26.《ネタバレ》 魔法の鏡の美醜基準がズレてると言わざるを得ない。どちらが綺麗かは鏡に聞くまでもないくらい圧倒的大差。とはいえ、いくら相手が美人でも出会った翌日に結婚するようなバカが治める国なら滅んで当然でしょう。 【SIN】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-01-28 20:39:48) |
25.《ネタバレ》 醜いものにも、弱いものにも、どんな立場の相手にも優しく情け深いスノーが好きだった。死にゆく小人をいたわる彼女を見ていると癒された。この辺がもしかしてナウシカ? しかし甦った暁に大衆を前にして大演説をするシーンはどん引き。あまりにもお約束すぎて恥ずかしい。甦ったら、その姿は神性を帯びていて、本人が直々に演説ぶるまでもなく、おのずと大衆が「エイエイオー!」とならなきゃおかしいでしょ。ナウシカがよみがえったとき、金色の野から民に向かって 「皆さん、腐海を大切にしましょう!」 と鼓舞したら余韻台無し、目も当てられないよね。でも、お色気シーンはほとんどないし、子供向けの作品だとしたら、安心して親子で楽しめる作品なのでは。 【tony】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-12-29 00:07:53) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 退屈な飛行機の中で見たんだけど、期待しすぎたのがいけなかったのかしら。いろんな映画の雰囲気や登場人物やシーンが混ざったような感じで、既視感を覚える。もののけ姫のシシガミ様までいたような気がする。個人的に一番不満だったのは、幼馴染とも猟師ともくっつかなかったこと。おっさんのキスで目覚めたってことは…!?と期待させつつ、微妙な感じで終わったときの私の絶望感。うおおおお けどシャーリーズセロンはとっても美人。たぶんあの世界で一番美人。 【CEDF】さん [地上波(吹替)] 4点(2012-12-07 23:36:45) |
《改行表示》23.《ネタバレ》 オリジナルの白雪姫からかなりのアレンジを加えられた本作。元が童話なのでファンタジーな作りにすること自体はいいと思うのですが、アニメではなく実写でもって映画を作るのであれば実写なりのリアルさは求められる。そういう点で見た時、個人的には「ファンタジー」ということにあぐらをかいた説明不足な展開が多数あったことが気になりました。なぜ王子のキスでなくいわばスラム街出身の若者のキスで目覚めたのか。「彼も実は王家の血統だったの!?」とか話の途中でいらん憶測が飛び交って集中できなくなりました。グレタも最後なぜか蘇ってるし・・・、じゃあ他の女性もみな蘇ったのだろうか?そういう風な思考の止め方をさせる映画。 他にもRavenna(=シャーリーズ・セロンさん)の名前はraven=黒カラスからきていると思うのですが、そうまでして色を強調する割に対比となる白雪姫には「白」の描写はほとんど出ない。むしろ赤のほうがフィーチャーされていたが『スノーホワイト』としてそれはどうなのか??主役のクリステン・スチュワートさんも彼女が持つ雰囲気は白雪姫ではないように思われる。ギラギラした目つきのセロンさんに対して、こちらもどっちかというと目力が強いスチュワートさん。対比させたいなら白雪姫にはもっと柔和な人を選ぶのではなかろうか。しかもこの白雪姫、笑わない。出てる映画がそもそもダークな雰囲気の多いクリステン・スチュワートさんですが、表現の幅が少ないように思う。もっと文字通り彩のある演技を見せてほしい。 そんな、「ちょっと足りないな~」という印象の中、飛び抜けていたのはセロンさん。老いを止めるために半狂乱状態で若い娘を欲するなんて、それでなくても気乗りしないであろう役柄をもう完璧なまでに演じ上げています。下手をすれば現実の世界にまでリンクしかねないこんな比較キャスティングをものともせず輝いていたのはやはりセロンさんでした。実際は何歳なんだろう。少なくともクリステン・スチュワートさんより魅力的に映りました。 あと、ファンタジー素材として使ってきたトロールや妖精なんかも・・・あれ要るの!?妖精はどこか『LOR』シリーズのアレみたいだし、森の中の○○神様みたいなのに関してはシチュエーションと言い『もののけ姫』に酷似というかまるっきりそれでした。なんか残念な作品。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-27 10:28:17) (良:1票) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 白雪姫が脱出するところまでは面白い!(最初の30分) でもそこから先はもう退屈で退屈で、ひたすら退屈! 映像も綺麗で魔女の演技もすごいんだけどなぁ、なんというもったいない・・・ 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-26 13:56:41) (良:1票) |
21.女王役のシャーリーズ・セロンがとってもキレイでした。セロンだけ観る価値はあった。その他のキャラは個性が薄く(もしくはパクり)どうにもいまいち。シナリオは可もなく不可もなくでしたが、どうせなら大幅に改変してもよかったかも。 【真尋】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-21 08:12:05) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 うろ覚えな白雪姫のおさらいが出来ました。 女王に限らず、美は女性の永遠のテーマなんでしょうけど、 見た目の容姿の美しさだけじゃなく、心の美しさも大事・・・てな具合に、魔法の鏡のジャッジは、心の美しさも含めた上でのジャッジですよね? じゃないと納得出来ない程、シャーリーズ・セロンの美しさが際立っていました。 あと終始ダークなイメージの中、妖精の森・サンクチュアリーの件は、とても美しく心洗われるが如く見入ってしまい印象的でした。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-13 15:57:03) |
19.《ネタバレ》 童話の白雪姫を、戦う女としてアレンジした内容で、これはもう完全に別ものとして見た方がよろしいと思います。個人的にはセットの数々が見ものでした。特に妖精が住む森の美しさは実に圧巻で、こんな素敵な森が本当にあったらなぁと思わせる景観です。大きいシカみたいなのが出てきたときは、思わず「もののけ姫」かと目を疑いはしましたが(笑)。それから、なんといってもシャーリズ・セロンの見事な熱演がよかったですねぇ。すごく憎たらしいんだけど、もの凄く美しい。妖艶さがハンパなく、それに比べるとスノーホワイト役のクリステン・スチュワートは彼女自身の魅力は勿論あるけれどもやはり見劣りするなという印象。戦闘シーンは悪くなかったけど、スノーホワイトと女王の一騎打ちのシーンがあまりにあっけなく、個人的にはもう少しなんとかならなかったのかなと感じる。全体としては一つの娯楽作としてきちんと楽しめるレベルになってると思う。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-10-24 21:22:47) |
18.《ネタバレ》 ●良かった所。シャーリズセロンの鬼気迫る演技。騎馬隊が海岸を疾走してくるシーンが格好良い!●ツッコミする所。黒い森の意味が分からん。女王の追っ手、普通に通過してたじゃん。あれだけ森の中を逃げ回っていて、汚れ一つないスノーホワイトにビックリさ。魔女がリンゴを渡すシーン・・・だったら最初からお前行けよ!マイティソーのおっちゃん、いつの間にスノーホワイトのこと惚れてたん?全く伏線も気配もなかったんですけど。とにかく全体的に脚本の詰めの甘さが、目立ちました。残念です。 |
《改行表示》17.《ネタバレ》 昔、ある作家のエッセイで、女性読者の話としてこんな言葉を読んだ。「物語の中の女の子は、何故どこの馬の骨とも分からぬ王子を、それというだけで受け入れるのか?」 なるほど現代の女性は、相手のステータスだけで結婚相手を選ばない。自分と相手の気持の帰結としての、結び付きを求めている。 そういう意味では、今時は童話や昔話をしにくくなった事だろう。白雪姫にいたっては、「通りすがりの王子様」だもの。ちょっと、それはねえ。 そんな訳で今作の王子は、ちゃんとした隣国の王子で、スノーホワイトの幼なじみとなっている。彼女との思い出もあり、彼女も憎からず思っている。ところが、例の毒リンゴを食らわされて、この王子が泣きながらキスしても、覚醒めやしない。ここへ至ってやっと、白雪の相手は、命を助け合ったエリックの方なのだと気づく。生死と苦楽を共にした気持ちの結び付きは、遠い日の思い出よりも強いのだな。このあたりの展開も現代的、というか大人の物語として良いと思う。 ところで、毒リンゴのシーンに張り巡らされた、周到な罠には唸らされた。 冒頭に描かれた、白雪のイメージカラー、真っ白な雪のシーン、それと同じような雪のシーンで、「こちら側」感を出す罠。 幼少時の二人の遊びのエピソードとしてリンゴを使い、それと同じシチュエーションと見せかけて、それを毒リンゴと思わせない罠。 それまで女王自身、そんな大きな魔法を使えるとは思わせなかった罠。 ……で、まんまとそのシーンでアッといってしまった訳だ。 その後の、戦いに至るストーリーは、今時のファンタジー映画の流行りなのかもしれないが、私は好きではない。もうちょっと上手いこと魔法使いをやっつけるアイデアは無いものだろうか。 しかし好きでないとは言いながら、全体的には結構楽しめた。ちょっと前の『赤ずきん』よりかは、よっぽど。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-18 13:50:00) |
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16.《ネタバレ》 飛行機にて鑑賞。スノーホワイトとは白雪姫のことだったのか! シリアスな白雪姫だなあ。7人の小人は2人死んじゃうし。自分が鏡だったら世界で一番綺麗なのは、やっぱりシャーリーズ・セロンの方だな。字幕&ブルーレイで観たらもっと感動していただろうということで8点。 【kaaaz】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2012-09-04 11:16:20) |
《改行表示》15.シャーリーズセロンの顔が、どんどん変わっていくところなど、映像は楽しめました。 ストーリーは、期待外れというか、何か、グリム童話=欧州、黒い森=ドイツって固定観念があるので、城壁の外に海があることに違和感を感じてしまいました。 これなら、ディズニーのアニメをリメイクしたらよかったんではないかと、思わないでもないです。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-21 23:48:12) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 元作品の知識はうろ覚えです。全般的に白雪が小汚く、若干しゃくれ?(すんません)なので圧倒的に女王様(シャーリーズ・セロン)が美しく、鏡さんのジャッジには疑問を感じました。淡々としてて感情移入は出来ないために、盛り上がりに欠けます。なるべく良いところを書きたいと思っていますが、あまり思いつかなくて、女王様だけがハマっていたと思います。なんかだか、ジャンヌダルク、ゴールデンエイジ、指輪物語やなんかを思い出しました。【追記】原作(日本語訳)読みました、結構毒入りで中身はかなり薄く、素材を生かすのが難しい内容だったんですね、間接的にディズニーの凄さを感じました。異常者が多いので別ジャンル向きな気がしなくもない、白雪がロボットみたく不死身なんです(修理したら治る感じw) 【追記】原作を読んだ後にやっぱりディズニーってすごいなと改めて思いました。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-07-09 11:07:33) (良:1票) |
《改行表示》13.全編通して退屈の一言につきる。見ていてあくびが止まらなかった。もともと白雪姫は大して筋のない話である。それを二時間半までの物語に引っ張るのは少々無理があったように思う。要はお話が冗長でどうでもいい無意味なシーンが多すぎるのだ。 メルヘンなイメージの強い白雪姫の物語を陰惨で泥臭い感じにしたのは面白い。原作にある七人の小人も、魔法の鏡も、毒リンゴもちゃんと出てきて、それぞれが既存のイメージと違う映像化がなされていて楽しめる。 しかし、お話の筋としてはどうか。これも元々の白雪姫のストーリーがさして面白い筋書きではないせいか、お話としての面白さはいまいち。結局のところ「悪い王女を倒す」という単なる勧善懲悪な物語で終わっている。かといって悪い奴をたおしてスカッと爽快というわけでもないので、勧善懲悪ものとしても楽しめる作品ではない。話の筋にもアラが目立つ。王子様の位置付けのあの男も、人物の背景描写が少なすぎて、なぜ白雪姫にそこまで心を奪われたのか釈然としない。先述したように無駄にダラダラとしたシーンを入れるくらいなら、王女、小人たち、王女の弟、といった登場人物の過去や背景などをもっときっちり描いて、話に深みをもたせ、登場人物に感情移入できる作りにしてはよかったのではないか。 白雪姫をこんな風にアレンジしましたよ、という部分は楽しめるが、それ以外は見るべきところはあまりない平凡な作品。 【椎名みかん】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-07-09 09:54:52) |
12.新しいシリアスな白雪姫、なかなか良かったです。有名なディズニーの「白雪姫」と違い、勧善懲悪でなく、それぞれのキャラクターにドラマを持たせているので、ストーリーに説得力が生まれました。"毒リンゴ"などのキーアイテムの使い方は今ひとつでしたが、濃厚なドラマに仕上がってます。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-06 21:10:02) |
《改行表示》11.すのー口づけの奇跡の根拠として観客を納得させるショット、 つまりクリス・ヘムズワースのクリステン・スチュワートに対する想い・ あるいは二人の関係性の変化を決定的に示す描写がないというのは如何なものか。 会釈する大鹿に向き合う彼女を見つめる視線がそれだとしても、あまりに弱い。 そのために、彼女が目覚める感動や驚きが観る側に届いてこない。 焼き討ちに遭う村の火を見て、クリス・ヘムズワースが翻意するシーン。 サム・クラフリンとの再会シーン。クライマックスの城門突破シーン。 基本的に盛り上がってしかるべき場面のエモーションがことごとく欠落しており、 淡白すぎて拍子抜けしてしまう。 スカートの丈をつめたり白装束や甲冑を纏ったりといったせっかくの衣装替えの趣向も、 コスチュームをドラマ的に活かす工夫が欠落していてさしたる面白みもなければ華もない。 よって甲冑を着けたヒロインのアクション自体も 『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカと代わり映えせず、 活劇的にも物足りない。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-07-04 23:59:08) |
10.童話のヒロインがブーム、秋にはもう一つの白雪姫も公開されます。 クリステンは「トワイライト・サーガ」がそれほどイイとは思えないので、いろいろ出てほしいな。 白雪姫らしくパフスリーブの衣装を着たスノーホワイトは、童話より能動的なプリンセス、女1人に男2人なのは「トワイライト」と同じで、猟師エリックと女王の弟フィンはオリキャラ。 妖艶な美しさの女王ラヴェンナの背景が掘り下げてあって中性的なスノーホワイトと対峙、情念の化身を演じきるシャーリーズは凄味あるけど、「ブラザーズ・グリム」の鏡の女王みたいな麗しき自己愛クイーンでもありそう。 森の番人(小人さん)の中にはニック・フロストの顔も見え、ガスとスノーの場面は後のためとはいえキュンとなってしまうよ。 幸せのあまり抱きついてしまうガス、「アララ」と笑いながら突き放せないでいるスノー。 小人さんへの優しさは、彼らと同じに孤独だったからか。 ヴィジュアル映画はCM出身の監督が撮ることが多いけれど、VFXを使った動的なシーン(ヤラれると粉々に砕けるのは「トロン:レガシー」っぽい)とともに静的な画作りも美しかったです。 「黒い森」と「聖域」(サンクチュアリ)の対比も、バートンの「スリーピー・ホロウ」とスコットの「レジェンド/光と闇の伝説」を組み合わせたような森の二面性。 おきまりの戦闘は退屈だけど、「アリス」よりはいいと思うけどな。 ラストが中途半端なのは三部作だからでしょうね。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-01 07:59:58) |
9.《ネタバレ》 最初から期待値下げまくって見たらワリと楽しめました。って言っても素直に見るって姿勢には欠けまくってましたが。白雪姫、塔に幽閉されててクラリス(『カリオストロの城』)みたいだな、と思ってるそばから動物戯れ系でナウシカ?みたいになって次にサン(『もののけ姫』)かよ!シシ神様かよ!みたいな状態で。ジブリ臭いわぁ、んでも映像的には全編ほぼ灰色で『ロード・オブ・ザ・リング』風で、あと『ネバーエンディングストーリー』の悲しみの沼の展開そっくりとか『ハリー・ポッター』のディメンター風とか、で最後の方は『アリス・イン・ワンダーランド』のアリスね、みたいな。既存ファンタジーのイメージ寄せ集めって感じではあります。前世紀末に作られた『スノーホワイト』では色々とドラマを抱えたシガニー・ウィーバーに感情移入して悲しい話だなぁって感じになっちゃいましたが、今回のシャーリーズ・セロンには特に感情移入できる程のドラマも無く、ただキレイなだけのフツーの悪い人って感じで。でも、何より失敗したのは、途中で「クリステン・スチュワートってジェットジャガーに似てない?」って思っちゃった事で。もう以降はジェットジャガーが頭にこびり付いて「頑張れジェットジャガー、負けるなジェットジャガー!」みたいな感じになっちゃって。んでも、だからこそ楽しめたんじゃないかと思ったりもして。大体、甲冑身に着けて戦う白雪姫なんて、ネタとしてしか見られんわさ。アリス、白雪姫と甲冑着させたハリウッド、次はシンデレラかドロシーでも武装させますか? 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-06-21 21:08:59) (笑:3票) |
8.《ネタバレ》 きっちりとみんなが知ってる「白雪姫」をなぞってて、実は丁寧な作りなんじゃないかと思いました。問題は主演の女の子が「美人」じゃないこと!! ここを外したらストーリーが成立しないでしょ? シャーリーズ・セロンとの対比で小っちゃな娘をキャスティングしたんだろうけど「スカ」でしたね。せめてルーニー・マーラだったら美人じゃなくても納得したんだけど… 全体に初期FFに代表されるRPGの雰囲気が強いなと感じました。それから「洞窟の女王」な要素も垣間見えたのは、わたしが年寄りだから? みんなふれてるけど、ジブリの影響がふんだんにまぶされてて好き嫌いがはっきりわかれるでしょうね、わたしは好きだけど。ただ、いかにCGとはいえ「ぞわぞわ」したものを実写で見せられるとちょっとね。鹿は「あれ」って感じより、むしろ昔の「清酒白鹿」のCFそっくりで大笑い。そうそう、ほとんどの人は気がつかないでしょうけど、出てた馬はサラブレッドじゃないようです。ヨーロッパ在来種は残ってないのでそれに近い体型の個体を使ってますけど、蹄が大きく脚が太めで華奢な感じがしなくてよかったと思います。ところで、シャーリーズ・セロンずっと見てるとだんだん小島慶子が浮かび上がってきて、ウンザリしてしまうのはわたしだけの現象? 【shintax】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-06-21 16:05:36) |
7.《ネタバレ》 他愛のないストーリーだけど、最後まで楽しく観られたのはセロン姉さんのおかげです。癖のない美しい顔立ちが様々に変化して飽きることが無い。彼女の「美しさ」への拘りが物語を牽引する鍵なので、見せ方も念入りで説得力があります。陰気なクリステン・スチュワートを圧倒していたと思います。この二人の競演への興味で劇場へ行きましたが、まだまだ小娘には負けていません。小人とか林檎とか、モチーフはなぞっていますが、ほとんど新しい「白雪姫」だと思います。魔女とスノーホワイトが繰り広げる「美」を巡る攻防を、そのまま国家主権の奪い合いにまでスケールアップさせて戦闘のスペクタクルが加味してあります。でも、スノーホワイトが革命を叫んで陣頭に立つシーンはいささか違和感がありました。その辺り、クリス・ヘムズワースが前に出て欲しかったですね。映像の作り込みのレベルは高く、見応えがあったのは妖精がいる森の描写でした。「もののけ」の木霊みたいなのが出て来て似てるなぁと思っていたら、まさか「あれ」まで出てくるとはね。立っている場所までそっくりで笑っちゃいました。ちなみに、私は吹替え版を観ました。よく確かめずに劇場へ行った自分が悪いのですがセロン姉さんがエキセントリックに叫ぶ度にため息が出て、そこだけは終始がっかりしていました。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(吹替)] 6点(2012-06-19 18:50:44) (良:1票) |