【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-08-24 15:42:28) |
35.《ネタバレ》 あぁ、やっぱりこうなっちゃうんですよね~。この日本人なら誰もが知ってる世界的ベストセラーで映画化したら一定の興行収入が確実に見込めるはずなのに、日本人映画監督が誰も手を出さなかったのはこうなるのが分かってたからだろうね。村上春樹の、あの気取った主人公とオシャレな会話文は小説のなかだから成立する世界観なのであって、これをそのまま映像化しちゃったら、もう見てられないくらい気取った気持ち悪い主人公になっちゃうという典型的な例。監督は、ベトナム系フランス人らしいからこういう日本語的微妙なニュアンスとかあまり分からなかったんだろうなー。やっぱり、村上作品は映像化に不向きってことが改めて分かりました。それに、「人間は皆、いずれ死ぬために生きている。愛したり愛されたりという人の想いもいつかは記憶という暗い井戸の底で朽ち果てて消滅してしまう。そんな残酷な現実の前に打ち震える恋人たち」という、原作の切ないテーマも巧く映像化できていたとは到底言い難かったです。あと、療養所で主人公が直子に手で抜いてもらう原作でも白眉といえる美しいシーンは、やっぱり原作通り草原のなかで二人で横たわった姿で描いて欲しかった。というわけで、原作ファンとしてはいろいろと不満の残る作品でありました。生きることの切なさから次第に狂気へと捉われるヒロイン、直子を演じた菊池凛子はまさにはまり役でなかなか良かったけどね。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-04-24 20:20:20) |
34.《ネタバレ》 原作未読ですが、その他村上春樹さんの作品は最近読んで結構ハマってます「海辺のカフカ」「パン屋再襲撃」しか読んだことが無いけどね、本作はそれほど面白い雰囲気の作品ではないけど退屈するでもなく妙に引き込まれるものがありました、他作品でもを読んでいなかったら全く楽しめなかったかもしれない。本作の小説は買ってあり良いきっかけになったので、読んでみたいと思います。 【再鑑賞】実は初めて観たつもりでレビュー書こうと思って、皆さんのレビューを読んでると、自分に似た環境の人が居るなとおもったら自分だった(爆) 結局、ノルウェイの森の原作は読んでいない、別の「ハードボイルドなんたら?」は読みました。前回は引き込まれるものがあったみたいだけど、今回は。。。原作を読んでみようという意欲も沸いてこない感じです。鑑賞するタイミングで評価は大きく変わるという事があるんだなぁと改めて感じております。 それにしても、初見と思って観始めても大概は途中で気が付きます。全く気が付かなかった再鑑賞したのは初めてで不思議な気分です。 採点は変更しませんが、今回4~5点にしようと思っていました。 【ないとれいん】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-29 08:51:09) |
33.《ネタバレ》 1の悩みを10だと言っているような気がしました。直子と緑のバランスもよくないし。主人公やその他の登場人物が何に悩んでいるのかも、よくわかりません。こちらの感受性の問題だけじゃないような気がするのですが。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-03-12 15:18:29) |
32.これはちょっと無理があるのでは、、、。原作が好きで何度も読み込んだせいもあるだろうが、少し残念な気分。2冊の小説を約二時間でまとめるのは厳しいのではないかと思う。文学は文学にしか表現できないこともあるし、映画には映画のそれがある。結局、重複した部分を表現することになり、結果ときて中途半端になってしまう。映画としては首を捻るものだった。ただ、雰囲気、それは小説に通じるものがあった。もちろん、原作に近いから良い、というわけではないのだけれど。 【lalala】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-01-15 01:38:52) |
31.《ネタバレ》 繊細さを感じる作りだった。 ヒロインの演技は圧巻だったが、ミドリのは残念過ぎた。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-09 23:43:03) |
30.原作未読。不思議な映画だけど楽しめた。ストーリーも良かったと思うし、セリフが面白かったかな。ガンダム好きの中にはストーリー云々より作中の言葉が好きって人がいるけど、この映画に対して自分はそういう感じ。変な考え方をする人は面白いし、変わった物言いをする人も面白い。1970年前後の喋り方含め。この人たちが次にどんなことを言うのか興味があって退屈しなかったという変な感じ。そのほとんどは恋愛に関することで、性的なものも多いが、感じるのはエロスではなく痛みなんだよなぁ…。映像も外国で撮影したのかな?と思うほど美しく、日本を舞台に、日本の俳優を使って、日本の小説を映像化しても、監督が外国人なら普段見ている邦画と違う雰囲気になることがよく分かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-12-22 19:00:20) |
29.菊地凛子はみなさん大丈夫なんでしょうか?演技とか声とか じゃあ見るなって感じですが、話題作だったのでつい… 原作を読んだ人が見る映画で、さらに脳内補完出来る人向けみたいですね 【マーガレット81】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-12-10 12:51:30) |
28.《ネタバレ》 いまさっき、みはじめたんだけど、どうも、耐えられない雰囲気で、はじまりましたよね。松山じゃなくて、ツマブキでも、使えばいいのに、とおもいました、かれなら、そんざいが、ありそうで、実は、意外と、目立たない、雰囲気が出せたりね。また、春樹自身を主演にするとか、かぎりなく、春樹にちかい、ヒトを主演にしたら、おもしろかったのかな、なんて、おもいました、基本的に、日本映画は、嫌いです。 冒頭では、音楽も、カメラワークも、フレーミングも、しっくりこなかった、ただ、長尺だから、見ているうちに、慣れるんでしょうね、ちなみに、衛生のビデオですが、80インチスクリーンで、みているので、映画トウバイにちかいとおもう。それでも、ぱっとしないよね。映画事態、いつも、あまーい評価ですけど、この映画には、厳しくなれそうです。 【yasuto】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2011-11-26 04:23:03) |
27.《ネタバレ》 映像の美しさや雰囲気は素晴らしかった。多分原作読んだ方が良かったと思う。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-11-15 15:15:56) |
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26.〔原作未読〕どんよりと暗く内容も頭に入らず退屈な映画でした。早く終わって欲しいと時計をチラチラ見ながら我慢して観ていました。 【がーぷ】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-11-03 12:29:58) |
25.一応話題作なので、観ることに..予想はしていたが、映画として、物語として、面白くない..原作は未読だが..本作が、原作通りの良さ、世界観を出し切れているのか..気になるところ... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-09-20 12:43:25) |
24.村上春樹の作品はほとんど読んだことがない(当然本作も未読)。 小説中の台詞や場面だけを映像化するとこんな感じになるのか。多分、小説ではワタナベ(松山ケンイチ)の心の動きが記されていると思うのだが、映画ではそんなものは表現されていない。まぁ、一言で言ってしまえば薄っぺらいと言えるだろう。 しかし、暗いストーリーだなぁ・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-16 11:04:52) |
23.《ネタバレ》 ばかな高校性のときから、村上春樹好きです!そのうえで、この映画!手短かに書くと、この小説作品のイメージを具現化していると思った。(あたりまえだろ!!)ところで、別のはなしだが、映画好きでもある春樹さんが、この”みんなの”サイトに参加していてくれてるといいですね!(すでに参加されていたりして。誰だろう??)こういうレヴューなんか書くの上手そうだもんなあ! また、この先次に、誰か、“国境の南”と”羊をめぐる”なんかを映画化して欲しいなあ。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-08-02 00:05:32) |
22.観終わって、不快感が残った。恋愛偏差値の高い人しか恋愛するな、って言われてるような感じがして。恥かいて、自己嫌悪に陥って、ボロボロになりながら、掴むもんでしょう。え~い、腹が立つ! 【トント】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-06-27 21:16:28) |
21.間を読ませる手法、美しい映像と音楽で、文学的な香気の漂う良い作品に仕上がっている。原作は中身をほとんど覚えていないくらい昔に読んだが、映画のほうが表現として優れているように思える。青春映画であり、せつない恋愛映画でもある。緩慢な映像の移り変わりに、少し退屈する面もあるが、全体としてはかなり良い。 【エンボ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-25 22:21:33) |
20.原作自体が読む側にとって解釈の幅が広いから仕方ないですね。映画はギリギリで安いポルノにならずにすんだように思います。面白いかと言われると残念ながら・・ 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-06-24 17:47:28) |
19.小説を読んだことのある人は「ふ~ん」という感じで、読んでいない人は「なんかよくわかんね」という感じ。どちらにしてもほとんどの人が大満足には至らない作品。 しかし映像化不可能(その通りだと思う)と言われた本作品をそれなりのものにした監督の手腕は評価に値する。なんだかなあと思う一方、これ以上どうしようもない、と思った。そういう意味での7点。まあ、小説読もうぜって話。 あと緑さんのセリフが棒読みなのが気になった。 【ばかぽん】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-03 05:11:31) |
18.原作未読。 村上春樹は何度も挫折した口なので、もしかしたら映画ならなんとかなるのでは?と思い観に行ったが、とても面白かった。 原作はどうか知らないが、見事に“映画”になっている、と思った。主人公のモノローグはあれど、この監督は画で語ることを知り尽くしていると思った。 【とと】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-08 15:59:22) |
17.《ネタバレ》 原作は未読、ってかこの映画を観たから余計に読む予定無し。一編の映画として空気感もあるし決して駄作でないとおもいます。いや、必ずや秀作だと思います。 が、しかしスクリーンの向こう側で展開する世界が、いわゆる「お病気」な人たち満載状態で、しかも映像と台詞でその「お病気状態」を二重にくどくど説明されるのでそれはもう、鑑賞していることが僕には苦痛でした。本を読んでいるんじゃないんだから、己の気持ちや心の痛みなどをブツブツ語られても、そんなの僕には嫌だ。 だからもう、海のシーンくらいからエンド・ロールを待ち焦がれた…。 これは原作の世界が僕の肌に合わないのか、あるいは原作の世界を、登場人物達の心象を、きっちり説明しようと努力した監督の善意が僕の肌に合わないのか? だからこそ、ハツミさんがレストランで見せる眼力シーン以外は、引きつけられるモノが無かった。しかしまぁ、鑑賞した事をこうやって「語れる映画」であることは間違いないので、そこに敬意をもって4点。 |