81.《ネタバレ》 15年以上前に観賞したので記憶が曖昧なのはお許し下さい。観賞前の予告編等で見た印象は皆さんが仰る様な世の中の理不尽な事にキレた親父の痛快復讐劇だと思ってました。しかし観賞すれば主人公が癇癪持ち所謂精神的に病んでいる人物だと分かります。その所為で家族とも離別し職場からも追い出されたにも拘らず本人は病気を自覚しないまま過ごして来たのです。しかし物語の終盤、楽しい思い出でを収めている筈の8mm映像(ビデオかも)を客観的に見た時、初めて自分が罪深い人間だった事に気付いてしまい、自分が犯してきた事件を含め、もう後には戻れない事を悟りそしてラストの行為につながった。破滅への道を突き進む主人公、どうすれば彼は救われるのだろうか…。その様な気持ちで最後まで観ていた作品でした。 【ままごと】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-04 20:34:11) |
《改行表示》80.《ネタバレ》 暴力では何も解決しないというが、こんな世の中だし、そりゃ暴れたくもなる。 ラストの警官の会話。これが世間。 【J.J.フォーラム】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-18 21:39:44) |
79.ふとしたきっかけで人は狂っていく。たとえそれが端から見ればどうってこともないものでも。いわゆる「キレる」原因というの当事者にしか分からない。テーマ的に非常に好きな作品。自分がそこまで行動に起こせるか、というのば別にして非常に共感できてしまう映画でした。なんとなく今のご時世、TV放送には向かないような気もします。この時代のシューマッカーの作品は社会派っぽいものが多くてよいです。構成に演出過多な部分は多いですが、映画ってこんなものだと思います。映画全体から様々な種類の「熱」を感じます。マイケル・ダグラスの演技もさすが!としか言いようがありません。J・N・ハワードの落ち着いた音楽も印象的。終わり方もベタといえばベタですが、とても切なく、悲しくなってしまいました。おすすめできる映画です。 【goatherd】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-04 10:13:30) |
78.《ネタバレ》 出てくる人間が基本的にちょっとずれてる。終わり方はグラントリノと一緒なんだなぁって思いました。 【悲喜こもごも】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-04-09 00:05:28) |
77.《ネタバレ》 例えるなら激しく音漏れしている人のヘッドホンを引っこ抜き耳元で「やかましい!」と叫ぶ、携帯電話での情報交換に余念のない人に「車内での通話はご遠慮下さい」と睨みつける、日々感じるストレスに正面から立ち向かい自力(脅し含む)でストレスを解消するイカレクレマーの映画です。電話のための両替を拒む店主にキれ、マクドのモーニングセットを食べるために銃を持ち出し、自分が正当なクレームをつけていることを強調して暴れまわりこちらも応援目線で観てしまいますが、興味深いのが彼もまたキれる他人に出くわすところ。視点を変えれば彼は権利を主張する他人から迷惑を受ける可能性のある一人であり、少し他人よりもクレームの声が高いだけでしていることは同じなのです。皆が感じる些細なストレスがこの映画に充満していて、その熱量がハンパありません。ロバート・デュバルでさえ鬱憤を爆発させるその一人になっています。ただ難点は、衝動的な殺人を犯し一線を踏み越えてしまった際、その背景がうかがえ知れる心理的な描写がなかったところです。この描きこみが明確であれば『タクシードライバー』クラスの映画になりえたかもしれません。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-26 00:12:20) (良:2票) |
76.《ネタバレ》 最後は戦車か戦闘機でも手に入れて大企業相手に戦うところまでいくのかな・・・?と思ったんですが・・・(もっと派手に世の中を斬ってくれ~っと)。でもマイケル・ダグラス、いいキレ具合でした。こういう常識もあって正論も結構、言ってたりするのに人付き合いや愛情・感情表現が下手で損してる人って世の中、結構いると思うんですが・・・、結局、何も浮かばれず終わってしまい切ないですが、ハッピーエンドには、どう頑張っても持ってけないよな~。 【より】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-10-14 17:38:51) |
75.マイケル・ダグラスが主人公のロープレって感じがした。武器が段々と強力になるのが面白い。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-29 18:44:14) |
74.あのぺったんこなハンバーガーは確かにインチキだ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-22 18:47:25) (笑:1票) |
《改行表示》73.でた!これを忘れていた。まず、主人公のかっこうね。映画のナカでの半袖シャツネクタイっていえば、私にとって、”タワーリングインフェルノ”の消防隊長マックイーンが定番だったのですが、それ以来でとっても印象的だった。もっとも、眼鏡、虎刈り(みたい?)なのがいまいちでしたが。コレ観たころ、夏は自分も仕事の関係でまさにふつうに、この格好だったのでじぶんで(カッツキーぜ!)なんておもってました。 でもいいっすね、フォーリングダウン!(どこが?)イインダヨ!!(オレもきれる!) 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-22 18:53:30) (笑:1票) |
72.先日の話。郵便局が混んでいて10分くらい並んでエクスパックを注文したら、それは隣の列に並べと女性に言われた。隣の列もまた10分くらい並ばなきゃ買えない・・いつもはこの列で買えるのに・・・日本が銃器社会じゃなくて良かった。あやうくマイケルダグラスになるところです。 【東京ロッキー】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-02-12 13:31:24) (笑:1票) |
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71.そこそこ面白いけど、最後はなんか切なくなりました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-26 02:29:36) |
70.応援団長から他人事に変わっていく自分のスタンスが非常に興味深かった。自分も彼と同じで渋滞には腹が立つ。マ○クも同じだ。だから彼を応援した。突撃だ!ダグラス号。懲らしめておやりなさい、と。自分の代わりに成敗してくれる彼を見ていると、ストレスが発散されていく様でとても気持ちが良い。だが事がエスカレートするに従い、徐々に彼と距離を置くようになっていく。これは自分に害が及ぶのを恐れるためだ。そうして彼を見捨て、最後は完全に他人事。あれだけ応援していたのに、これはちょっとやり過ぎでしょ~というスタンスになっていた。ここであるCMが頭に浮かんだ。BOSSのCMだ。トミーリーが知事に祭り上げられ人気者になるものの、ふとした事でバッシングを受けまくり転落していくというもの。最後のセリフは「この惑星の人気は短い」。現代社会においてストレスを抱えていない人などいないでしょう。それぐらい超超ストレス社会ですが、では適切な発散を皆しているかと言われればそうでもない。誰かを祭り上げ、軽い失言があれば自分に害が及ばない範囲で叩く。こういった言動・行動はやはりどこか不健全。日本人たるもの、他人に迷惑をかける事なかれ。他人任せではなく、自分自身でストレスを発散する方法を見つけなければいけませんね。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-23 09:39:34) (良:1票) |
69.《ネタバレ》 むぅ、最初は痛快エンターテインメントコメディと思って笑いながら観てたが、実はなかなかの社会派。キレた中年、ダグラスさんの思考にはなかなか同意できることも多い。交通渋滞、リストラ問題、ファーストフードの誇大広告、無駄な工事…これらに怒る気持ちは皆一緒だ。しかし、彼は罪があろうがなかろうが自分の邪魔するヤツは皆、成敗。正義は我にあり。それではアメリカのやっていることと同じじゃないか。この映画は病んだアメリカを散々見せつけ、それに怒りをぶつける男すらも悪(狂人)として見せる。「これがアメリカだって言うなら、アメリカって最悪なトコロだな」と苦笑しながら観てしまいました。ともすればアメリカ全体を真正面から批判する気概すら感じたのは僕だけでしょうか? 【すべから】さん [インターネット(字幕)] 8点(2009-05-08 00:14:52) |
68.なんかの表紙にタガが外れてキレてしまった事件も多いので全くの人ごとでもないと感じた。マイケル・ダグラスのキレかたが上手く目が離せなかった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-03 23:32:33) |
67.《ネタバレ》 なるほど~~~なんか、すごい展開な作品ですねぇー。普通なかなかこうはならないと思うのですが…短気という性格が災いしているのか、運がないというか、よほどストレスがたまっているのか、こういう風になってはいけんですね~ ワタシも気をつけます(苦笑) マイケル・ダグラスがこんな役をしているのはすごーく意外な作品デシタ 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 5点(2009-04-07 22:31:44) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 それまでの鬱憤が、あるのかどうか分からない引き金で爆発して、人間の闇を写す顛末。 だとよかったんですけど。 も一ひねりあるのかと思った。 どうも理性的な理由付けがいけなかった。 けど、そういう風に感じるのはこの映画よりも日本の衝動的な犯罪の方が遙かに醜いからだと思う。 これを見て恐ろしさを感じているのだとすると、アメリカの方が健全なのか。 【黒猫クック】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-18 22:33:11) (良:1票) |
65.まさに「キレる」映画。この映画を観れば今までの自分のキレ具合なんてまだまだですね。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-18 14:22:09) |
《改行表示》64.理不尽にキレる理不尽な男。 守るための装備が他を傷付ける。 悪循環の処理はどうすりゃいいのでしょう。 元凶は人の感情なんでしょうが・・・。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-12-06 01:28:04) |
63.マイケルダグラスの映画では一番好きな作品。日常の不条理にキレて、事態がますます大袈裟になっていくところは筒井康隆的。もっともっと派手な展開にしても良かったのに。 【marsplay】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-03-10 03:16:16) |
62.《ネタバレ》 小さなイライラの積み重ね。溜まったストレスの大きさは自分では案外分からないものです。キレるきっかけは僅かな事でいい。瞬間的にキレた場合は、すぐ我に帰ることが出来ます。しかし“タガが外れた”時はそうはいきません。本作の主人公はこのケース。ただし車を捨てた時点で、完全に外れている訳ではありません。ちゃんと段階を踏んでいます。破壊を実行するごとに、その内容もアイテムもエスカレート。そして殺人という一線を越えます。高いハードル。「プレゼントを壊された」「相手がナチス信仰者」という2つの要因が彼の背中を押しています。砕け散ったのは、プレゼントだけではありません。とてもリアルに感じました。自分が本作の主人公にならないとは言い切れない。ですから彼には、“失業していた”とか“もともと短気だった”“精神的に病んでいた”という設定は必要無かった気がします。主人公と対比される存在が退職間際の刑事。嫌味な上司にアホな同僚。不安定な妻。彼もまた、いつキレてもおかしくない状況です。しかし彼は決してキレたりしません。つまり普通の人はキレたりしないという意味。これも不要です。普通の人がキレるから、誰の身の上にも起こりうるから怖いのだと思います。主人公が特別な存在になってしまったことで、少し醒めてしまいました。残念。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-28 18:05:00) (良:1票) |