ガメラ 大怪獣空中決戦のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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ガメラ 大怪獣空中決戦

[ガメラダイカイジュウクウチュウケッセン]
GAMERA: THE GUARDIAN OF THE UNIVERSE
1995年上映時間:95分
平均点:6.88 / 10(Review 104人) (点数分布表示)
SFファンタジーシリーズものパニックもの特撮ものモンスター映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【イニシャルK】さん
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監督金子修介
助監督浜本正機
片島章三
キャスト伊原剛志(男優)米森良成
中山忍(女優)長峰真弓
藤谷文子(女優)草薙浅黄
小野寺昭(男優)草薙直哉
螢雪次朗(男優)大迫刑事
本田博太郎(男優)斉藤環境庁審議官
長谷川初範(男優)佐竹一等陸佐
袴田吉彦(男優)道弥生
松尾貴史(男優)タクシー運転手
渡辺哲(男優)富士裾野の中隊長
渡辺裕之(男優)天王洲戦闘指揮所の中隊長(大野)
風吹ジュン(女優)買い物の主婦
大神いずみ(女優)プラス1の現場レポーター
久保明(男優)輸送船「海竜丸」船長
本郷功次郎(男優)巡視船「のじま」船長
石井トミコ(女優)スーパーのおかみさん
大島蓉子(女優)男島の商店のおばさん
佐藤二朗(男優)自衛隊ヘリのパイロット
脚本伊藤和典
音楽大谷幸
編曲爆風スランプ「神話」
主題歌爆風スランプ「神話」
撮影戸澤潤一
高間賢治(撮影補佐)
北信康(撮影助手)
釘宮慎治(撮影助手)
製作大映
日本テレビ
博報堂
徳間書店(製作協力)
IMAGICA(製作協力)
製作総指揮徳間康快
企画武井英彦
配給東宝
KADOKAWA(2020年リバイバル)
特撮樋口真嗣(特技監督)
神谷誠(特技助監督)
松本肇(ビジュアルエフェクトスーパーバイザー)
橋本満明(エフェクトアニメーション)
坂美佐子(CGI)
佐藤敦紀(コンピューターグラフィックイメージ)
普嶋信一(特技編集)
三池敏夫(特技美術)
美術及川一
前田真宏(怪獣デザイン)
原口智生(怪獣造形)
織田尚(怪獣造形)
長谷川圭一(装飾)
編集冨田功(編集補佐)
録音橋本泰夫
照明吉角荘介
その他角川大映スタジオ(協力)
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84.主人公は緊急時でも化粧濃すぎ(それを消すほどの表情や演技もない)な上に、危機に立ち向かう立場としての有能さも見当たらない。政府関係者はただ狼狽してうるさく騒いでいるだけ。これでは怪獣がいくら頑張っても、格好良く見えないんですよ。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-08-30 15:08:40)
83.まず私はゴジラよりガメラ派です。面白かった!面白かったのに!中山忍さんと藤谷文子さんが演技が下手過ぎ...
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-21 23:58:56)(良:1票)
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82.《ネタバレ》 95年というとCG技術が徐々に進化を遂げ、それに伴い特撮技術の軽視(衰退ではない)が進んだ時期だと何となく想像できます。そんな中で作られた平成ガメラ三部作のその一作目。まあ兎に角素晴らしい出来の映画だと思います。巨大な生物ガメラとギャオスが街の其処に居るという実在感、ハードな都市破壊描写、政府と鳥類学者との舌戦、等々明らかに「大人の鑑賞に耐え得る重厚な特撮映画」を目指しているのだなと思い、その志には心底感心しました。 とりわけ、終盤の化学工場の上で繰り広げられるガメラとギャオスの最終決戦は素晴らしく、主人公たちと一緒にガメラの戦いをまさに対岸から観ていると錯覚する程の実在感ある名場面でした。
民朗さん [DVD(邦画)] 8点(2014-08-19 19:48:19)
81.《ネタバレ》 平成ガメラ第一弾 最初からギャオスが稀少生物でガメラは先に倒すべきとする政府の決定とか、ギャオスを捉える為にわざわざ人の多い博多ドームへ誘導するとか、細かい設定に色々難があるが怪獣映画の本流から外れないように作ったとすればしかたがないか 昭和ガメラと同じくガメラが人間のために存在する設定が踏襲されているのはちょっと不満だ ギャオスと戦うために町を破壊するガメラに違和感があるがこの先イリスの存在を予定してたならばたいしたもんだ 夕日の東京タワーに佇むギャオスとか、コンビナートの大爆発を背景にしたガメラの決めポーズとか、ゴジラシリーズの特撮とは違って怪獣のいる風景が美しく引きの絵で描かれるのが平成ガメラの特徴だ 子供の視聴を考えての事だと思うが残酷シーンがほとんど無いのが残念 ガメラとチャネリングする少女がガメラの戦いと同期してもっとズタボロになる表現とかがあるとよかった ラストのガメラの元気玉一発もちょっとタメすぎでカタルシスに欠ける ガメラと同期した少女と手を握った父親が、ガメラの耳の横をかすめたギャオスの衝撃波を感じた表現があったが、どうせなら同時に父親の耳が吹き飛ぶぐらいの演出があれば間髪を入れずギャオスが吹き飛ぶと爽快感が増したはずなのに エンディングで「ギャオスが現れればまたガメラは必ず来る」と言い切るヒロインの言葉で映画が終わるのはグッと来た
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 12:27:14)
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80.ガメラじゃないんです。中山忍の鑑賞なんです。ごめんなさい。でもそれだけでは忍びないんで福岡ドームの屋根の開閉情報など少しねじ込んでみたりしてみます。   ★福岡ドーム★  現:福岡PayPayドーム 開場:1993年4月 その屋根の開閉には20分かかります。 尚、全開閉においては、毎回約100万円程の費用がかかります。内訳的に見ると、電気代が20万円で人件費その他諸費用で80万円という塩梅。 尚、その屋根オープンにおいては、通常、プロ野球開催試合時と、今回みたく特例によってギャオスの捕獲計画の時にしか行なわない予定なんですが、かつて、某ジャニーズのKinki Kidsのお二人がコンサートの演出においてどうしても屋根を開閉したいとの申し出がありました。しかし、近隣への騒音問題を理由にやんわりとお断りしています。ただそれは例えアーティストが誰であろうが平等な対応な訳であり、例えマドンナであろうがマイケル・ジャクソンであろうが同じ理由にてお断りをしています。 尚、日夜行われている現ソフトバンクホークスがその日勝利した際に打ち上げられる勝利の花火というものは、これも当然室内に向けてドンパチ鳴らしている訳であり、意外や福岡ドームから夜空へ向けてドンパチ花火を打ち上げた事は過去にありません。 尚、福岡ドームの外観は、古めかしく茶色く錆びかけた建物のように見えなくもないんですが、それは完成当時からの元々そういう色調なんです。だから近所の子供たちは茶色ドームと呼ぶことあります。しかし、現状のペイペイドームという名称よりは、よっぽど茶色ドームや錆びドームと呼ばれてるほうがマシなのではないかと思えたりしています。   ちなみに、本作の続編となる2は例え見れる環境であっても別に見る予定はございません。どうしても見るのであれば、2をすっ飛ばして3になるのかなという思いです。なぜなら、私の場合はガメラじゃないんです。申し訳ないけど、目的は鮮明な訳であって中山忍さんだからという漢だから‥
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-08-31 23:45:19)(笑:1票)
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79.《ネタバレ》 他の人々と同様、自分としてもこういう怪獣映画が見たかった、という希望がやっとかなえられたという感慨があった。福岡ドームからの回転ジェットの飛翔、吊橋を越えて敵を粉砕するプラズマ火球、それから遠景の巨大怪獣と近景のリアルな生活空間を組み合わせた画面づくりなどは見ていちいち感動する。 また、これは旧作も基本的に同じなのだが、毎度のように傷つきながら奮闘するガメラの姿には愛しさを覚える。「ガメラは味方です」の台詞にも感動した。ゴジラにはある程度冷淡な態度を取ることができても、やはりガメラは昔も今も特別扱いである。自分が子どもだった時代に、ガメラはぼくらの味方、というのが刷り込まれているからだろう。  ところでここから苦情になるが、登場人物のふるまいがマンガのようなのは昭和ガメラと別の意味で子どもじみており、これはいったい何歳児が何歳児に向けて作ったのかと呆れる。女性鳥類学者の言動が変なのは役者の持ち味?かも知れないが、政府機関が2種類の希少動物のうち片方だけを執拗に敵視する理由がわからず(役人の体面の問題ということ?)、劇中人物の胡散臭さと相まって現実味が著しく削がれている。 また昭和ガメラが特に動機なく子どもの味方だったのに対して、この映画では新たな(屁)理屈を考えようとしており、うちアトランティスまでは旧作にもある要素なので許容すべきかも知れないが、直接関係ない勾玉だのエトルリアだのルーン文字だの引っ張り出して来てトンデモオカルト説のようになっているのは何とかしてくれと言いたい。浅黄ちゃんの言うファンタジーだから信憑性度外視でも可ということなのか。まったくいつになったら大人が突っ込まずに見られる怪獣映画ができるのかと思う。 というわけで絶賛するわけには全くいかないが、まあ見て感動したのは間違いないので、ぼくらのガメラに免じて点数は少し高い方にしておく。  なお今回見て気づいたのは、劇中に出ていたルーン文字はでたらめではなく、ラテン文字に転写した文章(画面で下に書いてある)を現代アイスランド人に見せれば普通に読めるだろうということである。ここでギャオスの表記がGyaosでなく、ゲルマン語風にGjaosと書いてあるのはほめてやってもいい。が、全体がマンガのようなのに妙なディテールにこだわるのもオタクっぽい。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-20 08:46:29)(良:1票)
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78.《ネタバレ》  この映画の優れた点は、巨大生物が現れた際の、日本の社会や防衛関係者などの、リアリティある描写にあると、多くの人が言う。私もそう思う。しかし、実はそれよりももっと、私が評価している、嬉しく思っているところがある。ガメラの性格である。いや、人格的な意味でなく。   ガメラは、子供の味方だった。ただし、旧作を見返してみると、そんなに説得力のある理由は無かった。いきなり「子供の味方」と言い出したのを、我々は喜んで観ていたわけだ。それを、子供→人類と置き換え、それにSF的設定を与えただけのことで、その性格をそのまま、上手く引き継いだこの平成版ガメラは、戦う不自然さを根本的に解消できた。  なによりこの設定で、ラストシーンの「来るよ、ガメラはきっと来るよ」という、実に晴ればれとしたセリフに帰結するさまが見事。  久しぶりに通しで見ると、色々と原作(『大怪獣空中戦』)の要素を、新解釈で描いていたりして、楽しい。ガキが勝手に名付けていた、名称についてのやりとりとか、「こんな生物はいない」というセリフとか、完全無欠な生物でもやはり夜行性なのかとか、足を切断するのはギャオスの宿命なのかとか。そういえば、ラストのシーン、急速に炎が収束するシーンで、ガメラの、炎好きで火を吸入する習性を思い出した。そういう事だったのか?
Tolbieさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2012-10-13 01:01:31)(良:2票)
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77.敵方怪獣にギャオスを配した、平成ガメラ・シリーズの第1弾。 古代文明やマガタマなど、ガメラやギャオス誕生の背景が面白く、 ストーリーも子供向けにしては中々よく練られている。一番びっくりしたのは、 特撮技術が知らないあいだに進歩していたこと。迫力だけなら旧シリーズはもちろん、 他の怪獣映画を含めてもトップクラス。大人でも十分楽しめる作品だと思う。
MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-10-10 15:52:04)
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76.福岡ドーム脇からガメラが飛び立つシーンを初めて見たときは興奮しまくりました。 私の家からドームまで歩いて20分程度。 「あのときガメラはすぐそこを通って行ったんだ!」と自慢しても分かってくれない人の方が多いのが残念です。
まきげんさん [DVD(邦画)] 10点(2011-07-15 17:40:11)
75.小さい頃からガメラが大好きでビデオで何回も観てた。中学の頃にこの映画が公開するって知った時はかなりテンション上がった。福岡で飛び立つガメラのあの高速の回転ジェットを初めて観た時は感動したな~。
みぢこさん [映画館(邦画)] 9点(2011-04-08 15:15:44)
74.ここで評価が高かったので見たが、どうにも普通の特撮映画にしか見えなかった。昔の怪獣映画にリアルタイムで触れた人にとっては感涙ものなのかもしれないが。編集というか展開が非常に粗く、出来の悪いテレビドラマを見ているようだった。
峠のわが家さん [DVD(邦画)] 5点(2010-12-21 08:11:23)(良:1票)
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73.いやぁ、これは面白い!怪獣映画にリアリティを追求するとこうも面白くなるとは! 夕日を背にしたギャオスなんて鳥肌モンですよ! 地元が舞台だったのもあって高得点つけちゃいます。
eurekaさん [DVD(邦画)] 8点(2010-11-04 00:06:59)
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72.《ネタバレ》 リアル路線のハイレベルの作品である。   怪獣に対して人間がどう対処すべきかをかなり真面目に扱っている。   設定や人間の行動に無理がある部分がやや多い感じはするが、恐怖感をあおる場面、ほっと緩む場面、人の性格付けと感情に関する描写はしっかり映画として楽しめる。   いずれにしても、いろんな方向に紆余曲折していたゴジラシリーズの良いところを集めて、リアル路線で仕上げましたという感じで、劇中でタクシーの運転手に「怪獣を見たければ映画館へ行け」というセリフを言わせるなど、以前のガメラシリーズ、ゴジラシリーズを越えて新しい物を作ってやるという、監督、脚本以下スタッフの熱意が見えて、非常に好感が持てる。   まず、敵怪獣に対する恐怖感を見る者に植え付け、味方怪獣の登場へとつなげていくというストーリーは、ゴジラシリーズの「ゴジラ対ヘドラ」に近いテイストであるが、決定的に違うのが、ゴジラは既に知られた味方怪獣であり、この作品でのガメラも最初は人間の敵という位置付けで登場して徐々に味方であることが判明し、その展開に人間のリアルな対応があるという点。   最初に主人公ありきという過去のシリーズのシガラミを振り切った上で、ストーリーと共に人類の味方であるという性格付けを新たに構築したことで、説得力のある優れた脚本となったと思う。   ゴジラシリーズは、ゴジラの性格付けは1984に一度リセットしたが、初代ゴジラがあまりに名作でゴジラの出自までは変更することができず、以降の作品ではどの作品でも最初は明らかに敵でかなり無理な論理で人類の敵をやっつけてなんとなく味方になり、でもやっぱり敵のまま去っていく位置付けになっているが、ガメラでは出自を含めて完全にリセットできており、作品中で論理的に行動から判断して未確認の敵から味方に変化していることがこの出来上がりの差につながっていると思う。   毎年シリーズで作り、固定ファンが見る分にはゴジラの方向にならざるを得ないのだろうが、後になって1作ずつ評価した時には、このガメラの脚本に軍配が上がる。   人間の行動のリアルさでは多少の難はあるが、民衆の恐怖感の描写や展開の緩急のつけ方でそれを感じさせない優れた脚本だと思う。 
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-07-01 01:34:56)(良:2票)
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71.ハリウッドの映画関係者に平成ガメラの感想を求めたところ…  「とても完成度の高いシナリオで、映画としてのパッケージングも問題ない。ただ、ひとつ問題があるのが惜しい。 それはモンスターが亀であることだ。 亀のモンスターという時点で、アメリカではコメディになってしまう」  ちっ! これだからアメ公はよー…
伊達邦彦さん [映画館(邦画)] 8点(2010-01-10 18:34:33)
70.《ネタバレ》 この映画は衝撃的だった。怪獣映画というジャンルの根本を変えてしまった作品かもしれない。昭和ガメラシリーズの哀しい終わり方を引きずっていた自分にとって、ガメラが福岡ドームから回転ジェットで飛び去るシーンには鳥肌が立った。ガメラ映画の復活だけでは無く、表現の斬新さに新しい怪獣映画の誕生を強く印象付けられた。今作は怪獣の存在自体に、いかにリアリティを持たせるかをテーマに作られたように思う。その言い方がとても陳腐に聞こえるのは、平成ゴジラシリーズなどが新作を製作する度にそんな宣伝文句を使っていたからだ。でもこの映画を観た後だと、ゴジラシリーズの大半は怪獣が無目的に暴れて建物を壊していただけだと気付く。今作では、ガメラとギャオスが古代に人の手によって作られた可能性を示唆し、状況証拠を提示しながらサスペンスタッチでこの生物の本質に迫って行く。ギャオスは破壊に興味は無く、種の存続繁栄のために人を食らう。しかも無性生殖で爆発的に増える恐れがある。それは過去の怪獣が持ち得なかった冷え切った怖さだ。ギャオスを滅ぼすようにプログラムされたガメラは、大きな意味では人の味方だけど、目的を果たすためなら街を壊すことも厭わない。旧シリーズで荒唐無稽にも見えた回転ジェットを「円盤のように飛ぶ生物なんているのか」という小野寺昭のひと言で見事に解決した。適度な謎を残しつつ、怪獣の生態解明と存在の説得にストーリーの大半を費やしている。それに切れの良い怪獣のアクションをシンクロさせ、さらに出演者たちの役回りも追従させる。とてもシンプルなプロットだけど、過去の作品がどうしても持てなかった怪獣映画のリアルな世界観をスマートに、しかも見応えを持って提示してくれた。まさに革命的な怪獣映画でした。金子修介監督に拍手です。
アンドレ・タカシさん [ビデオ(邦画)] 9点(2009-11-14 01:28:44)(良:2票)
69.《ネタバレ》 あまり怪獣映画は観ない方なのだが、『レギオン襲来』が面白かったので、遡って観ることに。こちらは意外なほどオーソドックスな怪獣映画という感じで、特撮も、続編2作に比べたらかなり稚拙。しかしそれはそれで味がある。日本に怪獣が現れたら、というシュミレーションを真面目に行い、攻撃されるまでは手を出せない自衛隊が、ギャオスとガメラのどちらを脅威と見なすか逡巡したりする様がリアル。福岡ドームにギャオスを閉じ込めたり、東京タワーにギャオスが巣を作ったりと画的にもワクワクする。あくまで人間目線で怪獣の巨大さを表現する撮影方法も巧い。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-04 23:39:59)(良:1票)
68.《ネタバレ》 『ゴジラvsビオランテ』を最後に『笑って騒ぐ、楽しいイベント』へとポジションを戻したゴジラシリーズに背を向けていた頃にビデオで本作を鑑賞した。丁寧に怪獣の強さと怖さが描かれ、皆が目的に一途に邁進し、温かみある生身の人間とその願いに応えて闘うヒーロー(言うまでもなくガメラ)の姿に感激した。子供に戻って素直に楽しめた。こういう怪獣映画を待っていた。怪獣が飛行するギミックも設定でカバーし、人の視点で話がすすみ、怪獣が実際に出現した際の人間社会の動きを綿密にシュミレートして製作してくれた事も好感を持った。『ゴジラvsビオランテ』に対抗するクオリティを持つ映画はガメラだったかと。しかもこちらは豪華絢爛な科学兵器を用いずにオーソドックスに魅せてくれた。あの感激は、この後に続く2作には更に良い意味で裏切られて別な形で発生するのだがそれはまた後のレビューで。怪獣映画にヒーローの要素をミックスして『魅せて』くれた本作、少年の心を取り戻せる。素晴らしい!!   【2011年6月28日・追記】(以下文章内容についてメールにて問い合わせ中です)
aforkarnさん [ビデオ(邦画)] 9点(2009-08-21 20:09:56)(良:1票)
《改行表示》
67.昭和シリーズと比べると、よくも悪くも現代的にはなっている。 空回りしてる音楽とか、親しみのわかない人物描写とか。 昭和シリーズとはストーリー上のつながりはない。 ストーリーにからむような子供は出ないし、子供向けは考えてないような内容。 なかなかアクションが始まらず、ドラマはかなり長く感じる。 街などの模型は実物と見違えるくらいに精巧になっている。 映像がリアルになっているぶん、現代兵器で攻撃されてもびくともしない怪獣たちは すごいと感じる、というかありえないわ。 映像をリアルにしたり、設定を細かく作って説明しまくるのもいいんだけど、 素直に面白いと思える作りにはなってないような気がした、 設定が多少いいかげんでも、模型がどう見ても模型でしかなくても、 娯楽性とかわかりやすさという点では、昭和シリーズのほうが徹底していたように思える。 どちらがいいとも、言いきれない。 なんとなく面白みに欠ける仕上がりだけど、映像はよく作ってあると思う。
さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-20 22:29:45)(良:1票)
66.ありがとう、ガメラ!
Yoshiさん [ビデオ(邦画)] 5点(2009-07-25 19:08:44)
65.《ネタバレ》 公開当時、夏休みの為に親子連れで満員の劇場で鑑賞。まず、両怪獣の存在理由を環境問題に絡めた設定に感心。このまま環境破壊が進むと本当にギャオスが出現しそうだ。子供向けとは言えない描写が有るのも逆に製作陣の本気度を知る事が出来て悪い印象は受けなかった。 特に、逃げ惑う人々が電車の下敷きになるシーン、人々が電車ごと持ち去られてギャオスに公園の中で食べられるシーンは、私が子供なら間違いなくトラウマになって居ただろう。(実際、このシーンで満員の映画館の雰囲気が一気に変わったのを体感。貴重な経験が出来た)折れた東京タワーの上で羽を休めるギャオスの描写には不謹慎ながら感動を覚えてしまったのも事実。本作は子供向け映画の皮を被った大人向けの映画だと思う。 演技は下手だが好みのタイプでもある中山忍が主演している事も有り、8点献上。
たくわんさん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-20 19:17:14)
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【点数情報】

Review人数 104人
平均点数 6.88点
000.00%
100.00%
200.00%
365.77%
443.85%
5109.62%
61615.38%
72927.88%
82322.12%
91110.58%
1054.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review6人
2 ストーリー評価 7.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review7人
4 音楽評価 6.66点 Review6人
5 感泣評価 3.80点 Review5人
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