62.スピルバーグの名作「激突!」を連想するシーンもあって、実によく出来たサスペンス・アクションで仕上がりは上々。ただ前半のミステリアスな展開と緊迫感に比べて、徐々に犯人像が明確になってくる後半になってくると、安手の活劇映画っぽくなったのが惜しい。 【ドラえもん】さん 7点(2000-11-26 23:37:14) (良:1票) |
61.日常に起こりうる恐怖などと、言われても舞台が砂漠の荒野だから温暖湿潤気候の日本にとって既に非日常的。何が起きるか観る前から分かっているから、あまり緊張感はありません。もしも俺の家がネバダ砂漠にあれば、十分恐怖を味わう事ができたのだろうが、残念です。しかしカート・ラッセル主演だからな~。十分3流でしょう。監督はこの秋話題だったU571の監督です。 【あまぬま】さん 5点(2000-11-01 23:03:27) (笑:1票) |
60.《ネタバレ》 日本人にはあまり馴染みのない、広大な道路。 そこでの自動車の些細なトラブルから、徐々に不穏な流れに。 と、私もここで率直にスピルバーグの「激突」を思い浮かべました。 奥さんの意味不明な消滅から、映画はこうしてどんどん引き込んでくれるのが良いね。 悪いヤツはとことんワルなんだなぁと、引き込まれて続けて観続けるしかない。 ここまで非道な真似をしてくれたなら、主人公の感情が破壊して、憎らしさ込み上げる悪役一家も躊躇せず皆殺しに…なんてやっちゃたら、やはり映画にならないんだろうけど、子供に拳銃を向けられるシーンではあくまでも善人に徹する主人公に、些かもどかしさも感じました。 愛する女性に理不尽にあんな真似をされたのを目の当たりにすりゃ、正気じゃなくなる筈だもんね。 表はマイホームパパを演じるトラックのおっさんが、あそこまで狂気を剥き出しにして滅茶苦茶なカーチェイスまで行っちまうだろうかとの疑問はあるけど、まぁそういうサイコキャラならではの無鉄砲な展開にしないとね。 「激突」をオマージュしたのは導入部だけかと思ったら、まさかエンディングも…?と、正直これで呆気なくエンドかと拍子抜け。 日本人好みのクドいショートコントエンドは私は好みではないながらも、全ての真実が解明されて法的なお咎めもなく、ハッピーな後日談的な“チャンチャン♪”的なシーンはスマートに入れて欲しかった気がします。 【マロペン】さん [地上波(字幕)] 7点(2023-02-08 09:34:22) |
59.それほど期待して見始めた訳ではなかったけど、 短めの尺よし、テンポよしでぐいぐい引き込まれる面白さがある作品でした。 見渡す限り砂漠の真ん中のハイウェイでクルマどうしのトラブル。 スピルバーグの出世作「激突!」を思わせる作品の始まり。 しかし、ある事情で妻が蒸発。辻褄が合わない出会った人間の証言。 テンポよく展開を変えながら不条理サスペンスとしてよく出来た作品となっているし、 前半は妻の蒸発をめぐるミステリ・サスペンス、後半はアクション映画としての見せ場も十分です。 トレーラーと犯人は崖下へ。命拾いして放心状態のラストもまた、「激突!」のラストを思い出します。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-15 19:43:08) |
58.《ネタバレ》 90分間ノンストップのサスペンス。難アリの邦題からは予想もつかないほどのスピーディな展開は目が離せません。カート・ラッセルの強さが超人的なのがちょっとアレだけど。 「激突!」を思わせる難癖つけられトラブルの恐怖→妻の失踪謎解きサスペンス→銀行での静かなる精神駆け引き→素人犯人らの意外なまでの凶悪ぶりにビビる、と怖がらせの種類が豊富なのです。いろんなタイプの緊張詰め合わせ。合間にハラハラカーアクションや肉弾戦、とサービスも満点。 犯人役のJ・T・ウォルシュの老獪な悪辣ぶりが嫌らしいほどにハマり、かなりの強敵なのですがそこはカート・ラッセル主演作ですから、ハラハラしつつも「ラッセルがやられるわけねえ」と絶大な信頼を置いて観られるのも心地良かったです。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-04-27 23:55:38) |
57.カーアクションが本当に危なくてハラハラ。 迫力ある作品にするぞ!との作り手の気合を感じました。 雄大なアメリカの風景も良かった。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-07 19:14:17) |
56.《ネタバレ》 最初出てきたトレーラーの運転手と次に出てきたトレーラーの運転手が同一人物なのか はたまた彼の勘違いだったのか答えが分からないまま 気になったまんまで最後まで鑑賞。(自分は違う運転手なんだろ 彼の勘違いだよなーて思いながら見てたんですが)とにかく、そこが気になり気になり落ち着かない(笑)途中で何度最初まで巻き戻してズルして答え合わせをしようかと思ったことか でもそんな見方は反則で面白さを欠くんじゃないかと思ったもんで ずっと我慢。 結局、見終えて答え合わせをしてみたところが ①眼鏡掛けてる掛けてないの違い有り。 ②上着下に着ているYシャツが明らかに違う。 ③帽子のワッペンがギャグかのように違ってる。 ④でもベルトの金バックルはほぼ同じ という結論出てきた ということはつまりは、少なからずは変装意識してたのか? なら、なぜ上着自体をガラッと変えない?(そこは変わってないし、わざわざインナーのYシャツだけ着替えてたワケは?) とまあ、そこは撮影上のトリックだったのだろうか それとも適当曖昧だったのか いやはや、おかげでこちとら変なところで心踊らされてしまいましたよ とにかく答え合わせ出来ぬまんまに最後まで見通すという我慢の90分、正直誰が死のうが誰が助かろうがもうどうでもよかった とにかく早く答え合わせがしたかった。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-11-12 21:41:02) |
55.《ネタバレ》 もうね、この手のイライラ映画はウンザリなんですよ。激突とヒッチャーでしょどうせやりたいのは。でもね激突は姿が見えない恐怖ってのが興味を引く訳で、それが先への楽しみに繋がるんですよ。この映画はイヤな人ばっかり出てきて延々イヤな目に遭わされ続けるからひたすら不快なんですよ。やる事なす事何にも上手くいかないし、上手くいかないだけでなく失敗しまくるし、会う人会う人誰一人として味方になってくれないってどこの星の話ですかそれ。ひたすら暴行され続けた挙句に子供に銃を向けられた時はもういい加減にしてくれと俺の不快指数がMAXですよ。サスペンスとイライラを履き違えないでいただきたい。きちんと撃退出来たのと助かったので2点だけ加点。これが精一杯。 【にしきの】さん [地上波(吹替)] 2点(2016-10-30 18:28:54) |
54.意外な展開ではなく、普通の展開で物語はどんどん進んでいく。 この手の映画として分かりやすくありがちな作品だが、主人公に本当にちょっと間抜け感があり、それが多少の緊迫感をもたらしている。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-10-09 15:22:01) |
53.《ネタバレ》 この手のミステリーサスペンスものって、誰が味方で誰が敵なんだ?という感じで話が二転三転していくからこそ観客は手に汗にぎって映画にドキドキできるのです。 しかしこの映画では残念ながらそういう展開は一切なし。 ひたすら単調な流れで主人公はいなくなった嫁をただおろおろと探すだけ。 これじゃたぶん全員グルなんだろうなぁ…と思って映画を観ていたらほんとにそうなんだから、もうなんだかもう。 あと、映画の中で9万ドルって言ってたけど、日本円にすると900万円。 2015年総務省発表の日本の一世帯あたりの平均貯蓄額が1805万円だから、その半分しかない。 しかもあの人数で頭割りでしょ? 一人当たりにしたらたかがしれた金額で、リスクなんかを考えるとぜんぜん割にあわない犯罪だと思うんですけど、そのへんどうなんでしょうかねぇ。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 5点(2016-09-30 23:03:20) |
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52.《ネタバレ》 アクションというより、『ヒッチャー』を思い出すホラーテイストの強いサスペンス作品ですね。 この作品は、凝りに凝ったサスペンスにはない、単純が故の恐ろしさがあります。誰がまともな人間なのか、判断できない中盤くらいまでが不気味で面白いです。軽トラックの運転手、レストラン『ベル』の人々、大型トラックの運転手ウォーレン、保安官、誰も信頼できない独特の不安定な雰囲気がたまらないです。 ただ少しでも人間臭い欲求が見えてしまうと、底が知れてしまうので、怖さは半減してしまいますね。今回の動機は単純に『金』。それがわかったとたん、普通のサスペンスアクションになってしまうのは仕方ないことですが、前半の異様な雰囲気がなくなっちゃってちょっと残念です。 前半はミステリー要素が否応なしに緊迫感を高めていました。やはり、「『正体がわからない』ということほど怖いものはない」とゆーことでしょう。 しかしながら一番怖いシーンはと聞かれると、母親が子供に『撃って』と言ったシーンが一番怖かったかもしれないです。なんちゅー母親じゃ。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-06 11:57:47) |
51.《ネタバレ》 かなりなにかどこかでみたことあるようなシチュエイションだけども良く出来てるなー。もうぅいかにも怪しいJTウォルシュが最高。弱弱しいカート・ラッセルもとてもいい(奥さんもさりげなーく美人だしw)。車が止まった原因が配線外れてるってのもちと問題だけど、多少の難点をかきわけるパワー感がナイス。終始B級テイストだけど、それに徹した清い制作姿勢が素晴らしい。変な邦題が残念だけど(普通に読めばブレイクダウンだよね!?)なかなか良作だとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-24 10:10:45) |
50.《ネタバレ》 後半、多少ご都合的にはなるが終始ドキドキさせてくれる・・・ので疲れた。 【より】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-10 23:37:58) |
49.《ネタバレ》 興奮。スピルバーグの『激突」に近いという前評判でやや期待して見てました。中盤までは「それ程でもねーなー」だったのですが後半からのジェットコースターブリはすごい。主人公達が助かるのはわかっていてもハラハラする。最後の奥さんの行動を見て主人公が戸惑う様もいい。『激突』だとホラーが流行ってた所為か『未知なる』敵だったのが、本作だと家族も友人も持つ『隣に住む人と変わらない』敵だったのもよかった。よし、田舎に泊まろう! それにして人間ってのは冷徹なものだなぁ....。 【reitengo】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-05-03 09:44:35) |
48.これは、良かった。J・T・ウォルシュのいかにも腹黒そうな悪党ぶりと「ダイ・ハード」ばりのカート・ラッセルの必死の頑張りに拍手!保安官が撃たれて気の毒でした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-15 14:04:23) |
47.悪役のJ・T・ウォルシュの存在感が目を引く。ドキドキ感が持続する佳作。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-03-15 19:18:29) |
46.これは意外な掘り出し物でした。久々に良質なB級映画を見た気分です。 【K】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-05-09 18:49:06) |
45.《ネタバレ》 何回見ても思うんですが、あそこで保安官死なすのは惜しい。実はグルだったとかいう展開だと面白いんだけど。あと、吹替えのせいもあるんだろうけど、あの嫁さんギャーギャーうるさ過ぎ。本当に殺されそうな状況であんな馬鹿みたいに騒げるわけない。カート・ラッセルの優男ぶりも、スネーク・プリスキンのイメージが強過ぎてあまりピンと来ないし。もしJ・Tが悪役じゃなかったらただの凡作で終わっていたと思います。 【鳥居甲斐守】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-01-22 23:10:54) |
44.《ネタバレ》 展開だけを追うと単純なゲーム性だけの内容なんですけど、楽しませてくれますね。 冒頭の語り口に大した意味がなかったのが残念。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 5点(2008-01-18 09:09:18) |
43.《ネタバレ》 意外や意外かなり面白いつくり。 前半の不可思議空間に紛れ込んだような自分以外信じられない空間。 最初村全体が狂気に包まれてて本当に警官までぐるかと思ったよ。 後半やっとネタバレして悪役が攻撃をしかけてきた時の憎らしさ。 主人公がなぐるのがこんなになぐるのにすっきりしたってことは 相当憎かったんだな。 要するにうまいってことです。 最後まで緊張できて面白かった。 【とま】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-08-11 21:35:55) |