44.見たいと思った通りの映画で、非常に良かったです。 イーストウッドはいつも通りの頑固な口の悪い親父で、これを求めて見ているので文句ありません。逆に、優しい気の弱い親父だったらイーストウッドのじゃなく、 他の役者でいいんですから。 イーストウッド映画の助監督などを多く勤めてきた方の監督作品なので、なんとなくイースウッド映画っぽさがあります。 最初の展開から最後まで飽きさせずに見せてくれてますが、最後がちょっと力技で強引にまとめているところが・・・って感じですが、好きな映画でした。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-09-01 18:17:32) |
43.《ネタバレ》 誰もが当初から予想する通り、あるいはそれ以上に、強引と思えるほどのハッピーエンドを迎えます。銃も戦争も凶悪犯も陰謀も、殴られて病院送りになる女性も出てきません。片田舎のベースボールが生み出す空気感は平和そのもの。日常の箸休めとして見るにはちょうどいい感じです。 とはいえ、さすがイーストウッド、いくら老いてもその辺の凡人とはわけが違います。原題はそれを端的に表現しているのに、邦題はクサいJポップの歌詞のよう。ここだけ残念。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-28 01:32:05) |
42.《ネタバレ》 スカウト業を娘に継承していく主人公の姿を、イーストウッドは監督業をロバート・ロレンツに継承する自らの姿に仮託したのだろうか。そうだとすれば、彼は自ら主演すべきではなかった。長年にわたる自分のボスが主演ということで不必要に緊張したのか、この演出自体がすでに、直球は打てないことはないけどカーブは全然打てない、という状態に陥っている。もっと無名か中堅クラスの俳優にしておけば、エイミー・アダムスもティンバーレイクも伸び伸びと芝居ができたかもなあ、などと思ってしまう。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-04-17 00:09:31) |
41.エイミー・アダムスが実にステキな娘を演じていて、そりゃまあ私もイーストウッドほどの歳でもなければ、こんな大きな娘もまだいないけれど、つい娘を見るような気持ちで彼女を見てしまう。 キャリアウーマン(これももう死語かも知れませんが)の彼女は、弁護士としてバリバリと第一線で活躍しようとしている。そんな彼女が、野球のスカウトとして、どこやらの田舎に来ている父親のもとにやってくるのですが、パリッとキメた彼女の姿格好は、この田舎では、ちと浮いている。そんな姿が、「精一杯背伸びしようとして無理をしている、我が娘」という感じも出してます。一方、対照的に後半のラフな格好は、何か自分を取り戻したような。 この父親にしてこの娘、つまり野球バカなところがあって、いくら何でも(他のプロのスカウトマンを差し置いて)野球に詳しすぎるんでないかい、というような設定なのですが、それがまったくイヤミになっておらず、むしろユーモアとして大いに楽しめるのは、父と娘が、一種のライバル関係でもあるから。 そういう意味では、彼氏との関係もこれまた野球バカのライバル関係。この楽しい緊張感が、心地いいですね。そして、スカウトのエピソードも含めて、物語がうまく収束していくのも楽しくって。 監督のロバート・ロレンツは、プロデューサーや助監督としてイーストウッドを支えてきた、イーストウッド一家ともいうべき人のようで、このガンコそうなオヤジを起用しつつ(イーストウッドの恩返しみたいなところもあるのかも知れませんが)、かつガンコで影のあるイメージを借用しつつ、うまく脇をサポートしてもらってあくまで明るい作品に仕上げております。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-10 09:17:07) |
40.登場人物の善悪がはっきりし過ぎていて作り物っぽい雰囲気が漂います。表現したいことはストレートに伝わってきますが、あまりにも唐突で都合のいい展開なので物語になかなか入り込めません。もうちょっと脚本を何とかしてもらいたかったです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-04-10 00:32:34) |
39.凄く感動するわけじゃないけど、ジンワリと良い映画。 相手に距離をとりながらでないとコミュニケーション出来ない親子が最後には...というのは教科書的な雰囲気も漂う。 でも、こういう作品が存在することが嬉しいし、落ち着く。織り込まれているベースボールのシーンもアクセントになっていていい感じだと思う。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-09 23:11:04) |
38.《ネタバレ》 野球大好きで、アメリカでも何回も観戦歴あります。が、この話は全くリアリティーに欠けていて、とても大人が鑑賞できるものとは思えませんでした。人間ドラマとしてもベタ過ぎて。 数字上の成績だけで評価するスカウトも居ないでしょうが、ジェントリーが無名少年のカーブを打てなかったとしても、説明の理由なら、空振りではなくショートプライとかになるはずでしょう。無名少年が子供みたいな男の子を相手に投げてるのもマンガみたいだし、ミッキーがそのまま捕球できると言うのも、どうなんでしょう? 田舎のマイナーリーグ特有の、素晴らしい自然の中で、それにマッチしたボールパークの美しさだけが、私にとっては輝いてました。 【♯34】さん [DVD(吹替)] 3点(2015-12-15 22:38:43) |
37.《ネタバレ》 あまりに都合の良い締めくくりに、心地よい幸福感と現実感が薄れ「やっぱり映画を見ていたんだ」という感覚に最後の最後で突き落とされるのが唯一の欠点だと思う。「でもこうならないと起承転結が無いし見ている者も納得しないからダメじゃないか?」という風に思うのは古い人間なのだとも思う(自分も含めて)。クリント・イーストウッド(出演・制作)はそういう意味で今では古い映画感覚の人なんだと思う。ブラッド・ピットの「マネーボール」と交互に観るのだがこっちは逆にコンピュータ音痴のスカウトマン(イーストウッド)がコンピュータ屈指のスカウトマンに勝つストーリーである。 【アマデウスga好き】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2015-08-06 20:56:09) |
36.《ネタバレ》 よくあるヒューマンドラマという感じの作品だった。マネーボールとかぶる。どっちが先だか知らないが、普通のヒューマンドラマが見たい人にはオススメの作品。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-04-07 00:34:45) |
35.最後の伏線回収は出来すぎだけど、嫌いじゃないです。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-02-01 23:35:10) |
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33.《ネタバレ》 ティンバーレイク要らないなあ。ボー・ジェントリーの豪快な空振りが、なかなかの熱演でナイスでした。 【DAIMETAL】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-08-12 01:04:31) |
32.《ネタバレ》 久しぶりのクリント・イーストウッド主演 最近見た高倉健の「あなたへ」を連想した リタイヤ間際の老人のロードムービーだ イーストウッドと高倉健は通じる所があるな 役どころは同じでも性格は丸反対 でも存在感は同質のものだ 不器用なところも同じ 何故か娘とまっすぐに向き合えない頑固親父を好演している しかしアメリカ人ってなんですぐ物に当たるのか つまずくたびに物をぶっ壊してたら部屋から物がなくなるぜ(笑)こんなクソじじいが近くにいたら絶対いやだ 主人公が妻の墓前で「You are my sunnshine」を歌う所は印象に残った 野球の話だが何故か野球のシーンに迫力がないむしろ軽い演出 少なくと優秀なピッチャーを見つけたときの娘との投げ合い ドラフト一位のデブとの投げ合いはもう少し気合いを入れて演出するべきだろう そこがいまいち盛り上がらなかった 優秀なピッチャーが突然目の前に現れるなど安易だと言われてるようだが、今時もっとご都合主義な映画がごまんとあるのでこのぐらい全然気にならない どこが取り立てて良いと言うわけではないがまずまず面白かった 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-15 00:21:53) |
31.《ネタバレ》 ガスは頑固だね~。でもこの頑固さなら嫌いじゃない。娘との関係を取り戻していく様もいい。あんな娘がいたら自慢できるだろうな~。でもジョニーが可哀想だわ。仕事どうしたのか気になるよ。おじさんスカウト軍団もいい味出してて面白かった。まぁ最後の新人発掘は急だなと思ったけど、ピーナッツ屋がコントロール良かったのを思い出したから許す。やっぱり野球が題材だとついつい観ちゃうんだよな。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-02 17:35:29) |
30.《ネタバレ》 吹き替えで観たのですが、イーストウッドがあまりに、お爺さんの声で、これはもうジジイと孫娘の関係ではないかと思ったのですが、いやいや、イーストウッドは若いですね。 頑固オヤジの役しかできないのは仕方ないとして、80過ぎた今でも、ちゃんとセリフを言えるのですからたいしたものです。 野球のスカウト職を通じて、親が耳、娘が目の役割と二人三脚しながら、これまで屈折していた関係の全てをさらけ出すことでお互いを認め合っていく姿勢が自然体で、見ているこちらも感情移入できます。 娘にとって何が人生の特等席だったのか、父親は娘を大切にするあまり、自分から遠ざけていた真実を知ったときは、胸が熱くなる思いになりました。 せっかく親娘で決断したドラフトが、厄介者のせいで不意になり、仮にイーストウッドが監督なら、そのまま暗い結末を作ったかもしれないところを、気分爽快なラストに仕上げてくれたことに大満足。 突然、モーテルの横でキャッチボールをしているピーナッツ売りの青年については、あまり突っ込まないでね(笑)。 終わり良ければ総て良しです。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-11-20 22:09:59) |
29.《ネタバレ》 イーストウッド歳とったなぁ~、階段でつっかかったりするあたりはリアル過ぎ。でもそんな老いも「持ち駒」としての存在感!さすがの一言ですね。終盤にかけて、若干(かなり?)出来過ぎ感はあるけども、終盤の「してやったり感」はたまんないっすね~~。エイミーもなかなかよく役にあっていて良かったですよ。かなり直球なものだったけど、こういうのもとってもいいものでゴザイマスハイ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-18 12:08:26) |
28.イーストウッドの映画は判りやすくて観易くて結構好きです。この映画も判りやすくて(少々都合よく行き過ぎですが)、安心して観れます。若い頃はSF、アクション、ホラー、サスペンスなど刺激が強い映画ばかり観て、この手の映画はあまり観なかったのに最近は結構好んで観ている。私も歳をとったのでしょうか。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-11-10 18:53:08) |
27.《ネタバレ》 ○頑固親父イーストウッドとその血をひくエイミー・アダムス。似た親子をそれぞれ好演していた。○一方、ジョニーとのエピソードが取って付けた感がある。○ベテランスカウトのイーストウッドに対して、数字でしか判断しない若者という構図もありきたり。そんな数字だけできっぱり判断するやつっているかね。そして、最後の連れてきた投手の流れに違和感。話を終わらせる「結」としては都合がよすぎる○田舎ののどかな雰囲気は良かった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-02 16:42:12) |
26.《ネタバレ》 久しくこうゆう幸せな作品に出会えませんでした。現実はこんなに甘くはないでしょうが?、映画なのでOKです。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-13 15:47:25) |
25.《ネタバレ》 メジャーリーグのスカウトマンとして長年活躍していたのだけど、緑内障を患ってしまい引退の瀬戸際にいる老スカウトマン・ガス。ガスの娘でいまは敏腕弁護士として活躍するミッキー。過去の出来事が原因で今も確執を引き摺るそんな親子が、とある事情により田舎へと選手をスカウトするため旅にでることに。最初は反発していた二人だったが、のどかな田園風景が拡がる田舎で一緒に仕事をするうちにお互いの心のわだかまりが解きほぐされていく。正直、こんなベッタベタなお話は苦手だし、野球にも全く興味がないのだけど、グラントリノでも見せたイーストウッドの頑固ジジイっぷりが良い感じにさまになっていて、最後までけっこう楽しんで観れました。やっぱり格好良いよ、イーストウッド!シブいぜ!!だからこそ、彼の出ていないシーンのところどころに正直「うぅ~ん」てトコはありましたけど(特に都合よく出てくるダイヤの原石ピッチャー笑)、イーストウッドのシブさに免じて+1点。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-28 18:57:13) |