114.突っ込むところはいろいろとあるけれど、素直によかった。 殺陣もしっかりしてたし、キャラもたっていたし、引き込まれた。 このような作品をハリウッドが作れるのだから、日本も変なホラー映画とか恋愛映画ばかり作ってないで日本人の良さを示した映画を撮って欲しい。 【ゆきいち】さん 8点(2004-11-25 23:33:44) (良:1票) |
113.《ネタバレ》 最初は本当に不安でした。トムがサムライだし、外国人が作る日本をテーマにした映画だし…。でもビックリするくらいトムは着物が似合ってるし(外人のわりに背が低いから?)、外国人が作った映画なのに8割方が忠実に描かれてるし!!確かに、風景や町並みに違和感を覚える点はたくさんありましたが、某TA○Iとかと比べたら…ねぇ?サムライ魂とはよく言ったもので、本当に古来から伝わる信義・礼節・名誉を上手に表現してくれたと思います。中盤の息子と謙さんのシーン、ボブと広之の最期のシーン、謙さんとトムのシーンがホントに泣けてしまった。でも最後の天皇のシーンは妙に許せなかった。「何で今更英語なの?!最初はアリガトすらカタコトだったじゃん!!」って感じだし、トムが生き残った時点でやっぱり英雄万歳アメリカちっくで納得いかなかったから8点。でもある意味、ちゃんとに勉強して日本を描いてくれてありがとう!!しかもトムが主演でこの映画作ってくれてありがとう!!って感じでした。 |
112.「期待してなかった」と言ったら失礼ですが、米国が作った日本の映画ということで少し気が引けていたのですが、観てよかったです。ちょっと美化され過ぎかもしれませんが、今のわたし達の時代にはない、日本文化の奥ゆかしさみたいなものを感じさせてくれました。一本筋が通った人たちが素敵でした。 【チャコ】さん 8点(2004-11-05 19:51:41) |
111.セブンイヤーズインサムライ。ただの例えですんであまり気になさらないで下さい。くらいのクオリティだったとは思います。皆さんおっしゃる通りの日本にちゃんと敬意を払ってくれてるなとか細かいところは外してるなとか江戸時代でさえ武士軍団はいねーんじゃとかいろいろ思いましたが、我々米国はかつてサムライを滅ぼし開国をさせたがそれで良かったのか?とこんな形で問いかけられたような気がして驚きました。開国を迫ったペリー総督が米国では全然知られてないと思いがちですが、(どうせアメリカで教えるほどの事じゃないだろうみたいな)どうやら日本人が知ってると同程度に知られてるらしいんです。異国の相互理解なんてこの頃も今もさほど変わりのないことなのかもしれません。私はアカデミー受賞なさったほうの演技に決して引けをとってないと思います。まあいろいろと考えさせられる作品ですが、何か全部ケンワタナベで吹っ飛んでしまいます。単純ですが。きゃー 真田さんもね。おっと小雪さんも色っぺー。そろそろトムクルーズさんのシャンプーが気になってくるほどの、サラサラヘアでした。 |
110.昔の戦争は勇気が要りますね。先頭に立って相手の陣営に向かっていくだけでも足が震えそうです。冒頭で出てくる富士山はでかすぎますが、いい作品です。 |
109.百年前の日本のリアルな姿を美しい映像で見せてくれる感動作品。不可解な異人種としてではなく日本の伝統と日本人独特の根幹的な精神性を真正面から見つめ描こうとした始めてのアメリカ映画と言えるだろう。トム・クルーズは特訓の甲斐あって二刀流の立ち回りは見事にこなしたが心象表現が未熟で演技には観るものがなく飛源役の池松壮亮君にも負けている。結果、渡辺謙をはじめ日本人俳優の演技力の高さを広く世界に知らしめる事となった。ただ一つだけよく分からないのが勝元の人物像設定。天皇の師でありながら列車を襲い官軍に命を狙われるとは物語的には分かるけれど有り得ない立場の存在を無理に作り上げた感じがあり全編を通して違和感を拭いきれない。 【WEB職人】さん 8点(2004-10-09 11:04:03) (良:1票) |
108.美化しすぎとか、時代考証やらなんやらめちゃめちゃとか…確かにその通りでしょうけど、これが日本を舞台にしてると思うから、普段より細かくチェックしてしまうのではないでしょうか。ある意味当たり前ではありますが。なので、思い切って? エンターテインメントとして割り切って考え、観ていたのですが。面白かったです、私は。泣けたし、感動もした。製作者側の意図に踊らされていたとしてもいいじゃないですか。面白いと思ったんだから、それだけで。突っ込みどころ満載でも、突っ込みどころがない映画より何倍マシか。オマージュだなんだ、難しい事言いません。私には面白かった。2時間半もそんなに長く感じなかった。時間があれば、解説版ももう一回観たいと思える位よかった…と言う事で8点。本当は8.4点位なので、9点にするか悩みましたが…取り合えず、8点で。 【あかりん☆】さん 8点(2004-09-20 01:21:56) |
107.当初から「アメリカ先住民モノの映画の設定を日本に置き換えただけ」という批判はよく耳にしました。私が同じ事書いてもしょうがないので、違う事書きましょう。この映画は「逆・戦国自衛隊」です。前近代的な武器しか持たぬ武士達が、近代兵器と圧倒的兵力を有する官軍に戦いを挑む、この「戦国自衛隊」以上に絶望的なる悲壮感! この映画をただ「武士道」の映画とだけ捉えては、多くの矛盾点、考証の甘さばかりが目に付いて辟易するでしょう(そう捉えられて当然だし批判受けて当然、なんですけどね~確かに)。しかし、ここで描かれている悲壮感はもっと普遍的なもの。そう、ジョン・ウェインが描いた『アラモ』の攻防にもつながるもの(この映画も評判悪いんですけどね、トホホ・・・でも私は好きですよ、情熱が漲っているんだもの)。やはり感動をおぼえずにはいられませんでした。それに日本人である私がこの映画を一段上から見下して「米国人は武士道をわかっとらん!」などと言うのも何だか気が引けて。じゃあ私は、今の日本人は、武士道を理解しているのか?今の日本映画の何割に、本作よりマシな「日本」が描かれているのか?自信ないでしゅ~。本作に映し出された圓教寺の荘重さ、ここをロケ地に選びカメラに収めただけでも大したセンスだと思います。トム・クルーズの殺陣も充分見ごたえあるし(明日からチャンバラトリオにも入れますよ)、真田広之の存在感も忘れられない。彼の長身ではないが重心の定まった姿、そして立ち居振る舞いは、まさに「武士らしさ」を体現しており、存在自体が映画に張り詰めた空気をもたらしています。そして何と言っても「ボブ」役には、日本一の斬られ役、福本清三氏。氏の起用こそが(製作者の意図はともかく)結果的に、日本の時代劇への強烈なオマージュになっていると言えましょう。そう、ラストサムライとは、彼のことだ! さて、観てて少し気になった点、それはカメラのズームの多さ。日本家屋での撮影では多くなるのも当然かもしれないが、戦闘シーンも白兵戦の中にカメラが入り、とにかく被写体がカメラに近い。ロング・ショットがたまにしか入らず、うぉー、もっとロングで見せてくれ~って思っちゃう。でも多分、この「もっと観たい」と思わせてくれる事が、重要なんですね。観たいものを観たいだけ見せてくれるのが、幸せとは限らないのだから。ところで、あの「大村」って・・・大村益次郎? 【鱗歌】さん 8点(2004-09-04 23:36:03) (良:1票) |
106.村に着いてからが間延びしていたが、面白く観れました。ここはどこの国というような場面がなく、よかった。いままでの外国映画が日本(日本人)を変に描き過ぎなのだけど。映画のストーリーよりもトムクルーズといっしょに日本の役者が芝居ができていいなと思ってみてました。 【kaz】さん 8点(2004-08-08 00:17:16) |
105.ハリウッド武士道いいじゃない!時代劇なんかちっとも興味ないアタイに日本人のカッコ良さを教えてもらいましたよ。日本人にはコレを超えるサムライ映画は絶対作れっこないね。勝元騎馬隊の登場シーンには鳥肌よ!あの荘厳、不気味感、数ある日本の時代劇であの迫力出してたのってあるの?!渡辺謙はもちろんの事ジャックの貴公子真田広之も凛々しいし、中村七之助も品があって気味悪くて良かったわぁ。 【もりしげひさや】さん 8点(2004-08-02 01:19:09) |
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104.《ネタバレ》 DVDにて鑑賞。“最後のサムライ”達の死に様と天皇の『日本人であることを忘れてはならない。』に素直に感動し、考えさせられました。見応えも十分。ただ、あれだけの弾丸を受けたにもかかわらず、T.クルーズだけ生き残るのはどうかと思ったけど・・・。でもまさかハリウッド映画にやられるとは・・・。がんばろうぜ、日本(人)映画! 【いわぞー】さん 8点(2004-08-01 17:00:09) |
103.《ネタバレ》 新しいアクション映画を見たかんじで良かったです。日本の侍魂に感動しました。あのラブシーンさえなければ完璧な映画でした。 【もりまりも】さん 8点(2004-07-15 00:42:06) |
102.これまでのハリウッドでの日本の描かれ方が酷かっただけに、ある程度日本を理解した上で描いてくれている事が嬉しいし、日本人としてこの作品を鑑賞できるのも嬉しい。トータルで見て良く出来ている作品だけれど、最も良かった点はやはり「目力」だと思う。「心」「信」「魂」・・・武士道に繋がるあらゆる感情の表現に力強い「目」は欠かせないと思うし、この点で主役二人はいずれも素晴らしい目の演技で作品に緊張感を持たせ続けてくれた。充実した2時間30分に8点を。 【wood】さん 8点(2004-07-11 13:01:38) |
101.《ネタバレ》 まあ時代考証の不備等、色々と言われていますが、外人がここまできちんと、「日本人の精神性」というものに注目し、かなり真摯な態度で作品を作り上げたことは高く評価するべきでしょう。他の方も言っていますが、日本人の監督ですら、「武士道」というものを正確に理解、描写した上で、エンターティメント性をも備えた作品として、「日本人の精神性」をテーマに据えた映画を作り上げた事が無いわけですから(私の知る限りですけど)。ただでさえアメリカを始めとする海外では、近代社会を盲目的に肯定し、「武士道」と言う価値観や精神性を育て得た日本独自の封建制に対する理解も無く、ただ「前時代的」、「搾取の根源」と否定する価値観しか持たない人間が多いのに、他ならぬアメリカ人が始めて「武士道」にまともに着目した、この作品を日本人が認めてあげないというのは、あまりにも酷だと思いますよ。時代考証の不備や人物設定の矛盾等を差し引いても、「利よりも理を取る」とか「義に生きる」という「武士道」の基本精神はよく描けていたと思います。 【FSS】さん 8点(2004-07-10 22:23:51) (良:1票) |
100.《ネタバレ》 今年(生まれてから一番映画を見た年だと思う)見た映画の中で一番泣いた映画になってしまった感じです。何となく悔しい。初っ端から「いくらなんでも日本にそんな葉を持つ木は存在しないだろ」とツッコミを入れながら見ていました。更に登場する鉄砲を持つ筈の政府が送り出す忍者。使用武器は鉤爪?と刀…。ちょっと待てと再びツッコミを入れたくなった。けれど合戦シーンの鬼気迫る真田広之の演技や小雪の楚々とした雰囲気、渡辺謙の全編に渡る「侍」魂は素晴らしいものでした。最後に残った侍たちを襲う分200発の無情な音にしゃくり上げながら泣いてしまい…。多分これは日本人だから泣けるのであってアメリカ人他外人が見れば「侍魂痺れるねー」で終わると思います。時代劇によくある「何が何でも主人公だけはどんな大軍に襲われても最後まで死なない」という常識は見事に守ってくれましたが。 【ふゆ】さん 8点(2004-07-07 12:08:42) |
99.これは、日本国を参考にに仮の国を想像し、ストーリーをつくりあげた作品と判断できます。だから、サムライが町人髷を結っていたり、サムライの長がなぜかみすぼらしい集落に住んで家族がちゃぶ台囲んで食事していたり、突然忍者が出てきたりすることにけちをつけてはいけないと思います。 いろいろな違和感を超えるほど、渡辺謙は凄みがあったし、トムのタチマワリはドキドキしたし、合戦シーンは迫力あった。 【しょりちゃん】さん 8点(2004-07-07 08:50:14) |
98.私は幕末~明治の日本史が大好きなのですが、非常に楽しめました。いわゆる時代考証ですか、その辺りで変なところはありますが、力でねじ伏せられるようにして見入ってしまいました。過去の日本そのものを好意的に捉えてくれて、好意的に題材にしてくれた洋画でした。今日の日本はこのようないい題材にはなり得ませんね。 |
97.勝元がなんのために戦い、なんのために死んだかを考えるとこの映画の良さが分かる気がします。 サムライの生き様とは全ては君主のために生き、君主のために死ぬ。それこそが名誉であり、戦場で死ぬことは誇りである。まさに勝元こそラストサムライだった。 サムライ的精神はパーフェクトに描かれてはいるけど、あまりに美しく描きすぎてて、死ぬことが誇りとはいえ、ラストあたりの悲壮感が全く感じられないのはどうなのかなあ。 美しく描くのなら、勝元の死に際に詩を完成させて欲しかった。 やや硬い話にいくつかの笑いを入れて中和させていたのも良かった気がする。タップするトムとスローで殺陣を再現させるトムには笑ったなあ。 |
96.時代錯誤の感は有りますが、結構面白いと思います。銃弾の中をもろともせず突っ込んで行くシーンは感動です。世界のケン・ワタナベはさすがに迫力ありました。日本にもすばらしい役者がいることを証明してくれました。《拍手》 【みんてん】さん 8点(2004-06-13 13:20:58) |
95.《ネタバレ》 小雪以外の日本人俳優陣、良かったです。トム・クルーズは添え物に過ぎない、日本人であることを誇りに思える映画でした。渡辺謙のまっすぐな視線が、凛々しくカッコ良い。小雪とのロマンスが、なぁ・・・。だからラストシーンはがっかり。 |