63.やはり今年中に観ておかねばと思い鑑賞しました。 何かよくわからないけど感覚的に凄さを感じた前作とは、全く性格の違う作品でしたが、これはこれで面白かったです。 全体的に退屈ではありましたが、終盤は、もはやハチャメチャファンタジー! あの前作に対抗するにはこれくらいのインパクトがあっていいでしょう。 実際の2010年・・・人類は木星には到達していません。小惑星から微粒子を持ち帰るので精一杯です。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-10 21:58:59) |
62.《ネタバレ》 実は、2001年よりも面白い。だいぶ面白い。特殊効果はヘボく見えてしまうが話が面白くなったからそれで良いやと思えてしまう。 前作の鼻持ちならん雰囲気はなくなって、SF映画として真っ向勝負にむかったかんがあるので芸術っぽさとか意味深さも同時になくなっている。それならそれで良い。 とは言え、現在この映画の宇宙空間に飛んでいくオーパーツ的宇宙船以外はすべて現実世界の2010年がテクノロジー的に追い抜いてしまっている様に見える。今このレビューを書いている半径5メートル以内でさえ、PCは考えたり主張したりはしないが、学術計算の計算速度ではHALを遙かに超えるだろうし、圧縮音源をロスレスデコードしたバイナリを無線でアンプに転送している。デジタルアンプはCDに存在しない非可聴帯域を復元するマルチビットストリームDACを載せていたりもする。煩わしい携帯電話を留守電にしてしまいながら、レール上を250キロで走る高速列車に乗る準備をしている。予約はオンラインで可能である。 そういう日常的なガジェットやインフラを予測したSFは少なく、この映画もその一つではない。車で未来や過去に行ったり来たりする名作もこの時代の映画だが、オーパーツ意外は2001年の時点でほぼ現実世界に抜かされている。 がしかし。あれって何だったの?とかこんな世界が広がるのか?とか、ファンタジーはまだ生きている。 仮にたとえ、「オイオイ、いくら何でも神様に丸投げはねーだろ」だとか「科学者が超常現象の疑似説明に科学を使うな」とか「ホントはだれも宗教なんかで戦争してないし、万が一そうだとしても神様で解決するような戦争はねーだろ。テロというんだそれは。」とか、テーマがガンダムレベルでもだ。指輪の方がよっぽど寓意がしっかりしているが、これはSF的なファンタジーなのである。 私はこれをしっかり笑って済ませておいた。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-09-20 16:59:10) |
【くまさん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2010-08-01 14:17:56) |
60.2001年宇宙の旅の続編物として気がかりだったので鑑賞・・・・。 シリーズ物でなければ観る必要は無かったような気もする。 とにかく解り易い作りで、観ていて何も考える必要はない。 原作者アーサー・C・クラークが出ていたので+1点。 ピーター・ハイアムズの無茶なチャレンジ精神に敬意を表し更に1点追加。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-03-07 22:24:48) |
59.《ネタバレ》 きつかった。前作の2001年は好きで何度も何度も観ているのに、これは3度目だったが何度も眠くなった。 なんというか、軸になる求心力が欠けている気がする。(それが何かはわからないけど) ただモノリスに触れてみたい。それだけは前作よりもずっと強く残った。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-19 18:48:24) |
58.《ネタバレ》 2010年1本目の観賞映画は「2010年」。米ソ冷戦、上映当時の国際情勢が背後に散らつく。2010年になった現在、いずれは人工知能が皮肉にも人類を越える日が来るのでしょうか。そういうことを考えさせられるおぞましさをこの作品から感じました。前作同様主題歌すばらしい(ボブ・サップ入場曲)。 【獅子-平常心】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-01-09 02:36:14) |
57.本当は、昨年(2009年)の年末に今作のBDをレンタルしていた。しかし、目前に迫る2010年を前にして、「この映画は年が明けてから観るべきだろう」と思い、晴れて2010年になり、レンタルをし直して初鑑賞に至る。 実に深い面白味を備えた上質なSF映画だと思う。 もちろん、「2001年宇宙の旅」の「続編」と位置づけられている以上、その歴史的大名作との比較は避けられず、そのまま比べたとするならば、「浅い」という結論は否定できない。 ただし、それは仕方がない。これまた映画史に残る鬼才監督スタンリー・キューブリックが残した「2001年~」は、人類という種のはじまりと極限、そしてそれら全てを含めた宇宙自体の深淵を追求した、あまりに「常識的ではない」映画だからだ。 その“お化け映画”に敢えて挑み、真っ当なSFとしての一つの結論を導き出してみせた様は、充分に評価できるし、映画単体としてのレベルも非常に高い。 特に、謎と荘厳さに満ち溢れた宇宙空間の描写は圧巻。。 「静寂」という宇宙の根本的な恐怖と美しさを、存分に感じさせ、思わず息を呑む。 「2001年宇宙の旅は」まだ一回しか観たことが無い。物凄い映画だということは理解しているつもりだが、実のところ、あの映画の本質を100%理解しているかと言われれば、極めて自信がない。 ただ、今作を観ることで、その分厚く濃密な殻が幾分割れやすくなったような気がする。 おそらくは今作と同じ理由で2001年に観て以来のあの映画に、再び挑戦してみようと思った。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-01-07 01:06:16) |
56.まずストーリーが自分には合わない。原作ありきだからしょうがないのかもしれないがご都合主義的なラストが評価できない。神のような存在が出てくるのでその点から考えればこの展開はアリ、なのかなあ? あとこう言っちゃ元も子もないが、この作品自体に蛇足感を感じる人も多いっはず。物語において複線の回収は重要。しかし宇宙の旅に関しては続編は作らず、謎はあやふやなまま残したほうが神秘性が増して良かったと思う。 も一つ言えば、比べちゃいけないのは分かってるがキューブリック製前作の視覚的、聴覚的なセンスの良さはあまりない。皆無ってわけじゃないし頑張ってはいるんだけどね。 まあいろいろ書いたけど意外に駄作とは感じなかった。それはこの作品は個としては平均以上の質だったから。結論を言えば駄作ではないが蛇足な映画。 2001年で残った秘密をどうしても知りたい人や、続編を一個の作品として観れる人はどうぞ。 前作を観ていないと?になる作品を、独立させて観ることは個人的には無理。観てはいけないタイプの人間が観てしまった場合の感想と考えてもらえれば。 【ロジャー水】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-10 21:55:36) |
55.予想していたよりずいぶんよかった。 2001年宇宙の旅の続編、ではあるけど、あれはあれ、これはこれ、というか。説明尽くしだけど、これはこれでよいと思いました。どう終わらせるのかとはらはらしていましたが、それっぽく終わって安心しました。 【しゃっくり】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-30 21:54:04) |
54.《ネタバレ》 続編ですね。ちゃんと話が続きから始まり、「2001年」での謎が少しだけ解明され、しかもエンタメに仕上がっている。無理に文句をつけるポイントがありません。傑作でしょう。 【いさいさ】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-20 16:50:52) |
|
53.《ネタバレ》 眠っていたLDプレーヤーを引っ張り出し、約10年振りに鑑賞。 「2001年」ファンの皆様には反感を買うかも知れないが、私は本作を以下の点で評価したい。 不朽の名作「2001年」の素晴らしさは誰もが認める所であり、私自身、異論を挟むつもりは毛頭無い。 だが、何と言うか、「これが判らないと映画通とは言えない・・・」等の、お高くとまった存在感が妙に気になっていた。 翻って本作である。 難解なテーマに対し、エンターテイメント性を持たせる事で出来るだけ敷居を低くしようとする姿勢や、CGが無い時代ながら丁寧に作りこまれた特撮(当時は「SFX」と呼ばれていた)等、一つのSF映画としてよく出来ていると思う。 CGてんこ盛りで作り手の「志」が見えないSF映画が増えている中、製作者側の「手」が感じられる本作は非常に見応え有り。 このレビューをご覧になられたら、差し出がましい提案ではあるが是非再鑑賞をお勧めしたい。 (蛇足:ヘレン・ミレンが若い!!) 【たくわん】さん [レーザーディスク(字幕)] 7点(2008-06-04 13:13:34) |
52.《ネタバレ》 「2001年宇宙の旅」の続編とはいえ監督が違うこともあって雰囲気が全然違っていました。政治的な要素や人間ドラマが前作より色濃く出ていて説明セリフも増えていたので話の筋が分かりやすくなってはいました。逆にセリフが増えたのが理由からか無音での宇宙空間の映像や船外活動の時間が短くなっていて、宇宙の神秘的な部分が薄れてしまっていました。BGMの選曲の差も大きく出ていました。簡単に言えば前作では宇宙旅行を体験する事が出来たけど、今回はそれが出来なく結局はそれが全てという感じです。ただこれはこれで一本の映画として観れば結構好きです。HALの見方もだいぶ変わりましたし。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-18 22:32:21) |
51.《ネタバレ》 誰もが比較を恐れて絶対に作らないであろう「2001年」の続編を作った意欲をまず評価したいです。それに説明過多のように感じる今作も「2001年の謎の解明」という意味で存在している事や、当時の米ソ冷戦の背景やキア・デュリアやHALの声といった懐かしさも交え、肝心な部分は解明されないまでも(宇宙の解明自体が無理だし)、よくぞここまで作ったなと思いました。終盤で、前回はミッションの矛盾におかしくなったHALが、正直に切り離しを話したところで「正直に話してくれてありがとう」というシーンは何故か泣きそうになりました。宇宙のミッションのシーンも宇宙船内部も含め、前作のクオリティを超えるまではいかなくても、決して1作目の価値を下げるような内容ではないので、素晴らしかったと思いました。劇中に出てくるタイム誌「戦争か?」の表紙の絵が、アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリックだったので思わずニヤっとしてしまいました。前作と比較せず、話の続きとして何も考えずに観てもらいたいです。 |
50.もしピーター・ハイアムズが主演を演じてたならほぼ100%自作自演になるこの「2010年」なんだが、このころのやつはすげぇ、あの映画のその後を描いちまうなんて!!個人的に「市民ケーン」と「2001年宇宙の旅」は何回か見ないと理解できない分類に入るんだけども二つに比べると分かりやすく見れたように思います。 |
49.・・・ある友人に、「『2010年』ってあるじゃない?あの『2001年宇宙の旅』の続編の・・・」って言いかけた途端、その友人に「あー、あの駄作ね!」と言われてしまったとき。スミマセン、その後「あれ、わかりやすくってなかなか面白かったよ」という言葉をどうしても言い出せず飲み込んでしまった私は、しょーもない意気地なしです・・・ 【ぞふぃ】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-10-31 17:12:14) |
48.続編の体裁をなしていない。「2001年宇宙の旅」とは全く関係ない作品。映画館を出たとき、せつなかったなぁ。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-10-20 20:51:17) |
47.2001年宇宙の旅の続編として観てしまったので・・・ 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-22 08:49:44) |
46.本当になんでこんなもん作るかねっていう映画。内容はいわずもがな。せめて前作のデザインや美しさくらいは踏襲して欲しいもんです。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-27 22:29:04) |
45.なんで、こんなの作っちゃったの??? うすっぺら~~~~~~~(--; 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-20 01:15:32) |
44.「CUBE2」と一緒で、前作に妙な意味づけをしてしまったばっかりに、前作の価値をも落としてしまう罪な作品。ラストなんか笑うしかない。前作に対する、難解ならいいってもんじゃないという批判は分からんでもないが、分かりやすければいいってもんでもない。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2005-11-18 12:28:42) |