22.《ネタバレ》 なんといっても桑畑三十郎が強い! 強過ぎる! こいつとマトモにやり合えるのは『七人の侍』の久蔵しかいない(?)。でも単純な無敵のヒーローじゃなかったのがよかった。一回つかまってボコボコにされるけど、あれがなかったら多分つまらなくなっていたでしょう。三十郎ももちろんいいが、卯之助や権爺など、脇役も非常に輝いてる。とにかく思い切り楽しめる痛快時代劇です。 【とかげ12号】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-20 18:47:06) |
21.面白い。かっこいい。もうその言葉だけでいいと思うが、あえて言うなら脇役のキャラクターまで緻密に作り上げているところがこの作品の大きな魅力だろうと感じた。敵役でも死んでほしくない魅力を放つやつが何人もいた(特にあのバカな兄貴)。こずるい役人もいいし、めしやの親父ですらかっこいい。こういう作品を見ると、日本に生まれてよかったなぁと思う。 【コダマ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-31 04:09:47) |
20.いや~カッコいいですね!でも、間違えて椿三十郎を先に観ちゃいましたけど、椿三十郎の方が面白かったかな? 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-03 22:27:03) |
19.三船敏郎演じる桑畑三十郎の炸裂するダンディズムにヒロイズム! エンターテイメント時代劇としては、もう文句の付けようがないほどオモシロく見応え充分な黒澤作品。三十郎の口から出るスパイスの効いた台詞がここかしこで決まり捲る。また、東野英二郎演じる居酒屋の親爺に不気味な短銃使い(仲代達矢)、加東大介演じるお馬鹿なヤクザにニセ用心棒(藤田進)、はたまた巨木のように馬鹿デカい用心棒(馬場さん似の人ネ)、人三化け七なお女郎さん達などなど脇を固めるユニークなキャラも大いに作品を盛り上げてくれた。ラスト、三十郎の放つ「あばよ! !」が心地良いほどに余韻を残す。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-11-13 16:16:41) |
18.《ネタバレ》 う~んやっぱり、腕っ節がベラボウに強いのにただ猪突猛進していくんじゃなくてお互いに同士討ちさせていくって云う頭脳プレイがそんじょそこらのアクションヒーローとは違いますね。三船敏郎も羅生門や七人の侍のようなはじけた(?)役柄が個人的に強く印章に残ってるんですが、それにも拘らず(マジで)カッコいいと思うのはやっぱり今の役者と違って凄みがあるからなんでしょうね。気迫が違うって云うんでしょうか。それに他の役者も皆個性があって良いですし。特にいい味出してるのはやはり飯屋のオヤジと敵役の仲代達矢でしょうね。特に彼の最期は悪役ながら実に哀愁満ちたシーンだと思います(しぶといからかなぁ?)また殺陣も今のようにすごい量が盛り込まれてるわけじゃないんですけど、量より質という言葉があるように、少ないながら非常にインパクトがありますね。やっぱり本物の達人は長々と闘うのではなく、一瞬で必殺の一撃を叩き込むものなんですよね。ここまで完成度を持ってる作品ですから、後にセルジオ・レオーネがイタリア式リメイク(要はパクり)をしたがるのも判ります。点数は少々悩みますが、これの続編の「椿三十郎」の方が好きなので8点。 |
17.これぞ、娯楽映画!しぶくて、かっこいいです。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-05-02 16:58:27) |
16.三十郎が歩く。どうやってヤクザを懲らしめようか思案しながら歩く。くいっくいっと肩をいからせて歩く。「武士道とは死ぬことと見つけたり」の対極をいく男だが実に痛快でカッコイイ!敵に捕らえられボコボコにされて弱ってるところまでコッコイイ!これだけカッコイイと将来の黄門様までかっこよく見えてくるから不思議である。ラストで最初に出てきた百姓の倅を逃がしながら三十郎はこう思ったに違いない。「武士道とは生きることと見つけたり!」 |
15.これぞ娯楽時代劇と言う感じ。他の人も書いているように三船敏郎がバリかっこいい!彼の口からでるセリフはなんでもかっこいい。「四十郎だがな」のセリフも有無を言わせないクールさを感じる。今の俳優でこの味を出せる者を皆無だろう。事件を解決した後の淡白さと後姿に爽快感すら感じる。 【クルイベル】さん 8点(2004-04-20 09:40:18) |
14.三船敏郎の演技、砂嵐の演出、キャラ設定が大変良かったです。三船敏郎演じる桑畑三十郎には不思議な魅力があります。最初は言動が半信半疑で「何者なんだこいつ?何考えてるんだ?」という疑惑の目で見ていたのに、いつの間にか「こいつならこの状況をどう切り抜けるんだろう?」とその活躍を期待せずにはいられなくなりました。まさに東野英治郎演じる爺さんの目線。笑うせぇるすまん、Y氏の隣人、はたまた星新一のショートショートの世界のような、単なる勧善懲悪で保守的/道徳的なストーリーではおさまらない、人間の不気味な部分を感じました。言い換えれば人間の嫌な部分でもあり汚い部分なんですが、でもそこが魅力的なんです。 【VNTS】さん 8点(2004-04-18 20:09:39) |
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12.面白いよね~コレ。確かに聞き取りにくいけど、私は昔の日本映画を見るときはヘッドフォンをします。関係ないですね・・・・椿三十郎より好きッス!!剣が銃に勝つにはあんな手があったとは!! |
【TU】さん 8点(2003-12-03 04:05:14) |
10.東野英治郎のメシ屋のオヤジがいいですね。「切られりゃ痛えぞ」っていう台詞、大好きです。歴戦の使い手じゃないと言えない台詞です。ラストの決闘シーン、なかなか死なない仲代達矢にちょっと苦笑。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-19 06:29:07) |
9.黒澤+三船コンビってそれほど数を観てはいないけど、いまだに 高い評価を得ている理由が良くわかる、エネルギーに満ち溢れた作品。スクリーンからはみ出しそうなくらいパワーがありすぎるので、ともすると荒削りにも見えてしまうけど、それが何とも気持ちいい。 【じゃん++】さん 8点(2003-11-04 23:33:43) |
8.純粋に面白かった!ファーストシーンもインパクトあり、科白なしで状況を物語っているし、素晴らしい!女から見ても三船さん<格好よかった!! 【もちもちば】さん 8点(2003-10-18 23:38:04) |
7.黒澤映画の中で初めて見たのがこの「用心棒」だったと思う。昔の映画はあまり好きではないが、これは別格。何も考えずに楽しめる映画。 |
6.三船さんが一番役にはまってると思いますね。初めは全然意味わかりませんでしたけど。結局の所面白い映画です。 【幕末魂】さん 8点(2003-07-17 21:55:01) (良:1票) |
5. 確かに「荒野の用心棒」は本作の無断借用ってか海賊版。セルジオ・レオーネはボブ・ロバートソンなんて妙な偽名使って誤魔化そうとしてたっけ。尤も黒澤御大はマカロニ・ウェスタンなんぞには目も呉れなかったらしいが…。ところで本作だが、続編と同じくって言い方は変かもしれないが、もう矢鱈に強過ぎる。それでも最後の対決までテンションが下がらないのは宿場を巡る二大やくざの対立というシチュエーションが絶妙だからだろう。名女優山田五十鈴を、名優加東大介をああいう風にキャスティングするとは…。藤原釜足や志村喬にしても「七人の侍」を意識して観た日にゃ、完全に肩透かしを喰うコト間違い無し。余りに意表を突いた配役の妙に思わず脱帽!また小道具(出刃包丁や拳銃、棺桶)を見事に伏線として活かしきっているのも続編にはない魅力。パクられるだけの価値が十二分過ぎるほど詰まった、正に「娯楽時代劇」の決定版と言えよう。ただ、黒澤のベストだとは個人的に全然思わないけどね。 【へちょちょ】さん 8点(2003-01-09 03:24:26) (良:1票) |
4.この三船さん、メチャクチャ強いんですけど。ターミネーターとも良い勝負するかも・・・。アクションシーンの迫力にいたっては、最近のそれらと比べても何の遜色もありません。登場人物達の時に趣深いセリフが、しばしばはっとさせてくれました。実に面白い娯楽作品だと思います。どうでもいいことですが、桑畑さんを見ていると、能力や才能と甲斐性は全くの別物だと痛感しました。 【ロバちゃん】さん 8点(2002-11-10 15:39:21) |
3.三船敏郎カッコイイーっ!!こういう男臭い男って良いなぁ・・・。嫁にしてくれって感じ。三十郎のセリフも粋で良い。 【C-14219】さん 8点(2002-07-20 08:07:50) |