100.なんか普通につまんなかったんですけど…。これそんなに面白いっスか? 同じ岡田斗司夫&庵野秀明コンビによる作品としては「トップをねらえ」の方が断然面白いと思うんですけど。 【バーグマンの瞳】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-11-19 13:54:44) |
99.《ネタバレ》 庵野監督に興味をもって、この作品を20年ぶりに観ました。最後の主人公のいる宇宙空間の寂しさと、都会の夜の街で宗教活動をする女性の(男から見て)寂しい存在にみえる様がリンクして、寂しい感性をつきつめるとここまで鋭敏になるのかと驚嘆しました。坂本龍一の音楽がまたこの尖った寂しい感性に見事に重なります。会話の中身が軽いのかなと思って観てましたが、それは違ってました。少なくともラストの祈りは鋭敏な感性が感じさせたことなのでしょう、観ている姿勢を正した程でした。もうこの時点の日本のアニメでも間違いなく、今の海外のCGよりもはるかにイメージが豊潤だと思いました。映画のクライマックスで、窓際の主人公たちのように「船乗りは船と運命を共にするそうだ」と言う軍人の言葉のカッコよさにこだわらないで、日本のアニメが健康なイメージを豊潤にすれば、とっても素敵だなぁ、と僕は思うんです。これが僕の祈りでもあります。本当に都会で作品に身を削るアニメーターに敬意を表します。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2012-11-26 02:59:00) |
98.25年も前にこのレベルのアニメーションを作るというのがどれだけ大変だったことだろうか。CGが発達した現在のアニメーションと比較しても遜色ないどころか、そこらの作品をもいまだに凌駕した出来といえる。さすがのちに一世を風靡するガイナックスのメンバーが、やりたいことをすべて詰め込んだ作品だ。経験の少なさが逆に壁を作らず、やりたいことにとことん拘る作風を生み出したのだろう。この映像作品はもはや永久保存版だ!…しかし、ストーリー展開、脚本などはまだ発展途上な甘さが残る。好み45/50、演出11/15、脚本9/15、演技8/10、技術10/10、合計83/100→8/10点 |
97.《ネタバレ》 岡田斗司夫に影響されて見てみたのですが、たいして面白いと思わなかった。世界観に魅力を感じないんだよね・・・。作ってる人達は、きっと楽しかっただろうと思うけど。もう一度見て、世界に浸りたいと思わないし、人にオススメもできない。主人公の声が森本レオなのが居心地悪く感じた。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-12-23 23:35:29) |
96.子供向けのSFアニメかと思ったら、やや大人向けのドラマだった。 しっかりとお話を一本作っており、丁寧なキャラ描写も評価はしたいのだが、 全体の流れがもっさりしていて、正直面白くなかった。 この内容で2時間はやはり長い。主人公の森本レオの声も違和感。 絵には関しては古いアニメだから仕方ないとも思ったんだけど、 この時期のジブリやディズニーの完成度と比べると、とても高評価はつけられない。 大人のアニメファンなら満足できるとは思うけど・・・。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-07-14 01:58:38) |
95.《ネタバレ》 佳作。アニメ(映像)としてはよくできていると思うけれど、「興行的には失敗した」と言われたら、そうだろうなあと思う程度に地味な作品。【ネタバレ注意】一番の問題は、ストーリーにあまり深みが感じられないこと。宗教女に感化されて、そんなに急にモチベーションが上がるような性格だったのか? あの性格なら、もう少し“打算”を匂わせてもよかった気がする。そもそも宗教女はどうやって暮らしているのか。ビラ配りだけでは毎日の糧にならない。勧誘した人から相談料でもとるのかと思ったよ。ばあさんにばけた男が襲ってきたのは、それでおしまいになってしまっていいのか。最後は「奪わせて貸しを作る」はずだったのに、空軍が命がけで戦っているのはなぜか。最後はそうなるだろうという展開ではあるのだけど、なんだか展開が弱い。 【mohno】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-05-27 23:48:38) |
94.《ネタバレ》 (今となっては)豪華な制作陣に相応しい安定した作品だと思いました。特に見せ場の発射に至るシーンは素晴らしいですね。ですがトータルで観た場合にちと消化不良というか落とし所がスッキリしないといった印象を受けました。だからいい部分もあるのでしょうけど…、私としては絶賛するほどではありませんでした。 |
93.《ネタバレ》 良いことなのか、それとも悪いことなのか、とても真面目な作品で、ストーリーが坂本龍一のBGMと共に仮想世界で繰り広げられるのは、アニメ大国日本の真骨頂を感じさせる。大袈裟な描写や笑わせようという場面はあまり無く、日常的で素朴な部分が多いが、あまり出過ぎないキャラ達がいい味を出している。ストイックに異次元の世界が表現されているのは風の谷のナウシカやAKIRAの雰囲気に似ている気がするが、より現実路線。メインの宇宙計画はNASAの協力もあってか、プロセスを情熱的で大事に再現していて、社会との折り合いの中での計画の立場や主人公の心情を自然な流れで読み取れる。ヒロインとのふれ合いによる、原点回帰への感情と現実を生きる事の間に生まれる葛藤、戦争、金、そして人類が宇宙に辿り着いた事実の意味、そこから始まる未来。確かに歴史を勉強しても, 何も変わらず繰り返す争いに終止符は打てないのかも知れない。ラストに流れる回想録のようなシーンではアーティスト魂。現実に似た、全ての文化をミックスしたような世界感にも大和魂を感じます。この壮大なテーマは森本レオの聞き取りづらささえ気にさせなかった。純粋に将来息子にも、この伝統を伝えていきたいです。 【warrabit】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-12-18 02:23:48) |
92.ビジュアルの良さは認めますが、敵国との関係やヒロインのことなど、なんだか消化不良に終わってしまった観があります。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-10-23 02:06:52) |
91.《ネタバレ》 冒頭のお墓の形から始まって、衣服、建物、機械、風習の全てまで全くの異世界を生み出した真面目さ、拘りが好きだし、評価すべきだと思う。(同じような全く異世界という設定で、中近東風の街でベリーダンスなんてのが大作としてまかり通ってしまうのが邦画の現状だからこそなおさら。あえて作品名はいわないけれど) ひとつひとつのガジェットの面白さに、全く目が離せなかった。 ただ、これは人を選ぶ映画。「この計画を中止すれば、3万人の人に暖かい部屋を与えることができる(かなり不正確スマソ)」という問いかけに真正面から答えられてないという点で、受け付けない人には、絶対無理だろな。 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-05-20 17:23:02) |
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90.非常に上質で天下一品の学生作品という印象。作画はすごくうまくて納得だけど、いかんせんダラダラしたストーリーと全然あっていない森本レオの声でかなり損してる。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-06-17 03:31:20) |
【承太郎】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2009-05-04 00:20:44) |
88.森本レオの喋りがもの凄く睡魔を誘い、終始それとの戦いでした。 【茶畑】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-10-19 22:54:58) |
87.アニメは往々にして、奇を衒って要るものがほとんどだが、この映画は真っ正直なストーリです(そこが、中身がないとかぱっとしないという評価なのかもしれませんが) しかし、その真っ正直さと、当時のレベルでの絵の綺麗さがすばらしい! 私にとって、TOP3には入ります 戦争シーンの弾の飛び方とかの絵のすごさと音楽のマッチングに、主人公の心の変化など、私にはど真ん中ストライクになりました・・・ 難をいえば、題名のつけ方が(紆余曲折があったのは知っていますが)なんだかなあとは思いましたね^^; 【ほ~り~ぐれいる】さん [レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 10点(2008-08-28 15:22:57) |
86.《ネタバレ》 森本レオがレイプしますwwww 【norainu】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-29 15:02:46) |
85.王立宇宙軍は映像と音楽の調和がとても素晴らしい作品。 名作と呼ばれる映画は実写を含め映像と音楽が匠に交わり、 その相乗効果は作り手の思惑を超えたある種の奇蹟を生む。 王立宇宙軍のストーリーや演出、ビジュアルやメッセージ性は大人が見ても十分堪えうるレベルで、世界観は異世界と実世界の狭間に在るようでとてもリアリティを感じる。 まさに名作だ。 【クロちゃん】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-28 12:55:01) |
84.昔は満点に近い印象だったのですが、今観ると随分すっとぼけた内容です。 と言うより内容ないくらい。 ただ最終的に言いたいことはわかりますよ。思いっきり台詞で説明してますから。 でも、やっぱりそこに持っていくためにはパイロットを志す動機が明確でなきゃ始まらないし、その過程での苦労にクローズアップしなくちゃ。 かなり雰囲気の良さや多彩なビジュアル、テーマの公共性で誤魔化してる。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2007-07-21 12:09:31) |
83.「くだらねえなんて悲しいことというなよ。立派だよ、歴史の教科書に載るくらい立派だよ!」 いまだにこのセリフにしびれます。 【あきんど】さん [地上波(吹替)] 9点(2006-09-15 07:21:26) |
82.思うんだけどコレ、そんなにいい映画か~? ラストのサプライズを含めてSFとしては極めて普通だし、そもそもこのレベルで世界を作り込んでくれていないとレベルの低いツッコミで世界が崩壊してしまう。 オイラはこの映画をSF標準作と見ています。「人を愛する」ように訓練された映画人には脳の使い慣れていない部分の筋肉を酷使する事になる映画。人よりも「世界」を愛する観客に向くでしょう。 あと、ネタバレになりますが…。 初見の時、クライマックスで交わされる各国の言葉がヨーロッパ諸語の語素を基にしてい(るように聞こえ)て、その情報吸収力に感動したのですが、ゼネラルプロダクツにいた友人の話では“オタキング”で有名だった某社長が「こーゆー適当なのは俺に任せろォ!」とノリノリで買って出て、意味不明の外国語をスクリプティングしたんだそうな…このエピソードはちょっとショックだったっす…異世界構築に全てを賭けた作品だと思ってたんだけどねー。 完全に構築された異世界が見たいなら、本作よりOVAの「オーガス2」がオススメ。敵国の言語体系までが全て「設計」されています。あっちはちょっとビビるな。 ●追記:あ、でもクライマックスの「ここでやめたらオレたちただのバカじゃねーか」はいろんな場面でよく口にしますね。我が身の血となり肉となっている映画なのは間違いない。愛してはいますよ。 【エスねこ】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-06-24 01:58:52) |
81.《ネタバレ》 今見るとそれほど衝撃を受けないが、当時はこのラストの戦闘シーンや打ち上げシーンの書き込みの凄まじさに度肝を抜かれたものだ。森本レオの声が作品に良く合っている。これが合っていないと感じる人は、この映画自体が合っていないんだろう。冒頭のナレーションと坂本龍一の素晴らしい音楽で一気に作品に引き込まれる。ラストの歴史の映像が意味不明に感じたり、難がないわけでもないが、それを補って余りあるほど魅力にあふれた映画だと思う。 【MARK25】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2006-04-17 00:07:08) |