96.《ネタバレ》 凄いね!
最後まで興奮しっぱなしだった。
アクションは苦手な僕なのだけれど、でもこれは凄く良かった。
また、ゴチャゴチャしていないから何度観ても楽しめるんだよね。
悪党達はそれぞれのキャラがでていて、プロフェッショナルな感じがして良かった。
悪党のボスのハンスがとても頭が良くて、天才的でカッコ良くて、僕は彼が好きだ。
あの冷静な表情、僕は彼の冷静さに憧れる。
彼は美学を持っていると思う。だから僕は彼が美しく見える。
エリスとハンスの対話はお互いの天才像が対比されていて面白かった。
ハンスが本当にブッ飛んでるのに、エリスは空回りしてブッ飛んでいる感じ。
ハンスが本当の天才なのに対して、エリスはヤク中で天才気取りの自惚れでムカついた。
調子にのって死んでやがんの!ワハハ!
でもあのときのちょっと焦ったエリスの表情は好き。
ヘルシンキ症候群って始めて知ったけど、面白い心理だと思う。
ブルースウィルス演じるジョンの本気のアクションが見事!身体全体で演じている。
ジョンが、パソコンごと椅子にくくりつけて落っことした「爆弾」はカッコよかった!
あの破壊力!本人もビビってるし。
あれは映画史に残る爆弾だと思った。
でもこの作品は爆発が凄いなあ。とても迫力がある。
甲殻車にミサイルをぶち込む場面もカッコイイ!
運転手の黒人さんも終始良い存在感出してる。
デブの警官も良かった。
ロビンソン警視(だっけ?)とか、マスコミの野郎とか、エリスとか、本当にムカつくわね!
この警視にボコッと一発やりたかった!
マスコミも「大変でしたね」って、アンタね!。。。
一応、クリスマス映画なのね。気づかなかった~。