42.《ネタバレ》 この作品はあまり評価がよくなかったので覚悟はしていたのですが、
「レッド・オクトーバーを追え」の続編ということでやはり期待は少し・・
ハリソン・フォードは嫌いじゃないんですよね。
アクションや刑事ものは彼が一番だと思っていますし。
そして「ロード・オブ・ザ・リング」のショーン・ビーンでしょう。
こんなにいいキャストなのになんでだろう・・
前半はとてもよさそうなのでもっとよくなるだろうと期待、
それがだんだん面白くなくなってくる・・
これは復讐劇なんだろうけれど、
個人の復讐劇にしたいのか、
それとも国家の復讐劇が絡んでいるのも見せたいのか・・
全く個人的なものになってしまった・・
これでは同じハリソン主役ブラピと共演のテロ映画のほうが意味が通じる。
あれのほうが後味の悪さはあれど意義があった・・
面白いアクションを撮ればいいというものでもないでしょう?
しかも・・そのアクション=娯楽も中途半端。
本屋のオヤジは仲間は・・あれではショーン・ビーンが、
「ケープ・フィアー」のデ・ニーロと化してしまっている・・
せっかく最初の設定はよかったのに。
せっかくのこのふたりが台無しだ。
砂漠の基地は何のため?
あれから面白く出来たのに・・
前のレッド・オクトーバーを追えが狭い潜水艦の中でしかも、
実はショーン・コネリーの個人的なことだったのに、
かなりな世界を想像させるシュミレーションの面白さがあったのに、
これはかなりな世界を広げたわりには潜水艦の中よりも狭い・・
う~ん・・観てやはり人気倒れだったかと納得。
話のバランスが悪いのでわからないところも見直そうという気にもなれない。
途中の親切すぎる演出もどうでしょうか・・