回はテーマに沿った見事な撫で肩ぶりでした。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-01-30 11:28:01) |
3.地方の情緒、ありふれた日常、ささやかな幸せ、人と人のつながり、やりたいことは理解できますが、やっぱりすでにやり尽くされてる感は否めないですね。それでもこれだけきれいな人が4人も揃うと、ずっと観ていられる不思議。たいして何か起こるわけでもなく、ときどきわざとらしいというか、お決まりの展開なんかあったりして、始終ニヤニヤさせられます。とりわけ面白いわけでも感動するわけでもないけれど、何だか安らかな休息を味わったような気がして、不快な気持ちにはならない映画です。続編とかあるとわりと観てしまいそうです。こんな映画も必要なのだろうと思います。ちなみに映画を読んだ後に原作を読むとすずが三姉妹のもとへ来るエピソードがもっと感動的なのに、映画はわりとあっさりしていることに気付きました。 【ばかぽん】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-01-18 00:49:58) |
2.《ネタバレ》 原作既読。たくさんあるエピソードから、少しずつうまくつなげてはいたと思う。でも、つい、あれとあれがここで...などという感じで見てしまい、純粋に入り込めず。知らずに見た方がきっと楽しめただろうな...と残念。 綾瀬はるかさんの幸姉も悪くなかったけど、竹内結子さんの海街も見てみたかったりして(幸姉とすずが似ている、というとこからも)。原作未読の方、原作もオススメですよ! 【ハクリキコ】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-09-20 09:50:55) |
1.《ネタバレ》 ありそうでなかった、シネコンで”完全貸し切り状態"で見てきました。(幽霊映画の予告がなくてよかった~)いいすね是枝監督の”海待ちダイアリー"(?) まさか、長澤まさみの一人オープニングで始まるとは思わなかった。でも、なんか、かっちょよかったです。情事のあと、朝帰りの絵になるイイ女一人。しかし、さわやかな鎌倉の海岸風景がフランス映画みたくマッチしていた。でも、そうだなあ、、、、どうしても、男目線で見ちゃうから、俺なんかは,すずちゃんのかわりに、エロイお姉さま方から”うちの弟にならない?"と声かけて欲しかったなあとか、そんな、エロ妄想もジャマするというか、なんか、ちっと、"視点"がボケました。ストーリーなんか、とてもいいと思うんだけどなあ。演技に関していうと、、、ちっと、私は承服できない。もっと、綿密に、しっかりと、統制して、もっと、コントロールしてほしかった、演出に。(見ていて、4人共、なんか、地が出ちゃうんじゃないか不安だった) いいシーンがたくさんあっただけに残念。6点に、エロ長澤と悠希ちほの芝居と夏帆の左ぎっちょにプラス1点追加。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-07-14 00:28:44) (笑:1票) |