190.えぐいよ、これ。何故ならその鳥が身近すぎるからだよ。ひどいよヒッチコック、トラウマ決定だよ。今夜、夢で鳥に襲われるよ。 【アルテマ温泉】さん 5点(2004-11-29 22:29:26) (笑:1票) |
189.終わった時、隣で相棒くんが「えっ?これで終わり?!」とショックを受けてました。 「あ~。うん、これ、パニックものだから」と答えましたが、確かに大人になってから観たら、消化不良というか物足りないかもしれませんね。 私自身は子どもの頃にTVで観たので、「へー、外国では鳥って人を襲うんだぁ。怖いんだなぁ」という間違った知識を身に付けて終わりましたが。 今観ると、劇中の人々の反応や対策・動作がスローモーで、非常事態だってわかってるのか?とちょっとイラつきました。 「昔の人って、のんびりしていたんだなぁ」と、これも間違った知識(の様な気がします)を身に付けて終わったのでした。 【りりらっち】さん 5点(2004-08-10 19:51:33) (笑:1票) |
188.原因不明であり理不尽であるからこそ自然災害は恐い。昔の人たちはそこに神の存在を感じていた。自然現象のほとんどが科学で解き明かされた現代においては、人間が自然に対して尊大になり過ぎていないか。この映画は鳥の襲来を謎のまま残すことによって、自然への恐怖を思い起こさせる。人間の不遜を反省する気持ちになった。 【やすたろ】さん 6点(2004-07-27 00:40:21) (良:1票) |
187.思ってたより人間関係がおもしろかった。名優ジェシカ恐すぎ。集団で襲ってくる鳥が皆、もしインフルエンザにかかっていたとしたら・・・キャァ~~!!。 【代打、八木!!】さん 6点(2004-03-30 10:42:17) (笑:1票) |
186.《ネタバレ》 コレ、私が初めて観たヒッチコック作品、っていうか、当時はヒッチコックなんていう人も知らず、一本の動物パニック映画(=当時の私にとっての映画そのものだった)として観ちゃった訳です。「ウワー、自分がこんな目にあっても、この男の人みたいに勇気を持って立ち向かえるだろうか」などとドキドキしながら観てたのですが、パニック映画を観るときにはいつも「最後はどうやって解決するのか?」が楽しみだった私としては、この映画、何とも物足りなかったのですね。他のパニック映画の方がずっと面白いと感じておりました。しかしまあ、後で観直してみると、ウム、これって結構怖い映画じゃないの、と思えるようになってきて。空を埋め尽くすような不気味な鳥の大群が、頭上から襲ってくるというのは、迫力もあり、なかなかの恐怖感(フライングキラーなみに怖い。ウソ。もっと怖い)。また、「死体の描写がミョーに残酷」「自称・専門家が出てくる」「周囲に訴えても最初は信じてもらえない」など、後のパニック映画の萌芽を色々と読み取ることができるのも楽しいところ。そう、この映画があってこそ、70年代にパニック映画ブームが花開く訳です。例えば、鳥ごときのせいでガソリンスタンド爆発という不釣合いな大惨事が起きるのは、その発展形を『スウォーム』に見る事ができます。家の窓に板を打ち付けて篭城するのはもう基本中の基本だし、それでも敵が(何故か凄いパワーで)壁を食い破って進入しそうになるのは『巨大生物の島』。停電が起きたり、一部の部屋が敵に侵入されてしまうのは『巨大クモ軍団の襲撃』。最後に鳥の群れの中をソロソロ歩いて車を取りに行くシーンは、まさに『ザ・カー』のクライマックス前のシーンでしょう。こんな感じで、パニック物の源流であると同時に、まるで総決算のような映画なのですね。これはもう、愛着が沸いて来ずにはおられないのです。それにしても、鳥に襲われて命を落とした人の、致命傷って、何だったんでしょうね。死ぬほどの大怪我はしないと思うんですけども。ま、これは些細なことです。 【鱗歌】さん 8点(2004-03-21 01:45:57) (良:1票) |
185.映像技術がすばらしく、役者もうまい。この当時にしてはずばぬけた作品だと思う。なぜ鳥がああも凶暴化したのかは最後まで分からないし、結局何も解決してはいないけれど、実際あんな事件が身近で起きたら、きっとそんなもんなんじゃないかと思った。人間界にとって住み心地の良い空間にしすぎてしまい、いつ動物たちに牙をむかれるともしれない時代を、私たちは生きている。この映画はそんな私たちに対する、警告のようなものととらえるべきであると思う。 【トナカイ】さん 7点(2004-01-27 21:32:52) (良:1票) |
184.これは何回か見ていますが、むかしテレビの名画劇場で、白黒映画だと思って(もちろん吹き替えで)初めて見たときが、一番コワカッタです。これ以来、ズラッと電線にとまっていたりする鳥を見ると、けっこうゾッとする。今でも。それを思うと、「ヒッチコック、すげえ」と素直に思います。監督はそもそも、自分がきっと鳥の光景を見ていて、「こいつら何考えてるんだろうなあ、こえーなー」とか思って映画にすることを思いついたんでしょうね。その「感性」と、本当に作ってしまう「実行力」、それをまた受け入れた映画会社のトップや製作陣。いやあ、偉大な人がたくさんいたってことですね。ラスト、いったいこれからどうなっちまうんだよ~~~の余韻が、私はうまかったなーと思いますね。余計こわいよ、ほんと。(コワサを満喫するには、一人で見たほうがいいような気がしますね。2人以上でときには会話をしながらじゃ、このコワサは楽しめないと思うです。)<追記>BSでの放映を少しだけ再見しました。やっぱり恐ろしい映画だ、これは。今回改めて感じたのは、「音」のすさまじさですね。だけど今までは展開にひきこまれて観ていたからか、ここまで技巧的だと思わなかったんですよ。とにかく「怖い」という一つのことを表現するのにここまで徹底したヒチコックはやっぱりすごいや。今見ると大して怖くない? 冗談じゃない。なまじのホラー映画なんかよりずっと怖いです。 【おばちゃん】さん 8点(2003-08-02 22:09:05) (良:1票) |
183.もし、この作品が、ここ最近作られたのならば、パニックブームにおける便乗作品として一蹴されたに違いない。しかしこの作品は、当時として、いわゆる「コロンブスの卵」であり、いやはや、誰もが鳥の集団攻撃を発想できなかったに違いない。やはりヒッチコックの長けた才能だけに生むことができた名作。これに似た作品に、近年、低予算で作られ、タイトルは忘れたが、こうもりが集団で人間を襲うパニック映画が製作されていて、一応観たが、やはり大した事なかった。どんなに時が流れても、パニック映画の金字塔として、「鳥」は、これからも残り続けるだろう。 【叫真】さん 8点(2003-05-22 16:22:42) (良:1票) |
182.ぜ~~んぜん怖くない。まったく怖くない。少しも怖くない。たかが鳥のどこが怖いのか不思議でならない。 【イサオマン】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2003-05-03 00:14:59) (笑:1票) |
181.いたぁい!いたぁいよぉ--!鳥ウザいよぉーー! 【あろえりーな】さん 7点(2001-08-03 02:07:19) (笑:1票) |
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180.《ネタバレ》 久方ぶりにヒッチコック映画を見直してるのだけど、初見時に比べて格段に評価を上げたのがこの作品。(初見の10代は6点位の感想) 昔はレビュアーの皆様と同様最初の一時間がかったるく感じたのだけど、ヒロインの行動を観客が同体験する事で感じる(ペットショップで一目会った男の事を調べて会いに行くという倫理はムチャクチャだけど)非日常的な不安や焦燥感。元は恋愛=ときめきや恋の揺らめきによるものであった筈なのに、「鳥が人間を襲う」という突然の出来事によって説明不能の罪悪が襲い掛かる不条理を強調するものとして、やはり必要な一時間なんですよね。あとポイント:構図と編集=実際の鳥の襲撃にははそんなに時間を取ってないのだけど、そこに至るまでの画面構図設定と観客に適切な情報を提供する編集技術が上手く、現在に至る(エイリアンやモンスター等含む)動物パニック映画の表現の礎となっている事は特筆すべき点。特に印象的なのはCGやドローンなど無い時代にあんな俯瞰ショットを組み込んだガソリンスタンド襲撃シーン、素晴らしい。あとヒッチコックの嗜虐性。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 9点(2024-08-18 11:10:32) |
179.名作を知らずに死ぬのは勿体無いということで、ヒッチコックを見ることにしました。手始めに有名だけど見ていなかった作品から始めます。 随所に見覚えのあるシーンが散見されるので、おそらく子供時代に何度かTVで見たことがあるハズですがほとんど忘却の彼方でした。本作に関しては全体的に散漫で繋がりが悪いと感じました。個別での指摘は省きますが全てのサイドストーリーが取って付けたようで違和感を感じます。 ラブバードと掛けてあるであろう恋物語と本作のメインディッシュ(鳥の騒動)もあざとい感じだし、鳥オタクの講釈や食堂での神経質な親子、気の小さい義理の母や元恋人などのパートも全体的に合っても無くてもよい状態で、スマートにはつながっていないという風に感じました。主人公のメラニー(ティッピー・ヘドレン)が部落の人に責められる描写もイマイチ浮いていて尻切れトンボ気味。ただ、ラストの鳥だらけの描写は素晴らしい。餌を撒いている様子も見られなかったのでどうやって撮影したのか。。 結局何が言いたかったのかもよく判りませんでした。世間的な知名度のわりにはイマイチ私には合いませんでした。ヒッチコック大先生に敬意を表して少し甘めの点数。 【アラジン2014】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-10-05 13:33:54) |
178.《ネタバレ》 子供の頃にTVでよくやってたけど、見る事なく40年近く経ってしまった。そしてこの度めでたく、アマプラで観賞。鳥に囲まれる緊張感がすごいね、当時としては中々に怖い映画だったのだと思う。鳥が人を襲う理由が明確では無いんだけど、ミッチの母親の「不安」とリンクしている事はなんとなく暗示されていたと思う。鳥に直接殺されたのはミッチの母親と軋轢があった人たちだけ。最後メラニーもやられるのかと思ったけど、彼女とは脱出中の車の中で和解を果たしたことで、ハッピーエンドを予感させる。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-30 15:29:47) |
177.初見。ジェシカ・タンディ出演に100へぇ。ダラダラ描かれる人間模様が思わせぶりなだけで全く興に乗れず、何時になったら鳥が暴れるのか退屈でした。イナゴや砂漠飛びバッタのように理由も無く暴れる鳥の描写はなかなかでしたが、それだけの作品でした。 |
176.《ネタバレ》 -The Birds-“鳥”シンプルで想像力を掻き立てられる良いタイトル。よく“ヒッチコックの鳥”って呼んでたっけ。 ホラー映画耐性の弱い子供の頃に観て、目をくり抜かれたダンの死体が脳裏に焼き付きました。他のどの映画の登場人物名は忘れても、『鳥のダン』だけは忘れなかったな。 数年前整骨院に通ってた頃、まだ20代後半の先生が「こないだ電線にカラスがグジャグジャって何十羽と固まって居て、もうホント“うわっ…鳥だっ”てなって…」と、平成生まれの子が例えに使うくらい、今でも有名な映画なのかな。 動物パニックホラーの先駆け。白バックにカラスが飛び交う羽音だけのオープニングの不気味さ。鳥は人間の友だち≒ペットショップの鳥コーナーから映画が始まるところ。“鳥”のあと、沢山の類似ホラーが作られたけど、1963年のこの映画の時点でスタイルが完成されていたのが凄い。 鳥のホラー映画だけど、最初にカモメに襲われるまで約26分と結構引っ張る。パーティ会場を襲うカモメの大群から本領発揮。身近な生き物だけに怖さが増す。暖炉のエントツから部屋の中に入ってくるスズメとか、木の板を貫くクチバシ攻撃とか、ワンパターンにならない工夫と映像のインパクトが素晴らしい。 小学校のジャングルジムに無言で集まるカラスたちの映像の怖さと言ったら…そもそも、あの映像どうやって撮ったんだろう? 鳥が人間を襲う理由がわからない。そんな鑑賞者の疑問を鳥の専門家が答える。「鳥に集団で人を襲う知能はない」ますます意味がわからない。「鳥は世界に1000億羽いるのよ」…当時の世界人口は30億人くらいかな。1人40羽くらい倒せば…なんて考えてると、部屋で20羽くらいのカラスやカモメに襲われるメラニー。あぁ無理だ。こんなの10羽でも倒せないや。身近な生き物が死物狂いで襲ってきた時の絶望感。 家の周りを取り囲んだ鳥たち。あの時襲いかからない理由も解らなくて、逆に怖さを演出していた。その鳥たちを刺激しないように、ペットのラブバードは連れて、そぉ~っと車で逃げ出すエンディング、謎が謎のまま終わるエンディングがまた秀逸。 目をくり抜かれて死んだダンもそうだけど、ガソリン・スタンドで焼け死ぬ男とか、直接的な痛々しい死(死体)を見せるあたり、ヒッチコック映画らしくないかもしれないけど、サイコ、裏窓に続くレビュー数(≒知名度)から、存在感とインパクトは抜群なんだろうな。 【K&K】さん [地上波(邦画)] 7点(2022-01-09 16:24:36) |
175.《ネタバレ》 とてもよく出来たサスペンスコメディー。セリフにユーモアも交えた、でも一見何でもないような恋愛話かと思いきや、途中から訳もわからず鳥が襲ってくるというミステリー。 子供たちの歌声が聞こえるなか、カラスが徐々に増えていく怖さは人間心理をうまくついていて、非常に印象に残った。 最後までいつ襲われるか、なぜ襲ってくるのかまったく展開が読めないのもコメディーとして面白い。 主人公の男性に比べて、出てくる女性三人がかなり神経症チックなのも意図的に狙っているんだろう。 カラスやウミネコって群れを作るんで、一部の人間には鳴き声を含めて怖さを感じるんだけれど、意味もなく人間を襲ってくるのはあり得ず、そこをうまくついている。結局ラブバードが引き金になったか否かや肝心なところは明らかにされないが、生きた鳥と特撮をうまく使っての映像はそんじょそこらの怪獣映画より迫力がありすぎる。小さい子どもはトラウマで鳥嫌いになりかねないので注意されたし。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-12-18 06:12:13) |
174.《ネタバレ》 子供の頃、家族でTV鑑賞して、すごく記憶に残っている映画。当時はヒッチコックなど全く知らなかったけれど。 今、再見すると、前半の1時間は鳥が殆ど登場せず、話がどうでもよい退屈な内容で辟易とする。 流石に後半、鳥が人間に襲いかかるシーンは迫力があるが、あえてヒッチコックが撮る必要がある映画とは思えない。 印象に残るシーンは、小学校の前で主人公がベンチに座って休憩している時、ジャングルジムに留まっているカラスが少しずつ増えていくところでしょうか。 過去に観たTV版は前半がカットされていたので、丁度良かったのかもしれない。 【とれびやん】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-12-14 13:23:27) |
173.鳥の大群が人間を襲うっていうパニックもの。 発想とか、見せ方はおもしろかった。 なぜ襲うのかといった理由付けの部分や、 事の顛末に関してはほぼ放りっぱなし。 ストーリーとしては消化不良感。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-10 22:36:44) |
172.《ネタバレ》 幼い頃にテレビで終盤の襲われるシーンだけを見ていて、鳥はおろか、映画というメディアそのものに戦慄しました。トラウマものです。 安易に幼児と一緒に観るのはやめましょう。さて、それ以来、というか頭から見たのは今回が初めてだったわけですが 最初のゴジラはなかなか怪獣の全貌が拝めずに、その兆しを順繰りに出していって不安と期待を煽る、ややじれったい話運びでありますが この映画には、それに近い長い待たせがあります。しかし待たされた挙句出てくるものはいつも我々が目にする、鳥そのものであります。 兆候は副次的に描かれ、各々が親愛を一部欠落した女達による、ミッチという男性への恋慕的な、あるいは恋慕そのものの在り様が主体として描かれています それら普通のラブコメドラマの合間に、直接的な異変として鳥の異常行動が不気味に挿入されます。 事態は突然大きく動き、主・副は逆転します。鳥が人を殺し始めます。原因は何か?わかりません。 劇中でも、コメディタッチでああでもないこうでもないと議論していますがいったい何が起きているのか要領を得ません。 いつものように、そういう部分は排して、ご想像に任せているようです。 著名人が、マスコミや大衆に攻撃される様を鳥の集団攻撃になぞらえて恐ろしく描いているとも取れます。テーマがあるとしたらそのくらいの映画です パニック物の定番ともいえる屋敷の内と外での防衛戦、パニックのあまりヒステリー化したオバサンからの誹謗中傷、愚かな行動による死、 苦難を共にして生まれる絆、投げっぱなしエンドと、歴史的にパニック物で踏襲されてきたフォーマットの原点ともいえるのではないでしょうか。 それだけ、後世に影響を与えた重要なタイトルです さあて、これが今面白いかどうか?答えは、否かも・・・。怖さは、十分だと思いますが。画も、評価できるというか凄いですけれど 話がそれほどでもなかったから・・。鳥に襲われるのも、ネズミに襲われるのも、それ自体はそこまで面白いわけではないからなあ・・・ 【うまシネマ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-09-08 19:47:11) |
171.《ネタバレ》 余計な人間ドラマは不要。実に説明足らずの映画だが、チープな作り物の怪獣を使って、「ギャオ~」とかやっているよりは当然リアルで迫力あり。 撮影に敬意を表して甘めの点数。 ※そりゃ、鳥だって、恐竜の遺伝子を持っているだろうから狂暴な面もあるだろうよ。さて今夜は鳥肉を食おうかな。 |