567.《ネタバレ》 あれは子供の頃・・・確か「午後のロードショー」だったかな。 小学生だった俺は夢中で見たっけか。 あの頃はどんな内容の映画も何でも面白く見ていた。 ただただ純粋な気持ちで、ありのままを受け入れていたと思う。 でも、この映画は大人になっても色あせない作品の一つだと思う。 1度見たってのもあるけど、やっぱり子供の時の「あの頃」を素直に思い出せるのが良いんだと思うんだ。 ただひたすらに夢に向かって、友達や親とケンカしたり笑い合ったりして過ごした夢みたいな時間。 将来の夢とか、喧嘩している家族と仲直りできるかなとか・・・色んな事を話し合う。 それが詰まってるんだ。 「少年たちの夏休みの大冒険」!そんな感じのこの映画が好きだ。 年上の不良グループへのメンツ、目的を遂げて英雄になりたい、とにかく大人たちを見返してやりたい・・・それを目的に4人は一致団結して「不気味で魅力的な宝探し」の旅にでる。 まるで呪われた財宝を探しにでもいくように、好奇心にかられた小さな冒険譚。 単純明快で普通に楽しいし、テーマもある。だからこそ面白い。 静かなラストも良い。 「宝」でヒーローになるんじゃない。 死んだ者よりも大切な物を彼らは得るのだから。 大人になっていくゴーディは、その「宝」と自分の過去のある出来事を重ねて見ていたのかも知れない。 それを乗り越え、ゴーディは何を語るのか・・・そんな淡々とした様子を語っていく映画。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-19 18:52:00) (良:1票) |
566.《ネタバレ》 似た映画が思い当たらない。ジャンルはstand by meとしか言い様のない映画。おそらくこれから50年は映画を見続けると思うけど生涯Top5に絶対入る自信がある。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-08-06 01:27:07) (良:1票) |
565.歌や本や映画は、年齢とともにその表情を変えていくものであり、誰もが知り、五割くらいの方がウェンズナイ~♪と口ずさんだであろう”スタンドバイミー”がついに沁みるようになってきたようだ。12歳の頃のように、いきなりシッペや肩パンを仕掛けてきたり、「あっちの竹やぶにエロ本あったぜっ!(歓喜の表情+ドヤ顔)」と無邪気に教えてくれるような友達は確かにもう出来ないかもしれない。時間はとうぜん巻き戻せない。戻れないからこそ、今いる人を出会いを大事にすることが出来たりもする。感受性や感動の心は削られていくが、それと引き換えの強さなら、僕はあんまりいらないな。難しくとも。 【マリモ125cc】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-05-21 09:52:40) (良:1票) |
564.《ネタバレ》 よく少年時代の佳き思い出の映画みたいな紹介がされているけどとんでもない! だいたい宝探しでなく死体探しでっせ。 冒険のワクワク感よりもどこか負の雰囲気をメンバー全員が持っていたことのほうが印象深い。 少年時代の悪夢、不満、純粋さゆえの汚すぎる会話・・・たいていの人が少年時代を思いだすとき避けてしまう部分が主役の映画やと思う(この点は原作のほうがより顕著に描かれていた) その上で「あのような友を持つことは二度とない・・・二度と・・・」なんよ。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-08-02 18:53:49) (良:1票) |
563.観終わった後、「あいつはどうしているだろう?」と子供の頃の友人を懐かしく思う。ノスタルジックな名作ですね。 【東京ロッキー】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-05-05 16:45:54) (良:1票) |
562.クリスの言葉の数々は、大人になった今だからこそ、意味のあるものに思える。「かけがえのない日々」を送った12歳の少年たち。あの頃のような友達をもつことはもう二度とできないかもしれないけれど、いまを生きているこの一日一日もまた「かけがえのない日々」のひとつなのだと気づかされた。もうちょっと背筋を伸ばして生きてみよう。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-04-06 22:55:52) (良:1票) |
561.死体探しに向かうまでの、ワクワク感と楽しそうな雰囲気が、いまから思い出すととても切ないです。あの後四人が離れ離れになっちゃうの、寂しいけど、なんとなく分かる気がします。友達って、いくら仲が良くて大切でも、ずっと一緒にいられるわけじゃない。上手く言えないけど、きっとああいうのが本当なんだと思います。 ただ、ラストシーンからエンドロールへの入り方と、「スタンド・バイ・ミー」の使い方は完全に反則です。おまけに歌詞の日本語訳を見せるなんて……こっちの目を腫れさす気か 【深々】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-07-31 22:14:03) (良:1票) |
560. ラストに流れるベン・E・キングの歌が本当に心に沁みますね・・・・・。大人になった今見ても輝きは薄れることはないですね。 しかし、キーファー・サザーランドが若いですねw 【TM】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-01-09 18:03:13) (良:1票) |
559.小さい頃は、家の近所の森や街に行くのも冒険だったなー。冒険の終わったあとの雰囲気もこの映画とダブったりするなぁ。 【ホットチョコレート】さん [地上波(吹替)] 10点(2006-04-23 01:34:54) (良:1票) |
558.《ネタバレ》 オッサンになりつつある私には素晴らしすぎる名作だった。アメフトのスターの兄にコンプレックスを感じながら、自分は何もとりえのない人間だと思い込んでいる主人公。できるのは物語を空想するくらいで、小説家にでもなりたいと夢見ている。兄がやさしく抱きしめているシーンや食卓で弟が作った物語をほめているシーンには涙が出そうになりました。弟にも素晴らしい才能があるんだよ、と。「お前には才能がある」と励ますリバーフェニックスもいい。皆さんはゲロの話を下品といいますが、12歳くらいの少年が考えられる話なんてあれくらいのものでしょう。その話をするように薦めているのもリバーなんですよね。リバーも頭は悪くないのに、悲惨な家庭環境、教師にも裏切られ、将来が描けない。進学クラスに入りたいが無理とあきらめている。この旅で主人公が励ますことがなければ進学せず、登場する町のチンピラになるのが妥当だったのでは。最後に「この町から出られるのかな?」と言っていますが、環境に負けず未来を切り開き、弁護士になれたのは、旅にでて小さな町がより小さく見え、励まされ、チンピラにも屈しなかったからでしょう。人生は永遠に続き、まさか自分が死ぬなんて思ってもいない。しかし同年代の少年、兄は現実に死んでいるわけで、人生を考えるきっかけになる。大人が二度と戻らない少年時代を想起させ、ノスタルジーに浸るというだけではなく、現在の少年もぜひ観て欲しいです。あと、作家になった主人公になんか見覚えがあるな、と思っていたらアメリカングラフィティで優等生を演じていた俳優でした。最後の飛行機のシーンで「作家になった」という字幕がでていたのを思い出し、それも少し関係あるのかな?と思いました。きっとそこまで考えてないな(笑) 【バチケン】さん 10点(2005-03-28 01:37:49) (良:1票) |
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【ベルガー】さん 10点(2004-08-06 16:12:06) (良:1票) |
556.私の中のロードムービー№1映画です。理不尽なもの、割り切れないもの、そういったわだかまりを抱え、何もかもに反発していた少年時代を思い起こさせてくれました。決して押しつけがましくない、深い余韻の感動が尾を引きます。 【K】さん 9点(2004-06-02 20:20:51) (良:1票) |
555.全編を通してとても素晴らしい映画なんですが、一番強く感じ入ったのが最後の別れのシーン。あれだけの冒険をしてきたのに、自分の小さな田舎の町に帰ってくると「それじゃまた」と学校帰りみたいに何気なく別れていって、道端に落ちているペニー硬貨を拾ったりしながら日常の世界に戻っていく。町の姿はちっとも変わっていないんです、100年前からそのままだったみたいに。だけどでも本人たちはあの体験を通して確実に変わっている。ちっとも自覚していないけれど。それが何かは本人にもわからないんです。だけどその何かがある者を町から離れさせ、ある者はは町に残る生き方を選ばせる。どっちが偉いとか劣っているとかではなくて、その人の人生の原型が強烈な体験とともにあの冒険の中で作り上げられたのだと思います。それは良い悪いを超えているしその判断は本人にすらできないしましてや他人の評価なんて無意味。自分で選んでいくことそのものが人生なんだ悟らせる。だけどそれをわかっていながら同じ体験をした友人の訃報を聞いたときにはあふれる感情を抑えられないんです。この映画の素晴らしさは歳をとらないと分からないような気がします。 【たろさ】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-04-03 20:02:24) (良:1票) |
554.この映画は、今まで主題歌くらいしか知らず、映画の方はほとんどノータッチに近かった。でも、【ピルグリム】さんがすごく勧めるので見た。そして見た後、この映画の素晴らしさに心底感動し、満足した。青春とは、友情とは本当に素晴らしい。その事がこの映画を見て改めて分かった様な気がする。4人の、争い事を何度も起こし、危険に何度も足を踏み入れ、また時には涙も見せる冒険に、自分もグイグイ引き込まれて、1時間28分があっと言う間に過ぎていく。あまりにも短い。さらにラストの主題歌『スタンド・バイ・ミー』の音楽は、見ている者の涙を誘う。本当に素晴らしいと思った。この音楽のおかげで今までエンドロールになるとビデオを止めていた私が、初めてエンドロールを最後まで見た。12歳というのは、大人が思う以上に大人で、また大人が思う以上に純粋なんですよね。クリスやゴーディと同い年だから分かるんだけど、今の年齢は、こういう冒険心とか、周囲の人々に対する反発心とかが、かなり強くなってくるんです。だから共感出来る。とにかく、この映画は本当に見てよかったと思います。クリスたちと同じ12歳のこの時期にこの映画を見る事が出来て、自分は本当に幸せだと思う。 |
553.字幕なしで英語がわかれば少年たちの会話が自然に感じてもっと楽しめたと思う。そこが残念だった。それでも良い映画ではあるけど自分中では名作と言えるほどでもなかった。もっと歳をとれば感じ方もちがってくるのかも。印象に残ったのはブタケツくらいかな…。でも心に残った言葉が一つ。「子供さ、子供時代は二度と来ない」何気ない言葉だけど、そうなんだよなー…大人になったらできないようなことをおもいっきりしとかんとな~と思ってしまった。風景も好き。 【Syuhei】さん 5点(2004-02-01 04:48:17) (良:1票) |
552.《ネタバレ》 原作の題名は「The Body」(死体),映画の原題は「Stand by Me」。また,テーマ曲は恋愛の甘酸っぱい思い出を語る名曲であるが,映画には恋愛なんぞ登場しない。何故だろうか?。少年の頃の微妙な心理とノスタルジーを描いた映画と思われがちだが,原作と違う狙いがあることを映画のタイトルは示しているのではなかろうか。確かに「もう失われたあの頃」の話なんではあるが,この映画のメインテーマは実は「少年時代への決別」だと私は思う。少年達は鉄橋を通って死体を捜しに行くが,鉄橋を渡る前は少年として描かれ,鉄橋を渡った後ではもう既に以前の彼らではない。あの鉄橋は少年から大人に至る掛け橋であり,「死体探し」は大人になるための儀式の隠喩なのだ。この映画を観て感じる喪失感とか郷愁,ほろ苦さというのは,純粋に子供の頃の思い出に対するものというよりは,ズバリ「大人になった時」つまり初体験のそれに近い。スタンドバイミーという曲がこの映画とマッチするのは,いわば当然のことなのである。 |
551.音楽は良いが、死体を探しに行くのが...。あまり感情移入できなかった。 【ゆきいち】さん 3点(2003-12-18 02:23:12) (笑:1票) |
550.好きな映画を10本選べ、と言われたら、必ず選ぶ作品。リバー・フェニックスの繊細な演技が光っています。今でも、見るたびになんとも言えない切ない気持ちにさせられます。私はあまりに好きすぎる作品なので、逆に何度も見ないようにしています。何年かに一度そっと出してきて、新鮮な気持ちで感動に浸ります。この映画に出会えて本当によかった! 【ジャスミン】さん 10点(2003-11-30 01:51:33) (良:1票) |
549.受験戦争に敗れ、第2志望校に入学した俺に母は「次は頑張らなきゃダメよ」と塾通いを課した。見えない未来だけを目標にしなければいけなくなった俺は高校に通わなくなった。そんな時友人が一本のビデオを見せてくれた。死体を見つけるなどという不純な動機にも関わらず、目的を持った彼らの瞳は直視できないほどまぶしかった。30を越えた現在でも、俺が今を見つめて生きていられるのは、この時の8つの輝く瞳のおかげだ。 【恭人】さん 10点(2003-11-23 22:56:40) (良:1票) |
548.リバーフェニックスの独壇場とでもいえた本作。後半にちょっとした映画の言いたい事に納得した部分もあるにはあったが、とはいえ前半どうだった?グダグダでは?禁断のリーサルウェポン。早送りを駆使する寸前だったよ。めがねがあとちょっといきがってたら俺のリモコンは、確実に奴の動きを高速化していた。 【ノマド】さん 6点(2003-11-01 13:46:21) (笑:1票) |