5.感動する波が、後半部分にいくつかあった。その度に私は泣いていたが、最後に平井堅の「瞳を閉じて」のサビを聞いて、また泣いてしまった。中盤まではどうってことないな~と思っていたんだが・・この映画の展開は「サトラレ」に近いものがある。 小説より好きです。 【たまごくん】さん 7点(2004-06-10 23:13:16) |
4.「世界の中心で愛を叫ぶ」を正確に言うなら、「世界の中心でしか愛は叫べない」となるはず。だから世界の中心はエアーズロックでもいいけど、別にどこだっていいのだ。さらに言えば場所じゃなくてもいい。誰かを愛している人、その人にとっての愛する人こそが世界の中心になるんだろう。それこそが愛の定義だろう。この映画の素晴らしい所は、あえて成長した朔太郎を描いたところ。自分の愛する人を世界の中心としていた生き方(世界)が、愛する人の死によって終わったとき、人はもう一度自分自身を世界の中心にして生きていかなくてはならない。この意味で、この映画は現実の愛についての映画でもあるけれど、それ以上に、どうやって死んだ愛を弔うのかについての映画でもある。そして、もっとも大事な点は「世界の中心」についての映画であること。 |
3.《ネタバレ》 高校時代のシーンがとてもいい。深夜ラジオ・ウォークマン・カセットの交換日記・・・すべて私のツボ(経験者)でした。現在の設定は、どー考えてもそれはありえねーっ!てのが多すぎ。柴崎コウさんを出演させる意味はあるのだろうか?冒頭偶然昔のカセットを見つけて涙を流す律子。足が不自由になった理由とともに、後で明らかになるのでここで感動する人はきっともう一度最初からこの映画を観たくなるのだろう。でも私は“は?それはちょっと無理なのでは・・・”としか思えなかった。ラストのオーストラリアも、あれは“ウルル”じゃなくて“ただの丘”でしょーーっ。ごまかすなよ。それ以外はいい映画だと思いました。森山くん&長澤さんが光ってました。 【ペリカンぽっと】さん 7点(2004-06-03 22:05:07) |
2.高校生役の2人の演技はとてもよかった。演技のぎこちなさが逆に若い頃のオドオドした感じを出させていて、あの頃はこんな感じだったなぁと共感を持って入り込めた。若いっていいなぁ…(ははっ)。しかーし、何だろう、大沢たかお&柴崎コウ。ストーリーとして現代の朔は必要なのかもしれないけど、映画で登場する「律ちゃん」は要らないなァ。それに最後、オーストラリアに行くシーンは余計かな。亜紀が死んでしまうところでエンドロールだともっとよかった気がするんだけど。ということで「7点」が妥当かな。 【epitaph】さん 7点(2004-05-26 22:32:15) |
1.《ネタバレ》 女ならなく映画かなと思ったけど、男だったので涙は流さなかった。小説でこの設定があったかわからないけど サクが結婚をしようとしている律子が実は過去にアキとのカセット交換でカセットを運んでいた小学生だったという設定に少し無理を感じた。前編としては少し長めだけど、原作がベストセラーなだけに心に残る作品でした 【ALEC】さん 7点(2004-04-28 19:32:23) |