23.《ネタバレ》 ミュージカルのシーンはどれも見事な出来映えだし、気の効いた台詞が多いし、ダニエル・デイ=ルイスは相変わらずのカメレオン俳優だし、さすがは「シカゴ」でアカデミー賞を獲得したロブ・マーシャルなだけあるとは思う。特に「シネマ イタリアーナ」のシーンはゾクゾクするほどカッコいい。僕はあのシーンだけで6点をつけたい。率直に言って、ストーリー自体は至極退屈で語るに足らないようなものであるから。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-15 22:26:43) |
22.いやぁ、派手派手でしたね。ミュージカルってなんであんなに心躍るのでしょう。ストーリーはないけど、エンターテインメントとしてはすばらしい。 【kaneko】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-22 14:40:59) |
21.好きな女優いっぱい出ていたのに全然おもしろくなかった…。中身がスカスカすぎます。グイドのおっさんの悩みなんてどうでもいいやん!って感じ。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-06-21 20:24:03) |
20.《ネタバレ》 冒頭の暗いスタジオ内、パパラッチの追跡を撒いた後の噴水の場面、マリオン・コティヤールの眠る寝室の場面など、ナイトシーンの落ち着いたブルーの画調などは見栄えするが、肝心のミュージカルシーンの細切れ編集はあまりに反射運動的で欲求不満が溜まる。編集効果に寄りかかったまやかしの躍動感はその場限りで、ダンスの画面としては印象に残らない。また構成的にも、中盤の「シネマ・イタリアーノ」などは妻との不和のシーンに前後を挟まれるなど興奮が持続しない。ラストのスタジオ内セットも、舞台的な横位置の構図で奥行きを欠く。縦構図のスペクタクルであった『8 1/2』とは大違いだ。時間表現も不満。寄せる波で二年の空白を表現するが、ダニエル・デイ=ルイスは絶えず画面に映りっぱなしのため、キャラクターの変化が効果的に見えてこない。多少なりとも成長や変化を描くドラマをみせる場合、不在の時間をつくるのが鉄則だと思うが。このため、ドラマはメリハリがなく、映画はエンディングナンバーに到ってようやく高揚する。ラストの掛け声(『ホワイトハンター ブラックハート』だね。)と共にスタートする二度目の「シネマ・イタリアーノ」。劇中では神妙で悲しげな表情ばかりだった女優たちのリハーサルのショットがインサートされ、その本番外の魅力的な笑顔と音楽の融合にようやくほっと出来る。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-04-30 21:45:50) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 「シカゴ」の完成度・当時の衝撃度と比較すれば分が悪いのは事実であるが・・・映画の枠組みの中というより広義のエンターテイメントとして、私のお気に入り女優がここまで勢揃いし、過去に魅せた事の無いパフォーマンスを次々と披露してくれただけで感激です! この道のプロのファーギーの「赤のタンバリン」ショーは別格として、ここまでいやらしいペネロペ・貫禄のミセスM(007もびっくり)・白の世界で煌めくケイト・神々しいまでのキッドマン・そしてpureからsexyに変貌する黒のマリオン。イタリアらしい原色主体の色彩が心を踊らせ、幸福感を増幅させます。 平凡な作品の役柄でも十分稼げるオスカー常連のスター達が、この未体験ゾーンに挑戦した事に拍手を送りたい。 【つむじ風】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-04-12 02:01:08) |
18.音楽やダンスについては既に秀逸なレビューがあるので、今さら書くこともほとんどございません。一言だけいわせてもらえば、どれもまあまあなんだけど、これといってグッと来る曲はなかったってことでしょうか。・・・それより何より、私が一番感じたのは、グイドにダニエル・デイ=ルイスは明らかなミスキャストだった、ってことです(ちなみに私は彼の信奉者です、念のため)。彼のキャリアを振り返ってもそうだけれども、彼自身がそもそも仕事にも愛にも“一途男”であり、それが服着て歩いているような俳優です。翻ってグイドはというと、才能だけで喰ってきた奔放男。だらしなくても女に愛される、もう銀の匙をくわえて生まれてきた“愛されダメ男”。それっぽく彼は演じてはいたけれども、持っていないものは出せないわけで、作品の中でもやっぱりダニエル・グイドはマジメに悩んでしまっています。いい加減さとかだらしなさと対極にあるような彼をキャスティングした監督の審美眼を疑うなー。『81/2』もそもそも私にとっては催眠映画だったのだけれど、それでも、マストロヤンニのあの色気にやられる周りの女性達には共感できたし、ラストシーンは印象的で心に残ったのですが、こちらは肝心のラストがなんつーか予定調和的で、それは別に構わないんだけれど、シーンとして非常に大人しくミュージカルとしてこれってどーなんでしょ? まあ、そうはいってもこの豪華キャストと、歌うデイ=ルイスを拝めただけでもうけもの、とも正直思うわけです。やっぱり大スクリーンで見るべきですね、こういう作品は。ペネロペとニコール・キッドマンが共演ってのも、何となく「へぇ~」と思っちゃいましたが、存在感では本作ではペネロペが圧倒していました。二コールの出番が少なかったのはやや残念。いや~、とにかく贅沢の極みみたいな作品を、ガラ空きの劇場でゆったり堪能できたのは、この上なく贅沢な時間でした。どーでもいいけど、パンフのキャストインタビュー再録で「~なの」「~だわ」という語尾でまとめていたのがなーんとなく不快でありました。もうちょっと頭の悪そうでない書き方ってあるでしょうよ。ま、ホントにどうでもいいことなんですが・・・。 【すねこすり】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-04-11 20:03:03) |
17.なんて豪華な出演者なんでしょう。これだけ出ていれば、多少ストーリーがつまらなくても、誰がどんな役柄で出てくるのか想像するだけで退屈しません。実際のところ、この映画はストーリーはあまり感心できません。それでも、誰がどんな歌を披露してくれるのか、スクリーンを見ながら期待しているだけでも2時間がアッと言うまでした。けれど、1度見てしまえばそれで充分。ミュージカルとしても、歌もダンスももう一つです。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-04-10 00:06:37) |
16.《ネタバレ》 勿論本作はミュージカルですが、あまりミュージカルを観ているという気分にならなかったです。話の途中には主人公が挫折したり、色々苦労が描かれる事があってもミュージカルの登場人物には明るく元気であって欲しいしラストも大団円の大ハッピーエンドがミュージカルには似合うと思います。しかし本作は主人公のグイドをはじめ、登場人物が疲れて悩みを抱え過ぎていているように感じました。個々の歌とダンスのパートは迫力もあり素晴らしかったと思うのですが、それだけに歌、ダンスに回想シーンなど色んなシーンをはさみ過ぎていたように感じられたのが残念。やっぱり歌とダンスのシーンは余計なシーンをはさまず通して観たかったです。映画の舞台は60年代のイタリア、チネチッタ。ソフィア・ローレンの全盛期ですね。それから年月は流れましたが、久々にソフィアの健在ぶりを観る事が出来たのはとても嬉しかったです。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-04-02 19:20:53) |
《改行表示》15.行く前から「伊達男のダニエル・デイ=ルイスが見られりゃそれでええのっ!」と言っておりました。彼の美しい肢体と表情が拝めただけで私は大満足。 でもこの役は彼の今の年齢でギリギリな感じもあって、だからこそ引き受けたんじゃないかしら、と推測。もっと若いときでも年取ってからでも実現しなかったんじゃないかと思う(彼が出てきたラインナップはもっと社会性あるか問題提起となる作品ばかり。本作はスケールは大きくてもテーマは小さい。本来の彼の好みではないと勝手に推測)けど、この役をあのレベルで演じられる人がほかにそういるとも思えないから、やっぱりこの映画は、それだけで「あり」だな、と思うのです。(彼がほんとにそう思ったかどうかはわかんないけど「こういう映画もありだな、今だったら引き受けてもいいな」と思ったんじゃないかと私は思っちゃう) 彼以外のキャストで拾い物は妻役のマリオン・コティヤール。元々好きなタイプだけど、今回は特にいろーんな表情、表現のできる女優さんという思いを強くした。この人、相当に引き出しが豊かそうで、今後がますます楽しみ! 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-04-01 22:19:37) |
《改行表示》14.普通に楽しめました。ちょいと長いかなと感じましたが、十分もとはとりました(二人分)。 ストーリーもミュージカル映画なので「こんなもんかな」と割り切り、音楽にウエイトをおいて楽しみました。また見たいです。 【oifair】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-03-30 09:51:11) |
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《改行表示》13.これは、残念ながらミュージカル映画ではなくってミュージカルの舞台をそのまま見せている印象。それぞれの歌のパートはゴージャスでワクワクするんだけれども、それ以外の場面がすべてつなぎでしかない感がずっと漂う。ただラストシーンはうまくまとまっていたと思うけど。 とにかくペネロペもファーギーも良かったけど、「Cinema Italiano」こそ最高!そしてソフィアローレンの恐ろしい程っていうよりも、むしろ笑っちゃうくらいの存在感はすごく「映画を観ている」っていう気分に浸らせてくれて良かったです。あとイタリア映画感を誇張しているところも楽しかったですね。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-29 15:38:53) |
12.《ネタバレ》 「シカゴ」を期待すると物足りないです。米の賞レースには名前が挙がりませんでしたが、デイ=ルイスはさすが。才能の枯渇に悩み、女性に頼ってしまう、だらしのない映画監督の哀愁と魅力たっぷりです。イタリア人に見えるかどうかは関係ないですね。見せ場は、“赤”を基調とした砂場でのファーギーの豪快なナンバーと、“モノクロ”を基調としたケイト・ハドソンの艶やかなナンバーでした。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-29 09:36:36) |
11.ミュージカルってなんだかんだあっても、やっぱりラストは希望に充ちていて、スカッと終わってほしいものだという、個人的な希望があります。本作品、納得はするのですが、若干内容が薄い気がします。まぁダメダメ監督が主役の映画ですからね。妻も大変ですね。しかしテンポは失われていない。見事なダンスの女優陣と、どーしようもないけど、なぜか憎めないグイド監督。このアンバランスさが良かったのかな。とくにケイト・ハドソンの「Cinema Italiano」はゴージャス! 【西川家】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-28 23:05:11) |
10.普通のセリフだけの映画では表現しきれないものを、唄と踊りの持つパワーで訴える。それがミュージカルだと思う。でもそういうものが全然ない。ミュージカルというよりは、豪華ショーつぎはぎ映画ですねこれは。絵の美しさとテンポのいい編集で見やすいけど、それで?って感じ。 【とと】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-03-27 06:59:00) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 間違いなくDVD買います。 ロブマーシャル監督は、女優を本当に美しく撮りますね。 ぺネロぺが可愛すぎです。足、綺麗すぎです。ちょっとセクシーが度を超えていましたが。 最後の総出演のシーンでは二コールの美しさに改めてびっくりしました。 後光射してました。まさにミューズとか女神って感じ。 少しだけストーリーに触れると、「産みの苦しみ」って本当に辛いんですよね。グイドが逃げたくなるのもわかる。ましてやあんなに周りからプレッシャーをかけられたら… でもセットがばらされるシーンは、それはそれで辛かった。 ミュージカルとしては、シカゴと比べてしまうと、シカゴのほうが良い歌にあふれていたように思います。 でもタンバリン&砂のダンスシーンにはしびれました。美しかった。 【のびちゃっ太くん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-26 21:53:21) |
8.《ネタバレ》 アカデミー賞受賞者の数を集めても、必ずしもその数に比例した面白い映画にはなるとは限らないんですね~やっぱり。「シカゴ」(8点)は、メチャクチャ好きな映画で、公開時二日連続して観に行きました。あの興奮を再び!!とばかりに、勇んで劇場に駆けつけたんですが・・・(汗)元ネタのフェリーニ作品は、大昔に三鷹の名画座で鑑賞。ちと学生には難解な内容でした。不満点を先に幾つか。まず「シカゴ」の「オール・ザッツ・ジャズ」に比するような、「背中がゾクゾクくるような」ナンバーが意外に少なかった事。ベネロペや、ケイト・ハドソンの各個々パートでの、「おおおっ!」っていう盛り上がりはあったものの、全体的に「うわっ!!」とくる高揚感に欠ける。好みの問題かとは思うけど、ミュージカルですからまずそれが一番の必須事項ですよね。妄想ミュージカルという点では「シカゴ」と同じだけれど、舞台ミュージカルを映像化する際に絶対必要な、奔放大胆なイマジネーションが、今回はイマイチ欠けていたような気がします。ラスト「アンソニー・ミンゲラに捧げる」いうテロップはわざわざ出して、どうして「フェデリコ・フェリーニ監督に捧ぐ」っていう敬意は湧いてこなかったんでしょう?単に自分が見落としただけかもしれないけど、すごく不思議でした。ソフィア・ローレンの変わらぬ健在ぶりは嬉しかったです。今年春一番の期待作だっただけに、ちょっと残念。「映画史上最もゴージャスでファッショナブルな映画」っていう宣伝には異論ありませんがね。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-03-26 11:46:26) (良:1票) |
《改行表示》7.点数を細分化します。(女優)ペネロペ・クルス。グイドの愛人役。曲はA Call from the Vatican・・7点。歌唱力は帰郷(ボルベール)で証明済み。しかし今回は歌は度外視。セクシー重視。そのセクシー度がちょっとやりすぎ。まるでストリップ劇場。笑えたから7点。 (女優) ジュディ・デンチ。グイドの親友。曲はFolies Bergères・・3点。大女優だが私の近所に住むおばあちゃんに似ている。従って3点。 (女優)マリオン・コティヤール。グイドの妻。曲はMy Husband Makes Movies,Take It All・・9点。国民的歌手ピアフを演じ主演女優賞を獲得。その実績をひっさげ、9では主役級。だけどあの男の妻じゃ心労も重なるのだろう。痛々しいバラードに9点献上。 (女優) ケイト・ハドソン。記者役。曲はCinema Italiano・・10点。目が覚めるほど爽快な曲。グイドごときダメ男は、遊び相手にするのが一番よ、と言わんばかりのスタイリッシュさ。この曲だけを聴いて映画館を出ても許される。一番ダウンロードして聴きたい曲。 (女優)ソフィア・ローレン。グイドの母役。曲はGuarda la Luna・・5点。森光子と同様に存在するだけで奇跡。ただしリズム感ゼロ。母性を演じたせいで子守唄っぽい。語りかけるように歌う。催眠術かと思った。 (歌手) ファーギー。娼婦役。曲はBe Italian・・10点+加点5点。有名女優たちの競演のなかで、1人だけ実力派の歌手。やはり群を抜いている。その圧巻の歌唱力に加え、タンバリンと砂を組み合わせたパフォーマンスはもはや芸術だ。まぎれもなく君が№1だ。 (男優)ダニエル・デイ=ルイス。主役グイド。曲はGuido's Song・・0点。歴史に残るダメ男を演じてくれた。よれよれのネクタイ、ベタベタな髪、体から発散されるニコチンの匂い、寒気がするナルシストっぷり、すべてがパーフェクトのクソやろうだった。お前は一生石油でも掘ってろ。 (女優)ニコール・キッドマン。女優役。曲はUnusual Way・・6点。ムーランルージュで活躍した勢いはすでにない。大スターだが他の女性と比較すると見劣りする。しかしグイドを愛する女性たちは必然的に曲が暗いので損をしているのも事実。総合得点(7+3+9+10+5+15+0+6)÷8人=7点。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-24 20:34:06) (良:1票)(笑:1票) |
6.《ネタバレ》 『シカゴ』と同じく回想・妄想シーンがショーシーンになっているというつくり。もうね、この時点でミュージカル映画として失格。ジャンルとしては「妄想ダンス映画」とでも呼ぶべきでしょう。ロブ・マーシャルという人は基本的にミュージカルを理解していない。だからトニー賞でも無視されまくりなのよ。…とまあ個人攻撃はおいといて、映画のほうは女優さんたちがとてもがんばっています。短い出番の間に濃密な芝居をし、カメラもそれをしっかりととらえてはいますが、なんだか全体にとっちらかっちゃってるなあという印象。グイドの悩みの本質が見えてこないので、絡む女優たちもただ官能的なだけに見えてしまう。結果、イタリアという国とイタリア人たちがものすごく薄っぺらな人たちに見えてくる。もうひと味もふた味も深みがあれば…すごく残念な映画です。ダンスは『シカゴ』同様、振り付けが非常に下品。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 2点(2010-03-24 12:14:15) (良:1票) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 ストーリーは、無いと言って良いと思います。 何を見るかと言えば、ゴージャスな女優の歌と踊り。俺の好みはファーギーの砂とタンバリンのシーン。鳥肌ものでした。 次は、ファッションショーのシーン。キレイだった。 そういうのを楽しめると良いのだが、トータルで評価すると、こんな点数かなあ。 【きいろくま】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-03-24 00:07:42) |
4.《ネタバレ》 フェリーニはもちろんですが、いちばんステキだった時代のイタリア映画とフランス映画の知識がしっかりあったらたっぷり楽しめる映画なんじゃないでしょうかねぇ。私は不勉強なものだからハンパに楽しめました、みたいな感じになってしまって。それでも絢爛たるミュージカルの世界を大スクリーンで堪能する悦びを存分に味わえました。中身なんてあってなきが如きモノですけど、ミュージカルなんてそれで正解だと思いますし。いやいや、亡き母の存在を引きずったまま女達を翻弄し、また翻弄されてゆくグイドのイタリア男っぷりも面白いのですけどね。だけど、六本木ヒルズの7番スクリーンを前側ブロックのど真ん中で、って状態で見ながら、これが35ミリなんかじゃなくて70ミリの湾曲スクリーンで、ドルビーデジタルのチャカチャカした音じゃなくて磁気式6チャンネルの音響で見られたら、もっともっとイイのにねぇ、ってすっかり私を懐古モードに突入させたこの映画は、今の映画の世界から失われてるモノを懐古しているような感じもして、映画も私もそれなりにトシを取ったよね、ってちょっぴり切なくもなるのでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-23 15:45:08) |