50.《ネタバレ》 面白いんだよなぁこれ。アルパチーノのじっくり見せるストーリーと、わかりやすくスピーディーに進むデニーロのストーリーと、構造が違う話が同じ映画に絶妙のバランスで配列されてるし。悶絶するほど面白い。1より好き。 特にラスベガスの微妙な力関係が変遷し始める瞬間をじっくり見せ、そのフラストレーションを暴力的に解消させる流れに少々の疑問を持たせる作りは秀逸。ほんとにこれで良いと思ってんのか?と、思わされていてもその答えを表情から伺うことができない。含みを持たせないことで持たせる。そして世界観を誰にも壊させない。 この不愉快な感じが良い。デニーロパートの清涼感にさえ疑問がわいてくる。そういえば、この話自体は疑問どころか間違っている世界なのに、魅力がある。その道徳や倫理感をぐらぐらさせる3時間。それが終わると徐々に現実の道徳観に戻ってくる。そういう異次元を体験できるのがまた良い。 【黒猫クック】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2010-01-11 18:32:00) |
49.何も殺すこと無いのにと思いつつ、徹底して邪魔者を消し去る若きドンの苦悩がよく伝わってきた。ロバート・デニーロの演技にしびれた。 【ぺん】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-23 16:18:10) |
48.《ネタバレ》 まず、デニーロの素晴らしい演技に感服 まだ若いのに堂々とした身のこなしは、ふぅー…才能だなマジで。 Part1と違い、いまやファミリーのボスであるアルパチーノの苦しみが画面からあふれてくるようで…最後の誕生日を祝う回想シーンなんて…深く・苦しく・重い内容でアリマシタ 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-23 15:59:47) |
【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-20 21:13:21) |
46.《ネタバレ》 エンディング間近で、大学生の頃とマフィアのドンの頃のアルパチーノが対比されているシーンが印象的だ。同じ人間なのに「立場」・「背負っているもの」そして「失ってきたもの」の違いにより「一人の男」の表情がこうも変わるとは。アルパチーノの最後のシーンでの悲しげな表情は、取り戻せない平和な過去の思いと、マフィアのドンとしての威厳が悲しく交差している。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-01 09:59:56) |
45.デニーロが本物の若き日のビトに思えた。マイケルはいつでも苦しそうだから、ビトが成り上がっていく様のほうが観ていて好きだ。まあ当然か。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-08 04:27:41) |
【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-15 19:15:57) |
43.素晴らしい。古さを感じない。中身を描ききれれば何年経っても奥が深い映画に出来上がるんですね。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-24 23:53:16) |
42.《ネタバレ》 世界で最も評価の高い作品の一つ!別々の時代を生きた巨大マフィアの大ボス親子の人生が同時進行で描かれる構成。二度目観賞でストーリーが頭に入っていたためより深く味わうことができこの作品の真価を知ることができました。ヴィトーによる父親の復讐、マイケルによるファミリーを売った兄・フレド―の粛清は衝撃。 【獅子-平常心】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-01-07 13:46:28) |
41.前作のスピード感溢れる展開に及ばず。父親の若い時に伸し上がっていく様がセピア色の映像で主展開の挿入として描かれているがこちらの方が良い。 デ・ニーロの細身の若い姿、かっこいい。 '09・1/15 4回目?鑑賞。やはり一作目より劣る。全体的には一作目の明るさ、派手さが息を潜め、暗さ、陰湿さが表に出過ぎ。でも若きゴッド・ファーザー時代のシーンは良いし、デ・ニーロは秀逸。本編はファミリーとしての、家族としての絆が崩壊してゆき、救いが無いのが残念。1作目より評価が良いことも多いが私には疑問・・。でも以前より評価+1点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-03 17:04:21) |
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40.《ネタバレ》 兄弟、家族を守る為に組織を大きくしていった父親と組織を保つ為に家族・兄弟を切らなければならなかった息子。マーロン・ブランドの存在感を埋めるのは無理としても話としてはこちらの方が好き。 【Nbu2】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-17 16:23:04) |
39.これが非常の掟、ってやつでしょうか・・・。 3部作の中では一番好きかもしれません。 デニーロが演じたエピソードだけでも映画一本分の内容がありました。 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-17 08:52:22) |
38.デニーロはやっぱすごい!しかしやっぱマーロン・ブランドの存在は大きかった! 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-03 13:36:04) |
37.しかし何度見てもデニーロの存在感が凄すぎる。 |
36.ビト・コルレオーネがいかに魅力的な人物かということがよくわかった。マーロンブランドが出ているということの魅力もよくわかった。個人的にその点において本作は1より劣ってしまう。デニーロはいい味を出していたが、やはりあのかっこよさはなかなか出せないだろう。一つ確実にいえることがあるとするならば、やや長すぎる。惜しい。 【コダマ】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-11-01 16:15:50) |
35.万人から愛される父ビトーと、そうでない息子マイケルの対比がおもしろかった。 【ピボーテ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-14 18:34:04) |
34.《ネタバレ》 前作のアドバンテージを最大限に生かし、ドン・ヴィトーのエピソードを単なるエピソードではなく、もう一本の柱にしてしまった大胆なプロットが本作の勝因でしょう。長尺ですが、とても面白いです。ただ、これは前作が傑作であったからこそなし得たプロットであって、良くも悪くも、ここにコッポラの「興行師」としての側面が見て取れるのも事実でしょう。何かを創り上げていく、築き上げていく過程よりも、その何かを守っていく、維持していくことの方が遥かに難しいという、哲学的なテーマ。実のところ、これは、古今東西、幾度となく繰り返し謳われてきたテーマであって、言わば「王道」ものと呼べるもの。ですから、今さらこのテーマに関して云々語るのは野暮ってものでしょう。終わり方も実に素晴らしいです。兄を死に追いやった末のアルパチーノ演じるマイケルのクローズアップ。ここで彼が見つめる視線の先にあるもの、それは父であるドン・ヴィトーの姿に違いありません。観客もマイケルの孤独感と閉塞感をここで共有することになり、思わずドン・ヴィトーの姿を思い浮かべしまうはずです。何度観ても素晴らしいラストカットです。しかし、ここで僕の脳裏に去来したのはデニーロのドン・ヴィトーではなかった。ここで僕の脳裏に去来したのは、前作のあのマーロン・ブランドのドン・ヴィトー。これが本作が続編としていかに秀作であるかを示す証拠だと思うのですが、マーロン・ブランドは本作には出演していない、にもかかわらず、劇中何度も何度も、マーロン・ブランドのドン・ヴィトーが脳裏をよぎるのです。そして勝手に前作を思い起こし、オーバーラップさせながら勝手に感動してしまう。前作のアドバンテージとはまさにこれです。前作のイメージを台無しにしてしまう続編が多い中、これはまさに出色の続編です。コッポラ監督の巧みな興行術が見事にはまった彼らしい一品!(笑)。 【スロウボート】さん 8点(2004-11-29 21:54:19) (良:1票) |
33.マイケルが可哀想で仕方がなかった。1ではあんなに笑っていたのに・・ドンになったことを悔やんでいたのかな~ 【はりマン】さん 8点(2004-11-09 22:29:34) |
32.内部からの崩壊。うーん人間不信ですな。兄を殺しちゃったのはどうなんでしょうね・・決断としては辛いところです、次作では悔いてますし。マイケルの部分より父親のヴィトの方の話に魅力を感じた。時代の違いとか大きいですね。カリスマ性はあるんでしょうが盛者必衰の理というかなんというか。組織としては大きくなってこれからもまた・・というところでしょうが家族は離れ哀しみだけが漂ってます。 【HIGEニズム】さん 8点(2004-09-09 05:55:56) |
31.1作目と2作目を年代順に並べ直した「ゴッドファーザー・サガ」とやらを先に観てしまい、「サガ」-「1作目」=「PART II」かと勘違いしたのが失敗。う~ん何のために2作目なんか撮ったんだろう、という疑問は、後にちゃんと2作目を観た際にようやく氷解しました。このPART IIの魅力は過去と現在の対比あるわけで、「サガ」でPART IIを語る事はできません(「サガ」は別角度から楽しむためのもの)。さて、コルレオーネ・ファミリーの「政権交代」を大河の流れのごとく重厚に(しかし時にセンセーショナルに)描いた前作とは一変、いわば「上流」と「下流」を対比させる新たな語り口を提供したのが、本作の成功したポイントでしょう。2本同じ映画作ったってしょうがないですからね。その分、ストーリーの動きが抑え気味なのが、本作の特徴と言えば特徴、限界と言えば限界とも言えましょうか。改めて振り返ると、人がジャンジャン死んだ1作目に比べると、こちらは皆、死にそうで死なない地味な展開(笑)。若きヴィトーの時代にたまらないノスタルジーを感じます。そして映画の最後の方は、本シリーズからの別れ、コルレオーネ家からの別れを惜しむかのように、まったりじっくり描かれます。そしてあっけなくケリがつけられる。この余韻。本作を観る限り、間違ってもPART IIIが製作されることは無いでありましょう(ハッハッハ)。 【鱗歌】さん 8点(2004-07-03 17:50:53) |