9.途中で置いてかれた感じです。最後は意味が解らないまま終わってしまった。見所は吉川晃司の演技くらいでした。あーすっきりせん |
《改行表示》8.初見時は話しが散漫すぎて人物もよく見えず、そんな中で吉川晃司はバツグンにカッコよく光ってるなあという程度の印象でした。なんかスッキリせず立て続け2回目鑑賞。そしたらスッカリ霧が晴れると共に、なぜ彼らが集まったのか、なぜ彼らが行動を起こしたのかを全て見せてしまうのでなく、物語の根底に流れるモノをじっくりと考えさせてくれる。2度目はかなり引き込まれ面白かった。もっとこの物語の中の部分を知りたいという気持ちを駆り立てられました。是非原作を読んで見たいと思います。 *追記:ようやく原作を読み出しました、まだ上巻の半分ぐらいしか読んでいないけどちょっとスケールが違いすぎるなァ、とりあえず-1点しておきます。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-06-16 00:26:22) |
《改行表示》7. グリコ森永事件をビール会社に置き換えてのお話です。えっとですね・・・伏線を放置しすぎ(笑。 途中は話にグッと引き込まれたけれど最後がわっかんないよー。20億円はどこに行ったの? 大杉漣も吹越満も放置されている。暴力団をわざわざ絡める必要があったの? 吉川晃司もなんで逮捕されたのかその心理がわからない。彼がキツネ目の男ということはわかったけど(笑)。吉川晃司はかっこよかったし演技も上手だった。でもそれだけかなぁ。 高村薫の原作は映画に向かないのかもしれない。『マークスの山』もそうだったけど彼女の本って分厚いでしょう。それと映画として取り扱いづらいナイーブな問題も提示しているし。やはりそういう小説をわずか2時間足らずの映画にするのは難しいかったのかも。原作の良さはなんとなくわかりました。でも(原作を)未読の人でもわかるように映画は作らないといけませんね。 【ひろすけ】さん 3点(2005-03-22 15:19:04) |
6.先にレビューした皆さんと同意見です。原作を読んでいない私には、わからないことだらけ。タダ券だったから、「交通費損したな」で済むけど、お金払って見てたら「金返せ」って大暴れしたくなったかも。しかし...、私が最近見た映画は、「半落ち」、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」、そして「レディジョーカー」、どれも日本の警察はどうかしてるという内容のものばかり。日本の警察ってそんなに問題ありなんですか? 【チョコレクター】さん 4点(2005-01-08 21:22:03) |
5.面白くない割りに終わったら「あれ?もう終わり?」と思った。盛り上がりがないっす・・・。登場人物にも魅力はないし・・・。ヒットした小説の映画化は大抵味気なくなってしまうのでやっぱり苦手ですねー。 【ゆうろう】さん 4点(2005-01-01 18:57:07) |
4.原作は読んでいませんが、知り合いで原作を読んだ人、例外なく皆がすごい小説だとほめていたので、相当期待していきました。で、結果は「あらすじがようわからん」。在日朝鮮人や被差別部落、企業恐喝を扱うなど、今のタブーだらけの放送界、映画界では作品化にいろんな壁があったんでしょう。そこは評価したい。ただ、想像だけど、壁が低くなった分、たぶん作品の重要な部分を占めるタブーがタブーではなくなってきたんでしょうね。その分、リアリティが希薄になった感があるのでは。日本がまだ貧しく、高度成長で取り残された社会の底辺の澱のようなものがどす黒く息づいていた時代が実感できなければ、社会の底辺で生きる在日朝鮮人や被差別部落の人々も、タブーを犯した企業がトップを巻き込んで崩壊する様も、「はぁ?」という感じなのではないでしょうか。作品の時間の制約もあるのだろうが、きっと重要な役どころであったはずのそうした人々の人物描写も薄かった。枯れた渡哲也の演技は渋かった。しかし、まるで「ゲリ腹でトイレに行きたいのをずーっとがまんしているかのように見える表情」で演技する徳重聡にはあの刑事の役は重すぎたのではないか。名前も知らない脇役陣ですら刑事になりきっているのに、彼はどう見ても刑事には見えない。 【しまうま】さん 4点(2004-12-27 01:50:02) |
《改行表示》3.母と一緒に観に行って参りました。とにかく2時間緊張して観ていたので、どっと疲れました。それだけ緊迫感が醸し出されているという意味ではよいのですが、でも終わり方がどうも「結局目的は達成されたの?」って感がぬぐえず、絶望感に駆られてしまうため、帰り道の足取りが重いこと、重いこと・・・これじゃあ、ぱぁ!っとやらないと家に帰れない気分です(笑) 近くに座っていた読書好きらしきおじさんが「原作は本当はこんなんじゃないんだよぉ!」と力説してくれましたが。 記憶として残るのは、渡さんも長塚さんもよかったですが、吉川晃司の怪演ですね。観てるとゾクゾクしますよ、ホントに。 |
2.誘拐にいたるプロセスが、やや希薄。犯人たちがどういう出会いをするのかをもっと丁寧に扱ってほしかった。渡哲也のうらぶれたやもめ男は、似合ってたなあ。長塚京三の社長さん、これもよかったなあ。でもいちばんよかったのは、ハグレデカの吉川晃司。スーツとコートの崩れた着こなしはよかったなあ。でも、何故元上司が自殺しなければいけなかったんだろう。ここんところがようわからん。 【ジブラルタの星】さん 7点(2004-12-17 17:36:25) |
1.《ネタバレ》 試写会に当選。原作は未読。個人的に「おっ」と思ったのは長塚京三。大企業のトップなんだけどそれと同時に会社員、ってのを上手く出していた。渡哲也も「お館さま」のイメージを捨てて普通のおっさん(しかも貧乏くさい)を熱演していた。あとレディ役の女の子は凄かった。まばたきすらしなかった。吉川晃司もよかった。こんな刑事が現実にいたら一市民として困る気がするけれど。岸辺一徳のずる賢い役も良かった。「21世紀の裕次郎」は主役のくせに引き立て役。でもやはり原作が長いせいか、映画の時間にも限りがあるせいか、人間ドラマの方は中途半端。社会の底辺で生きる男達の無念・・・なんてのは伝わってきませんでした。そんなことよりあらすじを追って物語を説明するのに精一杯、って印象です。自分でお金を払って見るのはどうかなぁ・・・。 【キュウリと蜂蜜】さん 6点(2004-12-08 01:07:53) |