149.ポール・オースター書き下ろしの脚色だけあって、なんと言うか良い意味で小説っぽい映画ですな。それはオーギーはじめ登場人物が、それぞれ丁寧に性格付けされているせいでしょう。NY版下町人情噺というのがピッタリの佳作です。邦画だったら『釣りバカ日誌』みたにシリーズ化させちゃうんだろうな、きっと(『ブルー・イン・ザ・フェイス』はありますけど)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-26 00:55:03) |
148.う~ん… 味はありますね。でも、もうちょっと年齢を重ねてからでないとこの映画の良さは完全には理解できないかな? 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-05 19:31:45) |
《改行表示》147.《ネタバレ》 なんてことない話、起伏があるわけでもなく、淡々といろいろなエピソードが続いていく。しかし見ていてあっという間に時間だけはたってしまう魔術。 見終わって心がきれいになったような気がした。なんでだろう。そんな感じの映画。 【θ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-03 01:38:42) |
146.煙草の煙が染みこんだようなハーヴェイカイテル老練の演技がしみじみと香ってくる。難点は一つ一つのエピソードが全体にからんでこず、どうも小ネタの単発のように見えてしまうところ。ただ逆に一つ一つのエピソードの質は高く、ポール・オースターの力量を感じます。彼の小説が好きなら大丈夫。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-25 19:26:47) |
《改行表示》145.悪い映画じゃないし、物語の進展も雰囲気も嫌いじゃない。 でも、それでも起こるドラマの掴みが弱過ぎると思う。 登場人物の語り口や、掛け合いはいいんですけどね。。。 【ぬーとん】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-12 02:35:59) |
《改行表示》144.丁寧に作られていて、ゆったりとした雰囲気を味わうことができる。地味な作品ではあるが、そんなに退屈させない。 ただ、さすがに地味すぎたかな… 【Yu】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-20 16:17:28) |
143.ものすごく味のある映画。なんてことはないのですが素敵です。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-06 17:42:45) |
142.派手さはないがものすごく引きつけられる。出てくる人物が皆あたたかくて、とても心が癒された。 【茶畑】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-05-04 21:34:47) |
141.当時、映画館で観賞し、よく分からなかった。無理も無い、まだ十代でした。あの頃よりは、当然感じるものがあったりして、オーギーがあんまりかっこいいんで、俺も男に生まれて良かったな~なんて思ったり(笑)自分も悲しみを自分なりに消化して、静かに笑い、偏見もあったりするんだけど、受け入れ、その人について考えることが出来る、そんな大人になりたい。まだまだ人生は続くと思われるので、頑張るのさ。ところでこれの続編といわれている「ブルー・イン・ザ・フェイス」はいつになったらDVDになるんでしょう? 観たい、あまりにも観たいです。ジャンルは違えど負けず劣らず、いい作品じゃないですか。関係者様そろそろホントよろしくお願いします。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-02-16 17:56:05) |
《改行表示》140.《ネタバレ》 ひと昔以前にレンタルビデオで見ていたけど、忘れられない映画の一本になっていたのでDVDを購入しての観賞。 ありとあらゆる場面で喫煙シーンが出てくるが、当時見たときは私もヘビースモーカーだったので、画面に誘われて何本も吸いながら観賞した事が懐かしく思い起こされた。 禁煙して3年経った今は、あの気持ち良さそうに吐き出される青い煙が『我慢すると身体に毒だよ』って誘いかけてくる。 にしても、当時この映画を劇場で観賞されたスモーカーの輩は、上映中に吸えない辛さがどのくらい大変だったかは容易に想像出来る。 今回改めて気付いた事はアシュレイ・ジャッドがなんとあの娘役だったこと。それと、両親に毒舌吐いて追い出した直後の悲しみを噛み締めた表情はなんだったんだろうか?身籠った子供を堕胎したと言ってたが、ひょっとしたら堕胎せずにちゃんと妊娠したままだったのかもしれないとも思えた。本当は両親に甘えたいくせに、ツッパって生きて来た以上弱みは見せられないから、ハグして欲しいのにわざと早く親を追い出すためにそう言ったのかもしれないとも思えた。 あと、Lostシリーズに出演しているマイケルもこの映画の重要どころで出演してたのですね。若いけどこっちでのほうが上手く演技してるように思えた。 全体的に台詞がとてもおしゃれで、いい雰囲気を醸し出してると思う。 どちらかというと若者や女性ではなく、いろんな経験をして人生にやや疲れ気味のオッチャンたちに優しく語りかける映画ではないかと思う。 【Pea Shan】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-11 00:17:03) |
|
139.タバコ屋の雰囲気がいいね。毎日同じ場所で写真を撮ってるってのもよかった。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-03 20:54:15) |
138.どのエピソードにも決着はついていなくて、断片を切り取ってきたという見せ方だったのだが、こういう映画も結構好きだ。余韻を持たせたエンディングで見終わったあといろいろしみじみと考えてしまう。 【HK】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-03 00:23:24) |
137.《ネタバレ》 何度見てもいい。煙草屋の主人・オーギーを演じるハーヴェイ・カイテルが「おい、そんなに急いで生きるなよ。もっとゆっくり生きろよ」と見ている僕たちに語りかけてくれているような、そんな映画です。ウィリアム・ハートと2人で写真を見るシーン。どの写真も同じ時間に同じ街角を捉えた同じような写真ばかり。ペラペラ適当にアルバムをめくるウィリアム・ハートに「写真はもっとゆっくり見る方がいい」とうながし、ハートの亡くなった奥さんの写真を見つけさせるんですね。作品全編がこんな風にゆったりとした優しさに包まれています。そしてラストのオーギーのクリスマス・ストーリー。いいですね。「嘘が上手いのも才能だな」「秘密を分かち合えない友達なんて友達といえるか」カイテルとハートの2人、なんていい雰囲気だろうか。そこにトム・ウェイツの歌が流れる。何度見てもそこで涙腺が緩んでしまいます。トム・ウェイツの歌をバックにラストクレジットが流れてもいいのかもしれない。では、その後のモノクロのオーギーの話を映像化したものはどうなんだろうか。2人の会話のシーンで終わるのもいい。でも、短い時間ですがあのおばあさんの表情を見ていると何か癒されるんですよ。心に染み入る名演技だと思います。だから、僕は最後のモノクロの映像も好きです。あんなに人を幸せにさせる嘘もあるんですね・・・。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-19 22:28:41) |
【なますて】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-11-16 02:06:28) |
135.初めてこの映画に出会った時はチェーンスモーカーでした。鑑賞しながら(このオヤジ達みたいに格好よく吸いたい・・・)なんて思ってました。今は煙草吸ってなくて、これからも吸うつもりは無いんですが、この作品はずっと自分にとって大切な作品です。雰囲気を楽しめる人にはかなりお薦めですが、何か山場が必要な人には薦めません。 【まんせる】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-09-02 20:11:58) |
134.《ネタバレ》 地味な映画なのだが、随所に鏤められた話がいい。煙の重さを量る話、鉤の付いた義手をつけられた男の話、氷漬けの自分よりも若い父親の話、そしてラスト。とても温かい気持ちになれる作品。クリスマスに大事な人へプレゼントするのにいいかも。 【カタログ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-09-01 00:09:39) |
133.渋いおじさまたちの渋く地味な映画ですが、会話がこじゃれていて、ほとんど会話だけで見せる映画になっていますが、退屈さは感じません。それぞれのキャラクターもしっかりしていて深みがあります。大人向けの美しい映画ですね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-26 14:14:41) |
132.なかなか。ブルックリンという舞台とそこに住む人々の雰囲気が好きだ。擦れているようで人情厚い人々やね! 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-29 21:53:53) |
131.こういう映画って受け入れられない人にはトコトンわかってもらえませんが、私みたいなこういうテンポが好みの人間にとってはドツボにはまる作品なんですよね。見せ方がうまいって言うか、何も盛り上がるところがないのに決して退屈しない、そして誰でも共感できることが物語の所々に散りばめられてて。レンタルで見ましたが、まさに“買い”の一本です。 【黒めがね】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-19 22:20:31) |
【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-10 17:45:01) |