402.《ネタバレ》 悪役が出てこないので、全体にまったりしていて、少々緊張感が足りない分、評価は減点、ラストの決闘がどうでもいいボクシングもどきになってしまったのにずっこけて、さらに減点。でも、映画的には、工場からの脱出シーンや、ジーナが少女時代の記憶をよみがえらせるシーン(セリフがないのがいい!)など、よく練られた演出がたくさんあって、楽しめました。この作品を境に、宮崎アニメは、子供だましの「異形アニメ」になってしまったことを考えると、歴史的には貴重かも。 【かねたたき】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-05-26 20:41:35) (良:1票) |
401.一般受けはしない映画だなぁと思う。ただし本人が一番気に入ってる作品なんですよね。設定資料も見ましたがやはり空と飛行機がだいすきなんだなぁとひしひしと 伝わってきます。ただしやはり一般受けはしない映画だなぁと思う。 【とま】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-04 23:40:18) (良:1票) |
400.(1941年生まれの宮崎監督がどのように意識しているかは知りませんが)、、、、、昭和40年代のサンデー、マガジンでは、戦記物が重要なジャンルだったようです。「ちばてつや」といえば、あしたのジョーじゃなくて「紫電改のタカ」だし、あと「ゼロ戦隼人」とか「大空のちかい」とか、、、、、60,70年代って、昼下がりのラジオからは「バラ色の人生」とか「パリの空の下」とか、シャンソンが流れていた時代でした。フランス映画もしっかり健在だったし。、、、、60年から70年は、安保闘争、東大闘争の時代で、若者は髪の毛長くして、みんなで肩組んで反戦フォーク歌って、デモって、アジっていて、加藤登紀子といえば、その頃、自由と反体制を象徴する歌姫の一人でした。、、、、、そんで時がたって、会社入ってスーツ着て、毎日忙しくて、昔の仲間と酒飲むと、「南の島でのーんびりしたいよなぁ、、、、。」、、、、「紅の豚」というこの映画は、そんな思いが全て贅沢に、ふんだんに盛り込まれています。、、、、加藤登紀子のシャンソンが流れてくると、学生の頃、仲間の下宿で安酒を飲みながら議論したこと、デモの隊列の中で凛として輝いていた娘のこと、様々に降りかかってくる現実の中で理想を少しずつ忘れてきたことなどなど、、、、が静かに、走馬燈のように、、、、。(以上、かなり想像も入ったおじさん達の心の内側でした)、、、、という世界が全くわからんっという場合は、たぶん、とてもつまらない映画だと思います。また、こういう世界は知らないけど、カラオケ行くと「イチゴ白書よもう一度」とか歌っちゃうという人には興味がわくかもしれません。、、、、、、そしてこういう世界の一端を知るものにとっては、かけがえのない映画です。はい。 【王の七つの森】さん 9点(2004-11-05 12:14:11) (良:1票) |
399.なぜか結構好きな作品でして。なぜだろう?男のロマンが描かれてるといっても私は女だし、イタリアの風景が、第一次大戦後の時代の持つ雰囲気がノスタルジックだとかいっても、ニッポン人だしこんな風景みたことないし。まぁ、他の宮崎作品と匂いが違うところと、飛行艇というのが理屈抜きでかっこいい、というわけで憧れるのでしょう。それから“紅-くれない”なんですよ、ベニでもアカでもなく“くれない”。赤い色は人目をひく色であり、情熱情愛激しさを表す色、なるほど共産主義的左翼のアカで闘争のアカでもありますが、“くれない”で染めたものは色が落ちやすいので“うつろう”という意味もあるそうで。そう解釈すると、この物語がなんとなくにおわせている、時はうつろう、全てはいつか色あせる、というようななんともいえない切なさを感じるのです・・・こじつけかもしれませんが。 【宝月】さん 7点(2004-10-08 12:11:43) (良:1票) |
398.これは全編アイロニーに彩られた作品だと僕は感じています。体制側だったポルコが軍を抜け反体制になったら豚になっていた。豚というのは資本主義における食肉産業の象徴で畜産動物の雄ですよね。アナキズムもしくは左翼的な香りが匂うとこですね。全体主義から"個"の尊重へ。僕はポルコ(宮崎)が自分で呪いをかけたとしか思えません(劇中でそういうセリフありましたっけ?)。豚になることによって恐らくそのコントラストがハッキリする事を狙った皮肉ですね。僕達はみんな良くも悪くも全体主義=和の中で生きていますから、この作品でもポルコ以外の誰かに感情移入してポルコを見ていると思います。中には「格好良い」と思う人も居れば「羨ましい」「妬ましい」という気持ちから嫌悪感を示す人も居るかも知れません。「わからない」という人も居るでしょう。しかしポルコの存在は、そういう僕達の精神状態や"個"に対する考え方を映す鏡であるとも言えるような気がしてます。魅力もあるがそれ故に憎悪もある。でないとみんなしてあんなにポルコを追い掛け回したりしません。この作品がすごいのは、娯楽映画としても充分に機能している点です。僕もアドリア海の美しさに目を奪われたひとりですから。個人的には、映画『イージーライダー』にも通じる作品だと思います。 |
397.ほのぼのですねぇ 何年かに一回見たくなる作品かな 生姜焼きおいしいなぁ あとポルコって肉喰ってたかなぁ?間違って食べたら共食いに・・・ 【ヴァッハ】さん 7点(2004-02-18 18:56:36) (笑:1票) |
396.マンマユート団が面白すぎですね。ちなみにマンマユート(Mamma Aiuto)とはイタリア語で「ママ、助けて」って意味です。 |
395.音楽はシリーズで一番良くないが、映像は魔女の宅配と匹敵するくらいに素晴らしい。豚には興味が無かった。 【花守湖】さん 6点(2003-10-14 23:17:27) (笑:1票) |
394.つくづく宮崎監督には大人の男も大人の女を描けないんだなぁと思った作品。それだから主人公を豚にするしかなく、途中から少女(フィオ)を出すことでしか作品をまとめることができなかったんでしょう。 【万年青】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2003-06-25 03:27:14) |
393.この映画のキャッチコピーが嫌い。「かっこいいとはこういうことさ」と謳っているがどこがかっこいいんだか。血気盛んな娘に尻にしかれて振り回されてるところのどこがかっこいいのだろう?その点でもう僕は受け入れられなかった。 【驢馬賭DE弐瑯】さん [地上波(吹替)] 3点(2003-05-24 22:58:20) (良:1票) |
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392.改めて見たら、新しいエンジンに”ジブリ”と書いてあった。 【83】さん 10点(2003-04-04 23:13:45) (良:1票) |
391.期待させてくれた。ジーナが出てきた時には「お!今回は大人の恋か?」と思ったがフィオとかゆうガキが出てきてゲンナリ・・・案の丈ジーナは途中退場・・・後は17歳の小娘取り合っておやじ2人がケンカする話しハヤオは小娘に夢膨らませていたいんですねいつも。最後「ジーナさんの賭けがどうなったかそれは私達だけの秘密」とか言ってるけどただハヤオにも解んなかっただけ・・・ 【OAM】さん 3点(2002-12-11 23:50:55) (良:1票) |
390.《ネタバレ》 なんでブタなんだよ・・・それにブタなんだから紅に決まってるじゃんかよ・・・しかもラスト人間に戻るのがいかにもってパターンで気に入らなかった。一生ブタでいてくれや。 【たけぞう】さん 0点(2002-08-06 11:31:48) (笑:1票) |
389.なーんか、よくわからんかった、って事だけ覚えています 【ゆき】さん 2点(2002-06-25 00:55:14) (良:1票) |
388.この宮崎駿って人、何物なんだろう本当に。天才と言うか、どのシーンも平和的で、自然と魅入ってしまうような愛くるしさ。最初の10分も見ればそれがわかるくらい。この「紅の豚」は本当に書きたいものだけを、書いてみたいものをとことん追求した感じがする。これはいい!!素晴らしい映画。 【野崎助手】さん 10点(2002-05-27 00:23:18) (良:1票) |
【TERU】さん [地上波(邦画)] 6点(2024-09-11 22:13:38) |
386.子供向けで、大人が観て楽しめるような 内容には思えませんでした 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 4点(2023-03-17 20:28:15) |
385.ジブリの他の劇場版と比べるとアクションシーンは控えめながら、ファシスト時代のイタリアで、飛行機乗りたちの冒険を描いた佳作。 【ao】さん [地上波(邦画)] 7点(2022-01-26 12:12:25) |
384.《ネタバレ》 これって宮崎アニメで一番好きかもしれない。この時代をテーマにした目の付け所が凄い。 そして豚が主人公のハードボイルドという奇抜な発想!森山周一郎のマルコの声が渋くて最高。豚が普通にカッコよくみえるから不思議。 でも一番は、加藤登紀子のジーナが良いんですよね〜。この配役によって大人の映画として奥行きと魅力がよく出たと思います。 「あなたのお国よりちょっと人間関係が複雑なのよ」なんて粋なセリフが好き。 宮崎アニメお馴染みの元気で健気で芯の強い美少女(フィオ)も健在! 最後までマルコが何故豚になったのかは明かされないが、それも想像が膨らんで良いではないかと思える。 加藤登紀子のエンディング曲も心に染みる。 【とれびやん】さん [地上波(邦画)] 8点(2022-01-16 12:30:59) |
383.昔初めて見た時は地味な感じで面白さが分からなかったが、今見てみると地味が渋さに変わり面白く感じる。 【miso】さん [地上波(邦画)] 7点(2022-01-15 01:30:20) |