130.《ネタバレ》 レンタル店でオリジナルの1951年版(監督ロバート・ワイズ)もいっしょに出ていたので、オリジナル版を先に観る。こちらは、東西冷戦、原子力爆弾競争に世界が突入した時期で、それに発する人類滅亡の危惧とストレスが背後にあったとみえます。ところが、半世紀後のこのリメイク版では、当然問題もちがっていて、東西対立でなく、地球環境のためには人類が滅亡するのが一番、という環境問題にテーマがシフトしておりました。映画としては、たいした出来でもないと思いますが、ここの問題意識の変化が、いかにも現代という時代をあらわしているのでしょう。 【goro】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-24 00:52:59) (良:1票) |
129.《ネタバレ》 なにかもう私の脳裡には「やけくそ」という字のみが浮かんでくる悲しさ。 そう、「どうせFOX」なFOXだから期待をしてはいけないのです。 それは当然ですが、あまりの手抜き、というかユルさに「やけくそ」さを感じるのみですね~。ペプシマンが登場したときには、あまりのことに冗談としか思えず腰が抜ける。 やけくそなFOXがTVドラマの合間に「ついで」で作ってみた、というような位置づけが正しいのでしょうが、そんなものになんでキャシー・ベイツとかキアヌとかジェニファー・コネリーというビッグネームがブッキングされている?? そこが最大の疑問でした。 ようするに業界が(も)不景気なのですたぶん。 もうビッグネームといって作品を選んでいられる時代ではなくなったのですたぶん。 そんでなきゃなんで見るからにスタッフが低コストなFOXやけくそムービーに彼らが出るでしょう。 アメリカの一大産業であるエンターテインメント界も、「斜陽」に来ているのです。 これからは、驚くようなビッグネームがどうしょうもない作品にどんどこ出ることでしょうから、びっくりしないようにしましょうね。 それはそうと、最近はすっかりお母さんキャラが定着した(というかもうそれしか役が来ないんだろう)コネリーですが、またしても違和感を発散しまくっていました。 なにがいけないって、あいかわらずのガリガリモデル体型を維持しちゃっているところですね。 もうものすごい食事制限をしているのだと思います。白人女性がフツーに西洋食を摂っていたら絶対にあの体型にはなりません。「拒」という字さえ近いかもしれません。そうまでして体型を維持することが、かえってリアリティをどんどん損なって己の出る作品をダメにしていることに彼女は気がついていないのだろうなあ。 ジェニファーよ、必死の努力が裏目に出ることもあるのだぞ。ちっとなあ、ヨーロッパの女優の体型でも勉強して、リアリティについて考えてみたら。だいたいあーたのキャラだとSATCみたいなシングル女性の役はまわって来ないんだし、モデル体型維持するメリットあんまないと思うし? 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-10 18:53:16) (笑:1票) |
128.最初から最後まで緊迫感のない展開。 この映画を見た後にここでレビューする間にストーリーを半分忘れかけるくらい印象に残らなかった。 勝手に宇宙人がやってきて、勝手に納得して去ってゆく。結局何を伝えたかったのか・・・? このストーリーのように全人類に地球破滅の警告をするよりも、この映画が面白くないことを私は警告したい。 【ひまわり】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-08-02 17:44:25) (笑:1票) |
127.《ネタバレ》 一市民がキーマンとなって、極めて個人的な事情を世界規模の危機と絡ませて、クライマックスに持ち込むという、いかにもアメリカンなパニック物にありがちなストーリーは、もう古いとしか言いようがない。1951年の「地球の静止する日」(「が」と「の」が違う)のリメイクらしいが、題材や基本的な設定が古いのは仕方がないとしても、CGで映像の迫力を出すことばかり金かけて、ストーリ展開が使い古したパターンじゃ駄目でしょ。しかも、原作物(見たことないけど)の突飛な設定や理詰めでない展開を、リメイクで説得力を持たせるとか息をも付かせぬテンポで乗り切るような脚本にするというような詰め方が全然されていないように感じられ、納得いかないストーリー展開だらけで、日本の怪獣特撮映画並みの理不尽さを感じる。日本の怪獣特撮は、そういうものだとはじめから割り切って見られるから、そういうところを含めて楽しめるのだが、こっちは、コミカルなシーンが全くなくシリアスな大作風に作ってある分、見終わった後のがっかり感が大きかった。シリアス路線で比較しても、平成ゴジラや平成ガメラのほうが充分にクオリティは高いだろう。この設定、展開は、コミカルアクション路線の脚本で作らなきゃ駄目だと思う。 【nobo7】さん [DVD(吹替)] 3点(2009-07-22 18:34:53) (良:1票) |
126.もしこの映画を友人や知人が観ようとしたならば、僕は本気で制止します。この映画を観たら最後、あまりのひどさに正視に耐えられず、心臓が静止し生死にかかわるからです。 【8bit】さん [DVD(吹替)] 2点(2009-06-12 21:50:40) (笑:1票) |
125.《ネタバレ》 う~む、環境のことを考えようというメッセージはわかるが、どうにもストーリーが腑に落ちない。この地球外生命体とやらは、本当に知的なのか少々疑ってしまう。ノアの方舟で生命を救済する前に、もっと人類のことを科学的に調査するべきじゃないのか。中国人のおっさんただ一人の判断で人類が滅ぼされたり、また逆にクラトゥただ一人が一組の親子を垣間みただけでそれが覆ったりと、やろうとしてることがウルトラスケールなのに、それをする宇宙人たちの行動のなんたる稚拙なことか。話が壮大なだけに、その活劇のスケールの小ささがどうにも気になって仕方なかった。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-05-02 23:19:12) (良:1票) |
124.意外なことに実に楽しんで見てしまいました。キアヌ・リーヴスとジェニファー・コネリーに魅せられて、私の思考が静止する日でした。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-30 00:57:43) (笑:1票) |
123.《ネタバレ》 リメイク版なんだけど、前作を観ていない。 これちょっと元の映画観てみたいな。地球の危機を同じように描いてるなら、先見の明ありだよね。 本作はもう言い古されていることを改めて突き付けられる感じ。 我々は目を瞑ってるけど、このままじゃまずいよな、とはやはり感じているのだが、まあ描き方がちょっと古い。 キアヌも好きだし、ジェニファー・コネリーが出ている時点で加点なんだけど、ちょっとキアヌの聖人キャラに頼り過ぎかな。 あのなんだかわだけにからない虫に世界が侵食されていく感じは、意外にリアリティがあって嫌いじゃなかった。…だけにちょっと残念。 |
【TERU】さん [インターネット(吹替)] 3点(2024-04-20 20:28:32) |
121.2000年代のハリウッドSF映画では宇宙戦争と並ぶトンデモ駄作扱いの作品ですね。しかし宇宙戦争が同時多発テロの暗喩として理解されるように、この映画もある程度は評価されてもいいと思います。クラトゥ(キアヌ・リーブス)は人間の姿形をとって現れた神、すなわちキリストであり、巨大ロボット・ゴートが虫の大群に姿を変え人間を襲撃するのも出エジプト記のイナゴの災いが元ネタ(最近ではジュラシックワールド/新たなる支配者でも似たようなことやってましたね)。バッハもキリスト教音楽を多数作曲しました。血の繋がらない親子ですが、キリストも処女懐胎によって生まれましたので父親とは血が繋がっておりませんでした。ラストのキアヌ・リーブスの心変わりに納得がいかないという意見も多いですが、親子が聖母子像を意識していると理解すれば自然な成り行きとも言えます。キリスト=クラトゥは最後に人類の罪を背負い去って行きます。この映画は気候変動の危機をキリスト教のイメージをベースに描くことで広く訴えかけるのが目的なのです。伝統的宗教を基盤としてエコロジー的主張を行うのはそう珍しい例ではなく、日本でも神道のアニミズムを環境保護的な思想として理解する向きがあります。近代文明が取りこぼしたものに目を向けるという点では通じ合うものがあるのでしょう。 |
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120.《ネタバレ》 久々に映画館へ行って、楽しみにしていたこの作品。題名からもかけ離れているし、ストーリーも頂けない。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 4点(2018-05-03 14:01:18) |
119.書くことなし 観る価値なし ストーリーに関しては全てにおいていやいや・・・と思える作品 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 3点(2017-09-12 22:35:20) |
118.キアヌリーブス無駄使い ハリウッドの汚点 ジェニファーの黒歴史 究極の駄作 最後まで期待して頑張って見た自分を信じられない・・ 暫くSFを観るのが怖くなるトラウマ映画。 ピクセルとかのコメディでも観てリセットしなくちゃ 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 3点(2017-04-23 12:19:22) |
117.《ネタバレ》 タイトルとのミスマッチも然ることながら、 「人類にはもう一面、ある」って思ったのは一体どこなのか。 子どもが「あんたを殺してしまえ、って思ってないよ。今はね」といった心変わりのシーンか、 母子ともに瀕死の状態で「子どもだけは助けて」という自己犠牲のシーンか、 いずれにしても人類が変わることができる理由としてはあまりにも弱いなぁ。。。 虫が滅ぼす、って描写はなんとなく気に入りました。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 4点(2016-12-11 01:10:16) |
116.《ネタバレ》 前半は、「そんなに悪い内容か?」と思いながら見ていたのですよ。問答無用で科学者を集めるシークエンスの迫力はなかなかだし、脱出を助けるくだりはドラマの拡がりを予感させるし、ノアの方舟云々は、「ここから壮大な思想的背景が大展開?」と期待させるし。ところが、そこから後に見事に何も起こらなかったので、まさに唖然呆然でした。輪をかけて、キャシー・ベイツが人のよい小母さんっぽくてミスキャストなのと、子供がわーわーうざいだけなのは、ほかの方々がおっしゃるとおり。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-09-10 21:10:31) |
115.《ネタバレ》 科学技術で劣る人類だが、純真な宇宙人を騙くらかす技術は相当高いって映画ですか? 【EOS】さん [DVD(吹替)] 3点(2015-05-22 12:12:30) |
114.導入部には引き付けられましたが物語が進むにつれて説得力の乏しい内容にガッカリしました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-25 19:49:36) |
113.ナニ これ。 なんにも面白くないんですが。 ハリウッド映画としてこれではイカンでしょうに 目が点になる日の間違いだ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2014-02-03 19:25:15) |
112.面白くなるかなぁと観ましたが、ああ残念。 宇宙人と親子の掛け合いは俳優さんの力もあり、見どころありました。 でもSFなんだから、あの研究室はないでしょ。 機器が並んでるだけじゃあだめなんですよ。 オタク心をくすぐる美しい見た目でセンス良くないと。 こういう所に製作者の才能を感じます。 【たんぽぽ】さん [地上波(吹替)] 4点(2013-05-20 21:55:15) |
111.原作のメッセージが伝わってこないわけでもないが、オリジナルから60年経った今ではちぐはぐな面がたくさん感じられる。この映画で失望した人はぜひオリジナル映画を見てほしい。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 3点(2013-03-30 08:48:25) |