《改行表示》17.《ネタバレ》 マドンナは大原麗子。 とらやで働く大原麗子、思いのほか違和感はない。彼女の甘い声はとても魅力的で、タコ社長じゃないけど、「いい女だな~」って感心してしまう。そんな女性から「好きよ」と言われて舞い上がってしまう寅さん。この「好き」の意味合いが完全に恋愛感情からずれているのが『男はつらいよ』初期からの王道パターンである。(本当に恋愛感情を抱かれる場合もあるが、その場合、逆に寅さんの方が引いてしまう) この回で博の父親役の志村喬が最後の出演となる。旅先で寅さんを諭すセリフにはやはり重みがあって、寅さんでなくても生き方を反省してしまうのだ。ただ、志村喬も本当は寅さんのことが羨ましいということが垣間見えて面白い。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-29 23:09:47) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 シリーズの中では地味な扱いかもしれませんが、寅次郎ファミリーのギャグの掛け合いの巧みさ、暴走するタコ社長、志村喬・泉ピンコ・室田日出男といった豪華ゲスト陣の演技、そしてマドンナ大原麗子の可愛らしさ等々見応えのある作品でした。 救急車やタコ社長失踪の話等本当に腹を抱えて笑ってしまうエピソードも多かったですね。 【TM】さん [地上波(邦画)] 9点(2010-01-03 23:25:16) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 アイドル出演と寅さんが結局振られるお約束の形を楽しむのが正しい寅さんの見方だと 勝手に思っています。思わせぶりに「好きよ」なんて言われたら誰でも天に昇る気持ちになってしまいます。「俺も言われてみたいよ」などと思いながら、ひょっとして寅さんはうまくいかないかと淡い期待をしながら見るのが楽しかったです。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-01-02 16:33:36) |
14.《ネタバレ》 大原麗子さんの訃報を聞いてまず思い出したのが大原さんの本作の姿でした。とらやで食事した後「私、寅さん好きよ」と帰っていく姿が真っ先に思い出されますね。他にもとらやで弁当を食べながら「見ないで」「寅さん、私泣きそう」「寅さんてモテるのね」等々・・・印象に残る大原さんの本作での姿が次々と思い出されます。そんな姿を見ると寅さんでなくても腹痛の仮病を演じたくなりますよね・・・。こうして書いていると実は本作は長い間観ていないのですが、「真実一路」と一緒に観直したくなってきたなあ・・・。大原麗子さん、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 【とらや】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-10-24 22:51:51) (良:2票) |
13.《ネタバレ》 寅さんシリーズは、全作見ていますが大原麗子が出演しているので、この作品を見直してみる気になりました。彼女の出演作品は、その後の人妻役の時のほうが強烈な印象でこんな作品あったんだっけという感じでした。店の出口で彼女が「とらさん、すきよ」と言ったあと。とらやの家族がその後の成り行きを予感しての微妙な表情が、面白かった。さすがに山田洋二の名人芸です。久しぶりの寅さんでしたけど、やっぱりかっこいいわね。 【ジブラルタの星】さん [レーザーディスク(邦画)] 6点(2009-09-21 20:58:37) |
12.ヒロインの大原玲子よりも、序盤の「コンニャク物語」の逸話が心に残りましたね。泉ピン子さんの登場でダブルキャストっぽい会でした。5点に近い6点献上。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-05-22 23:37:31) |
11.毎度の事ながら、寅ちゃんってホントに面食いなのね。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-23 19:58:56) |
《改行表示》10.大滝秀治がまだご存命なので、二人の年齢差を調べてみると、大した差がないことを知った。 しかし、大滝秀治は渥美清よりかなり年齢が上の設定で登場する。 ここにちょっとした面白味がある。 『男はつらいよ』には、人それぞれの楽しみ方がある。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 16:55:55) |
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9.例によって大原麗子のクネクネぶりに、思わず背中がむず痒くなること請け合いの本作。いやあ、ホントにムズムズするこのキャラクター、こんなヒトに「好きヨ」なんて言われちゃあ、寅さん、魂抜けちゃうわな。このシーン、カメラ手前に写るおばちゃん・さくらとの遠近感で、寅さんの背中がミョーに小さく写されていて、可笑しくてたまりません。マドンナが少々影が薄い分、おしゃべりピン子やら、博の父・ウン一郎氏やらが旅先で登場、脇を固めて盛り上げます。何よりも、この旅先の風景が実に美しい! それがピン子の顔で台無しじゃないか! というのはウソで、それを差し引いても(笑)、まさに一見の価値ありの光景です。そして、旅先の宿でウン一郎氏と寅さんが語り合うシーンなども、シリアスな音楽とともに、なかなかの見所となってます。あと、ラスト近くの、電気の消えたとらやの光景が、不思議に印象に残りました。それにしても、恋愛の極意とは、昔、某女優がCMで言ってたとおり、「すこし愛して、ながぁく愛して」ってなとこ、なんでしょうなあ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-07-23 21:59:29) (良:3票) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 まだ全作見たわけではないが、私は大原麗子がマドンナNo1だと思っている。寅さんの明るさ、優しさ、潔さと、大原麗子のどことなく薄幸なところと上手く噛み合って、しっくりくるのである。こういう人こそ寅さんに何とかして欲しいという気になる。 <追記>14年ぶりに再見。その後に全作見たが、大原麗子がマドンナNo1であるとの評価は変わらない。ただし、本作は作品としては色々と評価が難しい所がある。寅さんが離婚を喜んでいるのはあまりにもヒドイし、離婚の傷心につけ込んだわけではないだろうが、結果的にはそうなっているわけで少々アンフェアではある。とはいえ、最後は譲る形で寅さんは逃げた格好になっており、ここもちょっと唐突で釈然としないというか、ライバルは従兄弟であるという点も問題を厄介にしているとは思う。そもそも、博パパとの交流に時間を割きすぎてマドンナの登場が遅すぎるので、全体的に恋愛パートの描き方が急ぎ足になってしまい物足りなさが残る。もうちょっとじっくり描いてほしかった。 印象的なのは好きになれない相手と離婚できたのにスッキリせずに嗚咽するシーン。自身の情けなさや過ち等々への後悔からだろうか。ここは考えさせられるシーンであった。 |
7.大原麗子はたしかに暗いな。影がある演技というか雰囲気というか、明るい場面が一瞬のうちにダークになってしまう。おまけに離婚、転居に無口ないとこじゃあねえ。もう一つ軸になるドタバタのエピソードがあったら違った印象なんだけどね。泉ピン子が博の父に恋をして、父もその気になり、博が大反対して大騒ぎになるとか。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-15 01:38:50) |
《改行表示》6.博さんのお父さんは出てくるだけでなんとなくいい。 あのまま出て行く寅さんに涙が出そうになりました。 そして、今回のおばちゃんを見ていて離れて暮らすおばあちゃんを思い出しました。 |
《改行表示》5.《ネタバレ》 大好きな寅さんシリーズを語る上で欠かせないのがマドンナである。マドンナの魅力により見る度に好きになり、繰り返し何回も見てしまう作品の一つにこの第22作がある。この後にも出てくるけど大原麗子演じる早苗さんが美しい。後の作品の大原麗子よりこの早苗さんが大好きだ! 「見ちゃいや」「寅さん、私泣きそう」「はい、寅さんに出逢ったこと」「私、寅さん好きよ」とあんなこと言われたら寅さんだけでなく男なら絶対におかしくなるよ。ならない男がいたら連れて来いよ!と言いたくなります。もう、大原麗子、早苗さんに会いたくなるから何度も見てしまう作品なのです。マドンナの魅力だけで繰り返し何回も見てしまうぐらい大好きです。観る度に点数アップしてまう。初めて見た時は6点、それからしばらくして大原麗子の死去の後に見たら7点、もう今の気分は9点です。 【青観】さん [DVD(邦画)] 9点(2005-11-12 13:06:57) (良:2票) |
4.今回のマドンナの大原麗子はちょっと色っぽすぎたかも。久々に博の父(志村喬)が登場するも1作目や8作目のような感動度は低い。でも出来としては悪くなかった。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 6点(2005-11-03 13:17:52) |
3.大原麗子のヒロインにちょっと主体性が欠けてますねえ。あの甘い声で「私、寅さん好きよ!」なんてとらやの皆の前で言われちゃったら誤解しちゃうでしょ、やっぱ。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-05-22 12:24:24) |
2.マドンナ役の大原麗子さんがなんとも良かった。だけどストーリーは、なんか普通な感じでした。【バカ王子】氏の言うように、確かに寅さんはいい人ですよね。ラストに早苗に「早く後を追え!今ならまだ駅にいる。」というセリフがなんともカッコ良かった。初めて寅さんシリーズで感動しました。これを期に他の寅さんシリーズを観ようと思いました。 【ピルグリム】さん 5点(2003-10-08 19:43:05) |
1.22作目。博の父親やピン子が出てきて寅さんが救急車で運ばれるお話です。大原麗子って綺麗なひとだなぁとか思いながら見てました。やっぱり寅さんはいいひとだね。 【バカ王子】さん 7点(2002-09-07 15:54:10) |