8.《ネタバレ》 前半はホラーとして見ごたえが十分にあったのだが、あらあら後半はまさかのファンタジー路線に変更ですか。それに、MAMAが正体を現してから途端に怖くなくなってしまった。。。それにしても子役の演技が半端ない。特に幼少期のお姉ちゃんには、余りにかわいそう過ぎて涙が出そうになっちまった。。。 【リニア】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-29 20:40:08) |
7.《ネタバレ》 突っ込み所がかなり多い。 ホラー(しかも何でも有り系)なんだからそんなこと言うのは野暮だろうが・・・ それでもちょっと自分には合わなかった。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 4点(2015-08-14 11:34:51) |
6.《ネタバレ》 確かに怖い映画なんですよ。十分ゾッとするし、上の女の子可愛くて、アナベルもよく頑張った!最後は珍しくじわ~っと感動しちゃったもんな~ 5年間、サクランボで生きていけるのかなぁ・・・ 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-05-24 02:00:54) |
5.ホラー映画というのももう随分作られてきたし、モンスターの造形をはっきりさせない、あるいははっきり見せないことによる恐怖心の増幅術なんてもう完全に出尽くしただろうと思ってたんですが、この映画のオープニングを観て「うわ~、やられた!その手があったか!」と脱帽。 “幼い子供達の手による拙い絵”…いや~、もうね、とにかく観ていただければ分かるんですが、これがメチャメチャ効果絶大なんですわ。子供達に混じって何だか明らかに“変”な奴が映ってるんですわ。「この子達はこんな奴と一緒に5年間も何してたんだろう…」と考えただけでもうゾ~ッとするんですわ(わーわーうるさいですか?w)。オープニングが終わった頃にはもうすっかり掴みはオーケー状態。一旦こうなってしまったら後は製作者の思う壺。以降は徹底して直接的な描写を避けるんです。「はっきりさせない、見せない」という心理効果をこれでもか!ってぐらいに効果的に使ってきます。いやもう巧いのなんのって。映画センスありまくり。驚きました。この新人監督さん只者じゃないですね。まるでベテラン監督みたいに映画を知っている。今まで何してた人なんだろ。本当にズブの素人からいきなりこれ作ったんなら「天才」以外に言葉が見当たらないな。無理やり表現するなら「エイリアンとリングを合体させたような怖さ」とでも言いましょうか。いや、こんなんじゃダメだな~、私では文才がなさ過ぎて上手く表現できないや…。もうとにかくみなさん観てください。それもできれば二回観てください。ここ十年ぐらいでは最高のホラー映画だと思いますんで。 《追加レビュー》新人監督さんを褒めちぎりましたが、よく見たら製作はギレルモ・デル・トロだったんですね(早よ気付け!w)。但しどうでしょうか。はっきりとギレルモっぽいなと思えたのはラスト10分程だけですし、しかも皮肉なことに私にとってはその10分が一番つまんなかったんですよね。この映画の核である3分の2ぐらいの部分が誰の力量によるものなのかがいまいち良くわかんないんですが。あと、エイリアンよりもプレデターっぽいかなと思った部分もかなりありました。ある意味では半透明的な存在ですからね。恐怖の生み出し方もエイリアン的でもあるがプレデター的な怖さでもあるなと思えました。狂人という設定にしたのも賢い。適度にいい加減な行動をとってくるので常に油断がならない。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 8点(2015-03-13 00:35:33) |
4.《ネタバレ》 いや~さすがデル・トロ印のホラー映画は一味違いますね。とてもクオリティが高い作品に仕上がってました。あの母親は、ヴィジュアル的には貞子をより過激に荒々しくしたような感じで、髪のユラユラした感じ度かミイラっぽと風貌、そしてなによりあの素早さ等、かなりの恐ろしさと不気味さを全身から漂わせてました。最初の動物化したような二人の娘の動きからぎょっとさせられちゃいますもんね。デル・トロのクリーチャー好きなところが、ホラーにおいても巧いこと発揮されているように感じます。ばっと出して驚かせるシーンも秀逸なのばかりで、けっこう怖かったです。そしてあのラストですよ。ただのバケモンで終わるのが並みの作品。ちゃんと母の悲しい無念の思いみたいなのを表現して終わらせる、さすがだなと思いました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-02 21:33:41) |
3.《ネタバレ》 「ヴィクトリア、来て、窓の外でママが呼んでいるわ。きっと寂しがってる。ねえ、早く一緒に行こう」――。株式投資の失敗により気が違って妻を殺害してしまった父親に無理やり連れ去られてしまった幼い姉妹、ヴィクトリアとリリー。以来5年もの間、ずっと行方の分からなかった彼女たち。だが、叔父であるルーカスの懸命な捜索によって一軒の寂れた山小屋で野生児として暮らしていたところを発見されるのだった。ルーカスと彼の恋人であるミュージシャンの元に引き取られることになった彼女たち。だが、その誰もいないはずの山小屋で、ずっと彼女たちの世話をしてきた忌まわしき存在である〝ママ〟も、そんなヴィクトリアとリリーのあとを追ってくるのだった……。僕のこよなく愛する、理不尽で残酷な現実に押し潰されそうになりながらもその美しい想像力でもって立ち向かう一人の少女をダークに描いた傑作『パンズ・ラビリンス』を撮った鬼才ギレルモ・デル・トロ監督。彼が製作を務めたという今作もいかにも彼らしい禍々しい雰囲気が濃厚に漂うダークホラーの逸品へと仕上がっておりました。いやー、正直中盤まではあまりにも思わせ振りな演出が延々と続くうえに誰が主人公なのかいまいちピンとこないせいで、「デルトロ、久し振りにハズしちゃったかな~」と思いながら観ていました。なのだけど、ママの正体が明かされてからの畳み掛けるように続く後半の怒涛の展開は見応え充分でした。とにかく何が良いかって、やっぱりクライマックスのあの崖でのママと姉妹たちのそれぞれの切実な想いが交錯する美しいシーンでしょう。グロテスクな雰囲気が濃厚なのにどこか美しさをも感じさせる映像でもって描かれた、そんなママと姉妹との別れのシーンは出色の出来でした。もう、僕の好みと見事に合致していて鳥肌立ちまくり!!まあ、よくよく考えたら脚本上の粗が目立つし、中盤の展開が幾分か冗長という面もなきにしもあらずだけど、母と子の絆を妖艶に描いた、いかにもデルトロらしい切ないホラーとして素直に良かったと思います。7点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-16 00:37:48) |
2.予告を見た時から同じくギレルモ・デル・トロが関わってるダーク・フェアリーに似てるなーと思ってましたが、実際見てみたら母親代わりの女性が子供のために奮闘するなど物語のベースとなる部分はかなりソックリでしたね。残念ながらダーク・フェアリーの方は全然自分に合わず、この作品も面白いとまでは思えなかったのですが、映像の面などで楽しめた分こちらの方はそれなりに見れました。それにしてもギレルモ・デル・トロさんはパシフィック・リムの芦田愛菜などいい子役見つけてきますね。この作品の姉妹の姉役の方も良かったですが、妹の方の表情の切り替えが半端ねーっす。 【映画大好きっ子】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-07-03 14:04:03) |
1.《ネタバレ》 これは…8点だ。映画館でみて得した。 後半途中からこれでもかと力技で怖がらせにかかるが、それまでに繊細な怖さが十分に散らばっており好感が持てる。まさか四つん這いだけでこんなに怖いとは。 これといって悪い人が出てこない。血のつながりはなくても家族愛はあると描く映画。 と依然にレビューしましたが、冷静に考えるともう少し点数低いかなと。 【JF】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-05-26 09:49:24) |