21.《ネタバレ》 オリジナルのほうも観たのですが、こちらはこちらで面白かったと思います。そこまで前作に入れ込んでないし… ただ、あの「オ~メ~ン♪」という賛美歌のような曲がぜんぜん使われてなかった(クレジットの最中にちょびっとだけ聞こえたけど…)のが残念です。あとDVD、オリジナル版の1~4のトレイラーを冒頭に入れちゃ、ダミアンが死なないのネタバレしてるじゃないか!(’A’ ところで、オリジナル版でどうだったかは覚えていないのですが、奥さんが転落したあと誰が救急車を呼んだんですか?家にはダミアンと乳母しか居なかったし、死なせようと思うのなら入院させないと思うんですが… しかしどんな映画でも、悪魔は強くて神の使徒は弱いですね。泣けちゃう。 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-03-01 00:49:59) |
20.《ネタバレ》 リメイクとしての出来は悪くないが、肝心のリメイクする必然性が感じられない作品。 ストーリーの大枠や人物設定がオリジナルのままで、ほとんどアレンジされていないし、多少変えられた惨殺シーンの演出もインパクトという点では負けている。 もともとオリジナルもモロにキリスト教の宗教観ありきの作品で、ヨハネの黙示録とか獣の数字666とか神に敵対するアンチ・キリストなんて言われても、基本的に仏教徒の日本人には恐怖の対象にはなりにくいし、むしろ漫画やアニメなどによく使われるギミックとして認知されている程度だろう。 そのためダミアンの母親が山犬ってのもピンと来ない。山犬が悪魔の化身ってことだろうけど、悪魔の割には計画がやたら回りくどい。しかも悪魔はいるのに、全知全能の神は何も手助けしてくれないのねw。悪魔の手先の乳母も中途半端なキャラ。もっと鬼気迫る執念のようなものが欲しい。 まあ全体的に漂う不気味な雰囲気はオリジナル同様よく出ているし、ストーリー展開のテンポも良いから、どちらも未見なら一度くらい見ても損は無いと思うけど、すでにオリジナルを見ているなら見る必要は無し。 【FSS】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-16 19:51:12) |
19.《ネタバレ》 どうして今更リメイクするのか?という件については、この作品に限ったことではないのでこの際置いておいて… 06年6月6日公開という演出はとてもニクイと思います。 偉大すぎるオリジナルがあるので、それと比べられるのは半ば仕方のないこと。それを念頭において鑑賞すると…。 冒頭、すい星の出現から、“予言”の的中という場面に至る節、既にあそこで、話を壮大にしようとして悪い意味でのB級の安っぽさが感じられてしまいました。 勿論、ダミアン役の少年も、不気味こそすれ、オリジナルほどではありませんね。 ダミアンの母ちゃんの元を訪れる?場面も、やはり衝撃度という点では数段落ちますね。もう少し、絶望というか、やるせなさ、そして陰気な雰囲気が漂っていても良かったのではないかと思います。 また、例のテーマが劇中に流れない、というのもやはり、しっくり来ませんね。 しかし、リメイク、という観点からものをいえばこんな感じですが、一つの作品としてみれば、巧く現代風に解釈されており、なかなか良かったと思います。 音響や特殊メイクで驚かす、という場面もあり、昔と違って演出のセンスが衰えたと感じさせる場面も勿論多々あるのですが、元々が骨太のホラー映画なので最近の映画の中では比較的安心して診られると思います。 …それより、早く本家の続編を作って欲しいものですが(汗 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-16 00:36:41) |
18.オリジナルを知らない俺はそこそこ楽しめた。死に様が良いです。オリジナル観たことないなら観てみてもOK? 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-13 20:35:33) |
17.《ネタバレ》 第一作目のオーメンの音楽を100点とするなら2006年オーメンは4点くらいかな。なんか新鮮さの欠片も無いのもどうしたものか。観ている最中、結構ガッカリとくるシーンも多々あり正直ツライのだが、まぁ、正視できないくらいの不出来というわけでも、無い。(むしろ正視出来ないくらいのほうが有難いのかもしれないが)しかし何のためのリメイクなのかは全くもって不可解。浜田省吾の新作が、またもや「リマスター盤」だった !みたいな失望感とでも言おうか。(いや、ハマショーには何の期待もしていないが。)言ってみたもののイマイチしっくりこないが。(じゃあ言うなよ) 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-10 16:26:55) |
16.《ネタバレ》 オリジナルもそれほど好きではなかったが、リメイク作品は、オリジナルに比べて、数段劣るという印象を受けた。 たとえストーリーが同じであっても、演出にさらなる工夫を施せば、映画は面白くなっただろうと思うが、かえって陳腐なものになってしまっている。 例えば、病院の火事で火傷を負った修道士に会うシーンがあったと思うが、あそこまでの特殊メイクを施せば、恐怖というよりも逆に滑稽だ。まるでスターウォーズに登場する異星人のようでもある。 また、主人公がダミアンを連れ出すところをミアファローに邪魔されるシーンも「ひつこさ」が全く感じられない。執拗なほどの「ひつこさ」というのは、結構な恐怖を感じさせるものではないか。 そういう意味においてファローの退場のさせ方はもったいない。ワイヤーでも使ってファローの人形を上空に5m位飛ばせば、確かに爽快さは得られるが、このシーンにあれが果たして適していたかと問われれば、「ちょっと違うのではないか」と言わざるを得ない。 せっかくミアファローに出演してもらっているのに、彼女を使いこなせてないという気がした(本人が必要以上のアクションを嫌がったかもしれないが)。車に死ぬまでしがみつくくらいのしつこさが必要だっただろう。 さらに、ジュリアスタイルズが抱える我が子への恐怖というものがオリジナルほど描かれていないような気がする。愛する我が子と思っていたかわいい子供が、だんだんと得体の知れない何かではないかと疑うような精神的なプレッシャーが弱いのではないか。彼女を精神的に追い込む方法が、「悪夢」では「多少逃げているな」という印象も受ける。 また、時代的なものか、山犬とのバトルは、かなり動物に遠慮しているようにもみえた。オリジナルにあった「恐怖」はなくなり、犬の訓練師の下で安全に撮影していますという感じがよく出ている。当然、自宅における黒犬の地下室誘導もあっさりとしたものだ。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-12-31 00:00:55) |
15.古いほうは小さい頃に観たんやけど、記憶があいまいで、とゆうか全く覚えてないです。でも気になるので、これ、観るなら新しいもんが観やすいかな~って思って、安直ですんません。ほんで、印象は、前半はダラダラしてました、でも後半盛り上がってきて不気味でした。ダミアンもそれなりに悪魔の子ってゆう雰囲気あったし、あの乳母さんも危ない光線でてたし、ただ、おやっさんが全然その気にならんので、ちょっとイラッってきたかな。確かに自分の息子として育ててきたんやけど、あんまその辺の愛情感が画面から伝わってこんかったからか、葛藤してるようには見えへんかってん。もしその辺共感えれたら、おやじのトロさもうなずけて、コワかわいそーって観れたけど。それがないから早く行動しろや~ってなってもーたんです。殺しにはそんなに衝撃うけんかったのも演出のせいかな。音には結構びびらされましたけども。でも悪くなかったです。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-23 02:43:52) |
【k】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-05 09:08:38) |
13.《ネタバレ》 オリジナルに忠実なリメーク。どうしても比較してしまいたくなるだろう。本作品は、ペックやホールデンといったハリウッドきっての名男優を父親役としていない。その点では、逆にリアリティがあるのかもしれない。また、70年代映画特有の「間」がなく、現代映画のスピーディな展開に仕上げている(上映時間は6分しか違わないが・・・)。ダミアンは、成長前の悪魔の子として、より人間的に描いているようにも感じた。オリジナルを見ている人は、物足りなさを感じるかもしれないが、本作品を先に見た人が、オリジナルを見ると、古臭く間延びした感じがするのであろう。オリジナルの素晴らしさは当然に認識しつつも、時代にマッチした仕上がりであったと思う。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-29 20:42:27) |
12.なにこれーつまんなすぎ。テンポ遅いし、最高にねむくなる。ダミアンも迫力ナシ。 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-11-19 12:05:53) |
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11.《ネタバレ》 感動的なダメさであった。 この間ご本家を見たばかりなので、どこが同じでどこが違うかはっきり分かってしまった。 ほとんど元祖に忠実な運びであった。が、ここまで忠実にしたのにこんなにダメになるというところが、なんだかすごい気がする。 脚本は元祖と90%同じなんだから、何がダメって演出もダメだがやっぱり一番ダメなのはキャスティングだな。あとライティングを明るくしすぎ。清潔すぎ。こんなんヨーロッパと思えない。 リーブ・シュライバー、そこそこのエリートさは漂うものの、貫禄がなさすぎる。毒気が全くなくて、いい人に見えすぎる。去勢されたボンボンて感じだ。おまけになんだか顔が丸くて太りすぎ。ダメだ。 ジュリア・スタイルズ。ボーン・アイデンティティ2に出てた人ですね。この人の顔に似合わず野太い声は迫力があって好きなんだが。ダメだ。全然エリート外交官の奥さんじゃない。ケイトというのは、お嬢さんなんですよ。だから、非常事態に賢く立ち回れなくて、ウツになって、死んで(殺されて)しまうの。お嬢ということは、もっとツンとしてなくちゃいけない。親しみやすくてはダメ。「あたしに気安く口をきかないで」と顔に書いてあるような美人じゃなくちゃいけない。だから、この人じゃダメ。 この夫婦というのは、二人とも常日頃から他人に命令口調でものを言っている人たちなわけです。ところが、命令の言葉が全然板についてない。「お願い」しているみたい。 庶民じゃないはずの夫婦なのに、そこらのマクドナルドでハンバーガー食べてたとしても違和感ないでしょ。ダメダメ。 首吊りナニーも、唯一で決め手のセリフが全く迫力もなく果てしなく印象が薄いし、新聞記者も、ただのいい人で毒気なし。ブーゲンハーゲンなんて親切に説明しすぎのこれまたいい人。ミア・ファローは不気味だが、不気味さと主人に媚びない対立ぶりでは元祖が勝る。 結果的に、ほとんど同じ脚本でここまでダメにできるという実験にさえなってしまった哀れなリメイク…感動的なダメさである。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-11-03 23:41:43) |
10.かつてガスヴァンサントが『サイコ』をリメイクした際、内容からカット割りまで忠実 に完全コピーしていたが、この『オーメン』も同様生粋の完コピリメイク作である。今更説明不要の名作ホラーをこの後に及んでリメイクしようというのは、2006年6月6日が訪れるからだと言うのはジョークみたいな話し。まあさしずめ666オーメン感謝祭てな具合い。ミア・ファローがダミアンの乳母をやるというなかなか気の利いた配役は褒めれる。感謝祭ならいっその事サム・ニールを父役に抜擢してくれたら良かったのに(笑) 【カイル・枕クラン】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-02 18:21:33) |
9.オカルトホラーの名作をズタズタにした罪は重い。点なんかやれるか! 【mimi】さん [映画館(字幕)] 0点(2006-06-28 00:18:25) |
8.何も得るものがなく、何もコメントする気にもならない。それくらい酷かった。ただひとついえることは、もう映画には「オカルト」というジャンルは無くなったんだなぁってこと。オカルト映画の金字塔であったはずのこの作品が、音で驚かせることしかできていないんだもん。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 1点(2006-06-27 23:27:36) |
【am】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-06-24 12:42:56) |
6.オリジナルを見ていないので、本作に限ってのレビューです。ものすっごく怖いのを想像していたのですが、そこはやっぱりアメリカですね、日本と恐怖の対象が違う。そろそろ怖いのが来るって分かっているので、比較的見やすかったです。「あっこいつ死ぬな」ってまる分かり。ホラー苦手なんですけど、私は惨殺な死に方よりも、貞子のテレビ抜け出るシーンのがよっぽど印象的。でもなんだろう、この見終わった後味の悪さ。ジェットコースターの落下した後の気持ち悪さではなく、船にユラユラに揺れて船酔いした気持ち悪さでした。(なんじゃそりゃ、小学生以下の感想ですね) 【西川家】さん [試写会(字幕)] 4点(2006-06-23 14:14:27) |
5.《ネタバレ》 残念ながら、最近下火になっているホラーの可能性を感じさせてくれた、というほどの出来ではなかったが、お手本といえるような作品ではあった。オリジナルに忠実なつくりなので、見ていて特に驚かされる部分がないのはちょっと残念だったが、なかなか強烈なシーンもあって怖かった。とくに、いくつかあった夢のシーンが怖かったなぁ。 【ぽん太】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-18 17:40:14) |
【たま】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-17 20:30:42) |
3.《ネタバレ》 忠実なリメイクですが、ちょっと忠実すぎてリメイクする必要があるのか疑問に思います。期待したほど怖くなくてあっさり味、見終わった後は直ぐに忘れられ物足りなく思います。なんかスマートすぎて…、もうチョット余韻に残る恐ろしさが欲しかったなと。しかし、オチが付かない映画ってのはあんまり面白くありませんね。 【ちょび】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-12 12:38:10) |
2.《ネタバレ》 前作は面白いとは思いませんでしたが、一流のスタッフとキャストの仕事ぶりもあって大作の風格を漂わせていました。大したアレンジもされずにリメイクされた今作は、前作のシネスコからビスタへと狭まったのに合わせたように演出も雰囲気も演技も音楽も萎んでB級の空気が漂い、なんだか軽くなったモンだなぁ、と。しかし、これで本来の「オーメン」って映画に相応しいレベルになったと思ってしまったりもして。元々結構ヘンな設定じゃないですか。ワンワンの子供だったり、世界を支配しようとしてるワリに悪魔一派の行動がセコくて一貫性がなかったり。その点、大マジメにベテランが仕事するだけの題材かなぁ?みたいな疑問は、今回抱かなくて済みましたからね(一部のベテラン俳優も元から仕事選ばない人だったりしますし)。この監督さんの作品にある、疑問ありなカメラワークは今回も健在でしたし、安直スプラッタに走ったりもしてますけど、B級ホラーとして割り切って見る分にはアリでしょう。前作に比べてクライマックスがあまりにあっけなかったり、かと思うと前作の表現をそのまま頂いてたり、っていうのはちょっと不満でしたが。それと、現実の出来事とヨハネの黙示録を結びつけて、それを悪魔の仕業にしてしまうのはよろしくないかな。ヨハネの黙示録をよーく読めば、悪魔のせいにしちゃえば済む預言じゃない事は判るハズですからね・・・。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-11 23:37:32) |