14.日本には縁遠い人種差別問題と陪審員制度を軸にして、興味深い作品だった。あの最終弁論は、人種差別の根本の解決にはなっていない様で、いまいちすっきりしなかったが、偏見も差別意識も持ち合わせた法の素人である陪審員を相手に一発逆転を臨むなら、その方法しかなかったのだろう。「差別はよくない」と分かってはいても、多くの人が無意識に差別(区別)をしている。作者がその深層心理を露呈したかったことは明らか。黒人解放運動もKKKも同じレベルで描かれており、むしろ死刑制度に絶対反対するエレンこそ本当の平等主義の象徴として存在させたのだと思う。ケビン・スペイシー、サミュエル・L・ジャクソン、キーファー・サザーランドなどははまり役。マシューは敏腕じゃなさそうなところがいいんだろう。最初は、頼りないなぁと不安だったが。 【ちゃか】さん 7点(2003-11-11 09:46:49) |
13.豪華キャストと脚本のリアリティの薄さに救われた気がした。自分の言うリアリティのなさは=御都合主義。リアリティや観客に強い問題提起のために辛い結末を見せるより、いいとこで御都合主義になってくれると楽しめる時もある。そういう意味で、この映画は重いテーマとエンターテイメントのバランスがよかった。 【ウメキチ】さん 7点(2003-11-07 17:07:53) |
12.《ネタバレ》 中1の時初めて見て、「その女の子は白人だった。」というセリフがあまりに衝撃的で頭から離れなかった。 最後、黒人のお父さんと娘が抱き合うシーンは感動。 【ヒョー$】さん 7点(2003-10-23 12:01:20) |
11.日本ではありえない差別がいまだに起こっていることに衝撃を受けました。マシュー・マコノヒーが良かったです。 【ジョナサン★】さん 7点(2003-06-05 20:01:01) |
10.マシュー・マコノヒーがかなりの可能性を見せ付けた映画。他の俳優陣も名演ぞろいだった。テーマが深いのでぐいぐい引き込まれて飽きさせない。秀逸な法廷サスペンスだ。 【スマイル・ペコ】さん 7点(2003-05-28 01:50:51) |
9.マシュー、よかったやん、とっても。あの強姦された女の子がかわいそうで痛々しくて、犯人が死ぬのはOKですが、しかし無罪とは・・・。すこしびっくりかな。 【みんみん】さん 7点(2003-04-30 22:59:11) |
8.人種問題って重い、切ない。人の命に色は関係無いですね。 【cocooon】さん 7点(2003-02-12 15:20:38) |
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7.この映画、重く感じる人もいるかもしれないけど、私はこの映画好きです。泣きました、、。ハッピーエンドでよかった。マシューマコノヒーの最後の最終弁論のセリフに、ドキッとしたのと同時に納得しました 【たかこ】さん 7点(2002-10-21 03:55:25) |
6.完全な窮地に立たされている主人公はどうやって、黒人を助けようとするかが見のもでした。 【ピナッツ】さん 7点(2002-07-21 19:06:33) |
5.マシュー・マコノヒー。インデペンデンス・デイではちょっとがっかりしたけれど、この映画ではなかなか熱演してて好印象持ちました。差別問題は何もこの映画に始まった題材じゃないけれど、まあまあいい仕上がりになってると思います。陪審員制度ってあまり日本になじみがないぶん、あんなんでいいのか?って思える部分も正直ありましたけど。それと、恋愛感情ははさんで欲しくなかったなぁ。 【キャットス桜井】さん 7点(2002-03-13 00:21:58) |
4.けっこういいキャストですね。あの時は名前知らなかったので今知るとびっくりです。差別問題について改めて考えさせられる作品です。 【ばかうけ】さん 7点(2001-12-05 17:17:40) |
3.一発逆転はすっきり。アメリカって自由の国のイメージが強すぎるなぁ。皮を剥がせば差別の国、アメリカ。人権の国じゃなくて白人権の国。キャストはパルプフィクションの次くらいに豪華。 【シュープ】さん 7点(2001-07-18 00:14:23) |
2.アメリカは自由の国とかいってるけど結局差別はかなりひどいんだなと感じさせるような映画でした。 【トミー・リー】さん 7点(2001-01-15 23:05:08) |
1.いわゆる、裁判物の本作。あまり多くを観ませんが、本作を観て気付いた事。アメリカは野球の国である。欧州はそれよりサッカーが人気がありますよね。またアメリカは実に裁判の多い国とも聞きました。思いついたのは野球のゲームの構造と裁判物とは似ていませんか?攻撃があり、守備があり、表と裏が交互にあり、入念なデータ収集がある。そして何故あれ程までにあの国民は野球が好きなのかは、一発大逆転があるんですよ。サッカーでは考えられないような。その大逆転は裁判物の醍醐味みたいな物でもあるはずです。だから本作をはじめ、裁判物の基本構造なわけですよ。確かに重い題材なのだから、丁寧に描いて欲しかったというのも多いにありますが、この構造こそ裁判物が娯楽作としてある場合の最低条件であり、これだけのキャスト(クリス・クーパーもいる、サザーランド親子もいる)を使い、興行的に成功しなくてはならない本作の宿命なんですよ。テーマとか人種問題より、何より面白くなきゃ、映画もスポーツも観ないんですよ。(すみません、あまり、まとまらなくて) 【あまぬま】さん 7点(2000-11-06 21:27:41) (良:1票) |